青花白磁 草花文 面取瓶
今日は「ちんや」で使っている徳利を紹介いたします。
それは18世紀李朝時代の作品
「青花白磁 草花文 面取瓶」をコピーしたものです。元の作品は、日本最大の李朝陶磁のコレクションである大阪市立東洋陶磁美術館に収蔵されています。
大阪まで観に行けない方は、本の通販で『李朝陶磁500年の美』という本を購入すると載っています。
この徳利は、まず八角に面取りされた、すがた・かたちがとても魅力的です。
そこに染付けで草花文が描かれているのですが、淡く、しかし深い色合いが何とも言えぬ雅味を感じさせます。
釉薬は、わずかに青みがかって、柔らかい感じ。日本の鍋島焼きのようにカチっとはしていません。
燗をつけると手からも温かみを感じて嬉しくなります。こういうのが私の趣味なんです。
さて、今日突然徳利の紹介などを始めたのは理由があります。
最近の韓国をめぐる報道って、なんだかやたらと芝居仕立てじゃありませんか?!
っていうこと言わせていただきたいのです。
「ナッツ・リターン」にしても「セウオル号」にしても、テレビを視ていると、韓国人ってなんだか、
・傲慢な財閥一族
・奴隷のようなサラリーマン
・不正を働く公務員
の3種類しかいないみたいです。
「ナッツ」では、ニュース番組なのに再現映像が造られていて、BGMも激しい音楽。
でも、実際はそんな筈はありませんよね。
かつて素晴らしい陶磁器を造っていた人達の子孫もいるはずです。
地道に自分の仕事に取り組んでいる人達が大勢いる筈ですよね。
テレビの皆さん、チト考えなおしてみませんか、ちょいと一杯やりながら。
追伸
一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。
タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.816日連続更新を達成しました。あと7日で満五年です。
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