セコイ人
マスゾエさんが大変なことに成っていますね。
様々な方面から批判の矢が殺到していて、田嶋陽子センセイに至っては、「そのセコさを都政に活かして!」と辛口のエール(?)を送ったそうな。
たしかにマスゾエさんはセコい、さもしいと私も思います。
では私達はセコくないのでしょうか?
私達も会合に出る時に、
今日は是非人脈をゲットして帰ろう!
耳よりな情報をゲットして帰ろう!
と考えることがありますが、あれはセコくありませんか。私はセコいと思います。
私も余程自戒しないと、そういう風に考えがちですが、最近は注意して、違う考え方で会合に臨むようにしています。
同席した方が何かお困りだったら、なるべく役に立つ情報をお教えするか、その問題を解決するだろう人をご紹介申し上げよう、と。
そう考えて行動する以外に、その会を盛り上げる方法はありません。
マスゾエさんのように、貰えるものは貰ってやろうという人ばっかりだったら、そういう会に人は集まって来ないでしょう。私も勿論、そういう人ばかりの会には出ません。
マスゾエさんをセコいと言うのは簡単ですが、自分がセコくないようにするのは、存外難しいと思います。
追伸、
拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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