美酒体験
福島県酒造組合さんが「ふくしま美酒体験イン渋谷」というイベントを開催されました。
福島県酒造組合さんは、今年の7月に「県酒造アカデミー」の講師として、私をお招き下さいましたので、久しぶりに皆さんにお目にかかろう、と考え参加してまいりました。
7月の時に東山温泉の芸者さんから貰った、会津の赤ベコの緩キャラ・ピンバッヂを胸に付けて参加しました。
会場は「セルリアンタワー東急ホテル」。去年の同じ会が大変盛況でしたので、少し早めに着きましたが、開場予定時刻前だというのに、既に大勢の人が来ていました。
後で聞いた所では680人の方が見えていたとか。結構なことです。
さて開会。「ちんや」が御世話になっている会津若松の「末廣酒造」さんは、県の組合の組合長でもあられまして、元気にご登壇。今年の「全国新酒鑑評会」の成績について発表がありました。
この鑑評会(=コンクールのこと)では福島県の22社が金賞を受賞したそうです。新潟県の26社受賞しましたので、惜しくも1位は逃しました。しかし、です、新潟が70社近く参加したのに対して、福島は40社ほどの参加でしたので、金賞率はダンゼン高いです。
組合長がそう報告すると会場が大きな拍手が湧き起っていました。
やはり「ちんや」が御世話になっている郡山の「笹の川酒造」さんは、浅草の「神谷バー」のK谷社長の、学生オーケストラ時代の仲間です。先日郡山のすき焼き店「京香」さんをお訪ねした時にもお世話になりましたので、挨拶をして参りました。
古酒とかリキュールとか、新しい取り組みをなさっているようです。
浪江の「鈴木酒造店」さんは原発の被害に遭ってしまい、山形県の廃業した蔵を借りて移転されましたが、移転先での酒造りは順調なようです。
移転当初、福島県外に出たため被災者なのに公的助成を受けられず、そのことが報道されて有名人になりました。若くてイケメンでもあられるので、若い女性が鈴木さんのブースに列を成していました。結構なことです。
全般的には復興支援ムードが一服している感があり、そのことは「ちんや」の店でも、残念ながら感じます。
でも、この夜は大盛況。参加者の皆さんも熱心で、各蔵のブースで酒談義に花が咲いていました。
福島の御酒は、元々素晴らしかったわけですから、皆さま方におかれましても、ムードに流されず、引き続き御愛飲いただきたいと思います。
追伸①
昨日弊店で「すき焼き通検定試験」を実施しました。
8人の方が「ちんや公認のすき焼き通」を目指して受験され、見事全員合格でした。皆さん勉強お疲れ様でした!
合格なさったのは以下の方々です(敬称略)=仲田哲夫、相川朝子、
千葉里奈、大澤雪枝、林正勝、新垣梨紗、手塚亮、泉久美子。
次回試験は12/2(日)の予定です。
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて945日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。