キャッチコピー・コンテスト①

  東京商工会議所台東支部青年部が「観光のまち台東」キャッチコピー・コンテストを開催しました。主任は私・住吉史彦でした。

  と申しますか、このコンテストは、私がこの10年間担当している、「主任ナビゲーター・住吉史彦と行く、下町の食文化を担う老舗・名店」という、食べ歩きのシリーズ企画の一部として開催しました。

 この「住吉史彦と行く、老舗・名店」は、青年部の月例会の内の1回なのですが、「住吉史彦と行く」と題していますので、当然、毎回私が万事を手配して、青年部の諸君を、私推薦の食事どころへお連れしています。

 今回も、その食事どころ=「川松」さんの鰻がメインの企画ではあるのですが、今回は記念の第10回ですので、今までとは少し趣向を変えてみました。

 青年部の部員の諸君は、キャッチコピーを作って、コンテストに提出してから、その後で鰻を食べていただくのです。ちょっとだけハードル高いですかね。でも部員諸君は、全員が若手経営者または後継者ですから、そのぐらいは、クリアしてくれないと困ります。

 と、いうわけで、キャッチコピー・コンテストを開催しました。

   まず青年部員の皆さんには、ステップ①として、キャッチコピーを事前提出してもらいました。

・コピーの内容は、一般観光客に向け、上野・浅草へ行きたくなるようなもの。

・お一人3本まで提出OK。

 コピーを作った方全員に、特典として、漏れなく寄席文字の大家・橘右之吉師匠の「がんばろう日本」千社札シールを差し上げました。

  その上で、ステップ②として、キャッチコピー・コンテストを実施しました。会場の鰻「川松」さんに集合していただき、全員分を読んでいただいた上で⇒互選です。

   支部観光・サービス部会の岩崎部会長にも、当日ご出席いただき、作っていただいたコピーは即、部会長に提出しました。

  そして、優秀作の賞は、

(支部会長賞)得票が1位の方。副賞:東北のモノ凄く美味い酒付き。

(観光・サービス分科会長賞)得票が2位の方。副賞:東北の凄く美味い酒付き。

(青年部幹事長賞)得票が3位の方。副賞:東北の美味い酒付き。

(住吉史彦賞)得票が4位の方。副賞:ちんや食事券付き。

という流れでした。

 そもそも、この企画の趣旨ですが・・・

・・・・この話しはまだ続きますので、残りは明日に。勿論、コピー全句を明日公開いたします。

 追伸①

 弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。

追伸②

 「ゆかたdeプレゼント」を実施しています。ゆかた姿で弊店に見えた方に、東北・茨城の冷酒1本(300ml)を差し上げます!(お座敷で、料理1人前を召し上がる方に限り)

 弊店以外の台東区の御店でも、同様のプレゼントを、8月13日(土)から28日(日)まで実施予定です。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて517連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

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我慢我慢

 牛の汚染エサの件では、大変ご心配をおかけしております。

 すき焼き屋もダメージを蒙っていることを察知して、はげましのメールなど頂戴しまして、ありがとうございます。

 弊店より、はるかに大きいダメージを受けた御店もあるのですが、そうした御店の方が、むしろ私より意気軒昂だったりします。反省して、気合を入れ直して行かないといけません。

 そんな中、7/25から7/28まで4日ほど夏休みをいただきましたが、その3日間私は、和牛を食べ歩いておりました。

「太昌園」さん(焼肉、上野)

「銀座吉澤」さん(すき焼き)

「大都会本館」さん(高田馬場、鉄板焼ステーキ)

 さすがに盛況とは行かないようでしたが、閑古鳥が鳴く、ということでもないようでした。冷静なお客様もおいでのようです。弊店でも夏休みの前後に、静岡県や群馬県から、大勢様がお越し下さいました。
 東北・北関東などの12県ではさらに「安心」を確保するため、どうやら、「全頭検査」を導入するようです。その方向で出揃って来つつある模様です。これで皆様には、より安心して召し上がっていただける形になります。

 現時点でも、弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、問題なく和牛を召し上がっていただくことができますが、より「安心感」が増すのは、結構なことです。

 正常に戻るまで、もう少しの我慢です。

 ここで焦って、下手にOGビーフに切り替えたりすると、「やっぱり和牛は食べられないの!」と無闇な不安を煽ります。

 良心的な経営者は、そういう対処方法が×なことを知っています。10年前のBSE問題の時は、おかしな業者が「当店はOGビーフのみ使用しています!」と宣伝していましたが、今回はそういうことが無いように願います。

 その為にも、行政には対応を急いでいただきたいところです。

 我々は、我慢我慢です。

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第九回「すきや連」ー大揺れの最中に②

 7/25から7/28まで夏休みをいただきました。本日より営業を再開しております。何卒、よろしくお願い申し上げます。

 さて昨日から公開しております、第九回「すきや連」@「銀座吉澤」さんの寄せ書きの続きです。日本のすき焼きを護って行こう!という情熱を感じさせます。是非ご覧下さい。

 ・震災は「三嶋亭」さんの会三日後のことでした。その席に御出席だった仙台・加藤さん、大洗・竹内さん、坂本さんの名が、今回の出席者名簿にあって安心致しました。被災地の復興はイコール日本の復興。心機一転、一日も早く逞しい日本に蘇ることを願っております。(川井秀晃)

・みちのくの牛肉が100年後も食べられていますように!(近田康ニ)

・無悲鳴のしぐさ、これでがんばりましょう(町田成一)

・絆。すきや連の皆様、希望を持って頑張りましょう。(原田光祥)

・仙台牛喜んで楽しむ今宵かな(桐山勝)

・とう!!(パワーを爆発)

 ホッ・・(やさいなごみ)

 喰!(うまいうまい)

 東北は日本人のエネルギー 一人一人が自覚をもって起き上がれ!!応援しまくります。(高岡哲郎)

・向笠さんとすき焼きを軸に、日本の食べ物を考えていく集まりにしたいですね。(土居秀夫)

・むしってもむしっても生えてくる草のように、しぶとく生きてやりましょう(小金沢章文)

・おしかったです。(南都隆道)

・常に美味な発見に感謝。(湯浅康毅)

・別腹を世界に(高村善雄)

・東北のみなさまには衷心よりお見舞い申し上げます。ただ、かつても栁田國男、今和次郎はじめ苦境から新しく学問を始めました。「再生」こそが東北のダイナミズムです。(松井純)

<寄せ書き終わり>

 今までも、「すきや連」を続けてきて良かったと思っておりましたが、今回ほど、この仲間の素晴らしさを感じたことはありません。

 苦境の中ですが、感謝と高揚を感じた一夜でした。

追伸

 弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて515連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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第九回「すきや連」ー大揺れの最中に

 第九回「すきや連」を「銀座吉澤」さんで開催し、50人を超える多数の、すき焼き屋さんと、すき焼き関係者にご参加いただきました。

 3.11の震災で被災された、宮城県や茨城県のメンバーも元気な御姿を見せて下さり、復興気運を盛り上げる!ハズでしたが、そこに水をさしたのは・・・

 汚染エサの問題。

 畜産業界が大揺れの最中の開催と成りました。

 畜産業界は大揺れですが、それでも、「すきや連」は挫けていません。御店のY社長が「こんな大勢さんの宴会は初めて!」という位の、大人数の集結ぶりでした。

 中には不運なことに、汚染エサ問題のまさに渦中にいる方もおいでなのですが、その最悪の状況の中でも御出席下さりました。感動です。

 そして、東北の牛=「仙台牛」を食べました!

 牛には個体識別番号が付けられていて、流通履歴をたどれば、汚染エサが与えられていないことが確認できます。だから安心して国産牛を食べられます。風評払拭のため、全員がかつてないテンションで食べていたように思います。

 そして、この状況を必ず乗り越えよう、と口々に闘志あふれる御発言が続きました。

 今までも、「すきや連」を続けてきて良かったと思っておりましたが、今回ほど、この仲間の素晴らしさを感じたことはありません。感謝と高揚を感じた一夜でした。

 恒例の寄せ書きも、日本のすき焼きを護って行こう!という情熱を感じさせます。是非ご覧下さい。

 ・みちのくの牛に萬のものがたりあり このものがたりをいつまでも伝えましょう。(向笠千恵子)

・美味しい牛肉文化を次世代につなげよう!(吉澤直樹)

・日本の牛肉、日本の食の安心・安全を!(吉澤裕介)

・ガンバレ日本 がんばるスキヤ連(松田武朗)

・和牛を沢山食べて元気を出して日本中に発信しよう。(高岡修一)

・東北の牛肉、日本の牛肉 がんばろう!(相沢二郎)

・すきや連羨ましき仲間たち 今ここから・・・(小田豊)

・今年は牛にとって受難続き・・・「こんなことに負けてたまるか・・・」明るく笑顔で乗り越えていきましょう。東北応援しております。(荒井順子)

・家族揃ってすき焼をいただくのは、いつでも特別な嬉しさ楽しさでいっぱいになります。美味しい牛肉を応援しています。(森脇政子)

・日本人の元気はすき焼から。がんばろう!!(高岡慎一郎)

・美味しいお肉を野菜をありがとうございました!!これからも「食べて応援」します!!(岩東香織)

・すき焼きに大感謝です。

・日本の牛肉文化は日本の食文化!!(尾崎仁)

・人のご縁に感謝しています。いつもありがとうございます。(梅田雄一)

・復興の願いをこめて鶴を折り 仙台牛がんばります!(加藤英子)

・仙台牛おいしくいただきました!ありがとう!(蜂須賀祥介)

・仙台牛はおいしい。みそも醤油も東北産にチャレンジ!(加藤政義)

・いつもおいしいスキヤキありがとうございます。(北橋出雲)

  まだまだありますので、続きは明日のこのブログにて。

追伸①

誠に勝手ながら、7/25から7/28まで夏休みさせていただきます。悪しからずご諒承願います。

追伸②

 弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて514連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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ゆかたdeプレゼント

 台東区役所が、浴衣で見えたお客様を優待します。

 区役所観光課の直営事業です。その証拠に、区役所のホームページ

http://www.city.taito.lg.jp/index/release/201106/yukata.html 

に出ています。

 イベント名は「ゆかたdeプレゼント」と言いまして、この題名、もう一捻りできなかったのかあ、と思いますが、趣旨には賛同できます。ホームページを見ますと・・・

 「東日本大震災の影響を受け、台東区内においても来街者の減少等により、各業種の売上が低迷しています。こうした状況の中、区が主導して観光客誘客事業を実施することにより、自粛ムードを払拭し、地域経済の回復及び活性化を図りたい・・・」

とのことで結構なことです、はい。
 「期間は、8月13日(土曜日)から28日(日曜日)までの16日間です。

 8月13日(土曜日)に開催される「とうろう流し」、

 8月27日(土曜日)に開催される「隅田川花火大会」、いずれも隅田川で開催される、イベントの時期にあわせ、『ゆかた姿の似合うまち・台東区』を広くアピールすることで、より多くの誘客を図ってまいりたい・・・」そうです。

 「ゆかたdeプレゼント」は、区内の物販店、飲食店、サービス業などの皆様にご協力いただき、「ゆかた」を着て来店されたお客様に特典サービスを提供することで、誘客を促進しようというものです。」

 ?! 要するに、特典サービスの経費は、各店舗の自腹、ということですかね。
 そうなんだ。でも急に始まった話しだし、予算もついてないんでしょう。

 仕方ないので、ここは、民間の自腹でも協力しましょう。

 弊店では、ゆかたで見えた方に、東北・茨城の冷酒1本(300ml)を差し上げます!

(ただし「ちんや」個室・大広間で、料理1人前を召し上がる方に限りますけどね。)

 しかも!

 会期は「8月13日(土曜日)から28日(日曜日)まで」と言わず、7月30日から実行します。

 だって、ゆかたの最高の時期って、むしろ、日がまだ長い7月辺りですよね。その時期の遅い夕暮れに、ゆかたで街をそぞろ歩くのが最高です。8月13日まで待っていたら、日が短くなってしまいます。だから、弊店だけ独断で先行して、7月30日から実行します。

 その他、各店舗がするべきことは、
・ゆかたにマッチする趣向を凝らした店内のしつらえ(店舗装飾)
・着付け・着崩れ直しのサービス提供

⇒お安い御用です。

・各店舗のホームページ、ツイッター等による情報発信
⇒これも、お安い御用です。区役所に言われなくても、ツイートしまくります。

 弊店だけ先行して、7月30日から実行しますので、是非、ゆかたでお出かけを。

 よろしくお願いします、なるべく、綺麗な、お姐さん。

追伸①

誠に勝手ながら、7/25から7/28まで夏休みさせていただきます。悪しからずご諒承願います。

追伸②

 弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて513連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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味噌漬け

 素晴らしい牛を育てておいでの「隠岐潮風ファーム」さんから、サザエが一箱テンコ盛りで届きました。ご高配恐縮です!

 マスコミで汚染牛の騒動が続いていますが、お互い、なんとか頑張りたいものです。さて、

 今、肉の味噌漬けを復興させたいと思っています。

「ちんや すき焼き通検定」の受検勉強をした人は・・・

<歴史の問題です>江戸時代、実は徳川将軍家は牛肉を食べていました。将軍家が召し上がっていた牛肉料理と言えば、味噌漬けでしたが、その牛肉の味噌漬けを献上していた藩はどこでしょう? 

A=彦根藩、B=庄内藩、C=小倉藩

という問題があるのに気付かれたと思います。

 正解はA=彦根藩ですね。

 江戸時代は衛生状況が良くなかったので、牛肉の食べ方と言えば、味噌漬けだったのです。

 幕末・明治になってからは、四角くサイコロ状に切った肉を味噌に漬け、それを炭で焼いて道端で売る、という商売が始まったようです。横浜にそうした店があったことが知られています。

 牛鍋と同時期に、こうした料理(と言うより惣菜)があったわけですので、日本人に、そのことをもう少し知っていただこうと思います。

 それに味噌漬けはご飯に合いますので、お子さんが喜びます。私が子供の頃、味噌漬けはオカズとしては頻繁に登場しました。

 さらに申しますと、味噌漬けは手抜き料理に最適です。焼くだけですからね。夏の暑い盛りに、料理すること自体が面倒なら、焼くだけの味噌漬けは良いと思いますよ。

と、いうわけで肉の味噌漬けを復興させたいと思っていますが、どうせやるなら、味噌の種類も研究して、変化をつけたいですね。

 それから、お客様が自分で味噌漬けを漬けて、

何日目は、こんな味・・・

その3日後は、こんな味・・・とか楽しむプログラムとかあったら、良いですよね。

 原発のせいで、食の世界は暗いムードに覆われていますが、なにか楽しみのある提案をしたいと思案しています。

 秋ごろには、なんらかの形になると思いますので、ご期待下さい。

追伸①

 誠に勝手ながら、7/25から7/28まで夏休みさせていただきます。悪しからずご諒承願います。

追伸②

 弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。

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川柳で日本の食卓に笑顔を!

 汚染牛報道でヒマです。でも、ボヤイていても仕方ないですよね。

 そこで、かねて考えていたアイデイアを実行しました。

 それは=「すき焼き川柳onツイッター」コンクール、略して「すき川」。

「川柳で日本の食卓に笑顔を!」というプロジェクトです。

 傑作には嬉しいプレゼントがありますので、是非奮ってご参加下さい。

 以下に詳細をお知らせします。

<「すき焼き川柳onツイッター」コンクール>

*川柳は俳句と違って、思いを五・七・五の17音に表すだけです。季語などの制約はありません。

自由にツイッターへ投句して下さい。

 

<投句方法はスゴく簡単です!>

①まずツイッター上で、「ちんや」六代目店主・住吉史彦のアカウントをフォローして下さい。

 アカウント名:@chinya6th

・投句受付け期間中はフォロー解除をしないで下さい。 

 @chinya6th宛ての@関連で・・・

②最初に<浅草ちんや主催「すき焼き川柳onツイッター」に投句!>と入力して下さい。

③続けて、すき焼きを題にした川柳を投句して下さい。

④続けて、ご芳名または雅号またはニックネームを入力して下さい。

⑤最後にハッシュタグ #sukiyakisenryuを入れて下さい。 

・ツイート1本につき、川柳一句をご投句下さい。

・お一人何句でも投句できます。

・ダイレクト・メッセージではなく、「宛ての@関連」をお使い下さい。

投句受付け期間:平成23年8月1日〜9月30日

 ・フォローを@chinya6thからも3日以内に返しますので、ご確認下さい。

・投句を必ず、@chinya6thがリツイートします。3日以内にリツイートされない場合は、

 03-3841-0010へ電話して下さい。

<投句を「ちんや」サイトと、六代目店主のブログに掲載します!>

http://www.sukiomo.com/

http://chinya-blog.com/

・文字化けした場合は、修正させていただきます。あらかじめご容赦下さい。

<傑作には、嬉しいプレゼントが!>

超ウケ(1句) :ちんや御食事券20.000円(有効期限1年間)

大ウケ(2句) :ちんや御食事券10.000円(有効期限1年間)

ややウケ(5句):ちんや御食事券  5.000円(有効期限1年間)

審査結果発表:平成23年10月7日午後1時

http://www.sukiomo.com/ に発表いたします。

<審査するのは、浅草の有名店の皆さん>

@asakusaowariya さん(日本蕎麦『尾張屋』女将)

@kaminarishigeさん(『常盤堂雷おこし本舗』工場長)

@kikunorie さん(浅草芸者)

@unosuke8 さん(神輿・太鼓『宮本卯之助商店』若旦那)

@asakusa_8295 さん(もんじゃ焼『雷門おすぎ』若女将)

・傑作を投句すれば、この方々にリツイートしてもらえるかも!

  川柳で日本の食卓に笑顔を!

  

 え? 「サラ川」のパクりじゃないかって?

 ち、違いますよ。ゼンゼン。まったく。

追伸①

誠に勝手ながら、7/25から7/28まで夏休みさせていただきます。悪しからずご諒承願います。

追伸②

 弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。

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お酌禁止令

 マスコミで汚染牛の騒動が続いていますが、そんな中でも、静岡県から大勢さまがご来店になりました。有り難いです。

 牛はBSE問題以来、個体識別番号で調査することができ、弊店では召し上がっていただく前に、個体識別番号と生産県をお示しします。汚染エサを与えていないことが確認されていますので、安心して召し上がっていただくことができます。

 一方、肉への「不安」を訴える電話もかかってきました。政府も全力で対応していますよ、と言っても、その政府が信用できないとか。

 どうにも信用できない&気持ち悪い、というお話しなので、結論として、こちらからキャンセルをお勧めしました。気持ち悪がる人に来ていただいても、こちらも気持ち悪いのですからね。

 気持ちが戻ったら、また行きます、とおっしゃっていたので期待しましょう。さて、

 先日茨城県の「白菊酒造」の若旦那Hさんと商談していた時、宴会での「お酌」のことが話題になりました。

 お酌は、日本社会の潤滑油であって、企業などの組織内部のコミュニケーションを良くするには、是非やっていただきたいことだよね、という話しになりました。しかも、お酌と言えば、日本酒!です。

 ワインはソムリエさんに注いでもらいますし、生ビールは酌できませんね。瓶ビールなら酌できますが、日本酒の方が猪口が小さいので、酌する頻度が上がります。

 日本酒で酌するごとに、コミュニケーションがとれますよね。

 でも、別の意見の方もおいでです。

 2009年に長野県庁内で「お酌禁止令」が出たことがありますが、そのキッカケを作ったのは、やはり私がお目にかかったことのある、別の若き蔵元さんでした。当時の記事をコピペーすると・・・

・・・長野県の板倉敏和副知事の音頭で、県職員らの宴会が今春、手酌酒に様変わりした。お酌を無理強いと感じる若手や女性は少なくなく、

「気を使わなくて済む」
「自分のペースで飲め、酒を残さなくなった」

と歓迎され、全庁的に浸透しつつある。 

 「お酌禁止令」のきっかけは、長野県内の蔵元が3月、県庁に日本酒のPRの要請に訪れた時の一言だった。

 県内の日本酒の生産量は、97年度は18.000キロリットルだったが、06年度は9.800キロリットルにまで落ち込んだ。要請の場ではこうした現状が話題になり、県酒造組合会員の若手でつくる「若葉会」副会長の井出太(ふとし)さん(42)が「最近はお酌を嫌う若者も多い」と発言した。

 これが、かねて「お酌文化」に疑問を抱いていた板倉副知事の耳に入った。元総務官僚で、在豪日本大使館に勤務経験もある板倉副知事は、「お酌の習慣は欧米にはない。嫌々飲まされるという日本酒のイメージをなくすにも、お酌はいらない」と改めて感じた。

 早速、年度替わりの県幹部の送迎会の冒頭あいさつで、「お酌禁止」を宣言。その後もあいさつを頼まれれば、必ず「手酌で自分のペースで飲みましょう」と呼びかける。

 職員からは好評だ。県秘書課の女性職員(29)は「つぎに回らなければという気負いや、空けなくてはというプレッシャーがなくなった」。男性幹部は「宴会後、おちょこやコップに残っている酒が減った」と語る・・・(コピペー終わり)

 「若葉会」 副会長の井出太さんというのは、佐久市の橘倉酒造の若旦那のことで、私も「すきや連」で、お目にかかったことがあります。

 うーん、意見がわかれましたね。

 お酌は正しく機能すれば、もてなしや気配りの表れとして本来は悪い事でもないと思います。でも無理強いしてパワハラまがいになりかねないという弊害があるのも事実でしょう。

 県庁など上下関係がはっきりしている所では、弊害が前面に出るのでしょうか。それが日本酒が嫌われる原因になっているなら、気の毒です。

 この件は、是非議論したいところです。

 実は、去年の秋に一度開催し、「超盛り上がった」と本人が思っている、

 <すき焼き「ちんや」創業130年記念「住吉史彦の会」>

の変形版を、ただ今企画中です。

 「御偉方」をおよびせず、年齢の近い皆様にお声かけさせていただく会で、いたってユルい性格の会という点は昨年と変わりませんが、今年は案内先を、飲食業界・食品製造業界の方の方にしぼらせていただこうと思っています。

 東北・茨城から集めた食材を食し、酒を飲みつつ、日本の食の明日を語る会にできれば幸いですが、皆愉快に酔いつぶれて、結果大した話しはできなかったとしても、それはそれで、楽しければOKです。

 お酌の件も、当然ここで語ることにしますが、酌しながら語るのは当然です。

 今から、酔っぱらいそうです。

 うーい、ひっく。

追伸

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醗酵食品

 台風が東京へ接近し、やがて南へぬけた夜、北の空気が入ってきて涼しかったので、窓を開けっ放しにして寝ました。

 今日はひさしぶりに気持ちよく眠れるぞ、と思いきや、サイアクの事故が待っていました。

 窓の外で、たぶん車どうしのトラブルだと思うのですが、大きな物音がして、私は起されました。この時、いきなりビクッ!と飛び起きたので、起きた瞬間、左足の「ふくらはぎ」の辺りの筋肉が、思いっきりツりました。

 痛いの、痛くないのって! 涼しいのに眠れないとは、トホホです。さて、

 パックの納豆を買うと、小袋の醤油らしき物が付いてきますよね。

 聞けば、あの小袋が付いていないとメーカーにクレームを言う、呆れた消費者がいるそうですが、皆さんアレを使っていますか。使う!とおっしゃるのなら、アレの正体を今一度お確かめ下さい。

 私は使いませんね、アレを。と申しますか、私がいつも買う「下仁田納豆」さんの納豆には、アレ式の子袋が付いていません。

 「下仁田」さんの納豆は、豆の味がシッカリしていて、食べた後の満足感があり、納豆菌の醗酵に由来する旨味と、良くバランスしているので、余計な旨味を追加する必要性を感じません。小袋の中の、どうやって作ったのか不明(=たいてい人造)の、アミノ酸を加えようとは思いません。

 だから今まで、この納豆にはオリーブオイルと塩だけをかけて、酒の酒肴にしていました。私は納豆が好きなのですが、ネバネバして食べにくいのは嫌いなので、納豆をオリーブオイルで溶いて食べることにしているのです。

 最近、この食べ方が少しだけ変わりました。塩の代わりに、「有田屋」さんの「再仕込み醤油」を、ポチっと垂らして食べています。

 「下仁田納豆」さんの納豆には、余計な旨味を追加する必要性を感じないのですが、別の結構な旨味が加わるのは、それはそれで良いようです。「再仕込み」による旨味は濃厚で、しかし塩分はさほど多くないところが、良い相性と感じます。

 そもそも、日本の醗酵食品同士の相性は悪くないですからね。

 この素晴らしい醗酵食品のおかけで、私は酒肴に不自由しません。そういえば日本酒も醗酵食品でしたね。

 万歳、日本の醗酵食品。うーい、ひっく。

追伸

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肉屋の醤油②

 昨日の、醤油の話しの続きです。

 最近、「ちんや」の精肉売店で、醤油を売り始めたわけですが、物を売るのには、正攻法で、その品物にある正攻法のベネフィット、つまり機能的ベネフィットをPRすることが大事です。でも、ベネフィットはそれだけではありません。

 そもそも、ベネフィットと申しますのは、イヌイットの仲間では勿論なく・・・というジョークは前にも使いましたね、以前から読んでいる人、スミマセン・・・

 もとい。ベネフィットと申しますのは、「お客様にとっての良いこと」を、マーケテイングの方面でそう言っているようです。

 機能的ベネフィットじゃないベネフィットには情緒的ベネフィットありまして、そういうものがまったく感じられない商品も世の中には多いですが、醤油とか、伝統食品の世界には情緒的ベネフィットが満載です。

 今回の4種類の醤油に感じられる情緒的ベネフィットを、ここであげてみましょう。

・「堀河屋野村」の「三ツ星醤油」

⇒まさに日本の「醸造文化財」!はるか13世紀から紀州・御坊市に続く伝統が、ここにあります。自分は日本の正しい伝統と共に在りたい、と日頃願っている人は、この醤油にそそられるに違いありません。

・「ヤマロク醤油」の「菊醤」

⇒醤油づくりは、蔵づくり。この蔵元さんの蔵は、今も木と土だけで建てられています。樽は勿論、杉の樽。使えば、瀬戸内の風土の恵みを実感できます。日本の風土を愛する人は、この醤油にそそられるに違いありません。

・「藤野醤油」の「有機こいくち醤油」

⇒醤油づくりは、原料づくり。女系蔵元さんが、原料の有機栽培にこだわっています。味わいだけなく、安心もお求めいただけます。自分は伝統産業に身を置く女性を応援したい、しかも有機栽培なら、さらに応援したいという人は、この醤油にそそられるに違いありません。

・「有田屋」(上州・安中市)の「再仕込み醤油」

⇒「自然のままに」がモットーの醤油づくり。その蔵の蔵人さんは、日々もろみの呼吸音に耳を傾けています。「有田屋」さんのホームページでは、本当にもろみの呼吸音が聞けます。その音を聞いた人は、作り手さんの日々の仕事を身近に感じて、この醤油にそそられることでしょう。

・・・というようなことは、それぞれの蔵元さんのホームページに、表現されていることで、この文はそれのコピペーです。

 皆さん、マーケテイング上手いですね、勉強になりました。

追伸

 弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししますので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて509日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)