リタとすき焼き②

リタとすき焼きの話しは、昨日の弊ブログに書きました、山下(旧姓・三浦)マス子(91)さんの件だけではなかったようです。

竹鶴家の家事見習いだった札幌市中央区の女性(81)という方もメデイアに登場しました。

この方も、当時の写真や記憶を基にリタの料理を再現してみせたそうです。

再現されましたのは、

・焼き菓子のプディング~クリスマスには焼き菓子にたっぷりかけたブランデーに火を付け、取り分けていたそうです。それから肝心の、

・そぎ切りのネギを扇形に盛りつける、すき焼き

ネギを扇型に盛ったというのは、昨日の山下(旧姓・三浦)マス子さんの証言と一致しますね。

こうした料理を、なんと小樽商大の学生さん商品化しようと取り組んでいるそうで、既に北海道ではニュースに成っています。

うーん、出遅れました。

でも、「ネギを扇形に」というだけだと、インパクトが強くはないですね。

どうやって、商品化するんでしょう。

お手並み拝見。

追伸、

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.752日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)