言問橋
新「ちんや」の、新しく入ったスタッフさんに、
言問橋って、なんでそういう名前なんですか?
と聞かれました。
はい、ご説明いたします・・・
在原業平の詠んだ、
「名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」
という歌にちなんでいます。
在原業平(ありわら・の・なりひら)は平安時代初期の貴族です。
業平は母方をたどれば桓武天皇の孫にあたり、血筋は非常に高貴な身分でしたが、大変な色男で、
清和天皇の皇太后となった藤原高子、惟喬親王の妹である恬子内親王など、手を出してはいけない女性に手を出した為、出世が止まり、東国を流浪したと言われています(この話しは史実ではなくて、創作だという説もあります)
隅田川まで業平が来た時、そこに「都鳥」という名の鳥がいるのを見て、都に残してきた、
「わが思ふ人(=女性)」は「ありやなしや」
と問うたのが、「言問橋」の由来だそうな。
いや、ステキな人生だこと。
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本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.415本目の投稿でした。