酔っ払い
酔っ払いというものは厄介なものです。
先日もタレントで女医の西川史子先生が銀座8丁目のクラブで泥酔し醜態を演じた、と報道されました。
この日先生は「ふざけんじゃねえ~!」と暴言を吐き、その後は一転して突然泣き出し、最後は1人で帰れず周囲に抱えられて店を出た、とか。
この報道に対し先生は「8丁目に行ったのは事実ですが、こんなことやってない。泣くようなことしていないし。独身のころはあったけど」と主張したそうです。
西川先生ほど有名ではない方が、昨年の「いばらき地酒まつりin花やしき」でやはり醜態を演じたそうです。
その年配の男性は、悪いことに「お一人さん」でした。
完全に腰が抜けているのに、介抱してくれる人が誰もいなかったそうです。
主催者の茨城県酒造組合さんは、この酔っ払いをなんとかしないと会場の「花やしき」さんから出られません。
なんとか、かんとか外まで出し、今度は「カバンがなくなった」と言うのを聞いて、それを探し回ってあげたそうです。厄介ですね。
ここまででも大変なことですが、酒造組合さんはさらに親切でした。
男性が全く動けないのを見て、磯蔵酒造のISOさんが、男性の携帯電話のリストに載っている人物に片っ端から電話を架けて、「迎えに来て欲しい」と要請したそうです。
数人から、「その人とはそんなに親しくない」と断られた後、ついに「迎えに行きます」という人物が現れ、男性は引き取られていったそうです。
うーん、親切です。
酒を造った御本人にしか出来ないことだと感じました。
その男性は後日、笠間の磯蔵酒造さんまで礼を言うために遠路訪ねて行ったそうです。
どこかの女医さんのように「花やしきに行ったのは事実ですが、こんなことやってない。」とか言わないのは立派でした。
流石は浅草の客。銀座8丁目とは違います。
追伸①
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて961日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。