世界の「霜降り問題」について

明日発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

この御依頼を受けた時、私は迷いました。

弊ブログの読者さんはご存知と思いますが、私は和牛全面礼賛論者ではないです。

むしろ最近和牛の脂の質が劣化していることを憂える者の一人です。外国に和牛を評価しない料理人がいることも知ってます。だから単純に

「世界が恋するWAGYU」という記事を造りたいなら、他の人の方が良いかもです。

と正直に申しましたら、

いやいや、それで良いんです!!

で、タイトルは

(緊急リポート)世界の「霜降り問題」について。

ライターは横田典子さん。請う御期待です。

 

なお「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした。

「文春オンライン」28日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」29日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」210日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2101650分放送済み

東京新聞(特報面)212日掲載済み 

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」21210時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2151544分放送済み

「肉メディア.com(インターネット)(文:松浦達也様)215日掲載済み

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」216735分放送済み

産経新聞(生活面)221日掲載済み

日刊ゲンダイ224日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)20173月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz32日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」312日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」325日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3311956分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)20175月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4132015分放送

ブーストマガジン(インターネット)512日(全編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」518日放送済み

「婦人画報」(雑誌)20177月号「世界が恋するWASHOKU」特集

 

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.650日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

東若会

東都のれん会「東若会」の例会を、浅草駒形「前川」さんで開催しました。

「東若会」は文字通り「東都のれん会」の青年部です。今回は私が幹事長に成って初の例会なので、当然会場を浅草にもってきました。今年度は全部の例会を浅草でやろうと思っています。

さて「前川」さんは言わずと知れた、文政年間創業の老舗。

会員である若旦那に卓話「東若会にだけ話せる鰻の裏話し」をしていただいた後、早速宴会です。

窓の向こうは隅田川。そして、その向こうはスカイツリー。ベタではありますが、悪い気分の筈がありません。

今回少しだけマイナーチェンジを致しました。

まず席次。今までは、なんとなく先輩から座っていましたが、今回よりくじ引き。

乾杯の発声もくじ。〆の言葉もくじ。皆さん、地元では「若旦那」と呼ばれる存在ですから、こういう機会に練習したいただきます。

若旦那の卓話に対するコメンテイターもくじ。当たってしまった方、お疲れ様でした。

そして、その後は浅草観音裏の花柳界で四次会まで。結構飲んじゃったな。うーい、ひっく。

 

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せて頂きます。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.649日連続更新を達成しました。

 

 

 

Filed under: 浅草インサイダー情報,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

長寿企業の概要

100年経営アカデミー』の第一講「長寿企業の概要」を拝聴してまいりました。

講師は「100年経営研究機構」理事長の後藤俊夫先生。日本における長寿企業研究、ファミリービジネス研究の第一人者です。

私も、このアカデミーの後半でゲスト講師を務めますので、どういう雰囲気かをまず確認させていただこうと思った次第です。それに会場に一度は行っておかないと、登壇当日迷子になったら、大変ですからね。

さてさて、後藤先生に戻りますが、先生は約17年間に渡って世界の老舗企業のデータベース化に取り組んでこられました。日本には100年以上続く企業は26千社を超え、世界の100年企業の実に4割が日本に集中している、という事実に光を当て、それをベースに「100年経営研究機構」を設立されました。

先生の掲げる、

「日本的経営を世界標準に」

というビジョンに、私も強く賛同するものです。

これは最近流行りの浅い日本礼賛論ではありません。汗で積み上げたデータに基づいた話しです。

私が知人の老舗社長の名を挙げると、

ああ、○○社長ね!!

と先生は、実際に会っておられるのです。

是非皆さんにもご注目いただきたいと存じます。

アカデミーは、もう開講してしまって、新規には申し込めませんので、ご興味のある方は、テキストが市販されていますから、ご購読下さい。

 

『長寿企業のリスクマネジメント―生き残るためのDNA―』

出版社: 第一法規株式会社

ISBN-10: 4474057783

ISBN-13: 978-4474057784

発売日: 2017/3/17

 

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せて頂きます。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.648日連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: 憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

貴重な体験

三社祭が終わり、

ご主人の転勤について行くということでスタッフが一人辞めました。

慣れてきていてくれたので残念でしたが、

貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました!

と言って去って行ったのは、こちらこそ、ありがたいことだったと思いました。

 

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.647日連続更新を達成しました。

致します。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

編集過程

『浅草文芸ハンドブック』の共著者の一人・能地克宜先生が、日本近代文学会の機関誌『日本近代文学』に、「浅草文芸ハンドブック編集過程を振り返る」という一文を投稿しておられました。

最初に読んだ時から、編集が難しそうな御本だなあ、とは思っていましたが、想像以上でした。この文を読んで、何度も編集会議を開いて議論なさっていたことや、ボツになったものもかなり多かったことを知りました。

もう一度読んでみたくなりました。

個人的には、ボツになったにものに心惹かれますね。

「猫目線散歩」とか。

それから林芙美子の『放浪記』が何故外れたかも興味がありますね。

『浅草文芸ハンドブック』~弊ブログの読者の皆さんにもお勧めします。

浅草「エキミセ」の中の、くまざわ書店さんに積んでありますよ。

 

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.646日連続更新を達成しました。

 

 

 

 

 

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

すき焼き川柳包装紙2017

今年も三社祭にタイミングをあわせて、

「ちんや川柳包装紙2017」を創りました。

ここに印刷されている川柳は、昨年の秋に「すき焼き川柳コンクール」で募集したものです。

その節は多数の応募をありがとうございました。

悩みに悩み、厳選させていただきまして、入選句をこの包装紙に刷り込みました。

そう、このコンクールは、単に川柳のコンクールをするだけでなく、入選すると、店で本当に使う包装紙にその川柳が刷り込まれるのです。それが特徴です。

この出来上がった包装紙は、

「おもいを包む」包装紙として、多くの方々に喜んでいただけると思っています。

だいたいですね、ギフトというものは相手の方に対して、なんらかの

「気づかい」や

「思いやり」を届けるものです。

お世話になった、恩師・上司・先輩がご高齢であれば、肉と贈るというのは我ながら良い考えだと思います。

今年はもう気温が30℃を超える日があり、夏が早くいですね。

肉で養生なさってください!

という想いを包んで贈ってはいかがでしょうか。

入選句はこちら↓です。敬称は略させていただきました。

 

祖父母を思い 正月家族と 鍋焼の夜(  丸山健一)

すきやき鍋 一家族 浅草雷門の味(森屋恵美)

すき焼きは 遠慮という字 消えるもの(菊間清二)

湯気立ちて 牛鍋囲んで 暑気払い(はじめ)

食べ頃は 父の掛け声 ヨーイドン(多芸岡)

名月を ちんやで愛でる 爺卒寿(あずばあちゃん)

パブロフの 鐘が誘うよ 「ちんや」へと(石田恵三)

我しらず 肉に拍手し 舌をだす(平坂雅男)

次は何時 大人の君と すき焼を(すーちゃんママ)

歯に詰まる ネギを土産に 持ち帰る(ひろむし)

すき焼の 味は親父に 生写し(ノブリン)

鍋つつき 距離が縮まる 娘婿(おきみさん)

肉すする 孫の笑顔に 長寿あり(オンリー・スマイル)

ぐつぐつと おいしいおにくが にえてるよ(おにくすきすきくん)

11才 ちんやの魅力に 取り付かれ(うたぴょん)

すき焼きを 食べる日数え 年をとる(祐笑)

観光と 初の割り下 親孝行(今井卓司)

喜寿祝い 想い出話に 鍋つつく(アコちゃん)

帰国して 日本食恋しや 先ずちんや(ニューヨークのミーちゃん)

すき焼に 親子のきずな 味わいし(木内美栄子)

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.645日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

キッズウイーク

「キッズウイーク」

「プレミアムフライデー」に続く横文字企画ですが、はたして上手く行くんでしょうか?

休日分散という趣旨自体は全く結構と私も思います。思うだけに、続けてコケるのが心配です。

これが実現すると自治体ごとに学校の休みを設定できるそうな。夏休みを短縮して秋休みを創ったりできるらしいのですが、はたして親が一緒に休めますでしょうか?

ほとんどの県が今と同じ休みを設定するのではないでしょうか?

東京の大手企業と取引していてる会社が勝手に休んだら、仕事をもらえなくなります。ある県が他とズレて休んだら、その県全体が不利になるわけですから、とてもそんな決断はできないでしょう。

ズレて休めるのは、県まるごと観光地である沖縄とか、厳冬期がある北海道とか、それ位ではないでしょうか。

私は、現行の夏休みを分散させる方が、まだ現実的と思います。

例えば、8月の第二月曜を「海の日」にして、第月曜を「山の日」にします。

現行の「山の日」はお盆に接近しているので、休みがそこに集中しがちですし、現行の「海の日」はハンパな時季にあるので休みとしてはまったく盛り上がりませんが、第二月曜を「海の日」に、第三月曜を「山の日」にすれば、第二を中心に休む方と第を中心に休む方に分かれて良いのではと思います。

「キッズウイーク」~来年からの導入を目指すそうですが、既にネットではさんざん批判されています。

続けてコケるのが心配ですね、私は。

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.644日連続更新を達成しました。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ヨーグルトの日

5月15日に「ヨーグルトの日」のパーテイーが、ブルガリア大使館公認のレストラン「ソフィア」で開かれましたので、行って来ました。大使夫妻も臨席されて盛況でした。

なぜ5月15日が「ヨーグルトの日」なのか、ですが、ノーベル生理学・医学賞を受賞した、ロシアの免疫学者・E・メチニコフの誕生日だからです。

メチニコフ(18451916)がヨーグルトを「不老長寿の妙薬」として世界に発表したのは1907年のことでした。ブルガリアのスモーリアン地方に、80歳とか100歳とか、当時としては非常な高齢者が多いことに気づいたメチニコフはブルガリアの食べ物の研究を始め、当時欧米でほとんど知られていなかったヨーグルトを世界中に広めるきっかけを作りました。

で、メチニコフの誕生日5月15日が「ヨーグルトの日」なのです、という次第で、ブルガリア料理を楽しく堪能させてもらおうと会場に到着した私に、主催者さんから衝撃の無茶ぶりが!

住吉さん、乾杯の発声をやって下さい!

ええ?! 私はブルガリアに行ったことないですよ。

いいんです、いいんです、住吉さんのやっている、ヨーグルト卵のすき焼き、あれの話しをなさって下さい・・・

ええ、皆さん、ドーバル・ヴェチェル!(ブルガリア語で「こんばんは」)私が住吉史彦です。浅草のすき焼き屋です。ただ今私は、人生で初めて覚えたブルガリア語で挨拶させていただきました(笑い)

そんな私ですから、ブルガリアの歴史や文物に詳しい者では勿論ありません。私は、どちらかと申しますと、世界の郷土料理自体より、その料理が他の食文化と接触した時に起こる現象に興味を持つ者です。

例えば、日本でヨーグルト以上に良く食べられている外国の食べ物としてカレーがあります。カレーはもちろんインドのものですが、

インド人はカレー粉を使った料理を「カレー」と呼びません。

日本にカレーを伝えたのは、インド人ではなくイギリス人です。

そんな事実を、ほとんどの日本人は知りませんし、インドに行ったこともありませんが、週に何度もカレーを食べています。

それどころか、日本人はあらたなカレー料理を創りました。まず、

日本人はカレーライスを創りました。

日本人はカレーそばも創りました。

日本人はカレーうどんも創りました。

日本人はカレーすき焼きも創りました。

(この辺で大使笑う)

そしてそして、日本人は、これはハッキリ申して私ですが、ヨーグルトすき焼きを創りました!

(ここで大使爆笑)

・・・というほとんどのブルガリア人が、おそらくご存じない事実をご紹介しましたところで、そろそろ乾杯に進みたいと思います。私が二番目に覚えたブルガリア語「ナズドラーベ!」(乾杯!)で乾杯したいと存じます。

それでは、コストフ閣下、ご令室様、皆々様のご健康を祈念しつつ杯を上げます。ご唱和下さい。

ナズドラーベ!

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.643日連続更新を達成しました。

 

 

 

 

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

料理ハ2人前

私はもちろん排外主義者ではないですが、インバウンドの外人さんがやって来て、

僕タチハ4人組デスケド、料理ハ2人前シカ頼ミマセン!(弊社訳)

と言われると、やはり、イラっとします。

浅草の料理屋が集まると必ず、この話しになります。

「4人で2人前」は、店にとっては単に減収になるばかりではなく、おしぼり・お茶・水・調味料・薬味それから食後に器を洗浄する洗剤が必要になる話しですから、どうしても増収策として席料を徴収するか、料理代そのものを値上げする他ありません。

ここで問題なのは、外人さんだけ値上げすることは出来ない、ということです。そんなことをしたら、それこそ排外主義と言われかねません。だから日本人にも一律にご負担願うようになる、つまりトバッチリが日本人にも及ぶ、という点です。

日本人の中には、これを嫌って他所の店や街に移って行く人も出るでしょう。オリンピックはすぐに終わりますが、その後お客様がいなくなっていたら最悪です。

折衷案として、席料を導入して、一方同時に料理代は少し下げて、合計で以前より高い金額にする、という手もありますが、日本人客は席料を取られること自体を嫌うような気がします。

このように、インバウンド客を受け入れる店には、業界外の方には見えづらいストレスがあります。

そこでメデイアに在職しておいでの方に申し上げますが、

外人さんが日本に夢中!!

というような浅薄な記事を量産するのは、どうか、そろそろ止めて欲しいと思います。この話しはトバッチリが日本人にも及ぶ話しですから、いい加減、実務的な議論をする時季と思います。

 

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.642日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

くみ踊

「くみ踊」を観てきました。

「組踊」と申しますと、世間では琉球王国の歌舞劇を言うと思います。那覇には専用の劇場がありますし、重要無形文化財にもなっていますね。

が、浅草にも、もう一つの「くみ踊」があるのです。

三社祭の期間に、浅草の芸者衆が組をつくって、花柳界の料亭さんを次々に訪問しては踊りを披露する、というものです。客は料亭で飲みながら、芸者衆が到着するのを待ちます。

この期間、芸者衆の装束が普段と違います。「手古舞(てこまい)姿」をしています。「手古舞」とは、元々は江戸の祭りにおいて、巡行する山車を警護していた鳶職のことだったそうですが、今は祭りに山車は出ません。今は芸者衆や地域の若い女性が男装した格好を「手古舞姿」と言っています。

この「くみ踊」は芸者衆にとっては、ハードワークです。いくつもある宴席をまわって歩き、踊っては次へ移動、踊っては次へ移動、と行かねばならないからです。

そして、また客にとっても「くみ踊」ハードワークです。なかなかまわって来ない芸者衆を待つ間、ずっと飲んでいないといけないからです。

あー、結構飲んだなあ、うーい、ひっく。

あ、念のため申しますが、芸者衆の芸事の内容は、基本的には真面目です。三社祭の関連行事ではありますが、ドンツクドンツク盛り上がるわけではなくて、「日頃の稽古の発表」という趣旨ですので、念のため。

 

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.641日連続更新を達成しました。

 

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)