ついに国際観光日本レストラン協会「第一回 青年後継者の集い」が開催されました。
協会青年部の初代の代表世話人には、不肖・私が就任し、この「集い」の為に1年半ほどかけて準備をしてまいりましたが、ようやくそれが実現の運びとなりました。
北は米沢、仙台、金沢。南は広島、高松からもご来場いただき、在り難いことでした。
また、これまで協会会員ではなかったけど、この「集い」に参加するために入会したという人もいて、実に嬉しいことでした。
さて、「第一回」のキャッチコピーは、
「食べて、学んで、つながって、未来を創ろう! 」
このコピーは「長澤販促塾」さんに考えていただきました。
内容は、と申しますと、
第一部は研修会
<メイン・セミナー>
講師=志村久弥氏(天麩羅「つな八」三代目店主)
演題=ここでしか聴けない商売の極意
「つな八」を40店舗の一大チェーンにまで育て上げた志村社長がレス協会員だけに自身の半世を語って下さいました。生々し過ぎる話しなので録音禁止・拡散禁止でお願い致しました(笑い)
講演を聞いた後、参加者同士でグループ・ディスカッションをしていただきました。皆さんが熱く語り合う様子が感動的でした。
続いて、<サブセミナー>
講師=藤森朗氏(「今朝」五代目店主)
演題=「今朝」が考える美味しい肉とは
「髭の伯爵」として有名な藤森社長が、めったに人に教えない肉の秘密を語って下さいました。
で、その後はお楽しみの、第二部・懇親会
「今朝」さんで、すき焼き大宴会を行いました。やはり「懇親と言えば、すき焼き」ですねえ。藤森さん、ありがとうございました。土産交換会もしました。
第三部・二次会も。
会場は、「厨車屋(みくり・くるまや)」さん。
このお店はロイヤルパークホテル ザ 汐留の25階に在ります。東京湾岸の絶景を眺めながらさらに夜が更けるまで、語り合いました。
サイコーでしたね。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。また秋にもやりたいと思います。
<以下は当日の私の挨拶文です>
住吉史彦でございます。ただ今尾川会長より青年部設立の趣旨ですとか、後継者に期待されることですとかについて、縷々お話しがございましたので、私は話すことはほぼほぼ無くなりました。(笑い)ですので、一言御礼を申し上げたいと思います。皆様、本日は遠方から、またお忙しい中お集まりいただきまして、本当にありがとうございました。大変心強く思います。私は最初、会長から、レス協に青年部を造って欲しいという話しを頂戴しました時、直感的に集まり易い会ではないよね、と思いました。なにしろ全国組織ですので、会合するのにも、新幹線や飛行機に乗って来ていただく必要があります。それにこの世代はとにかく忙しい世代です。店を1時間とか2時間とかでも抜けるのが大変だし、地元の活動もおありだと思います。そんな中お越しいただくためには、世話人はどんな企画をして、どんなお誘いの仕方をしたら良いのか、第一回目ですので、試行錯誤でした。「忙しいのに、参加して損した!」と言われぬように、出来れば「もう一回参加したい!」と言っていただけるような会にするべく、世話人の皆さん、事務局の平塚副会長、猪股さんと相談してやってまいりました。今日開催させていただきますので、その回答でございます。幸いなことに講師の志村さんは大変力を入れて下さいました。参加者と事前に連絡をとって「どんな話しを聞きたいか」「日頃どんな悩みを抱えているか」アンケートを採る講師なんて、なかなかいません。志村さん、本当にありがとうございます。また藤森さんもおそらく、「うん、旨い肉っていうのは、こういう肉なんだね」と誰もが納得するレベルのすき焼きをやって下さるものと思います。藤森さん、ごめんね。そんな次第ですので、参加者の皆さん、本日のつどいに期待していただいて良いかと思います。GDでは、ちょっとしてサプライズもあります。二次会まで入れるとやや長丁場ではありますが、どうそ、大いに学び、また大いに楽しんでお帰りいただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
追伸、
拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
お求めはこちらから。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.252連続更新を達成しました。