元祖すき焼きキャラ

 「サシコ」嬢が異性問題で左遷されるまで、HKTの存在を知らず、興味も勿論無かった私ですが、HKTに「元祖すき焼きキャラ」なる人物がいることを知り、

 へええ!

と思いました。

 彼女の名前は中西智代梨さん。HKT48チームHの所属で、相性イヤ愛称は「ちょり」だそうな。

 聞けば、「ちょり」さんの「朝からすき焼き大丈夫」というキャッチフレーズは既にすっかり定着しているらしく、さらにもう一人の別の方=阿比留李帆さんも対抗して、「政見放送」の終わりに唐突に「朝からすき焼き食べれます」と表明した、というから熱が入っています。

 公演中にも「フレッシュすき焼きになりたいの~♡」と叫んでいるらしいのです。

 そういうことで「ちょり」さんは、「生誕祭」~誕生日のことですが~にファンからすき焼きを贈られて、その喜びをブログに書いておられます・・・

 「今日は「ちょり」の生誕際でした(^^)

 凄くいい思い出になりました♪

 サプライズでケーキが出てきたと思ったら、まさかのすき焼きという…♡

 公演の後、美味しくいただきました*ε☆」

 え? だから、どうなんだって?

 いや、どうでもいいんですけどね、勿論。だいだい、生誕際の際の漢字が違ってますけど。

 でも、御蔭様で弊ブログが1日分稼げました。

 「ちょり」さん、福岡は遠いから、私は行けないけど、頑張ってね♡♡♡

 来年は1票買おうかな。

 追伸①

 『料理通信』6月号に「ちんや」が紹介されています。

 この雑誌に服部幸應先生が連載なさっている、「世界に伝えたい日本の老舗」というコーナーの第37回に、お採り上げいただきました。

 有り難いことです。ご購読はこちらです。

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は237人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて853日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:02 PM  Comments (0)

塩タマネギ

 おいしいタマネギを見つけましたので、変わりザクに使っています。

 それは、海水塩タマネギ。 

 佐賀県杵島郡白石町の農業法人「稲富ファーム」さん達が、海水塩を利用する珍しい栽培法でタマネギを育てています。

 以前から台風時に塩害(=潮風害)を受けた農地から品質の良い作物ができるケースがあり、稲富ファームはそれをヒントに農法の研究を重ねてきたそうです。7年前ほどからタマネギ栽培に、それを採用し、日本海の天然塩を水で薄めて定期的に葉面に散布しているそうです。

 甘さを引き出すとともに、減農薬栽培もできると聞きます。

 食しますと、甘みが濃く、ミネラルも濃いような気がします。

 佐賀県では、甘みのある食感を前面に打ち出し、「全国有数のタマネギ産地」をアピールしてきたいそうな。

 大いに結構と思います。

 先日のTeam Soy Yes の皆さんのご宴会でも使ってみました。

 皆さまも、是非弊店でお召し上がり下さい。

追伸①

 『料理通信』6月号に「ちんや」が紹介されています。

 この雑誌に服部幸應先生が連載なさっている、「世界に伝えたい日本の老舗」というコーナーの第37回に、お採り上げいただきました。

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追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は230人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて852日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

Team Soy Yes 

 Team Soy Yes の皆さんが見えました。

 皆さんが、豆腐とか納豆とか、豆関係の御職業の方、というメンバーです。

 しかも48様と大勢で、弊店が実行中の「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」に参加して下さいました。当然、東北・北関東の牛を食べていただき、そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただき、その笑顔画像を「ちんや」サイトにUPします。(請う、御期待)

 さて、このTeamのリーダーは、「すきや連」のメンバーでもある、「下仁田納豆」のNn都さんです。

 で、こういう知り合いが見えた時、私は料理の実験台に成ってもらうことにしています。

 今回お出ししてみましたのは、チンゲンサイ。それを春菊の代わりに、ザクとして、すき焼きの鍋に入れて食べるのです。

 なんでまた、チンゲンサイなのかって?

 そりゃあ、「ちんや」だかからですよ。

 そう、オヤジギャグですね、つまりは。

 しかしですね、チンゲンサイを入れたのは、ギャグばかりではありません。合うのです、結構、すき焼きに。

 そもそもチンゲンサイは「中国野菜」のカテゴリーに入っていますが、アブラナ科アブラナ属の野菜で、白菜・野沢菜・水菜の仲間です。

 中華料理と一緒に日本に入って来たので、中華イメージに成っていますが、食べてみると特段、中国っぽい香りはありませんね。そこが香菜とは違います。香菜はセリの仲間ですからね。

 実際、チンゲンサイはアクが無く、煮崩れないため、スープや煮込み料理に向いています。また、中華料理に合うだけに、油と相性が良く、当然すき焼きにも良さそうです。白菜の仲間ですが、白菜ほど水は出ません。

 炒めても茹でても、あまり量が変わらず、しゃきっとした歯触りが楽しめます。春菊が哀れにも縮むのに対して、鍋の中で堂々としています。

 だから、今後すき焼きの常連の具に出来ないか、真剣に考えています。

 いたみが速いという問題もあるようですが、最近は「50℃洗い」という方法もあるので、少し工夫してみたい思っています。

 Team Soy Yes の皆さん、実験台有り難うございました!

 追伸①

 『料理通信』6月号に「ちんや」が紹介されています。

 この雑誌に服部幸應先生が連載なさっている、「世界に伝えたい日本の老舗」というコーナーの第37回に、お採り上げいただきました。

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追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は230人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて851日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: すきや連,すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

こだわりのどぜう会

 「駒形どぜう」さんの「こだわりのどぜう会」という会がありました。

 「駒形」の大旦那さんには、日頃御指導いただいており、若旦那とも御一緒することが多く、そんなことで、お招きいただきましたので行ってきました。この会は第18回目とかで大した継続ぶりです。

 さて参りますと、この日の目玉は、大分県宇佐の「ほたるどじょう」です。頂戴しましたら、実に淡泊で上品な御味でした。

 その昔は日本の田圃のどこにでも居たと言うどじょうも、今や多くが養殖です。食べる人口が多くはなく、そう高い値段で売れるものでもないので、自然と国内ではあまり生産されなくなって、海外での養殖が多くなっているようです。「駒形」の大旦那さんも、どじょう料理を護るため、台湾に養殖池を開拓したりしています。

 そんな中でも、国内の養殖場もあって、その一つが宇佐です。

 宇佐の養殖方法は特別で、大分県が2002年に開発した「無泥養殖」という方法を採用しているそうです。屋内のいけすを使い、採卵とふ化、成育を地下水で行う技術だそうで、「大分のんきどじょう」というの愛称でも売り出しているそうです。

 どおりで泥臭さがありません。しかも肉厚で骨も軟らかいどじょうです。

  味が淡泊なだけに、お代わりして食べ続けていると濃い味に飽きてきてしまいますが、そこは反則も可能です。この夜、「江戸町奥山風景」の出店に「駒形どぜう」代表として手伝いに来てくれていたMY嬢が、私のテーブルの担当になってくれたので、彼女に頼み込んで、生卵を貰いました。

 そう、「どせうすき焼き」作戦です。うん、これなら、マイルド。

 ところで、聞くところによりますと、このどじょうは特別天然記念物のトキの餌としても重宝がられているそうです。佐渡トキ保護センターで飼育されているトキに、海外産と大分産を同時に与えると、なぜか大分産を好んで食べるんだそうな。

 う~む、流石は記念物。鶏のクセに、どじょうの味にこだわるとは。

 「どじょうはどうも・・・」という人間もトキを見習った方が良さそうですな。

追伸①

 『料理通信』6月号に「ちんや」が紹介されています。

 この雑誌に服部幸應先生が連載なさっている、「世界に伝えたい日本の老舗」というコーナーの第37回に、お採り上げいただきました。

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追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

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 現在の笑顔数は178人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

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うな牛丼

 そういう知恵があるのなら、頼むから、他の産業分野で使って欲しい、

近頃私が、そう思いますのは「うな牛丼」です。テレビでさかんにCMしていますから、皆さん多分ご存知ですよね。

 弊ブログの6/15号でも書きましたように、鰻の稚魚の不漁が続いていて、鰻の相場は高騰、資源の枯渇~ニホンウナギが「絶滅危惧種」に指定される~可能性すらあります。

 そんな中、

 相場が高いのなら、その具の分量を減らして、他の具を入れて埋めればいいじゃん!

ということで、出来上がったのが「うな牛丼」、という次第です。

 流石は、店に何回も強盗に入られて⇒警察から「防犯対策をしっかりやれ!」と指導されても、抵抗を示すような会社です。発想が柔軟ですね。

 一方そういうことが出来ないのは、伝統的な鰻専門の皆さんです。

 鰻ひとすじですから、他の具を入れる、という発想がありません。ひたすら苦労しておられます。

 皆さんは、この知恵の無さを笑いますか?こういう作戦は、他の産業分野なら、在り得る話しですから、「その位のアイデアは出せて当然」と思う方も多いと思います。

 でも私は笑うことができません。

 鰻というものに、さして愛情も無い人が、一片のアイデアで、専門の皆さんより上手く商売する様子を見るのは辛いです。

 日頃私は、所謂「外食産業」と専門店は、まったく別の産業と思っています。でも希少な動物資源を奪い合うような状況となると、安穏と「棲み分けましょう」と言ってもおれませんね。

 アイデアが出るのなら、ステキな製品を作って、海外に売り、この国全体が富むような産業に出してもらえないもんでしょうか。鰻を奪い合って、誰が幸せになりましょうか?

 皆さんは、本当に心底から美味しく食べることが出来ますか、「うな牛丼」。

追伸①

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広報

 以前のことですが、大学で経営学を専攻している学生さんが、

 老舗の御店の経営者の方の話しを聞きたい、

ということでやって来ました。その中で、

 どうやって店のスタッフのモチベーションを上げるか?

という議論になって、彼らが提案したのは、

 店の広報を、現場の仕事と兼任でやらせたら良い。

という案でした。

 なるほど広報をやってみたいんですね、要するに。

 でも、大変ですよお。

 だって、取材に来た人が聞くことは・・・

 明治時代のザクの具は、今と同じですか?とか、

 大正時代には、仲居さんを何人ぐらい雇っていたんですか?とか、

 太平洋戦争後の物の無い時代には、どうしていたんですか?とか、

そういうことを聞いてきます。

 本題の取材内容は、ごく定型の「お店紹介」だけの雑誌なのに、あんまり本題と関係ない昔のことに興味が湧くらしく、そういう質問が飛んできます。

 だから出版された雑誌の記事だけ見ると、広報と言っても、そんなに難しいことはなさそうだ、と思うかもしれませんが、実は違うのです。

 結局、弊店は専業のPRマネージャーとかを雇わず、私が自分で取材対応をやってます。

 忙しい中に、単なるデータのやりとりとか、校正とかの単純仕事をやるのは、ハッキリ申して、イラっとしますが、結局私が自分でやってます。

 いつかは「お店紹介」以上の、内容の濃い記事につながって行く、と信じてやってます。

 でも、そういうことが少ないんですよねえ、実際。

 編集者の皆さんに申します。ライターさんに、もう少し自由に書かせては、どうなのでしょう?

追伸①

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地元志向

 気になる記事を見つけました。

 年々減り続ける早大志願者数 その理由は受験生の「地元志向」

という記事です。

・・・「地元志向」のあおりを受けている代表校が、全国から学生を集める早稲田大だ。早大の一般入試の志願者数の推移をみると、志願者数は過去5年間で約1万人弱減少しており、その内訳をみると、減った分の大半が関東以外のエリアからの志願者だ(代ゼミ調べ)。」

 5年間で約1万人弱減少とは、厳しいですね。

「受験生が慎重になり、早稲田を記念受験する層も減っている」(近藤氏)という事情も相まって、減少に歯止めがかからない。」

  受験生が地元志向化する背景については・・・

 「遠くの大学に行くお金がないというより、その先の就職を考えたとき、コストをかけた分を回収できるか、パフォーマンスが見合うかを考えた結果ではないか」(坂口氏)

 「地方から首都圏の大学に出てくるのは次男、三男、長女、次女が主流だったが、少子化でその流れが止まった」(石原氏)

 「一人っ子は親のそばにいたいという気持ちも強い。本当は首都圏の大学に行きたいと思っている受験生も、親に気を使って地元に進学する子が多い」(近藤氏)

 最近、日本酒の出荷量が10年で半分になり、パンの出荷量が米を抜きました。

 今度は、地方の若者が早稲田に入ろうとしないとは・・・

 これまで、地方から早稲田に入った人達が、間違いなく日本を支えてきました。

 どうも、おかしくないですかね、ニッポン。

 頑張って欲しいです、ワセダ。

追伸①

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ハタノ・オーケストラ

 ハタノ・オーケストラを聞きました。

 この楽団のことを教えてくれたのは、「音のヨーロー堂」の四代目松永さんです。松永さんとは、最近出版された単行本『浅草旦那のランチ』の中でランチ対談して、「ヨーロー堂発の浅草的音楽」を精力的に広めている御様子に、とても感心していました。

 御本の出版記念パーテイーでも隣の席だったので、いろいろお話しする内、おススメいただいたのが「ハタノ」でした。

 ライナー・ノートによりますと、

「昭和年代の日本ジャズ音楽の目ざましい発展、即ち昭和モダニズム音楽は、大正時代のサロン音楽から進化したダンス音楽楽団から始まった!」

ということなのだそうで、ダンス音楽楽団のさけがけである「ハタノ」は、日本ジャズ音楽史において大変重要な楽団なのだそうです。

「ハタノ・オーケストラは、東洋音楽学校(現在の東京音楽大学)の第1回卒業生の波多野福太郎(トランペット奏者)が、東洋汽船(現在の日本郵船)地洋丸の船上バンドの一員となり、アメリカとの間を往復しながら船上でポピュラー音楽の演奏を始めた事に由来します。」

 その後「ハタノ」は船を降りて活動します。

「波多野福太郎は、弟の波多野次郎(ヴァイオリン奏者)と共にハタノ・オーケストラを組織し、活動写真上映館の間奏音楽の演奏や、ダンスホールの専属バンドの演奏に従事し、大正年代の最も著名なポピュラー・オーケストラとなりました。」

 録音方式が、電気吹込以前のラッパ吹込によるものなので、当然良い音とは言いがたいですし、演奏の方も、

 お、音程が違うよなあ?!という所があったりするのですが、そこがまたオツです。

 今ならヘクっても、後で修正をかければ良いですが、昔の人は、そうはいかないから大変です。

 同時代も他バンドの演奏も入っていて、全21曲。「オリエンタルダンス」「スパニッシュセレナーデ」「ジプシーダンス」など御機嫌でした。

 CDの体裁もレトロでオツです。当時の客船のデイナーのメニューが載っていますが、昔はメニューの体裁もハイカラだったのね!と感心します。

 ご購入は「音のヨーロー堂」へ。雷門から8軒目、「ちんや」のすぐ先です。

 『浅草旦那のランチ』のご購入は、こちらです。結構売れてはいるらしいのですが、まだレビューが1件も無くて寂しいので、どなたかよろしくお願いします。

追伸①

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ヘアエステ

 女もすなるエステといふものを、男もしてみむとてするなり。

と、いうわけで受けてみました、ヘアエステを。

 そのトシで色気づいたのかって?

 んなワケないでしょう。

 去年の暮ごろから、どうも、もみあげ辺りに白い毛が目立つようになってしまい、美容院でその話しをしていたら⇒ヘアエステを勧められてしまい⇒相談を持ちかけたのはこっちなので、引っ込みがつかなく成った次第です。

 で、始まりました、ヘアエステ。担当は若い御嬢さんです。

 まず軽く湯で洗浄。

 次に、汚れを落とすクレンジング剤を塗ります。シャンプーでは落ちない汚れが落とせる強力なものだそうで、しかも一般売りしない業務用のものとか。

 この作業を御嬢さん、素手でやっていたので、手荒れするのでは、と気になったのですが、そういうことはないんだそうな。便利なものがあるんですね。

 クレンジング剤を塗った後は、しばらく浸透させるため放置⇒落として、今度はトリートメント剤を塗ります。欠航が良くなる、イヤ血行が良くなるのだそうです。

 そして、後はマッサージをしてくれます。なるほど気持ち良いですね。体温も少し上がります。最後に「冷っ」とする薬をふりかけて終了です。

 勿論お安くはないのですが、ほんのひとときリラックスができます。

 思いまするに、サービス業は、今後は「千円床屋」のような、極端に簡素で格安な仕事と、エステのような付加価値に重心がある仕事の2極に分かれていくような気がします。

 料理業も「人間用のエサ」を供給する仕事と、食の楽しさ・素晴らしさをご提供する仕事の2極に、既に分かれていますね。同じ産業と考えないことが大事だと思います。

 その意味で、私が美容院を経営するとしたら、エステにおまけのサービスを2つほど。

① 靴を脱いで、ヘアエステを受けられるようにする。

② 一杯飲んでから、ヘアエステを受けられるようにする。

 どうでしょう?さらに気持ち良くなれるでしょう!

 追伸①

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消費税政局

 消費税政局が騒々しくなってきましたね。

 もし、今私が議席を持っていたらどうするか?

⇒反対票を投じますね、はい。

 その理由は、実は日頃オザワ先生の御世話になっているから、では勿論なく、カンタンなことでして、税収がむしろ減りそうな気がするから、です。

 百歩譲って多少税収が増えるにしても、上げた税率分そのままは、ゼッタイに増えませんよね。

 思い起こしますのは、最初に消費税が導入された頃のことです。その頃私はデパートの美術部にいましたが、連日こんな会話がなされていました・・・・

 店員:こちらの絵画は税込み103万円でございます。

 客:消費税分まけて税込み100万円にしてよ!まけてくれたら、この絵を買うよ!

 日頃売り上げノルマに苦しめられている営業さんが「まけてくれたら買うよ!」を拒否することはできません。ほら、あっと言う間に税収が減りました。

 哀れな市民は不満を財務省にぶつけられないので、お門違いにも営業さんにぶつけるのです。御役人や御用学者さんには、この人情の機微はおわかりにならないでしょうね。

 それは必需品じゃない財の話しだよねえ、必需品なら「まけてくれないなら買わない」とは言えないから、値引きしなくても済むんじゃないの!

・・・なんて言う勿れ。心底、分かってませんねえ。

 必需品の場合は、客に要求されてから⇒値引きではなくて、最初から価格を据え置きするでしょう。デフレなんだから当然です。

 その方法は簡単です。下請けを叩けば良いんです。税率上げの前に見積もりを獲って、税込価格を据え置かない業者は切っちゃえば良いんです。

 下請けさんは切られては堪りませんから、泣く泣く価格を据え置き⇒税率引き上げの分は社内でリストラしようとするでしょう。安全安心のためのコストが減らされるのは目に見えています。

 人件費も減らされるでしょう。給料を減らされたり、失業したりした、下請けの社員さんは買い物をググッと切り詰めるでしょうから、ここでまた、ぐぐっと税収が減りましょう。

 ほら、あっと言う間に、景気悪化と税収減のスパイラルが始まりました。

 世はデフレなんですから、結局、どの道値下げするんです。税率引き上げの分をお目出度くそのまま価格転嫁する会社なんて、どれだけありますかねえ!

 さて、文句はこの辺にして、すき焼きはどうなるかってことを考えてみますか。

 すき焼きは、一般的には必需品ではない財に該当するでしょう。だから税率が上がれば、需要はググッと減ることでしょう。

 でも私は、すき焼きを必需品化することが可能だ、と考えています。例えば・・・

 毎年お墓詣りの帰りには、「ちんや」ですき焼きを食べるって、ウチの家族は決まってるんだ!だって、死んだお爺ちゃんが大好きで、いつも連れて行ってくれたからね・・・

というケースでは、すき焼きは、断じて必需品なのです。そうした消費を手控えることは、そのご家族にとっては思い出を失うことですから、辛くてできないでしょう。

 そう、必需品と看做せない筈の、すき焼きであっても、やり方によっては必需品化することが出来るのです!

 御役人や御用学者さんには、この人情の機微はおわかりにならないでしょうね。

 一体全体本当に、ダイジョーブなんでしょうか。もし税率を上げて税収が減ったら、ハラキリですよ!イヤそれは流石にマズイか、ではバンジージャンプでどうでしょう?

 財務官僚と御用学者にバンジージャンプを義務づける条項が、法案に盛り込まれれば賛成しますけどね。

 どうです、ノダさん、私と妥協しませんか。

追伸①

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