開催しました、第27回「すきや連」②

第27回「すきや連」を米沢市「吉亭」(よしてい)さんにて開催しました。

全国から60名近くのすき焼き関係者が終結して、大盛況でした。

「吉亭」さんのお料理の起源は、米沢織の旦那主が、客人をむかえた時に提供した、もてなしの家庭料理です。自慢の米沢牛を中心に、当時の雰囲気・製法を今日に伝えております。

演題「牛だけじゃない米沢」と題して、店主・吉澤彰浩さま自ら、上杉鷹山公以来の織物産業の歴史や伝統食品についてお話し下さるのを伺った後で、お料理を堪能させていただきました。

登録有形文化財の店舗や日本庭園も、かつて栄華を誇った織物産業の名残りを感じさせるものでした。

また例会前の午後、米沢市内の醤油蔵と酒蔵を見学に参りました。醤油は「平山孫兵衛商店」さん→酒は銘酒「東光」の小嶋総本店さん。こちらのツアーも「牛だけじゃない米沢」を体験する絶好の機でした。

皆さん、ご参加在り難うございました。

<以下↓は当日参加者の方が書いてくれた寄せ書きです。ご覧ください。>

・文化財の建物で米沢牛をいただく。至福のときです。(土居秀夫)

・富岡製糸に関して製糸業が元で後に料理屋吉亭を開業。群馬県とつながりがあるのは嬉しいです。(島崎進)

・素晴らしい出合いに感謝(静朋人)

・全国の同志の方々との、ひととき楽しい時間でした。ありがとうございます。(黄木綾子)

・米沢牛大変ありがとうございました。(鈴木直登)

・品の良い吉亭さまのすき焼き大好きです。伝統ある建物は何とも落ち着いた雰囲気で気持ちが豊かになります。また訪れたいすき焼き屋さんです。(羽鳥裕子)

・はじめてでも最高の出合いありがとうございました。(今田みち子)

・米沢でのすきや連ご縁がまた広がりすき焼きに感謝(中川晶成)

・米沢にてすき焼き米織の強いいきおい夏の勢い緑の息吹(植村光一郎)                                   

・甘くて美味しい米沢牛堪能しました。(森嶋利成)

 

 

 

<寄せ書きは、まだまだありますので、残りは明日の弊ブログで>

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.711日連続更新を達成しました。

開催しました、第27回「すきや連」

27回「すきや連」を米沢市「吉亭」(よしてい)さんにて開催しました。

全国から60名ちかくのすき焼き関係者が終結して、大盛況でした。

「吉亭」さんのお料理の起源は、米沢織の旦那主が、客人をむかえた時に提供した、もてなしの家庭料理です。自慢の米沢牛を中心に、当時の雰囲気・製法を今日に伝えております。

演題「牛だけじゃない米沢」と題して、店主・吉澤彰浩さま自ら、上杉鷹山公以来の織物産業の歴史や伝統食品についてお話し下さるのを伺った後で、お料理を堪能させていただきました。

登録有形文化財の店舗や日本庭園も、かつて栄華を誇った織物産業の名残りを感じさせるものでした。

また例会前の午後、米沢市内の醤油蔵と酒蔵を見学に参りました。醤油は「平山孫兵衛商店」さん→酒は銘酒「東光」の小嶋総本店さん。こちらのツアーも「牛だけじゃない米沢」を体験する絶好の機でした。

皆さん、ご参加在り難うございました。

<以下↓は当日参加者の方が書いてくれた寄せ書きです。ご覧ください。>

・暴れ梅雨すき焼きパワーでおさめたり(向笠千恵子)

・米沢の深く長い歴史!存続されている文化!素晴らしい!(加藤英子)

・米沢の歴史と美味しい牛肉 楽しい時間ありがとうございました。(加藤真生)

・米沢牛を堪能しました。最後のうどん→Good(九鬼紋七)  

・ごちそうさま(角谷利夫)

・米沢織と米沢牛の歴史はつながっているんですね。(相澤二郎)

・初参加 嬉しい楽しい感謝のみ(松田多美)

・梅雨空の牛に似た雲おいしそう(志田英子)

・走り梅雨米沢の地に牛(有志)走る(佐藤洋詩恵)

・米沢の自然の味を堪能し(斉藤弥助)

・上杉の末裔光る雪の峰(谷脇萬明)

・お肉を畳んで炊くと中がレアなんて、こんな炊き方があるんだとびっくり。勉強になります。お料理も(特に鮎)丁寧に作ってあって遠かったけど来て本当に良かったです。(赤塚直子)

・米沢牛だけではない!米沢魅力いっぱい素敵です。吉亭さん、ありがとうございます。(荒井順子)

・一日かけて山形の魅力を感じました。吉亭さんありがとうございます。(荒井亮一)

<寄せ書きは、まだまだありますので、残りは明日の弊ブログで>

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

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拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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初例会

慶應義塾「料飲三田会」の夏例会を、表参道の「RISTORANTE KAPPAS(リストランテ カッパス)」さんで開催しました。

私が会長に成って初めての例会でした。

店のチョイスは杉田副会長。今回より店の選定は、5人いる副会長さんにやっていただくことにしたのですが、気鋭の佐々木満シェフが作る、イタリア郷土料理とそれに合うワインは、実に結構でした。

またイタリア料理と日本酒のマッチングもやりました。新潟県の、今年創業300年をむかえる塾員蔵「青木酒造」さんが、アクアパッツアに合う日本酒を用意して下さいました。日頃から和食以外の料理とのマッチングに実績がおありのお蔵ですから、手慣れたものでした。

今後も、料理がイタリアンでも中華でも、日本酒とのマッチングをしていきます。大の日本酒党の星野副会長がいるので、実に楽しみです。

呑むばかりでなく勉強も致しました。

開宴に先立って、「料飲三田会」会員で、大田市場内の青果物仲卸「大治」の本多社長に「東京野菜の展開について」と題して、講演をお願いしました。

2020東京オリンピックに東京から野菜を供給しようという、大変意欲的なお話しでした。

これまでは勉強と懇親を連続して行っていましたが、今回より一部・二部に分けました。

これまでの方式だと勉強したい方にとっては物足りなく、早く飲みない方にとっては話しが長過ぎ、要するに「どっちつかず」な感じがありましたものですから、今回より完全に分離して、「出たい方だけに出て下さい」という方式に致しました。

当分この方式でやってまいりたいと思います。会員の皆様、よろしくお願い申し上げます。

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「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

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桃缶

昔は名前の通り本当に桃缶を造っておられたのですね、存じませんでした。

「桃缶を造っておられた」というのは「桃屋」さんです。

「桃屋」さんと言えば、

「ごはんですよ!」「江戸むらさき」「キムチの素」「メンマ」「ザーサイ」などが有名ですね。

最近では「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が売り切れ・品薄になって話題になりました。

その「桃屋」の社長さんは、義塾の先輩で、「ちんや」のお客さまでもあるのですが、『三田評論』に投稿しておられて、それを読んで私は戦前、桃缶を造っておられたことを知りました。

白桃などの高級フルーツ缶でトップシェアを誇ったこともあったそうですが、戦後はアメリカからフルーツ缶が大量に入って来るだろうと予測して、今の事業に転換したそうな。

それにしても、

桃を売っていない「桃屋」。

狆を売っていない「ちんや」。

似てるなあ。

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大切にしている言葉

とあるインタビューで

Q「大切にしている言葉は?」と聞かれました。

A(住吉)「本当の資産は財務諸表に載ってない」ですかね。

これは私の迷言ですが、実はパクりです。

Antoine de Saint-Exupéry(サン=テグジュペリ)(1900-1944年)の、

What is essential is invisible to the eye.

「かんじんなことは、目に見えないんだよ。」

をパクって、住吉史彦が考案した~という気になっていますが、もちろん確認はしていません。もしかしたら私より先に言った人がいるかもしれません。

正確には、サン=テグジュペリの原文では、この文の前に以下が付いています。

It is only with the heart that one can see rightly;

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。」

店にとっての本当の資産は、土地でも建物でもなくて、ノウハウや、お客様からいただく信用です。それは目に見えず、財務諸表に載ってないという意味です。

Q「その言葉を大切にするようになったきっかけは?」

A「この言葉を初めて学校で習った時はピンときませんでした。経営に当て嵌めて、さらに3.11の大震災と対談本『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を経験してから、腑に落ちるようになりました。」

Q「その言葉はどのような影響を与えた?」

A「すべての人への接し方が根本的に変わります。ノウハウも信用も、人に付属するものですからね。お客さま、従業員、取引先、それから、さらに申せば神様、仏様への態度も変わります。神様に「お願い」ばかりしてはダメということです。」

うーん、それにしても、こういうやりとりって、なんかワザとらしいなあ。インタビューの定番なんでしょうけど、他の聞き方ないのかな?

あ、そうそう、言葉を1個にしぼれっていうことでしたので、しぼりましたが、同じサン=テグジュペリの、

人生には解決法なんかないんだ。

あるのは、前に進む力だけだ。

解決法は、後からついてくるものさ。

も、いいかもです。

追伸1

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産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

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肉屋豹変す

今日は脂の熟成の話しです。

え? 脂に熟成ってあるの?

と思った方は正しいです。肉の熟成と言うのは通常、肉のタンパク質つまり赤身が、牛さんの体内の酵素によってアミノ酸に分解されることを申します。ここで生じるアミノ酸こそが旨味の本体です。

それと同時併行して、脂肪も脂肪酸とグリセリンに分かれるのですが、それを「熟成」と称して良いかどうかは、業界で統一的用語になってはおりません。私も、肉の熟成とは赤身の話しですよ!とずっと言ってきました。

だから、本日ここで多少の軌道修正をさせていただくことをお赦しいただきたいと思います。

そう、「肉屋豹変す」と昔から言うではありませんか(笑い)

さて、そもそも脂肪(トリアシルグリセロール)と申します物は3つの脂肪酸と、1つのグリセロールが結合して出来ています。そして、ウイキをコピペしますが、

「生物の油脂には大量のトリアシルグリセロールが含まれている。これは脂肪酸とグリセロールのエステルであり、加水分解により脂肪酸とグリセロールを生じる」のです。

なんと、加水分解するだけで、グリセロールが出来るのです。だから水分のある環境下で、置いておくだけで、脂肪が脂肪酸とグリセロールに分かれるのは、別に不思議なことではないのです。

このグリセロールは甘味料です。それも砂糖のような直線的な甘みではなく、穏やかな甘みを感じさせる物質です。

そのグリセロールが、熟成させた「ちんや」の肉には在るのです。

実は「ちんや」の肉は「脂が甘い」それも「くどくない甘さ」と言っていただくことが多いです。割下の中に、関東で最大量の砂糖を入れていますので、「くどい甘さ」と言われるかと思いきや、「くどくない」と言われるのです。

砂糖由来の甘さとは別の甘さ(グリセロール)を、お客様や取材の方が感じ分けていると考えないと説明がつかない現象だと私は思っています。

ここは結構重要な点なのですが、この脂に由来する甘味つまり砂糖由来でない甘味が、すき焼きにはとても重要だと私は考えます。だから、すき焼きには全くの赤身肉がベストだとは思えず、結局「適サシ肉宣言」になるわけです。はい、結局、そこに行くんです。悪しからず。

ついでに申しますと、甘さの件だけではなく、物理的にも脂が変わって、やわらかく成っていると私は考えています。

皆さん、すき焼きの肉を蕎麦のようにズルズル飲み込んでいる人を見かけませんか?あれは、脂を噛み切れないからですよね。それで、勢い、丸ごと飲み込むしかなくなるのです。

「ちんや」の肉で、ああいうことはありません。それは、熟成させた肉を薄切りすれば、脂肪が分解されているので、噛み切れるからだと考えています。

熟成と言うとこれまでタンパクの話しばかりでしたが、脂肪の熟成(分解)過程にも注目して行きたいと最近私は考えているのです。

具体的には、脂をポイと捨ててしまうのは、モッタイナイ。

サシの少ない赤身肉を食べる前に、脂のシートを被せておいて、その中にあるグリセロールと絡ませたらどうだろう?というようなことが考えられるのです。

特許庁さん、特許もらえませんかね、このアイデイア?

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。

ありがとうございます。

 

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.706日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

断る口実

是非とも試食なさって下さい!!!

って、月齢24の去勢の子ですかあ。

「適サシ肉宣言」に共感して来たと仰ってませんでしたかねえ。

営業かけるなら、まず相手のことを勉強しましょうよ。

まあ、断る口実が出来てラッキーではあるけれど。

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.705日連続更新を達成しました。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

観光経済新聞

<週刊「観光経済新聞」さんが、「日本の食~訪日外客4千万人時代を前に」という御題で、600字コラムを書いて欲しいとおっしゃいます。書いたら、こんな↓感じになりました。>

 Itadaki-mas.Gochiso-sama-deshita.を世界語にしたいものだと私は思います。

「いただく」とは、いったい何をいただくのか、「馳走(ちそう)」とは、どういう行為のことなのか、それを知った上で外人さんが、Gochiso-sama-deshita.と言ってくれたら嬉しいですね。

そこまで出来て、ようやく「和食の世界化」だと私は思います。SukiyakiとかSushiとか、ただ料理名を知って食べているだけでは「文化度」はイマイチだと思います。何故なら、この二語こそが食に対する、日本人の思想を象徴しているからです。是非「世界化」させたいものだと思います。

で、その方法ですが、この件に政府の旗振りとかは勿論不要です。未だ「思いつき段階」ですが、ここでご披露申しますと・・・

1まずネット上に、ハンコ集めをするためのテンプレートを掲示します。

2そのテンプレートを、日本を訪れる外人さんに、紙(~できれば和紙)に印出してもらいます。

3外人さんは、その紙を持って日本の料理屋や旅館を訪ねます。

4外人さんが、食前にItadaki-mas! 食後にGochiso-sama-deshita!と唱えるのを確認したら、料理屋さんは2で印出された紙に、自分の店のハンコを押します。

5外人さんは、こうして日本旅行中にハンコを集め、美しいハンコに出会った時は、画像を撮って→ネット上に自慢します。老舗の料理屋さんのハンコは、立派なことが多いですから、自慢できる画像が撮れると思います。

もちろんテンプレートにはItadaki-mas!と、Gochiso-sama-deshita!の意味を掲載して学んでもらいます。Itadaki-mas!と、Gochiso-sama-deshita!を広めるついで、ハンコと和紙をひろめられたらいいなあ!と思っています。

実は、国際観光日本レストラン協会の食育企画「親子体験」に参加してみて分かったのですが、日本の今時の若い親御さんの中には「いただきます」「ごちそうさま」の意味をご存じない方が多いです。「観光経済新聞」の読者さんなら、ご存知なのでしょうが、インバウンドの外人さんが好んで訪れるC級店、D級店のスタッフさんとなると、そういう次第で、かなり心もとないのが現状と思われます。

だからこそ、むしろ外人さん経由で意味を日本人にお教えするのです。トリッキーな策に見えるかもしれませんが、実効性はあると考えています。

どうでしょう、この思いつき?

Itadaki-mas!Gochiso-sama-deshita!2020年までに世界語にしようじゃありませんか!

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.704日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

職場訪問

先日「職場訪問」に見えた、中学校の生徒さんが手紙をくれました。

以下にご紹介しますと・・・

 

先日はお忙しい中職場訪問を受け入れていただき、ありがとうございました。

ちんやさんで実際に加工の体験をさせていただいて、おもてなしの心を学ぶことができました。

特に活動の中で印象に残っているのは、ちんやさんへの肉へのこだわりです。あの肉の厚さは職人の人しか出来ないし、なによりも「適サシ肉」については、本当にその通りだなと思いました。

肉のあぶらの量が50%~75%は普通にくどいと思うし、いき過ぎだなと思いました。たぶん便利になっているこの世の中にはいき過ぎがあると思っています。

どこかでラインをひくことが本当の品質に繋がっていくことも学びました。

今回の研修を通して、こだわりという部分が、すごく勉強になりました。僕はまだ何かにこだわりを持ったことはないし、もてるほどの経験もありません。ただ何かにこだわりを持てば、それがみんなのために役立てられるということが、とても心に残っています。

研修させていただいて、本当にありがとうございました。

<拝読して、こちらこそ良い体験をさせていただいたと思います。N君、ありがとうございました>

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.703日連続更新を達成しました。

 

阪神・阪急定期戦

毎日ニュースサイトに「すき焼き」と入れて検索しています。すき焼きの情報は必ずおさえておきたいからですね。

が、違う方面で面白い話しに行き当たることもあります。例えば、

プロ野球・阪神タイガースが、193610月球団創設初年度の、第2回阪神・阪急定期戦に勝った時、球団主催のすき焼き祝勝会が開かれたという件です。

阪神では選手は禁酒を言い渡されていたそうですが、この時球団創立以来初めて酒が出されたそうな。いかに阪神本社がこの定期戦での勝利を喜んだか、これをみてもはっきり感じられます。

当時それほどまでに阪神・阪急のライバル関係は熾烈で、「競争というより戦争」と言われていたそうです。

第1回定期戦は阪急が勝っており、もし、この第2回定期戦にまた敗れることになれば、阪神本社は面目を保つため、なんと、「球団を解散する雲行きさえ感じたられた」と言いますから、実に大変なことでした。

以上は、タイガースの初代主将で、後に監督も務めた松木謙治郎さんの著書『タイガースの生いたち』に出て来る話しです。

この一件からも、昔の関西圏のスポーツ関係者が、すき焼きをとても好んでいたということが分かります。

その後阪急球団はオリックスに身売り。そのオリックス球団が2004年には近鉄球団を吸収します。関西プロ野球の、冬の時代です。

そして2006年、なんと、今度は親会社の阪急と阪神が統合して、阪急阪神ホールディングスに成ってしまいます。阪神が村上ファンドによる株の買い占めに遭って、身を守るために統合の道を選んだのです。

かつて阪神阪急戦で、「身が縮む思い」でプレーした選手OBにとっては、複雑な事態だったことと思います。

私はもちろん東京人ですが、どうも、判官贔屓の気持ちがあって、スター揃いの球団を素直に応援する気になれません。地方の球団や関西の球団に頑張って欲しいと思ってしまいます。

そして、祝勝会は、やはりすき焼き!にして欲しいなあとも思います。

 

あ、そうそう、昨日のクイズの正解を忘れました。以下をご覧ください。

2イギリス人、2 23%、1福沢諭吉、2仮名垣魯文、1明治20年代、3朝松庵(中目黒)、2小津安二郎、3金曜日の昼飯、2ドイツ 

 

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.702日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)