コメント

今夏8月4日より株式会社ちんや直営レストラン「ちんや亭」が、
肉の「食べくらべレストラン」として再出発しました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
これまで肉料理の店は「がっつり」の店ばかりでしたから、市松の不安、いや、一抹の不安がありましたが、皆さんからご支持のお声をいただき、嬉しく思っています。例えば、
・1種類の肉だけでなく、あれもこれも少しずつ食べれるのは嬉しい~
・すこしずつたくさんは有難い。
・ちょい食べって良いですね(^-^)食べ比べ出来るのは嬉しいです(^-^)食いしん坊な私にピッタリかも(笑)
・これは嬉しいお知らせですね。上質なものをほんの少し食べたいお年頃です。
・この形態はとても良いなと思います。ちょっとづづが魅力的で楽しいですね。
・ちょい食べいいですね!少しだけちゃんとしたものを食べたいときってあります。
・食べ比べという楽しみが、広がるのはいいですね!いろいろな発見がありそうです。
・興味深い、お客本位のメニュー開発ですね!
・個人主義的傾向にはしなやかな対策。素晴らしいです。
・さすが‼️アイディアマンですね。顧客ニーズに合っていると思います(^^)近々お邪魔させて頂きます(^^)
・また楽しそうなことを始めますね!
・フードロスを極力減らす工夫と登録商標。またまた、とんでもないブームの予感。
皆様、コメントありがとうございました!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.094日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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茶寮

「八雲茶寮」さんを訪ねました。
青木ゆり子さんと私とで開催したイベントに、八雲の料理長が来て下さったからです。
ゆり子先生の世界の料理や私のすき焼きを経験してみようというのですから、間違いなく勉強熱心な方だろうと確信していましたが、果たして、そうでした。
まずウエルカム・ドリンクが「煎茶のスパークリング」だと言います。「炭酸割り」と言わないところがオツですね。
お料理は、創意工夫に満ちていて、酸味を上手に使い、しかし優しい感じのお味でした。
クエの刺身が、小さい赤絵の角皿で運ばれてくて、付けられていた「炒り酒」が上品で深みのある結構なものでした。
ドリンクの「おまかせ」も出来て、その途中でお茶もはさむというのは良い案だと思いました。
親会社が建築・デザイン関係ということで、建物も庭も食器もすべておしゃれ。机の上に極力文字を出さないというのも斬新。
おデート向きと言えます。
ご馳走様でした。

追伸
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、こちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.093日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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戦禍

終戦の日のこと、御年85歳の常連さんが誕生日祝いにと来店して下さり、さらに嬉しいことに今年も「すき焼き川柳コンクール」に応募して下さいました。

戦禍想い牛鍋求めて観音路

1945年3月10日、浅草も空襲を受け、浅草寺の本堂も「ちんや」も焼けました。この記憶を、続く世代が継承して行かないといけませんね。
南観世音菩薩。

追伸、
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、こちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.092日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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同年配

既にしつこくお知らせしております通り、8月4日より
ちんやビルの地下にある直営レストラン「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回よりすべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。当然ちょっとずつ食べくらべをしていただこうという趣旨です。
そこで私も1票参加せねば、
ということで、連日私は「ちんや亭」の、二つのメニューを両方ちょい食べして、それを「ちょい食べ日記」と称して、FBにUPしております。
そんなある日、ハンバーグの「ちょい」とミニヒレベーコン巻き「ちょい」を食べておりますと、私と同年配の男性がお独りで入ってきました。
その方は、食事だけでなく、ちんやメンバーズカードの更新に見えたようでした。
カードの持ち主が死にまして・・・
と、その方に言われて、担当のスタッフは少し驚いたようでしたが、
そういう場合は御遺族様が名義を無料で継承できるので世襲をお勧めするようにと社内に徹底しておりましたから、担当は最初こそ驚いたものの、すぐに更新と名義変更の手続きを始めました。
盗み聞きしておりますと、亡くなられたのはお母さまのようでした。
と、いうことは、おそらくお母さまも、2015年7月に他界した私の母と同世代でしょう。
そのご子息が名義を継承して下さるとのことで、私は嬉しくて涙が出ましたが、すぐにカラシをハンバーグに大量に付けて、カラシが辛いフリをしました。
今日から お盆。

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。明日14日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
明後日15日は水曜日ですが、すき焼き「ちんや」は昼・夜営業いたします。肉の食べくらべレストラン「ちんや亭」(地下一階)は昼だけ営業致します。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.089日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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測定

「味博士」に「ちんや」の「変わり卵」の旨味を測定してもらいました。
・すき焼きの肉を、普通の溶き卵に入れたもの
・すき焼きの肉を、カレー入りの溶き卵に入れたもの
・すき焼きの肉を、ヨーグルト入りの溶き卵に入れたもの
・すき焼きの肉を、カレーとヨーグルト両方入りの溶き卵に入れたもの
以上の旨味を博士の開発した味覚センサー「レオ」で計測し→比較してもらいます。
「味博士」こと鈴木隆一博士は慶応義塾大学研究員。「レオ」で「Aissy」という会社を企業して、「慶應発のベンチャー社長」として、最近テレビなどでも見かけます。
私は、肉の熟成中の旨味の研究の件で博士と知り合い、すき焼きと日本酒の相性テストをしていただいたこともありました。
その「味博士」に、今回は「変わり卵」を測定してもらいました。
各種の「変わり卵」に、私はすき焼きの味が単調なのを改革しようと数年前から取り組んでいます。
カレーは映画の小津安二郎がやっていたものを改良しました。正確に言うと、カレー粉をオイルに溶いてから卵に入れています。
ヨーグルト入りは、日本料理の「バサラ」さんが「トマトすき焼き」を発案したのに刺激を受けて、私が発案しました。甘辛旨に酸味とアミノ酸を足すという点では同じですが、トマトと違って「牛つながり」ですからね(笑い)
小津監督も「バサラ」さんも鍋全体の味を変えてしまいますが、私は卵の味だけ変えています。
卵の件は、弊ブログに何度も登場していますので、読者の皆さんは、「またか!」とお思いでしょうが、これまで「旨いです」と言い募っても、全ては自称でしたから、やはり客観性を醸すことが必要だと考えたわけです。
で、計測結果は、8/28に私が会長をしている「料飲三田会」の例会で発表していただくことになっています。今回の例会の講師が「味博士」なのです。
そういう次第で結果発表は、8/29以降になります。お楽しみに。

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.084日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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表記

何度かお知らせしました通り、8月4日より株式会社ちんや直営レストラン「ちんや亭」が、
肉の「食べくらべレストラン」として再出発しました。
当然メニューを直すことになり、全てのメニューに「熟成適サシ肉」「熟成赤身肉」「熟成挽肉ロールビーフ」「熟成合挽肉ハンバーグ」などと表記することにしました。
これは実は、内容としては従来通りでして、これまでことさら表記していなかったのを表記するようにしたのでした。
そうしましたら、とある方から、
「ちんやさんはせっかく適サシという良いキーワードをおつくりになったのだから、それで勝負し、「熟成」という流行りのキーワードをメニューに載せるのはやめたほうが」
というご意見を頂戴しました。
私も、昨今の「熟成ブーム」に呆れている一人ですから、この御意見は大変良く分かります。
私としても、ブームの皆さんのように「熟成!」「熟成!」と押し出す考えは勿論なく、
「サイコロ、ハンバーグ、ロールビーフ、ミニヒレなどすき焼き・ステーキ以外のメニューも、結果として熟成になっている」という意味で書いただけでした。
サイコロ、挽肉用の素材を、すき焼き・ステーキと別に調達しているわけではなく、牛さんを「一頭買い」して、すぐには脱骨せず、そのまま寝かせてから、その端材を使っているため、自然と熟成肉を使う形になっています。
この件は玄人衆には「一頭買い」と言った方がすぐ分かるのですが、素人衆には「一頭買い」という言い方では、
「どういう味がするのか分からない」と言われてしまうので、代替的な表現として「熟成」と言っている形ですね。
要するに、ボキャ貧の結果、こうなっているわけです。
どうも、「適サシ」以降、創造力が減退したかも・・・

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.082日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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初日の「ちょい食べ」

昨日お知らせしました通り、8月4日より
株式会社ちんや直営レストラン「ちんや亭」が、
肉の「食べくらべレストラン」として再出発しました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
私も1票参加せねば、
ということで、初日に私は「ちんや亭」の、ハンバーグ「ちょい食べサイズ」100ℊとロールビーフ「ちょい食べサイズ」120ℊ各1を同時に食べました。
ハンバーグは牛豚合挽肉、ロールビーフは牛挽肉ですが、いずれもすき焼き用に長期肥育されたメス牛の肉を熟成させ、その細切れを挽肉にしています。
皆様も1種類の肉料理だけでなく、あれもこれも少しずつ食べ比べていただければと思います。
明日はハンバーグとサイコロステーキを「ちょい・ちょい」致します。

<「ちょい食べ」は「ちょうど良いガッツリ」も可能にします>
お肉をガッツリ食べたいけど、1人で2人前食べるのはさすがに多過ぎるなあ・・・とお思いの方にも「ちょい食べ」は朗報です。レギュラーサイズに加えて「ちょい食べサイズ」もご注文いただけば、1.5人前の「ちょうど良いガッツリ」が実現できます。どうぞ、挑戦なさって下さい。

<もちろん「ちょい食べ」だけでも結構です>
「ちんや」でも極力フードロスを減らし、国際連合のSDGs(持続可能な開発目標)に貢献したいと存じます。

<ごはん・みそわんは>これに伴いまして、肉メニューの本体価格から分離して、別途ご注文いただく形にいたしました。ご了承下さいませ。

<従来と同じ食べ方をなさりたい方へ>
レギュラーサイズの肉メニューに加えて「ごはん・みそわんセット」をご注文いただければ、従来とほぼ同じ内容を、ほぼ同じ値段でご用意できます。引き続きご利用下さいませ。

<食材は従来と同じです>
*全てのメニューに、充分な肥育期間で育てた、黒毛和種のメス牛のお肉を、熟成させて使っています。

<店舗設備、営業時間も従来と同じです>
設備:ちんやビル地下1階、カウンター席16席、専用入り口あり
定休日:火曜日と水曜日(浅草の催事日には営業いたします)
営業時間:11時30分~15時(ラスト・オーダー)
ご予約:承っておりません。先着順にてお席へご案内いたします。

<なお「ちょい食べ」という言葉を>
弊社の商標にするべく、ただ今特許庁に出願中です。ただしただし指定役務は「肉料理の提供」(第43類)のみにします。出願代理人はNAV国際特許商標事務所(所長弁理士:橘祐史氏)。登録までには半年程度を要するものと見込んでおります。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.081日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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食べくらべレストラン

突然ですが本日8月4日より
株式会社ちんや直営レストラン「ちんや亭」が、
肉の「食べくらべレストラン」として再出発しました。

<今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました>
これにより1種類のメニューだけでなく、あれもこれもちょっとずつ食べていただくことが可能になりました。
例えば「適サシ肉」のサーロイン・ステーキだけでなく、赤身肉のモモステーキも、それぞれハーフずつ食べるということができます。あるいはハンバーグを「ちょい」、すき焼きを「ちょい」も、もちろんできます。
どうぞ、肉の食べくらべをお楽しみ下さいませ。

<オススメの食べ方は>
サイコロステーキの「ちょい」とハンバーグの「ちょい」の組み合わせです。
サイコロステーキは小さい牛肉ですが、「ちんや」の肉の旨味を充分体験できます。
ハンバーグは、それを合挽肉にした場合の変化を楽しめます。ソースの味も違いますし、この組み合わせが、お手軽に「ちんや」の肉を体感できる組み合わせなので、お勧めします。

<「ちょい食べ」は「ちょうど良いガッツリ」も可能にします>
お肉をガッツリ食べたいけど、1人で2人前食べるのはさすがに多過ぎるなあ・・・とお思いの方にも「ちょい食べ」は朗報です。レギュラーサイズに加えて「ちょい食べサイズ」もご注文いただけば、1.5人前の「ちょうど良いガッツリ」が実現できます。どうぞ、挑戦なさって下さい。

<もちろん「ちょい食べ」1点だけでも大歓迎です>
「ちんや」でも極力フードロスを減らし、国際連合のSDGs(持続可能な開発目標)に貢献したいと存じます。

<ごはん・みそわんは>これに伴いまして、肉メニューの本体価格から分離して、別途ご注文いただく形にいたしました。ご了承下さいませ。

<従来と同じ食べ方をなさりたい方へ>
レギュラーサイズの肉メニューに加えて「ごはん・みそわんセット」をご注文いただければ、従来とほぼ同じ内容を、ほぼ同じ値段でご用意できます。引き続きご利用下さいませ。

<食材は従来と同じです>
全てのメニューに、充分な肥育期間で育てた黒毛和種のメス牛のお肉を、熟成させて使っています。
ステーキソースの素になっている牛スジも同じ「ちんや」の牛のスジです。

<店舗設備、営業時間も従来と同じです>
名称:ちんや亭
設備:ちんやビル地下1階、カウンター席16席、専用入り口あり
定休日:火曜日と水曜日(浅草の催事日には営業いたします)
営業時間:11時30分~15時(ラスト・オーダー)
ご予約:承っておりません。先着順にてお席へご案内いたします。
喫煙:大変恐縮ですが「終日禁煙」とさせていただきます。

<なお「ちょい食べ」という言葉を・・・>
弊社の商標にするべく、ただ今特許庁に出願中です。ただし指定役務は「肉料理の提供」(第43類)のみにします。出願代理人はNAV国際特許商標事務所(所長弁理士:橘祐史氏)。登録までには半年程度を要するものと見込んでおります。

以上お知らせでした。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.080日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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日日新聞

5月に開催しました、第29回「すきや連」の件が大阪日日新聞に載りましたので、以下に転載します。>
全国のすき焼きの名店や牛肉、野菜の生産者らが集まる「すきや連」(事務局・東京)の活動が今秋で結成から10周年を迎える。趣旨は食文化発信のための意見交換。このほど、例会が大阪ミナミで初めて開かれ、出席者らが「なにわのすき焼き」に舌鼓を打った。府内の生産者らが伝統食材を売り込み、大阪が優れた食の宝庫だということを伝えたいとアピールした。
会を主宰するのは、食文化研究家の向笠千恵子さん。向笠さんが各地の味や由来、作法を紹介した著書「すき焼き通」(平凡社新書)を出版したのを機に有志が集まったのが発足のきっかけだ。
例会では、年に3度のペースで仙台や米沢、松阪など和牛や野菜の産地を巡っており、5月下旬は大阪市中央区の老舗「はり重」道頓堀本店に関係者約60人が顔をそろえて、鍋をつついた。そこで、すき焼きに欠かせないネギを提供したのが大阪の生産者たちだ。
用意したのは、大阪・難波が原産地で、昨年4月に「なにわの伝統野菜」に認証された「難波葱」。広く流通する青ネギと形状は変わらないが、葉の組織は柔らかく、中から染み出す濃厚な甘みも特徴だ。
会合には、栽培の第一人者でもある上田隆祥さん(80)(住吉区)ら生産者が顔をそろえ、10年近く前から普及に取り組む市民団体「難波葱の会」の担当者は、かつては難波一帯がネギ畑だったことや九条ネギの原種であることなどを解説。泉州ナスはサンショウを提供した生産者もいた。
参加者の一人、肉料理店経営の女性(熊本市)は「土地によって具材や味付けも違い、刺激を受ける。青ネギを使うのは関西ならでは」と驚いていた。
各都市を巡る例会は今秋で30回目を迎える。向笠さんは「難波葱は白ネギとは違う独特の甘み、柔らかさがある。すき焼きのうまさはネギあってこそで、食材を通して地域のストーリーを感じるのが面白いし、和食文化の奥深さも味わえる。どっさりとお肉を入れるところは浪速のスピリットを象徴している」と総括していた。
<転載終わり。大阪でお世話になった、難波りんごさん、本当にありがとうございました。文中で「難波葱の会の担当者」となっているのが、りんごさん。「熊本市の肉料理店」となっているのは「加茂川」さんでした。それと、「すきや連」(事務局・東京)は私でした。悪しからず。>

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.076日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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会津と郡山

会津若松の方々が見えました。
このたび旧知の「末広酒造」新城さんが会津若松観光ビューローの理事長に就かれたのですが、新城さんは会津=浅草の観光ルートを創りたいと言います。会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道を経由して、会津と浅草が直結しているからです。
で、東武・浅草駅で観光キャンペーンをなさるとか。猛暑の最中でしたが、青年部の方も含めて15人ほどの、御一行様でした。
さて、施主が酒蔵のご主人ですから、交流会は当然「酒盛り」となりました。すき焼きには「山廃仕込み」のお酒を燗するのが良いということをあらためて確認致しました。
そのお酒のことも当然書きたいのですが、それはややテクニカルな話しになるので、後日にまわすことにしまして、今日は二次会で話題になった、会津と郡山の食文化の違いについてです。
もんじゃ焼きの「おすぎ」さんが週末の夜中にバーをやっているので、会津の方々と行ったのですが、その時、
会津は牛をあまり食べない、豚が中心。郡山の方が牛を食べる。
という話しが出ました。
そうですね、私もそう思っていました。
福島県、新潟県、北関東3県は「豚食い文化圏」でして、すき焼きも豚でする人が多いのですが、そんな中でも郡山だけは牛を食べます。「京香」さんという、明治17年(1884年)ご創業のすき焼き店もあります。
食が違うのは歴史が違うからです。
会津若松の歴史は14世紀まで遡れるのに対して、郡山は明治時代に発展した街です。
明治11年(1878年)安積疏水を掘削するために人が集められて街が出来、やがて疎水の水で水力発電が始まって工業化が進み、さらに鉄道がひかれた時に郡山が分岐点になって発展。郡山は県庁所在地でないのに県内最大の都市になって行きます。
一方の会津は朝敵だったこともあり、大きく発展することはなく今日に至っています。
さてポイントなのは、疏水を掘削するために、どういう人が集まったか、です。
疏水掘削と安積原野開拓は、「士族授産」事業でした。明治9年(1876年)の「秩禄処分」により禄がなくなった士族に仕事を与えるための事業だったのです。
だから、全国の色んな地方から人がやって来たのです。今回の二次会で、未確認情報ですが、久留米から来た人が多かったと聞きました。
この時代の福島は新時代と旧時代が同居していたとも言えます。
そういう次第ですから、郡山には新しい食も入ってきました。
牛鍋もその一つで、「京香」さんのご先祖が、郡山における「食の開化」の担い手でした。
明治150年。街に歴史あり。食文化あり。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.071日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。