適サシ技塾
さて平成時代もまもなく終わりです。
この間肉の業界には色々な変化があり、その多くは私が好ましいと思う変化ではありませんでした。
そこで平成時代も後半、平成29年(2017年)1月に私は「適サシ肉宣言」をして、「ちんや」が仕入れる肉の基準を明らかにしました。その件は多くのメデイアやネットで大反響を巻き起こしましたので、ご記憶の方もあろうかと思います。
また「駆け込み」になりましたが、今年の3月31日に「適サシ肉宣言」を補完する「肉のフォーティエイト宣言」をして、「適サシ」をさらに進化させました。
現状では、「適サシ」+「フォーティエイト」で、おおよそ上手く肉を仕入れられるだろうと考えています。
しかし世間では相変わらず、肉を私とは違った観点で売り出そうとしている方も多いようです。
「ふるさと納税」で「〇〇牛」「△△牛」という産地ブランドを押し出そうという自治体は多いですが、その土地の牛さんは皆同じような血統で、同じように育てられているのですか?バラバラですよね。
「ミスジ」「ザブトン」など、肉の「小割り」をして、そこがやたらと貴重だと言っている人もおいでのようですが、その牛さん全体はどうなのでしょう?私は部位が美味いのではなく、牛が美味いのだと思うんですけど。
綺麗なピンク色の肉の画像をネットに載せて、クリックさせようとしている方も多いようですが、ピンク色=短期肥育=脂がかたくて融けない=モタレる、ですよ。
ここで一つ問題があります。
私が掲げていることが、やや分かりづらいことです。
〇〇牛!
ミスジ!
と言った方がカンタンですからね。
しかし、です、分かりづらいかたと言って、説明しないわけには行きません。
で、新しい時代になる明日から、新サービスを始めます。
「適サシ肉」とはなんなのか?!どこが、どうして、どのように美味いのか?
私が、ご希望の方に90分ほどかけてご説明申し上げます。
「ちんや」で食事するついでに、はダメです。説明を主な目的にして時間を取り決めた後、ご来店下さい。
名づけて「適サシ技塾」!
気合を入れてお教えて申します。ご応募お待ちしております。
(エントリー方法)
ご希望の方は、このブログのコメント欄に連絡先をご記入下さいませ。
メデイアに上げる予定のある方は、その旨付記願います。
中学校卒業程度の化学の知識が必要です(笑)
<「ちんや」臨時営業のお知らせ>
本日は火曜日ですが、連休中ですので臨時営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。