世襲②

<この話しはやや長いので、昨日のこのブログから続いています>

さてさて、このブログも今日で五周年なので、日頃の請け売りばかりでなくて、少しはシリアスなことも書かねばなりません。

今日は世襲という、ちょいとシリアスでナーバスなことについて書いてみたいと思います。

なにしろ「ナッツ・リターン」騒動で世襲組は、短慮で傲慢と思われて旗色が悪いですからね。

現在親の店を継ぐか迷っている若者の中には、「ナッツ」を視て、親とは別の世界に行かねば!と思い詰めている人がいるのではないかと思います。そうするべきなのか、ここで考えてみましょう。

例えば、私は外の世界で勝負するべきだったのか?

自分で言うのもなんですが、こう見えても、そこそこの能力はございます。

では外に出てしまえば良かったかと申しますと、結論はノーで、今はそのことに確信がありますが、若い時はやはり外に興味を持ちましたし、社長を世襲してからも、選抜されていない後ろめたさを感じたこともあります。世襲組は皆そうでしょう。

そんな人生を生きてきた私が今言いたいことは、

世襲かどうか=選抜されているかどうかだけで社長を観るのは止めようよ!ということです。

一般的には、

世襲社長=ワンマン

雇われ社長=バランス型

という先入観がありますが、それは先入観と申すものです。選抜されたという自信を背景に強引な経営をする雇われ社長も少なくありません。

在任中の短期間の利益額しか眼中にないように見える方もおいでですよね。

だから、世の中の役に立っているか、で社長を観て欲しいと私は思います。

私は以前にこのブログに、

「世襲の経営者であっても人生は選択できます。自己矛盾のようですが選択できます。何を選択できるのでしょう?世襲のメリットを自己の為に活かす世襲と、世襲のメリットを世の為に活かす世襲の選択です。」

と書いたことがありますが、良い会社経営がなされているのであれば、そこの社長が世襲かどうかなんて、あんまり関係無いでしょう!というのが、今の私の考え方です。

では、良い経営がなされているのか、私はどこで判断しているのか、ですが、

その店で「客の四代目」「五代目」「六代目」が誕生しているかどうかで判断しています。

念のため申しますが、「客」というものは一代限りではありません。

ある方(お爺さん・お婆さんのお客様)の個体が亡くなっても、味覚はお子さんに継承されるのです。

去年のある日、私は一組の若いカップルを玄関から個室へ案内しようとしました。そのエレベーターの中で、カレシがカノジョに話しかけていたことは・・・

この店はねえ、死んだ爺さんに連れて来られた店なんだ!

嬉しい話しですね。

「死んだ爺さんと来た」店に連れてくる女性なのだから、おそらく本命のカノジョなのでしょう。

上手く行けば「ゴールイン」して、お子さんが出来、いつかそのお子さんと一緒に来て下さるかも。

その子が来れば、「ちんや」の客としては「死んだ爺さん」から数えて四代目になります。このように「客」という立場は継承=世襲されるのです。

お爺さん・お婆さんを「将来性が無い顧客層」とみなして冷遇すれば、こうは行きませんが、お爺さん・お婆さんを大切にすれば、「客」という立場は継承=世襲されます。

こうして世襲される味覚こそが、店の本当の資産です。

上に書きました通り、世襲組である私は自分がこの店の六代目だということを、自慢に思ってはいませんが、この店で「客の四代目」「五代目」「六代目」が誕生するなら、それは誇るべきことです。

いや、この世でこれ以上に誇らしいことは無いと思います。

「主の六代目より客の六代目」です。

それが出来ているのなら、その世襲は悪くなかったと言えるのであって、世間からとやかく言われることはありません。

世間には、最初から「ボンボン」を見下して来る人もいたりますが、つき合わなければ良いのです。「ナッツ」も気にすることはありません。

・・・というような考えを持ち始めた頃、私は向島で飲んでいてお姐さんに言われました、

「住吉さんって、てっきり創業社長かと思ったら、六代目だったんですね!」

彼女は地方から東京へ出て来て、何も知らないままに向島芸者に成り、ヤマ勘を頼りに座敷に出ていたわけですが、そんな人だからこそ、先入観とは違った印象を持ったのでしょう。

だから、現在親の店を継ぐか迷っている若い人達に申し上げたい・・・

店を継ごうぜ!

その店に在るものは何でしょう?

何十年もの間多くの人に愛されて来た仕事です。

心から誇りに思える仕事です。

もちろん苦労や苦心はイヤというほどありますが、そこに仕事があるから、

店を継ごうぜ!

ブログ五周年の日に、そう申し上げておきます。心から。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

2010年3月1日よりスタートした弊ブログも、これにて満五年連続更新です。日頃のご愛読に心より御礼申し上げます。

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世襲①

最近の料理業界のニュースと言えば、「なだ万」の社長に木浦信敏さんが就いたことでしょう。

木浦さんは「現代の名工」にも成っている、大変有名な料理人の方ですが、料理人が「なだ万」の社長に成るのは初めてのことです。創業家出身の前社長は退かれて、その後を継がれます。

もっとも社長に成ったからと言って、包丁をマウスに持ちかえて資金繰りに勤しむわけではないようです。

最近「なだ万」さんはアサヒビールさんの傘下に入ったので、会長がアサヒさんから来ています。

親会社から来た会長と、現場上がりの社長がコンビを組むわけで、日本航空さんに似ているような気がします。

日航へも、倒産した後、国に指名された稲盛和夫会長が来て、その下でパイロット出の植木義晴さんが社長に成りましたね。その後上手く行っているようですので、アサヒさんも同じ線を狙っているのだと思います。

木浦社長のご活躍と、「なだ万」さんのご発展を祈念致します。

さてさて、このブログも明日で五周年なので、日頃の請け売りばかりでなくて、少しはシリアスなことも書かねばなりません。

今日は世襲という、ちょいとシリアスでナーバスなことについて書いてみたいと思います。

なにしろ「ナッツ・リターン」騒動や「大塚家具」騒動で世襲組は、短慮で傲慢と思われて旗色が悪いですからね。

現在親の店を継ぐか迷っている若者の中には、「ナッツ」を視て、親とは別の世界に行かねば!と思い詰めている人がいるのではないかと思います。そうするべきなのか、ここで考えてみましょう。

例えば、私は外の世界で勝負するべきだったのか?

自分で言うのもなんですが、こう見えても、そこそこの能力はございます。

では外に出てしまえば良かったかと申しますと、結論はノーで、今はそのことに確信がありますが、若い時はやはり外に興味を持ちましたし、社長を世襲してからも、選抜されていない後ろめたさを感じたこともあります。世襲組は皆そうでしょう。

そんな人生を生きてきた私が今申し上げたいことは・・・

<この話しはやや長いので、明日のこのブログに続きます>

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて、あと一日で満五年連続更新です。

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公開出禁

ほお、出禁にしましたか!

それもネットで知れ渡る形で。これは新しいパターンと申せましょう。

出禁(=できん。出入り禁止のこと。店の利用を断ること。)を実行したのは秋田市の繁華街・川反の老舗和食店「T」さんで、出禁にされたのは2人組の歌手「スキマスイッチ」さんです。報道では「T」さんは、

「今回の問題を受け、店側は興行会社に抗議するとともに、今後のアーティストの利用を断った」

と書かれていましたが、それを業界で「出禁」と申します。

「今回の問題」すなわち出禁の理由は、「スキマ」が秋田県民会館で行われた公演のトークの時間で、この料理店のことを店名をあげて貶したからです。

「すき焼きの野菜が残っていたのに下げられた」

「ハタハタをもっと食べたかったのに1匹しかなかった」という趣旨だったとか。

ところが、この時実は「スキマ」が予約時間を大幅に遅刻した来たことや、出した料理は注文されたものと相違なかったことから、大問題になりました。興業会社が直前に予算を@6.500円から@5.000円に削ったのでハタハタの数が減ったのだそうな。

まず店の女将の娘さんがツイッターで「スキマ」を攻撃、それを見た多数のネット民も参戦して、「スキマ」のアカウントは大炎上と成った模様です。

「スキマ」の所属事務所は、

「お世話になりました御飲食店様からは、適切なサービスのご提供を頂きましたにも関わらず、ライブのMC内で誤解を招くような表現をしてしまったため、御飲食店様、及び関係者の皆様へ大変ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と公式謝罪したものの、

そのタイミングが大変遅く、また、この謝罪文を公表するより先に、「スキマ」の知人のお笑い芸人がツイッターでこの騒動を笑いのネタにしたことから、Tさん側は大いにヘソを曲げてしまいました。

で、珍しい「公開出禁」となった次第です。

料理屋が態度の悪い客の利用を断るのは、ごく自然なことですが、普通は本人に告げるだけで、世間に知れ渡る形にはしないものです。

今回は、有名人が公開の場で、店名をあげて貶したので、店側もそれに報復するため「公開」となった模様です。

今後は、こうした事例=「公開出禁」が出て来ることでしょう。有名な方にはキツい状況ですねえ。

いやはや、後悔しても遅いです。

なんちって。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて、あと二日で満五年です。

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豊年萬福塾

「豊年萬福塾」の第二十回 「和のごちそう・すき焼き」を聴講してきました。

「豊年萬福塾」は月刊「日本橋」が主催する文化イベントで、今回は、

フードジャーナリストで「すきや連」旗振り役の向笠千恵子先生が講師。

「文明開化で肉食が解禁されてから約150年、今では日本を代表する〝和のごちそう〟となったすき焼きの歴史やドラマ、日本各地のお国ぶり豊かなすき焼きのお話、さらにその美味しさの魅力をたっぷり語っていただきます。」

その後は明治2年ご創業の、「伊勢重」六代目当主・宮本重樹さんとの〈すき焼きトークショー〉でした。

大変勉強になりました。

向笠先生から、住吉さんも一言話してよ!

と依頼がありましたので、3分程度で、昨年末に出版された、「すきや連」の本『日本のごちそう すき焼き』のPRをさせていただまいた。

<以下私の挨拶の全文です>

私が「ちんや」の住吉でございます。「すきや連」の事務局をしております。ご指名でございますので、少しだけお時間を頂戴いたします。

まずもって御礼でございますが、本日はすき焼きのイベントに、このように多数の方々がご来場くださり、本当に嬉しく存じます。

実は以前から手前どもは、すき焼きの当事者としまして、すき焼きって、こんなに美味しくて、こんなに楽しくて、こんなに国民的なのに、なんだか熱い話題になることが少ないよね、知られてはいるけど深く知られてはいないよね、と思ってきました。

それで11年前のことですが、弊社が創業125年を迎える前の年に、誰かにすき焼きのことを書いてもらおう!と思い立ったのが、そもそもであります。

で、向笠先生と大変在り難い御縁がございまして以来10年と少し。最初の向笠先生のすき焼き本『すき焼き通』が出ました時に懇親会をやりまして、そのメンバーをベースに「すきや連」が始まりました。年3回ペースで通算20回開催しまして、のべ1.000人以上の方が参加して下さいました。その成果が、今回の第二段の本『日本のごちそう すき焼き』です。

ですので今日PRさせていただきたいのは、この本はそれだけの、長い時間をかけて出来上がっていて、また多くの人が関わって出来上がっている、ということであります。パッと書けちゃった本じゃないんですね。

向笠先生には、その間10年以上に渡って、すき焼きに熱い関心を持ち続けていただきまして、本当に在り難く思っております。それが今日の、この盛況ぶりに繋がっているわけでして、この場をお借りしまして御礼申し上げたいと思います。

それから、すき焼き屋連中も多少の苦労をしております。なにしろ学校出てから文章は一切書いていない人間も多い中で、今回は「ゴーストライター禁止」でして、自分で書きました。いや、書かせました。なかなか原稿を出せない人もいて平凡社さんも苦労しましたし、私も取り纏めをしている間、うーん、共同で本を出すって難儀だなあ!と思いましたが、皆様には、この本は、そういう所を乗り越えて来た本としてお読みいただけましたら、一層面白いと思います。

すっかり宣伝になってしまいましたが、『日本のごちそう すき焼き』と、それからすき焼きそのものを、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

お時間頂戴いたしまして、ありがとうございました。終わりです。

 

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて、あと3日で満5年です。

 

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雪予報

東京の雪予報の70%がハズレだとか、2/18もほとんど降らなかったからハズレ確率は80%に上がったとか言われています。

雪予報⇒キャンセルは料理屋にとっては大損害で、実に難儀なことです。

腹立たしいのは気象庁だけではありません。テレビも、

お気をつけ下さい!

お気をつけ下さい!

と叫んでいましたが、それは勿論視聴率が上がるからですね。内心ホクホクなのに心配しているフリが腹立たしいです。

中継車を、わざと宇都宮とか八王子とかに出して、

雨にみぞれが混じってきました!

と叫んでいましたが、そこは東京中心部より寒い所ですよね。

「降る降る詐欺」だ!

と叫んだ人もいます。

私も、ほぼ同感なのですが、日本の予報技術はこれでも世界一だそうですし、テレビ局が視聴率を追うのを、我々が止めることもできません。

で、私が今苦言を呈したいのは、普通の都民の皆さんです。

雪が5cm積もったとして、普通の都民が蒙る被害と言えば、

電車が徐行運転するので、帰りが遅くなる

徐行だけでなく間引き運転もするので、車内が混む

駅から家まで歩く間に、靴がズブズブになる

・・・くらいなものですが、それって会食の予定を止めるほどの被害でしょうか。

とても忙しい友人と、なかなか日程の調整がつかなかったが、やっと都合がついて食事できることになり、あの雪の日に会って語り合った、というのは印象深くて、むしろ良いと思うのです。

私は、多少の雪でも会いたいような、貴重な友人を持ちたいと思います。

追伸

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて、あと4日で満5年です。

 

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卒業旅行

業界の会合で、箱根の温泉に関わっている方に会いましたので、

2月辺りは少し静かで落ち着ける時季でしょう!

と申しましたら、

いえいえ、今は春節の中国人と卒業旅行で、結構忙しいんです、

という返事でした。

そ、卒業旅行で箱根?

ず、随分近い「旅行」ですな。

我々バブル世代の頃はヨーロッパとか、モンゴルとか、アマゾンでしたよ。

卒業旅行がのびてしまい、入社式に間に合わなかった、という武勇伝もありました。バブルでした。

それが今は箱根ですかあ。

最近の若い人は「グルーバル」だと思っていたのですが、少し違うのかもしれませんね。

ババンバ バンバンバン

ア ビバノンノン

ババンバ バンバンバン

アー ビバノンノン

風邪ひくなよ

宿題やれよ

歯磨けよ

追伸

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて、あと5日で満5年です。

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2月は毎年せわしない

2月も最終週に突入しました。

今日は「東京マラソン」ですので、「ちんや」の前の通りが車両通行止めになります。ご来店の節はお気をつけ下さい。

それにしても、2月は毎年せわしないですね。

元々28日しかないのに建国記念日があり、このブログの2/13号に書きました通り2月は浅草の新年会が多くて、実は今日が今年の最終新年会の日です。仕事をする時間が少ないので、せわしないのです。

加えて、例年3月前半に「すきや連」を開催するのが恒例で、今年も「ホテル竹園芦屋」さんで開催する予定なので、その準備を2月後半にしないといけません。

それで、2月は毎年せわしないのです。

さらにまたそれに加えて、今年の2月末で弊ブログが5周年です。2010年3月1日にスタートしまして、早いもので5年です。

そのことを先日告知しましたら、

何かイベントをやらないんですか?!

というコメントが。

うーん、余裕があれば、ですかねえ。

「何か」以前に、あと1週間書かないと5周年になりません。

ブログネタは、ないかなあ。

イスラム国?

ウクライナ?

すき焼きに結びつかないよなあ・・・

追伸

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.817日連続更新を達成しました。あと6日で満5年です。

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青花白磁 草花文 面取瓶

今日は「ちんや」で使っている徳利を紹介いたします。

それは18世紀李朝時代の作品

「青花白磁 草花文 面取瓶」をコピーしたものです。元の作品は、日本最大の李朝陶磁のコレクションである大阪市立東洋陶磁美術館に収蔵されています。

大阪まで観に行けない方は、本の通販で『李朝陶磁500年の美』という本を購入すると載っています。

この徳利は、まず八角に面取りされた、すがた・かたちがとても魅力的です。

そこに染付けで草花文が描かれているのですが、淡く、しかし深い色合いが何とも言えぬ雅味を感じさせます。

釉薬は、わずかに青みがかって、柔らかい感じ。日本の鍋島焼きのようにカチっとはしていません。

燗をつけると手からも温かみを感じて嬉しくなります。こういうのが私の趣味なんです。

さて、今日突然徳利の紹介などを始めたのは理由があります。

最近の韓国をめぐる報道って、なんだかやたらと芝居仕立てじゃありませんか?!

っていうこと言わせていただきたいのです。

「ナッツ・リターン」にしても「セウオル号」にしても、テレビを視ていると、韓国人ってなんだか、

・傲慢な財閥一族

・奴隷のようなサラリーマン

・不正を働く公務員

の3種類しかいないみたいです。

「ナッツ」では、ニュース番組なのに再現映像が造られていて、BGMも激しい音楽。

でも、実際はそんな筈はありませんよね。

かつて素晴らしい陶磁器を造っていた人達の子孫もいるはずです。

地道に自分の仕事に取り組んでいる人達が大勢いる筈ですよね。

テレビの皆さん、チト考えなおしてみませんか、ちょいと一杯やりながら。

追伸

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

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是非。

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一番列車

北陸新幹線の前売り切符が発売され、一番列車は発売から約25秒で完売したそうです。

景気がよろしいですな。

私の知人の、金沢の料理屋さんでも、ちょっとした予約バブルが起きているそうです。

景気がよろしいですな。

私も、冬の日本海の海の幸をいただくため、きっと利用するだろうと思います。弊ブログの2/7号に書きました通り、

寒いは旨い

ですので是非いただきたいものですが、これまでは飛行機の心配がありました。

飛行機が飛ばずに帰って来れず、店を開店できなくては困りますから、私はこれまで冬場に日本海側に行くのは避けてきました。

しかし、新幹線でそれが可能になります。

「かがやき」の金沢発東京行きの最終便は夜21時発ですから、18時から食べ始めても東京に日帰りできます。富山であれば21時20分発ですから、もう少し長居できますね。

ですので、当然一番気になるのは雪害対策です。

北陸新幹線では、高架橋上や高架橋下に雪を貯めるスペースが設けられているとか。一部の豪雪地区では、スプリンクラーや高架橋を覆うシェルターも設置されるそうな。

最新の装備だとかでJRさんは自信在りげですが、最近の雪は結構スゴいですからねえ、油断しないでいただきたい所です。

私は、来年の冬の様子を見てから、再来年に行くことになろうかと思います。

遅い・・か・な?

 

追伸

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

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うん、うん、何かを売る場合に語呂は大事だと私も思います。

ネットの請け売りですが、今テレビ関係者の間で話題になっているのが、ドラマのタイトルの語呂なのだそうで、タイトルに「ん」が付いているとヒットするのだそうです。

最近の彼の業界の話題と言えば、一時低迷していた浅ドラ、いや、朝ドラが復活を遂げたことですが、そのタイトルは、

『マッサン』

『花子とアン』

『ごちそうさん』

『あまちゃん』

うん、確かに「ん」がついています。

朝ドラ史上最大のヒット作は『おしん』。

タイトルが『マッサン』でなくて『竹鶴』だったら流行らなかったろう、と言われれば、なんとなく納得してしまいます。実際ウイスキーの『竹鶴』は『マッサン』が始まるまで、良い商品だったのに大して流行りませんでした。

逆に歴代ワースト視聴率の朝ドラは2009年の13.5%の『ウェルかめ』。

2位は同年後期の、13.8%の『つばさ』。「ん」がついていません。

「最近の番組のタイトルの傾向として、短くて言いやすくて、テンポのいいものが求められる傾向にあります。4作のタイトルに関しても、『ん』がつくことで、言いやすいということはあると思います。口に出してみるとわかりますが、『ん』で終わることによるリズムやテンポが心地よいと感じられるのではないでしょうか」(テレビ関係者)

・・・なのだとか。

今後「ん」にあやかろうとするテレビマンが増えそうですね。

ちなみに私のすき焼き屋の名は・・・

追伸

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.814日連続更新を達成しました。

 

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