住吉史彦の十大ニュース2014

お待たせしました!

今年も「住吉史彦の十大ニュース」の時間がやってまいりました。

え? 誰も待っていないって?

そういう声は無視して、どんどん行きましょう。

今日はポイントだけを書きますので、詳しい内容を知りたい方は、アンダーラインのある所をクリックして下さいね。さて、

2月 「千住から世界に配信する!」インターネットラジオ局CROSSWAVE☆SENJUに出演しました。 パーソナリテイーは渡井良昌さんでした。

3月 第17回「すきや連」例会を開催しました。 会場は、明治2年ご創業の、京の老舗「モリタ屋」さんでした。

5月 「思いを包む包装紙」=「すき焼き川柳包装紙」を作成しました。 昨年の「すき焼き川柳コンクール」に入選した句を刷り込みました。

8月 第18回「すきや連」例会を開催しました。 会場は、明治42年ご創業の、「伊勢肉」の老舗「豚捨」さんでした。例会の前には伊勢神宮に特別参拝しました。

9月 東京浅草中央ロータリークラブさんの、例会の卓話に出講させていただきました。 演題は「すき焼きを商う、食べ物を商う」

11月 「すき焼き大全」とも申すべき新刊本が、平凡社より刊行されました。タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。 この本は、食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、私も勿論執筆に加わっています。

11月 第19回「すきや連」例会を下仁田町「常盤館」さんで開催しました。 例会に先立って、群馬県の主催で「群馬すき焼きシンポジウム」が開催され、私も向笠千恵子先生や、地元の食材関係者の皆さんと共に登壇。群馬のすき焼きを盛り上げるべく議論しました。

11月 平塚西ロータリークラブさんの、卓話の講師としてお招きいただきました。

12月 ミシュランガイド東京2015が発表され、弊店は「ビブグルマン」に入選しました。

12月 「東京日本料理業芽生会」(めばえかい)の本年最後の例会を、「ちんや」でお引き受けしました。 東京を代表する料亭さん・料理屋さんの、若手経営者が集まる会食ですから、気合いを入れて準備させていただきました。

いやあ、忙しかったです。

これにて2014年の弊ブログも千秋楽となりました。まずは御礼だけを申し上げます。読者の皆様、ご愛読いただき誠にありがとうございました。

2015年もご愛顧を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

東西、東〜西〜

 

追伸

年末年始の営業案内です。

年末=11月26日から12月31日まで休まず営業致します。

年始=1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.764日連続更新を達成しました。

 

 

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JAL×はんつ遠藤コラボ企画

JAL×はんつ遠藤コラボ企画・東京編に弊店をお採り上げいただきました。

はんつさんは人気のフードジャーナリスト。

1966年生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介を行うフードジャーナリストに。取材軒数は8000軒超。

全国のご当地グルメの知識と経験を活かして飲食店プロデュースもなさっており、現在、東京大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務めておいでです。「全や連総本店」は、日本料理研究会の展示が行われる産経ビルの地下にありますから、展示を観に行く時に気づいた方も多いと思いまうす。

著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、

『おうちラーメンかんたんレシピ30』

『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』

『全国ご当地やきとり紀行』など24冊だとか。御活躍ですね。

今回は、そのはんつさんがJALのWebサイトのために各地を旅して、うまいものをレポートする企画でした。弊店の味を気にいって下さり、在り難いことでした。

どうぞ、こちらからご覧ください。

追伸①

年末年始の営業案内です。

年末=11月26日から12月31日まで休まず営業致します。

年始=1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

追伸②

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.763日連続更新を達成しました。

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鬼十則②

弊店のお客様であり、学校の先輩でもある柴田明彦さんが本を出されました。

題して『ビジネスで活かす電通「鬼十則」』

柴田さんは広告大手・電通で要職を務められた後独立。企業人の人材育成をなさったり、大学でビジネスを教えたりなさっています。

さて「鬼十則」とは、電通の四代目社長で「中興の祖」と言われる吉田秀雄が1951年(昭和26年)に制定した、社員の行動規範です。

「取り組んだら放すな、殺されても放すな」

「周囲を引きずり回せ」

「摩擦を怖れるな」

といった激しい言葉が目を引きます。

私の知人にも電通社員はおりますので、この十則のことは以前に聞いたことがありましたが、「鬼」とか「殺されても」という文言に、私は良い印象を持てませんでした。今回も正直申して、気が進まない心持ちで本を開きましたが、結果は読んで良かったです。

この御本は、もちろん「鬼十則」の10条を解説していく本ですが、柴田さんなりのビジネス経験、洞察をベースにして語っているので合点し易く仕上がっています。

この本では「十則」がモーレツ一方ではないことが指摘されて行きますが、途中から話しの焦点は、ビジネスマンとしての成長になって来ます。

第7条は、

「計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる」ですが、

ここで言う「計画」は、売り上げ目標とかではなく、人のキャリア・ビジョンのことであると解釈されます。

人は自分の成功体験を過大評価し、失敗体験を過少評価するものですが、成功に酔わず失敗の分析を入念に行い続ければ、やがて、成功と失敗を繰り返しながらも成長して行けるものです。

成りたい時分を見定めて目指して行くこと=それが「計画」だ、というのが、この条文の眼目です。

今日の自分は、昨日の自分とは違う。

何故なら、われわれの体は日々3.000億もの細胞が生まれ変わっているから。

おお、タンパク質分解酵素の話しですね。

こんな所で肉に繋がって来るとは。

体を生まれ変わらせるために、タンパク質分解酵素は日々老化した細胞に作用し、分解してアミノ酸に変えます。

そのアミノ酸が旨いんです。

だから肉は熟成させ=タンパク質分解酵素を作用させないと旨くないんですね。繋がりました。

優れたビジネスマンは、タンパク質分解酵素のことをご存知でした。

弊店の肉を評価してくださるわけです。

まったく鬼ですな。

追伸①

年末年始の営業案内です。

年末=11月26日から12月31日まで休まず営業致します。

年始=1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

追伸②

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.762日連続更新を達成しました。

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鬼十則①

弊店のお客様であり、学校の先輩でもある柴田明彦さんが本を出されました。

題して『ビジネスで活かす電通「鬼十則」』

柴田さんは広告大手・電通で要職を務められた後独立。企業人の人材育成をなさったり、大学でビジネスを教えたりなさっています。

さて「鬼十則」とは、電通の四代目社長で「中興の祖」と言われる吉田秀雄が1951年(昭和26年)に制定した、社員の行動規範です。

「取り組んだら放すな、殺されても放すな」

「周囲を引きずり回せ」

「摩擦を怖れるな」

といった激しい言葉が目を引きます。

私の知人にも電通社員はおりますので、この十則のことは以前に聞いたことがありましたが、「鬼」とか「殺されても」という文言に、私は良い印象を持てませんでした。今回も正直申して、気が進まない心持ちで本を開きましたが、結果は読んで良かったです。

この御本は、もちろん「鬼十則」の10条を解説していく本ですが、柴田さんなりのビジネス経験、洞察をベースにして語っているので合点し易く仕上がっています。

この本では「十則」が、単なるモーレツ一方ではないということが指摘されます。

激しい言葉の合間に柔和な表現がひょこっと出て来るのですが、それについての解説に、私はとても共感できました。例えば第2条は、

「仕事とは、先手先手と働き掛けて行くことで、受け身でやるものではない」で、

一見攻撃的なビジネスを推奨しているように見えますが、それは違うと柴田さんは言います。

営業先に対して「利他」の心・協業して行く心を持つことが「働き掛け」だと言います。相手と一緒に無から有を創りだすことを勧めているのが、この条文だと解釈されるのです。

この解釈を、私は深く頷きながら読みました。

現在私は社外のビジネスマンから営業を受ける立場ですが、彼らはとにかく「専門家としての独自面」や「あるべき論」が多いです。「お手伝いさせて下さい!」と言いつつ、その気は全く無くて既存商品を売り込みたいだけ。

浅草の商店や飲食店は彼らの草刈り場です。小銭を持っているからですね。

そういう場面を目撃する度に、私は日本経済の将来を悲観しておりまして、このような御本が参考にされるべきだと思う理由は、そこです。

若きビジネスマンに読んで欲しいものです。

追伸①

年末年始の営業案内です。

年末=11月26日から12月31日まで休まず営業致します。

年始=1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

追伸②

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

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冬至は、すき焼き日

例によって、ツイッターに「すき焼き」と入れて検索しておりましたら、冬至の日にこんな↓ツイートを見つけました。

「今日は冬至  すき焼き日。: 北半球では太陽が1年で最も低い位置にきて、夜が一番長くなる日、冬至太陽の力が弱くなるときだから冬の栄養補給をしておこうということで大好物 すき焼き家族で囲むすき焼きの鍋は最高ですよね・・・」

というものです。

ツイ主は片岡優香さん(@yuukapin28)という、ミス浦安グランプリに成ったことがある美女。

プロフィールを見ますると、

「チーズ臭い女と呼ばないで」 by ameba of 人生悔いなく生きる為に、毎日を愉快に生き抜くチーズ女 『ゆうかぴん』です!Cheese lover 食が好き! チーズプロフェッショナル、ライター 心理 家族 友達 チーズ 歌 笑 自然 散歩 寝言 雨 旅 北の国から ミュージカル」

ということで、歌を中心に芸能活動をしながら、チーズを愛しておられる方のようです。

ツイートの続きをアメブロで見つけて読んで行きますと、すき焼きは、

「家でもたまに作るけど、一度作ると一人だと量が多いので三日間くらいすき焼き日が続く今度またアップしまーす」

「本当は冬至の日には、栄養価高い野菜No.1のかぼちゃを食べると良いらしいの。帰りに買って帰ろうかな*\(^o^)/*」

ということでした。

かぼちゃはすき焼きには繋がって行かないんですね。

「冬至は、すき焼き日」

チト根拠が弱いような気もしますが、

まあ、いっか、美女だから。

追伸①

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年始=1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

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この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

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是非。

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人間ドラマ

朝ドラ『マッサン』視てますか?

私も一応視てますが、最近あまりここに間奏を書いていませんね、イヤ、感想を書いていませんね。

どうも、私の予想より「人間ドラマ」という側面が目立っていて、ウイスキー作りのことを細かくやってくれないからです。

描かれるのは、

外国人の嫁を迎えた親族の苦悩とか、

後妻に入った女の苦しみとか、

子を授かれない女の苦しみとかですね。

先日有働由美子アナウンサーが、司会を務める番組『あさイチ』の冒頭で、『マッサン』の話しに感動して涙を流し、涙目のまま司会を続けたことが話題になりましたが、これも「人間ドラマ」でした。

『あさイチ』は、『マッサン』の直後でそのまま続くため、出演者は『マッサン』を視て番組に入ります。この日は、サントリーの鳥居(鴨居)が亡き妻との約束を告白し、確執のあった息子・英一郎が父の思いを知って心を通わせる「感動的」なエピソードでした。親子の相克の話しですね。

これについてネットでは、

飾る事がないから、好感が持てる!

視聴者と一緒に番組を楽しむ感じいいと思うなー共感って大事

いつも有働さんと同じ心境で、このドラマを見てます。自分も泣きました。

とほとんどは絶賛コメントでしたが、中には、こんな↓コメントも。

でも、ドラマとしてはいまいち・・・・ウイスキー作りがメインの話のはずなのに、わき道ばかりそれている印象。

そうなんですよねえ。実は私もこの方の派なんです。

私が視たかったのは、

本格スコッチ・ウイスキー作りを目指す竹鶴と、

日本で初めてウイスキー作りを始めようとし、その為には日本人が飲めるウイスキー作りを目指す鳥居が、

いったんは協業し、やがては対立して袂を分かつ所です。

ウイスキーにこだわりの無い者から見れば大した違いにしか見えない、細部の仕様を巡って、大の男がどう渡りあうのか、そこが面白い筈だし、それがこの番組の眼目の筈だと思っておりました。そういう話しであれば、ここに書きたくなったと思うんですけどね。

やはり多数の視聴者の共感を得るには、そういうネタではダメで、人間ネタ優先なんですかねえ。

と、いうことは、このブログも大勢様から共感を得るのは難しく、「通好み」の読者しか読まないブログだってことに成ります。

そういう人なんですかね、今これを呼んでいる貴女は?

 

なお、サントリーさんの名誉のために追記しますが、サントリーさんは現在は非常にレベルの高いウイスキー作りをされており、「山崎シェリーカスク2013」は、イギリスの著名なウイスキーガイド本の「ワールド・ウイスキー・バイブル」の2015年版で世界最高のウイスキーに選ばれています、念のため。

追伸①

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年始=1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

追伸②

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

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Stay&Sukiyaki

もういくつ寝ると、お正月ですね。

ご予定は決まっていますか?

どこにも行かず東京に居て、浅草へ詣でてすき焼きを食べるのがベストに決まっていますが、どうしても温泉に浸かりたい、という方もおられましょう。

そういう方向けのサイトが出来ました。題して、

Stay&Sukiyaki ~泊まって、すき焼き~

うーん、タイトルが今市というか、そのまんまのような気がしますが、まあ、良いことにしましょう。

「旅の疲れに一風呂浴びて、つつく黒鍋、あの香り……

群馬ですき焼きを食べるなら、ぜひお泊まりで、どうぞ」

ということで群馬県庁が、「ぐんま・すき焼きアクション」の一環で、泊まってすき焼きを食べられる旅館のリストを作って、それをサイトで公開しています。結構なことです。

ここに出ている旅館は皆「すき焼きアクション応援企業」なのです。

どれどれ、サイトを視てみましょうか。

まず伊香保。16軒登録されていますね。結構。

次に西部が4軒ですか。その中には、先日第19回「すきや連」を開催した、下仁田の「常盤館」さんも入っていますね。

続いて草津が10軒、四万温泉が8軒、万座や鹿沢にもありますね。

水上、老神、猿ヶ京が各3軒。

群馬って、温泉が多いですねえ。

正月は、泊まって・すき焼きで、ごゆっくりどうぞ。

え、私ですか?

バトルに決まってるでしょう。ふん。

追伸①

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年末=11月26日から12月31日まで休まず営業致します。

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タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

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下り酒

菊正宗酒造さんが女性愛飲者向けに開設している、「和モダン.com」というサイトがあります。

このサイトの趣旨は、

「和モダン.com」は、現代に生きる女性に、和文化の素晴らしさ、日本の伝統文化である日本酒の良さを、さまざまな角度から提案していきます」

ということで、レシピ提案が掲載されていたり、会員向けのイベントが行われたりしています。

そのようなイベントの一つ“老舗名店×菊正宗”が先日「ちんや」で開催されました。

女性向けですから、参加者は50人全員女性。しかも全員日本酒党。これだけ集結すると迫力ありますね。

サイトの会員だというだけが共通項の方々ですが、大量の御酒を召し上がり、初対面で大盛り上がりに盛り上がった宴会でした。GJ。

他人同士ですき焼きということを少し危惧したこちらが不見識でした。今時の飲めない男子に、彼女達の爪の垢を煎じて飲ませたいものです。

この日宴会の前に菊正の若旦那・嘉納さんが縷々御酒の説明をなさっていましたが、その中に「下り酒」の話しがありました。

菊正はじめ、灘・伏見の酒がなぜ東京でたくさん飲まれているのか、特に浅草で灘・伏見の酒をだしている料理屋がなぜ多いのか、その説明が「下り酒」ですので、このブログでも紹介しておきたいと思います。

さて「下り酒」とは江戸時代に上方から江戸へ海路で運ばれて来た酒のことを言います。

現在は東京が首都ですから地方から東京へ向かう電車が「上り」ですが、当時は逆です。それで「下り(くだり)」と言ったわけです。

酒は酒樽に詰められ、輸送には大海原を走ること1週間から2週間かかったそうです。灘は海に面していて船積みに便利だったので、特に大量の酒を移出しました。

酒が運ばれた理由は、勿論醸造技術に格差があったからです。

醸造量石高の面でも上方が圧倒的で、当時日本最大の繁華街であった浅草が消費する酒を供給しました。浅草で灘・伏見の酒を出している料理屋が今でも多い理由は、これです。

明治時代になり、首都が東京に遷っても「下り酒」の優位は続きました。名前は「上り酒」に変えなかったようですね。

「下り」の優位が続いたのは、日本酒の醸造に科学のメスが入ったのが、意外に遅くて明治20年代のことだった、という事情が関係しています。

国立醸造試験所が設置され、付属する技術者の研究団体・日本醸造協会が結成されたのは明治37年。この辺りから新技術が全国に普及し始めますが、それまでは技術も量も上方優位で、関東の酒は「田舎酒」と呼ばれて安値で取引きされたそうです。

要するに、浅草が繁華街として絶頂期にあった頃に、灘・伏見の醸造業も絶頂期にあったと言えるのです。

え? そんな話ししてないで「ちんや」さんもお飲みなさいよ! って?

アタシ、my猪口持って来たから、それで飲んで下さらない? ですって?

おお、粋ですなあ。

って言うか、こっちは仕事中なんですけど、姐さん。

追伸①

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一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

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翻訳サイト

あのo-mo-te-na-shi!以来なんとも喧しい「おもてなし」。

私のような者も、それについて意見を言って欲しいと求められることがあります。先日開催された、「群馬すき焼きシンポジウム」でも、そういう場面がありました。

困りますねえ。そんなことを語れる者ではないんですよね、私。

それに、だいだい、おもてなしに該当すると私には到底思えないこと~例えば英語の接客マニュアルやメニューを作ること~を「おもてなし」とか言う人が最近多く、それが実に堂々としているので、まったくこちらも混乱して来ています。

そこで!試しに、おもてなしを英語翻訳サイトにかけてみました。ネットでタダで出来る、あれにです。英語の方が分かる場合があるからです。

結果、

おもてなしはEntertainと訳されました。

次に、

もてなしはHospitalityと訳されました。

ほおほお、なかなか上手く訳すではないですか!

もてなしとは、この二つを合体させたもの、つまりEntertain+Hospitalityだと思いますと、私の感覚では「遠からず」という感じが致します。

「お」が付くとEntertainに成るところが奇っ怪ですが、まあ、私が気にいったのだから、理由は詮索せずにさて置きます。

皆さん、

Entertainment性も、Hospitalityも感じさせないものを「おもてなし」と言うのは止めませんか?

多国語表記とかは利便性Convenienceの話しだと思いますよ。

追伸①

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一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

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ナッツ・リターン

2014年も残りわずか。毎年12/22は忘年会シーズンの最後のピークですが、さて、

今年最も物議を醸した食べ物と言えば、なんでしょう?

それはナッツでしょうねえ。

国内ではソース焼きソバだと思いますが、ナッツの話しがスゴ過ぎて、すっかり霞んでしまいましたね。

あの件で、ナッツはバカ売れ、一方大韓航空が課せられる罰金は2億ウオンだとかで、あのナッツのことを人呼んで、

「2億ウオンのナッツ」。

前代未聞であることは間違いないでしょうね。

さらに、この件は金だけでは済まず、「大韓民国の国格を傷つけてしまった」ことから、社名から「大韓」を削除するべきだという意見まで出ているそうです。

海外のマスコミにも詳しく報道されてしまいましたからねえ。

実際私も大韓航空のことを、以前の日航のような国策会社と思っていましたが、それは間違いで、国営だったのは1962年から69年までだそうです。

最初は「大韓航空公社」として出発したものの、すぐに「韓進グループ」に売却・民営化されたのだそうです。JALの、ずっと以前から民営で趙家の物なのですね。だから「趙航空」と名乗るのが適切だ、というわけです。

最初から「趙航空」と名乗っておけば、ここまで叩かれることもなかっただろうに、趙さん、御愁傷様でした。

セウォル号の件で韓国人の自尊心が傷ついた直後のタイミングだったのもアンラッキーでした。

それにしても、大きすぎる会社の娘とか息子として生まれるのって、大変でしょうねえ。御愁傷様です。

私は、すき焼き屋程度で良かったです。

その程度でも、多少のストレスを感じた時季もありましたけどね。国営のように見える会社の息子でなくてラッキーでした。

どうでしょう、趙さん、「韓進グループ」の何か小さい事業だけを一つだけ譲り受け、初心に帰って一から経営し直してみませんか?ナッツが売れているから、ナッツを事業にしろという人もいるみたいですよ。

あ、勿論人格を直してからの話しですよ。

今のままだと、多分上手く行きませんから。

追伸、

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

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弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

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