カレーオイル・ヨーグルト卵!

「アナン」のメタ・バラッツさんとコラボして、

カレーすき焼きのイベント「うわさの「適サシ肉」のすき焼きを、知る人ぞ知る「カレー卵」で食べる会」を開催しました。

カレーすき焼きを皆さんに食べていただいたのは、もちろん、こんな(↓)企画も付けました。

<おまけのトークショー>

「和食に成ったカレーを語る」

今年「適サシ肉宣言」で話題に。カレーオイル入り卵やヨーグルト入り卵も提供。

「ちんや」六代目住吉史彦

VS

「東京スパイス番長」こと「アナン」三代目メタ・バラッツ

(語った内容は、こんな↓感じ)

カレーが日本に渡って来て、およそ150年。カレーライスは今や日本国民の23%が「和食」と認知しています。トッピングもあれこれ。ライスの他にも、カレー蕎麦、カレーうどん、「中華料理屋のカレー」まで。そして小津安二郎が愛したカレーすき焼きも。

日本に生まれたインド人には、いったい日本のカレーはどう見える?

このお題で、縷々トークする内に、衝撃的?な話しが出ました・・・

・・・世界的には、辛いものと酸っぱいものを一緒に食べることは、多いですよ。例えば、ドイツには「カリーヴルスト」がありますよ。

「カリーヴルスト」とは、焼いたソーセージの上にケチャップとカレー粉をまぶしただけの単純な食べ物で、ファストフードとして大変人気があるようです。

そして、なんと、日本には、本当に、

「カレーヨーグルト」という商品が存在したことがあるのです。

「カレーヨーグルト」は森永乳業さんが1998年に発売したヨーグルトです。

当時の『日経産業新聞』記事によると、

「首都圏200名へのモニター結果では「買ってみたい」と答えた人が58%、「おいしい」と答えた人は48%しかおらず、社内でも賛否両論あった。味には好き嫌いありそうだが、若い人には案外支持されるかもしれない」

「森永乳業のデザート・ヨーグルト部マーケティング担当次長は「成功すれば、今までにないヨーグルトの分野が開ける」と力説していた。この次長は、初年度に十億円の売り上げを目指すと自信を見せていた。」

残念ながら販売期間は、先進的過ぎてきわめて短期間だったそうな。

さらに、です。森永乳業さんのライバルの明治さんの「明治ヨーグルト倶楽部」というサイトをみても、カレーを作る際、隠し味としてしばしばヨーグルトが使われています。「ヨーグルトキムチ」とうのもあります。

と、

いうことは、

「ちんや」の、カレーオイル卵とヨーグルト卵を合体させてしまうのも、

あり、

かもしれないです。

うーむ。衝撃的。

しかし躊躇している場合ではありません。

今日やりましょう。すぐやりましょう。「カレーオイル・ヨーグルト卵」を。

かくして、このイベントに参加した皆さんは、すき焼きの歴史上初めて「カレーオイル・ヨーグルト卵」を体験した人々に成ったのです。

衝撃的な一夜でした。

 

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.687日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)