調査

今月22日の夜11時頃だったと思いますが、雷門が突然閉鎖されました。周囲に足場が組まれて近づけません。

一昨年改修工事があった時は、かなり前から予告があったのですが、今回は予告なし。

目的は「調査」と貼り紙がされていますが、なんの調査なんですかね、不明です。

「たぶん、サミット警戒の一貫だと推測されます」という人もいました。

結果、雷門の広場がだいぶ狭くなり、人が溢れて、芋を洗う様。

お願いだから、そんな狭いところで、客引きしないでよ、通れないじゃないの、人力車のニイさん・・・

しばらくして事情が知れてきました。瓦が落下するという事故があったらしく、それで屋根を総点検することになった模様です。

そういう次第で、今浅草に見えると雷門に入れませんので、ご注意下さい。

逆に、珍しい瞬間なので、写真を撮るには良いかもしれませんけどね。お報せまで。

 

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.285連続更新を達成しました。

 

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オバマさんの演説

皆さんは、オバマさんの演説をどう聞きましたか?

1「内容はよく分からなかったけど、被爆者の方とオバマさんが抱き合ったり、笑い合ったりしているのを見たら涙が出て来たわ!」

という方、貴女は良い人だと思います。

2「申し訳ないけど、核廃棄とか興味が持てないし、70年前の出来事にも興味が持てないわ!」

という方、貴女は普通に現実的な人だと思います。誰も貴女のことを責めないでしょう。

私はと申しますと、1と2の両方です。

一言だけ私がコメント出来るとしたら、オバマさんの理想と現実についてです。

まず現実についてですが、「プラハ演説」でノーベル平和賞を受賞したのが2009年。最近核軍縮は、むしろ後退しています。

上手く行ったのはイランくらいなもの。

ロシアは、クリミア紛争をキッカケに再び西欧の敵に戻ってしまいました。

中国は、反抗期なのか、最近しょっちゅう喧嘩を売ってきます。

イスラム過激派のせいで、イスラエルも核を手放そうとしません。

北朝鮮では、先代より暴虐な愚息が跡目を継いでしまいました。

で、大統領の任期は残り僅か。

私が拝察しまするに、

現実に負けた。悔しくて仕方ない。というのがオバマさんの心中だろうと思います。

しかし、理想を捨ててたまるか!

その気骨がオバマさんを広島に赴かせたのだと、私は思います。

私がそう思うのは、私もオバマさんも「現実家」として存在しているからです。理想を抱きつつも、それを現実のものに出来ない「現実家」として存在しているからです。

そんな私は、夜の巷を徘徊して、呑み屋の姐さん相手に自分の理想と現実を話して聞かせています。

一方、オバマさんは被爆者と日本の政治家を相手に、自分の理想と現実を話して聞かせました。

素敵でした。私はそういう人を素敵だと思います。

YES  WE CAN!と叫んでいた時は、正直、あんまり共感できなかったのですけど、今回は心が震えるほどの感覚をおぼえ、遅まきながらオバマさんが素敵な人だったと知りました。

そして、もう一つ知ったことがあります。

ワシントンには良い呑み屋が無いんだねえ。お気の毒に。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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2016年2月25日発売

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セコイ人

マスゾエさんが大変なことに成っていますね。

様々な方面から批判の矢が殺到していて、田嶋陽子センセイに至っては、「そのセコさを都政に活かして!」と辛口のエール(?)を送ったそうな。

たしかにマスゾエさんはセコい、さもしいと私も思います。

では私達はセコくないのでしょうか?

私達も会合に出る時に、

今日は是非人脈をゲットして帰ろう!

耳よりな情報をゲットして帰ろう!

と考えることがありますが、あれはセコくありませんか。私はセコいと思います。

私も余程自戒しないと、そういう風に考えがちですが、最近は注意して、違う考え方で会合に臨むようにしています。

同席した方が何かお困りだったら、なるべく役に立つ情報をお教えするか、その問題を解決するだろう人をご紹介申し上げよう、と。

そう考えて行動する以外に、その会を盛り上げる方法はありません。

マスゾエさんのように、貰えるものは貰ってやろうという人ばっかりだったら、そういう会に人は集まって来ないでしょう。私も勿論、そういう人ばかりの会には出ません。

マスゾエさんをセコいと言うのは簡単ですが、自分がセコくないようにするのは、存外難しいと思います。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

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宿題③

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を弊店スタッフに配り、読んでもらいました。

で、どのページが面白かったか&その理由を50字位で教えて下さい、と言いました。まあ、宿題です。

以下が、その返答で一昨日から公開しています。ご覧ください。

 

<接客部Hさん>

面白かったページ=14ページ(第1話)

理由=戦前戦後の仲見世で、何代で何十年何百年もの間好きな商売をしながら観音様をも守り続けてる方達がたくさんいらっしゃるんだと感じました。最後に「職人は貯金通帳と思え」この言葉がおもしろくもありいい言葉だと思いました。

 

<接客部Ⅰさん>

面白かったページ=57ページ(第3話)

理由=宮本卯之助様のおじいさまが敗戦を思うだけでも非国民とされた戦時中に蔵をコンクリートでふさぎ次の時代に備えた周期の感覚と決断力。時代の困難を人々が力を合わせ今日の浅草があるのだと改めて感じました。

 

<接客部Fさん>

面白かったページ=127ページ(第6話)

理由=「お多福」の船大工安行さんの、「牛のヨダレ」の格言の様に、時代の悪い変化や、流れにまどわされず、目の前にある事を、日々変わらず、1つ1つ真面目に、コツコツと精進して、やっていく事が大事なんだと思いました。

 

<接客部Hさん>

面白かったページ=79ページ(第4話)

理由=以前、「どぜうや助七」を楽しく読ませていただきました。今回の対談は、その後の時代を想像させてくれるような内容でしたので、これまた楽しく読ませていただくことができました。

 

 

<接客部Sさん>

面白かったページ=193ページ(第8話)

理由=“苦しい時、誰かを巻き込む”という言葉に深く共感しました。時に自分の弱さをさらけ出し、それを他人と共有した結果、ネガティブがポジティブな力へと変わり、まさにピンチをチャンスに変えることもできます。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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2016年2月25日発売

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宿題②

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を弊店スタッフに配り、読んでもらいました。

で、どのページが面白かったか&その理由を50字位で教えて下さい、と言いました。まあ、宿題です。

以下が、その返答で昨日から公開しています。ご覧ください。

 

<精肉部Yさん>

面白かったページ=94ページ(第4話)

理由=美味しくお値打ちそして気持ち良しというキャッチフレーズをつくって従業員たちと気持ちをひとつにしてお客さまを迎えよう、とにかく駒形どぜうに行こうと思っていただく店にしなくては考えた料理屋さんだと思いました。

 

<精肉部Kさん>

面白かったページ=25ページ(第1話)

理由=浅草仲見世助六でしか売ってないものを作る。世界に一つしかないものを売る。浅草に来なければ買えない食べられない。これだから浅草が人気があると思います。

 

<調理部Yさん>

面白かったページ=35ページ(第3話)

理由=後9年で昭和100年その時何が出来ているのか…時の潮目での判断力と人間のことが大好きな経営者のお店が沢山残っているのが浅草なんですかね。

オニグマちゃんの玉子焼き食してみたかった(第5話)。

 

<調理部Nさん>

面白かったページ=149ページ(第7話)

理由=戦後の日本で人々の生活に大きな活力を与える娯楽というものの大切さを知る事ができました。浅草六区という日本の大衆芸能の中心地であり続ける場所をこれからも守り盛り上げ続けてもらいたいです。

 

<調理部Fさん>

面白かったページ=57ページ(第4話)

理由=六代目の渡辺さんの話しを見ますと父上の「お店のお陰」という言葉がとてもいんしょうにのこりました。お店を継ぐにあたり自分をあえて厳しい環境に置き従業員の立場になり物事やお店の事お客様の事など勉強したのだと感じました。すばらしい方だと思います。

 

<調理部Mさん>

面白かったページ=175ページ(第8話)

理由=ヨシカミさんの料理がおいしいのは勿論だと思いますがきちんとした接客でいてあまり堅苦しくない雰囲気のお店というのが今でもたくさんのお客様が足を運ぶ理由なのかなとこの対談を読んで思いました。

<この宿題はまだまだ在りますので、続きは明日の弊ブログで!>

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

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宿題①

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を弊店スタッフに配り、読んでもらいました。

で、どのページが面白かったか&その理由を50字位で教えて下さい、と言いました。まあ、宿題です。

以下が、その返答ですので、ご覧ください。

 

<精肉部Hさん>

面白かったページ=175ページ(第8話)

理由=浅草の戦前・戦後の話が出て来て大変勉強になりました。私の母も東京大空襲を体験しておりますが、よくその時の話を聞かされました。今では孫に話をしています。記憶・技・味の継承は大変なのですね!

 

<精肉部Sさん>

面白かったページ=149ページ(第7話)

理由=決して諦めずにいれば、の思いを持って立ち上がって生きてきた、言葉と人生には説得力があるなと思いました。

 

<精肉部Kさん>

面白かったページ=45ページ(第2話)

理由=お客さまに育てられるというのは本当にその通りだと感じました。自分もお客さまとの会話等を通じて色々と勉強をさせているのを改めて感じました。

 

<精肉部Iさん>

面白かったページ=79ページ(第4話)

理由=農薬の影響でどじょうが仕入れる事が困難な時代に台湾での仕入れ先を見つけ、さまざまな苦難を乗り越えてきた事に感銘を受けました。いま、牛肉の高騰により上質な牛肉の提供もままならない状況ではありますが、この困難を乗り越えられるように、お客様には日々上質な牛肉を見定めお買求めやすいように、提供をしていきたいと思います。

 

<精肉部Kさん>

面白かったページ=127ページ(第6話)

理由=私は一度ここのおでんを食べた事があり、手間をかけたツユだと感じた。その理由こそ、戦後再建のための力の旨みだと読んでみて分かった。今では入りにくい店も、その原点は庶民ありきのものだったのだなと、しみじみ感じた。

 

<精肉部Tさん>

面白かったページ=149ページ(第7話)

理由=私が浅草と聞いてまずイメージするのは昔ながらの芸能でした。初めて浅草へ来た時も着物の鮮やかな衣装が飾られてるのに目がうばわれました。七話の話は浅草の芸能の歴史が書かれていてとても楽しく読めました。

<この宿題はまだまだ在りますので、続きは明日の弊ブログで!>

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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歌舞伎町

「料飲三田会」を新宿歌舞伎町の「車屋」さんで開催し、新宿の大先輩から、新宿の昔話しを聞く機会がありました。貴重なお話しでした。

そもそも、なんで「歌舞伎町」というのか?

1945年の東京大空襲で、この辺りも一面焼け野原となりましたが、その時復興事業として、ここに歌舞伎の演舞場を建設し、それを中核として芸能施設を集め、「新東京の最も健全な家庭センターを建設する」という案がまとめられたそうです。その計画担当者の提案により、未だ歌舞伎座が移って来ていないのに、「歌舞伎町」と名を変えたそうです。

それ以前の名は「大久保」。東京府立第五女学校(現在の東京都立富士高校)が在り、学校を取り巻く周囲は閑静な山の手の住宅街で、軍人や高級官僚の邸宅も在ったそうな。

それが空襲を経て、歌舞伎座誘致は失敗、やがて日本最大の魔界に成っていくわけですが、大先輩曰く、その端緒は復興着手のころに既に芽生えていたと言います。

旧住民は、開発を業者に委ねて立ち退いてしまい、その後街のことを省みなくなったため、不良業者が入り込んで来て→跋扈してしまったと言います。

そう言えば、浅草でも店の跡継ぎがいなくて、人に土地を貸す方が少なくありませんが、こういうことを心配しないといけないのかも、と思ってしまいました。

あ、順番が後先になりましたが、「車屋」さんのお料理は、大変力の籠ったもので堪能させたいただきました。ご馳走様でした。

追伸、

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恋仲

1日に一度ツイッターに「すき焼き」と入れて検索していますが、最近「すき焼き」という言葉より、「すき焼き風」という言葉の方が、圧倒的にたくさん引っかかります。

すき焼き風ラーメン

すき焼き風ヤキソバ

のことは、以前弊ブログでも書きました。

そして、

すき焼き風餃子

うーん。

すき焼き風餃子は、現在放送中の月9ドラマ「恋仲」でブレイクしたそうです。

もちろん私は視ていないのですが、三浦葵役の福士蒼汰さんと、芹沢あかり役の本田翼さんが二人で食べるシーンがあったようです。「餃子に生卵つけて食べるとうまいって知ってる?」と葵がもちかけたとか。

これを視た人が、

「恋仲でアオイが美味しいって言ってた卵付き餃子をやってみたwwww これは、普通の餃子じゃない。鳥皮餃子だ〜wwww 結果は・・・・・うまい♡♡マジで濃厚♡♡ あとは、じゃがいもだけのカレーを作った〜♡♡これも、うまい♡♡

などとツイートして、有名に成ったとか。

うーん。まあ、卵は万能ですからね。マズくはないと思いますよ。

でも、これって、「すき焼き風」かなあ。

追伸、

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三度目の正直

上野の、ル・コルビュジエの西洋美術館が「世界遺産」登録へ向けて大きく前進したようです。7月には正式登録されるとか。

誠にお芽出とうございます。

登録勧告は過去2回見送られていて、今回が「三度目の正直」ですので、登録推進に関わった皆さんの喜びは大きいと思います。

が、このニュースを視て、

?西洋美術館って台東区立だっけ?と不思議に思った人はいませんか。

大喜びでインタビューに応じているのは、台東区役所や上野観光連盟の人たちばかりですが、西洋美術館は国立ですから、区や観連は、言わば「押しかけ応援団」なのです。

一方、西美さん御本人は「・・・」。

「世界遺産」を観光誘致に結び付けたがる傾向のことを、これまで私は批判してきましたが、そんな私が見ても、今の西美さんのクールな雰囲気は気になってしまいます。

西美さんが何を嫌がっているのか、私は勿論存じません。

西洋美術館には美術館としての使い勝手を良くするため、一部改修された部分があるそうですが、それについてイコモスは「コルビュジエの作品であることを際立たせるため」復元しろと言って来たようです。この調子ですから、いったん登録されたら改修工事がしにくくなることが予想されます。それがイヤなんでしょうか。

それとも、商店街が美術館を客引きのネタにしようとするのが疎ましいのか。私は勿論存じません。

そんな西美さんの内心を知ってか知らずか、イコモスは、

「特に国立西洋美術館については、世界遺産登録を強く支持するなど、地元コミュニティの積極的な参画が認められる。」と評価して来たそうです。これには地元は大喜び。

イコモスって、実はわーわー盛り上がるのが好きな組織なんですかねえ?

ともあれ、登録勧告、誠にお芽出とうございました。

追伸、

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内藤新宿

『すき焼き思い出ストーリーの本』のイラストを描いてくれた寺坂安里さんが、鶏の「水たき」が有名な新宿「玄海」さんの、店内を飾る絵も描いておいでだとかで、つながりが出来、久しぶりに「玄海」さんを訪ねました。

有名な「水たき」は今でも大変結構なもので、スープは勿論全部飲み干しました。

さて今日は、その時にうかがった話しで、我ながら不勉強だったなと思った件を、ここに書くのですが、

新宿は浅草商人が造ったのだそうです。

へええ。

浅草阿部川町(現在の台東区元浅草三3・4丁目の一部)の名主であった高松喜兵衛など5名の浅草商人が、甲州街道の日本橋高井戸宿間に新しい宿場「内藤新宿」を開設したのは、元禄12年(1699年)のこと。

「内藤」というのは、信濃国高遠藩・内藤家の中屋敷の敷地を使ったから。

「新宿」というのは、元々日本橋 の次の宿場は高井戸で、距離が16kmと長かったため、その中間に作った、新しい宿場だったからです。やがて「内藤」が取れて「新宿」と言われるようになりました。

その後、風紀が乱れて幕府から廃宿処分を受けたり、火事があったり、場所も移動したりと曲折があったようですが、今や新宿は東京を代表する繁華街として知らぬ人はいないと思います。

そういう歴史は新宿区立新宿歴史博物館に行くと学べるとかで、「玄海」のY野社長は新入社員が入ると、必ずそこへ連れて行くそうです。

浅草にもかつて「TEPCO浅草館」というのがあって、浅草の昔のことを学べたのですが、2011年の地震の影響で閉鎖になってしまいました。

元々浅草観光連盟が収集していた本を集めた「浅草文庫」というのがあり、それを東電さんが継承して、展示スペースも設けて「浅草館」を造り、企画展もやったりして、なかなか楽しい場所だったのですが、原発事故で閉鎖。今は蔵書を台東区立図書館が継承しています。

新宿のような博物館がまた出来たら良いなと思います。

 

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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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