カリカチュア

 「ちんや」のスタッフの顔をカリカチュアにしてもらいました。

 カリカチュアとは、あの、顔の特徴をド派手に誇張した似顔絵のことです。

 そういう絵を書いて貰った主な目的は勿論おふざけ、です。が、しかし「○○さんのお勧め」のように販促に使うかもしれません。

 まだ正式には公表しておらず、私のFBページに載せてみただけですが、大反響です。「いいね!」がどんどん来ましたし、頼んでもいないのに画像をシェアしてくれる人が出てきて驚きました。

 ところで、そもそもカリカチュアという言葉は、イタリア語のカリカーレ(=誇張する)という言葉が語源だそうです。

 その歴史は古代に遡り、中世以降は貴族や政治家などを風刺する手段として広く知られるようになりました。 その後アメリカに渡り、現代のような画法に発展してきたそうです。

 人物を単に似せて描くのではなく、内面に潜む個性までも深く理解し、ユーモアたっぷりに表現していきます。

 そのカリカチュアを「エンターテーメント」と位置付けて⇒それで人々を幸せにしよう!

と考えたのが「カリカチュア・ジャパン株式会社」さんです。現在の社長さんが平成14年に浅草を拠点に創業した、ベンチャー企業です。

 「カリカチュアを通じて、 1人でも多くの人と出会い、

  1つでも多くの「笑い」、「感動」、「サプライズ」を提供し、

  明るい社会と人々の幸福に貢献すること」

というモットーで御盛業です。浅草に2店舗と本社があり、その他各地にフランチャイズ展開をしておいでです。

 たしかにカリカチュアには「笑い」と「サプライズ」があります。絵を見た人の顔には、自然と笑顔がこぼれます。

 スタッフのカリカチュアが納品された日、弊店の中も、いっとき明るくなりました。お互いの絵を見て、似てるの・似てないのと楽しそう。

この会社の理念通り、それが社会全体に広がると良いですね。

 浅草の新名物と言っても良いでしょう。おススメです。

追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
 ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

  「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて975日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

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蘊蓄はさようなら

 ワイン専門誌「wi-not?」の対談コーナーに出させていただくことになり、先日撮影がありました。

 え?! ワイン音痴の住吉がワイン専門誌に出るのか って?

 ええ、たしかに私はワイン音痴ですけどね、それでも是非出て欲しい!っていう話しでしてね、しかも私以上に畑違いの、浅草の面々と一緒に出演しました。

 この「wi-not?」という本は、結構厚みがあってデータ豊富で、雑誌というよりムック風の本なのですが、そのことを自慢したい雑誌ではないそうです。むしろ、

「お勉強、蘊蓄はさようなら。直感的におもしろく、ワインが飲みたくなる、ワインと食事を愉しみたくなる、食やワインは文化だからなんて大上段に構えない、そんな新しいエンタメマガジンの登場です。」

というのがコンセプトです。

 そういう方向性は大賛成ですよね。そう言えば笠間の「磯蔵酒造」の御主人も「酒をマズくする完璧な方法~それは薀蓄を語ること」と言っておいででした。

 だからこそ私達が起用された模様です。

 自分で言うのもなんですが、浅草の人々は結構「総合知」があります。専門性はさほど高い人でなくても、広く色んな話題について行けて、しかもそこそこのレベルで話せます。

 ワインも、そんな「色んな話題」の一種ですね。

 で、今回は、その座談を他人さんつまり記者さんやカメラマンさんが見ている前でやるわけです。

 専門家が選んできたワインを何種類も試して、それぞれが、ああでもないこうでもない、とコメントします。

 しかし、すぐにワインの話しから脱線して盛り上がります。いつもの集まりみたい。

 皆さん日頃から「取材慣れ」しているせいか、緊張している人がいません。楽しげに飲み・食っています。

 あまりに脱線すると記者さんから、ダメ出しが出て、ワインについてコメントするよう求められます。

 私は一応葡萄の品種名と特徴などを記憶していますが、そういうことは覚えていない畑違いの方が、結構適切にコメントするのに感心します。

 これって、やっぱり、ン万円しちゃうの?

 いやあ、それは銀座値段ですよ! 酒屋値段なら○○円位じゃないの!

 おお、御明算。

 結局、この集まりが「直感的におもしろ」い集まりだったことは事実です。

 勿論酒の蘊蓄も、まあ、ある程度は知っていた方が良いことは良く、味に全く無関心な人とは飲めません、私は。

 だからと言ってワインオタクの人と飲みたくはなく、塩梅の良いメンバーと一緒に飲まないとつまりません。その人選が、要するに大事ですよね。

 飲むメンバーこそがエンタメ、というのが、私のコンセプトです。

追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
 ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

  「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて974日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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氷魚ごはんと鮎一夜干し

 氷魚ごはんと鮎一夜干し の弁当をいただきました。

 東海道線米原駅の開通以来、駅弁を売っている、という「井筒屋」さんのお弁当です。

 その一夜干しの鮎=勿論琵琶湖の鮎を、YOKさんという社長さんが「井筒屋」さんに納めておいでです。その社長さんは私達が師事している二条彪先生にやはり師事しておいでなので、つまりは同門なのですが、弁当を食べさせていただくのは初めてでした。

 YOKさんが担当しているのは、琵琶湖で獲った稚魚を地下水で洋食するイヤ養殖するところです。

 そして、その成魚の鮎の他に、稚魚がこの弁当の御飯に混ぜ込んであります。それで「氷魚ごはん」と言っているのです。

 これはなかなか旨いものです。

 鮎は調理後時間が経過すると、焼き立ての時の風味が失われやすいと思います。だから弁当にはあまり登場しないですね。

 その鮎を、この弁当では一夜干しにして⇒旨みを濃くして、さらに御飯の中には稚魚を混ぜ込むことで補強しています。生臭くなるかと思いきや、茶の葉も混ぜ込むことで、さっぱりさせています。

 成長期のお子さんや肉食女子には物足りないかもしれませんが、大人にはとても良い塩梅です。

 東京にもこういうのがあったらなあ、というのが鮎好きの私の願望です。

 御馳走様でした。

追伸①

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 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

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 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

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 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて973日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

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オーセンテイック・バー探検ツアー

 意外と知られていませんが、浅草はバーの宝庫です。それも「オーセンテイック」なバーが何軒もあります。

 でも「一見」だと入りにくい店が多いのも事実と思います。「オーセンテイック」なバーほど看板が小さく分かりにくい外見だからです。

 そんな夜の浅草を活性化させたい、しかしそれぞれの御店の雰囲気を壊すような「活性化」をしてはいけない。さて、どうしよう?!

という相談をしています。

 浅草商連、浅料組合(=我々のこと)、ホテル旅館組合、バーテンダー協会の4者で作った「夜の浅草活性化委員会」の議題が、それです。

 あれこれ話す内・・・

 だいたい浅草の人間がバーのことをちゃんと把握してないよね。マスターの御名前だって知らないよね。

という話しになりました。

 そう言えば、私もたいてい二次会・三次会で、酔っ払ってバーに行くので、マスターと名刺交換してない御店があります。

 一度正式に「浅草オーセンテイック・バー探検ツアー」と銘打った研修ツアーを敢行しましょう!

ということになりました。

 店の選択と順路の設定は、日本バーテンダー協会・浅草支部長のOGRさん(=「オグラ・イズ・バー」店主)に監修していただきましたので、まさに鬼に金棒です。

 今月中に結構!イヤ決行!の運びとなり、とても楽しみです。

 このツアーでは、全店で、それぞれの御店のマスターがイチオシのカクテルを作って下さり、また御店の特徴を説明して下さいます。自分で言うのもなんですが、こんな機会はあんまりありません。

 まず国際通りの、ふぐ屋の「みよし」さんに集合。そこから駆け足で一気に4軒巡ります。

 時間が早めなのは、開店前のバーを借り切って開催するからです。

 え? 先に食事はしないのか って?

 そうなんです!このツアーに食事の御用意はありません。さんざん食ってからでは、微妙なカクテルの味なんて分からないですからね。

 だから、バー・ツアー終了後に「みよし」さんに戻って、オプションで食事会をするのです。

 なんだ、研修とか言って、結局さんざん飲むんじゃないか って?

 ち、違いますよ! 

 ゼンゼン。まったく。

 

 なお「オーセンテイック」の定義ですが、

・カクテルがある。

・カラオケが無い。

・お姐さんがいない。

の3条件を満たした場合「オーセンテイック」です。御承知あれ。

 

追伸①

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 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

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  「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

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 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて972日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

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馳走百景

 ケーブルTV番組『村野武範の馳走百景』に出演させていただくことになり、先日収録がありました。

 この番組は・・・

「地域の「馳走」に迫る!グルメ情報番組

街から生まれ、街と共に育つ料理、それは「ご馳走」。

古くから地域に根付くご当地料理や、地域活性化のためのB級グルメ・・・それぞれの街には、それぞれのご馳走があります。」

という趣向で、俳優の村野武範さんが、各地のご馳走を取り上げ、その魅力を紹介します。

 村野さんと言えば『飛び出せ!青春』があまりにも有名ですが、その後『くいしん坊!万才』の七代目くいしん坊(=レポーター)も務めておいででしたね。御自分でも赤坂に「ぐるめダイニング むらの」という御店をやっていますから、芸能界随一の食通と言っても良いでしょう。

 そういう番組に出させていただいて嬉しいです。

 収録中も流石に鋭い御質問が多く、汗をかきながら返答させていただきました。

 テレビのグルメ・コーナーというと、「激安グルメ」とか「長蛇行列の店」とか、食に関する知識がほとんど無い制作者と出演者が造ることが結構多いですが、今回の番組のような番組なら、有り難く出演します。

 先日収録があったBS朝日『幸福の一皿』の担当さんも、今回の『馳走百景』の担当さんも、私が指定した、すき焼き関係の参考文献をちゃんと読んで来て下さり感心しました。

 皆さんも是非『村野武範の馳走百景』をご覧ください。

 放送日は以下の通りです。

11/20(火)夜10時~

11/21(水)深夜0時30分~

11/27(火)夜10時~

11/28(水)深夜0時30分~

 ケーブルテレビJ:COMで放送されます。

追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

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 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

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 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて971日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 
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再開発

 10/24の東京新聞を見て「お!」と思った方がたくさんおいでかと思います。

「日本の常設映画館発祥の地、浅草六区(東京都台東区)に、明治・大正時代のランドマークタワー「凌雲閣(りょううんかく)」の復活が計画されていることが分かった。六区最後の映画館が二十一日に閉館したが、その跡地に建つ再開発ビルの一角に再現される。」

と書いてありました。

 この映画館が閉館したことで、浅草には映画館が1館も無くなり、非常に残念なのですが、そのことはさておき、その跡地に建てる再開発ビルに「凌雲閣」を再現する、というのです。

 「凌雲閣」と申しますのは、1890(明治23)年、英国人建築家バルトンの設計で浅草六区に完成した、八角柱の観光高層タワーのことです。

 レンガづくりの12階だてで、高さは約52メートル。この塔に登ると関東一円が見渡せたそうです。当時のスカイツリーといった感じでしょう。

 1923(大正12)年の関東大震災で崩壊するまで帝都随一の観光名所でした。

 名所だけに当時の「開化絵」の画題になることも多かったらしく、そうした絵を弊店も所蔵していますので、御来店いただければ「凌雲閣」や周囲の様子を見ていただくことができます。

 そのタワーを浅草六区に再現するそうです。

 ただし今回、高さは36メートル。

 しかも普通の四角形のビルの横に、タワー状の新「凌雲閣」を貼り付ける形になるそうです。

 か、かなり奇妙な建物になりそうですが、まあ、浅草には、もう変わった建物がいくつもありますからね。

 施主は興業の松竹さん。2014年春完成予定だそうな。

追伸①

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 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて970日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 
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酒屋に行って買って来い!

 便利さを追い求めるあまり、文明社会は間違った方向へ向かっているのではないのか?

 そういう問いかけを頻繁に目にし、また耳にします。知識人だけでなく、テレビの街頭インタビューなどで一般人もそういうことを話してします。

 でも私が感じるのは、やっぱり皆さん「総論賛成・各論反対」だよねえ、っていうことです。食の世界は利便性一本槍といった情勢です。

 例えば「ノンアルコール・ビール」はたしかに便利です。

 酒を飲めない人が乾杯に参加する時に、外見がビールと似ているため、飲めないことがバレずに済みます。その人がその集団に愉快に帰属している感じを演出できますから、まあ便利です。

 車を使って参加している方にも、たしかに便利です。

 しかし、です、あの飲物を「ビール」と呼ぶのは、ほとんど詐称ですよね。

 その飲み物がビールであるのなら、内容物は「麦芽」「ホップ」の2アイテムだけであるべきです。他の材料を入れたらNGです。

 では「ノンアル」はどうでしょう。皆さんも今度ラベルを手にとって、是非内容物を確認して下さい。色んなものが入ってますね。

 ハッキリ申して私は、あの飲み物が、美味いマズい以前に、気味悪いと思いますので、「ちんや」の店には置いていません。

 しかし気味悪いと思わないばかりか、

 あんな便利なものを何故店に置かぬ?!

とか言い出す方がおいでだから困ります。

 普通に、

 「ちんや」さんでも販売なさったら売れると思いますよ」という具合に言っていただければ、こちらも、

 どうも御親切に恐縮です。

と丁寧に返しておいて、その御意見は無視しますが、

 馬鹿野郎!今すぐ酒屋に行って買って来い!

とか言われると、私も喜んで一銭交えるイヤ一戦交えたくなる、というものです。

 私はやはり、一瞬の帰属感を演出するためだけに気味悪いものを飲むより、マトモな飲物を飲みたいと思っています。

 ついでに申しますと、私は「ノンアルコール・ビール」はマズいとも思っております。

 メーカーの方、恐縮です。

追伸①

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 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

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 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて969日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

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秋の御酒

 秋の御酒を販売します。

 と申しましても、この秋に搾った御酒ではありません。

 酒造りは基本的に寒い時期にします。冬に仕込まれ、春に搾られた新酒をすぐ飲むとフレッシュで良いのですが、荒っぽい感じがすることもあります。

 ですので、その新酒をすぐ飲まず、夏の間涼しい酒蔵で静置しておいて⇒ゆっくり熟成させて⇒秋になったら飲む、という習慣があります。

 このことを「ひやおろし」と言っています。涼しくなった頃に卸す、という意味ですね。

 半年ほど置きますと、酒は香・味ともに芳醇になります。フレッシュさは少し衰えますが、古来この時期が酒の飲み頃とされ、酒通が好むのです。

 新し物好きはほどほどにして、こういう習慣を残していきたいものです。

 さて、この「ひやおろし」の状態で飲むのに適した酒を、茨城県笠間市の磯蔵酒造さんが造りました。

 精米歩合はあえて60%にしてあります。米を削り過ぎないことで、微妙な苦味や渋味を残し、それが熟成によって落ち着いたところを楽しめるような造りです。

 で、その酒のネーミングは「秋あがり」です。

 「ひやおろし」によって、酒質が芳醇に成ることを「酒が秋あがりする」とも言いますが、それをネーミングとして使っています。

 この名前は、流石、磯蔵さんと思います。どうも「ひや」という言葉は「年寄の冷や水」を連想しますし、それに「酒を常温で飲む」という意味の「ひや」と近藤するイヤ混同する心配があります。

 「おろし」も「三木降ろし」「野田降ろし」とか倒閣運動みたいで今一ですよね。

 「秋あがり」という名前なら気分良く飲めますね。是非秋の「かわりザク」と共にご賞味下さい。

 以下はデータです。

<品名>稲里 熟成純米酒 秋あがり

<原料米>ひたち錦(茨城産の酒造好適米) 

<精米歩合>60%

<使用酵母>ひたち酵母 

<アルコール分>15.5度(やや辛い)

<飲み方>冷酒で

 追伸①

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 皆様も、是非御参加下さい!

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駅舎復元

 先日国際観光日本レストラン協会の研修会が奈良県大和郡山市であり、出張して来ました。その内容は昨日の弊ブログに書きましたが、今日はその行き帰りに通った東京駅のことを書いてみます。 

 さて東京駅のエキナカ・ビジネスは大盛況のようです。

 辰野金吾の、美しい駅舎が復活したのは勿論私も嬉しいのですが、JRさんのエキナカ・ビジネスについては、好感を持ちません、私は。

 おや、また住吉がヒネくれたことを書いてるなあ って?

 そんなにヒネくれてますかねえ。

 私は旧官有物件を使って商売するのがキラいなんですね。だって国策のために整備した物件ですよねえ、あの駅は。そこで商売って、なんかアンフェアな感じがするんです。

 少なくとも早慶両校ご出身の方には御賛同いただきたいです。

 だってですよ、早慶両校が今日の形になった減点イヤ原点は、明治14年の「官有物件払い下げ問題」です。そのことを思い出していただきたいものです。

 それで、やや長くなりますが、この話しは明治14年に飛びます。

 この当時政府の役職は、まだ薩長土肥の藩閥の面々が独占していましたが、それに対して在野の民権党や新聞などの言論機関が「藩閥打倒」を叫ぶようになっていました。

 そこへ、北海道開拓使の「旧官有物件払い下げ問題」が起きます。

 この頃は、北海道が、薩摩の黒田清隆の下で開拓され⇒成果があがってきたのを受けて、そろそろ事業を民間に移そう、というタイミングでもありました。問題になったのは、その払い下げ価格がメチャンコ安かったことです。しかも払い下げ先は薩摩出身の政商。

 このアンフェアな取引を知って、元々アンチ藩閥だった世論は沸騰しました。

 さて、その情勢の中で微妙な動きをしたのが、後の早稲田の創立者・大隈重信でした。

 大隈は肥前出身で藩閥の一角であったものの、薩長勢力に押されて主役には成り切れていませんでした。その大隈が変な動きをしてしまったのです。

 在野の世論に迎合したような、民主的な内容の憲法草案を独自に書いて、それを薩長の面々に読ませず、公家出身の大臣を経由して密かに明治天皇に奉呈したのです。

 抜け駆けされた、黒田をはじめ薩長の面々は当然怒り、怒るだけでなくて妄想しました。 

 大隈が在野勢力と結託して薩長を追放しようとしている!

~そう疑ったのです。

 大隈にどの程度の野心があったのか、今となっては分かりません。情勢を利用して政局を主導しようと考えただけだったかもしれませんが、あえなく薩長連携のクーデターによって罷免されてしまいました。弁明のため参内しようとしたものの、実力で阻止されてしまったようです。

 大隈の煽りを食ったのが慶應義塾出身の人々です。

 慶應出身の人々は、まだ早稲田を創っていなかった大隈の誘いによって政府に入っていました。犬養毅・尾崎行雄が有名です。その一方で新聞社にも多数の慶應出身者がいました。

 それで「大隈=慶應連携による薩長打倒」と疑われてしまったのです。

 かくして大隈と犬養・尾崎ら慶應出身者は政府から追放されましたが、明治天皇は、このクーデター劇を喜ばす、喧嘩の片一方の薩摩にも成敗を加えました。すなわち払い下げの中止です。

 黒田の開拓事業は成果をあげていたのに、最後の最後でミソをつけ、この後政局の中心は、伊藤博文・山縣有朋といった長州の政治家が握るようになって行きます。

 一方大隈は、これ以降野に在って立憲改進党を設立、さらに早稲田大学を創立します。また政府に入れなくなった慶應の卒業生は、民間の実業界に進むようになって行きます。

 これが明治14年の「官有物件払い下げ問題」です。

 それから今日まで長い時間が経っていますが、私は旧官有物件で商売するのが好きではありません。自分は純民間の実業界に在りたい、と思っています。

 東京駅のエキナカについては、駅舎復元の費用を稼ぐために、まあ、仕方ないとは思います、勿論。

 でも、JRさん、儲け過ぎたら、その時は何か国のために使って下さいね。

追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
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追伸②

  「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて967日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

 

 

 

 

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奈良の浅草海苔

 先日「国際観光日本レストラン協会」の研修会が奈良県大和郡山市の「ル・ベンケイ」さんであり出席して来ました。

 この日の講師の先生は春日大社の権宮司様でした。

 ええ?!神主さんの話しが料理屋の参考になるのか って?

 それがですねえ、なるんです!

 お話しの内容は、神様への供物つまり神様に捧げる食事の内容のことでした。古代から作り続けられている、その料理こそ、日本食の原点です。

 その御話しを聞き、供物の画像を見せていただいて、ビックリ。

 神主さん達は日々、それはそれは手間のかかる料理を作って、神様に差し上げているらしいのです。知りませんでした。

 小豆を千個近く、心棒に糊で貼り付ける、というものもありました。

 神様は、その手間ヒマをかけさせることで、人間の信仰心が本物か試しているかのようです。その位手間のかかるものでした。

 しかも、それを気の遠くなる位長い期間に渡って続けているのですから、大変なことです。

 ところで神社にも社格がありますが、春日さんは勿論最上位です。藤原摂関家の氏神だっただけにリッチで、戦前の制度では官幣大社でした。

 社格が高いので、年に一度宮中から勅使を迎えて祭りをします。宮内庁が皇祖・皇霊に捧げる供物を用意する際にも手伝うこともあるそうです。

 それでも素材の調達には大変ご苦労なさっておいでのようで、その苦労話しも興味深いものでした。滅多に聞けない話しを聞けて、有り難いことでした。

 でも関東者には少し寂しさも。

 ここまで昔の時代に関わることって関東では無いんですよね。羨ましいだけで終わってしまいます。

 浅草は三社祭りがありますから、関東の中では神の存在を感じる土地柄ではありますが、三社様(=浅草神社)の祭神は元々人間です。隅田川で漁をしていて観音様をすくい上げた人が祀られたのです。

 祭神が人で、しかも縁起そのものが仏教ネタですから、イザナギ・イザナミのような神とは、神は神でもかなりテーストが違いますね。

 浅草の神様は、仏教が渡来して神仏習合した後の神様なのです。仏教が渡来する前の、日本オリジナルの神々がいる奈良県と関東は、やっぱり違うよなあ、とどうしても思ってしまうのです。

 そう思いながら供物の画像の説明を聞いていましたら、権宮司様が、

 これは・・・浅草海苔ですね・・・

 あ、あさくさ・・・海苔・・ですって!

 唐突にその単語が出てきたので、ビックリしました。

 それで講演が終わった後の、懇親会の時間に権宮司様に、この件を質問しましたら、

 奈良の酒を関東に送った後、その帰りの船に積んで来たんだと思いますよ。

という御返事でした。

 実は17世紀の中頃まで、日本の酒造りの中心は奈良で「奈良酒」と言っていました。醸造技術は先進技術なので関東では発達しておらず、それで奈良から関東へ酒を送っていたのです。 

 その頃には既に江戸湾で海苔が生産されるようになっていたので、奈良へ戻る船に積まれたのだろう、という権宮司様の説明でした。

 それに権宮司様は数年前に「ちんや」に食事に見えていた、とか。いやあ、ビックリしました。

 そこで恐れ多いことではりますが、宮司様に、出来れば品種がアサクサノリの「浅草海苔」をお使いいただきたい、と申し上げておきました。

 「ちんや」の精肉売店ではアサクサノリの「浅草海苔」を売っていますが、これだけ有り難い御縁があるなら、ますます頑張らないといけませんね。

 追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
 ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

  「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて966日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: 浅草インサイダー情報,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 午前  Comments (0)