住吉史彦の十大ニュース2019

大晦日は例年「住吉史彦の十大ニュース」の日です。
詳しい内容を知りたい方は、アンダーラインのある所をクリックして下さいね。よろしくお願いします。さて、
2月「卵を食べるための、すき焼き会」を開催し、「大寒卵」ですき焼きを食べていただきました。

3月「台東区芸術文化支援制度」の10周年を記念して、これまでの活動を振り返るアーカイブ展が開催されました。区の「アートアドバイザー」である私もトークイベントに参加しました。

3月 令和時代の肉の仕入れ方針を明確にするため「肉のフォーティエイト宣言」をしました。これが2019年の一番重大なニュースです。

4月 慶應義塾「料飲三田会」の総会を、大森海岸の「松乃鮨」さんで開催し、会長として再任されました。任期は2年間です。

6月 大阪で開催されたG20の、首脳配偶者プログラム二日目の昼食に肉を提供させていただきました。大森海岸の「松乃鮨」さんが配偶者つまり奥様方に鮨を握ったのですが、そのネタの一つとして提供させていただきました。

9月「すきや連」の第31回例会を、昨年新装なったばかりの「東京会館」さんにて開催致しました。

11月 台東区役所から「したまちTAITO産業賞」を頂戴しました。誠に在り難く恐縮なことでした。

11月 東京都食品衛生協会が創立70周年を迎え、私は食品衛生功労者・協会会長表彰をいただきました。誠に在り難く恐縮なことでした。

12月「東商オリンピック・パラリンピック アクションプログラム」の一環だとかで、東京駐在の外国大使館員の方々が東京の魅力に触れるツアーが開催され、その昼食を「ちんや」が提供しました。大使閣下ご本人も何人か見えました。

12月 令和二年元日放送の、NHKスペシャル「東京ミラクル」第4集 老舗ワンダーランドー佐藤健・物々交換の旅 に出演させていただくことになり、その撮影や打ち合わせがありました。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.594本目の投稿でした。来年3月1日まで無事連載が続けば10周年になる予定です。引き続きご愛読を。

主なできごと

だいぶ押し詰まってまいりまして、「今年の十大ニュース」の時期になりましたが、今年最後の「広報たいとう」に載っていた「台東区の主なできごと」がかなりユニークだったので、ご紹介しようと思います。
・江戸たいとう伝統工芸館リニューアルオープン
・雷門前並木通りに「おもてなしの庭」完成
・ラグビーワールドカップのパブリックビューイングを「おかちまちパンダ広場」で開催
・「北斎と川柳」をテーマに川柳を公募
・浅草保健相談センターがリニューアルオープン
まず最初にご説明しますが、これは台東区内の五大ニュースではありません。台東区役所が行った事業のベストファイブですので、そう思いながらお読みくださいませ。
「伝統工芸館」「保健相談センター」の二つは区営のハコモノですので、ここに入るのはそんなに不思議ではないです。
どちらも結構なことと私は思いますが、二軒とも場所が浅草なので上野の方々は面白くないかもですね。
「江戸たいとう伝統工芸館」は浅草ひさご通りに在り、以前は「浅草伝統工芸館」と言っていたのを新しくしました。「江戸たいとう」という新しい名前には、この施設は浅草だけのものじゃない、という意味が込められているのでしょうねえ。
「おもてなしの庭」が入っているのはIOCに対する嫌味でしょうか。
「おもてなしの庭」は「庭」と名乗るほどのものではないです。並木通りがオリンピックのマラソンコースに入ったのに、その中央分離帯が殺風景だったので、アサガオの花を模した巨大なオブジェを設置したのです。それを区役所的に「庭」と称しているのですが、見事に無駄になりました。「主なできごと」に入れたのは余程腹立たしかったのでしょうねえ。
次に「北斎と川柳」ですが、川柳を公募したことが何故「五大」に入るのか不思議に思う人も多かろうと思います。これはですね、台東区役所と墨田区役所が連携して実施する文化事業であるところが新鮮だったのです。
ご存知の通り柄井川柳は台東区に所縁があり、葛飾北斎は墨田区に所縁があり、そして川柳も作っていまいした。だから、その線で連携しようとなった模様です。最優秀句は「月の松弁天堂を指呼にして」でした。
最後にラグビーのパブリックビューイングですが、これは私にはどうにも不思議です。「今年の流行語大賞」がラグビーだというのも私は合点がいきません。
今年最大の話題は台風でしたよね。「ちんや」も10月12日に、土曜でしたが休業しました。土日に休んだのは3.11の大震災の直後の日曜以来ですから印象的な出来事でした。
が、台風の時台東区役所はホームレスを避難所に入れなかったので批判されてしまいました。それでここに入れたくはないのでしょうね。でもラグビーは台東区に、あんまり関係ないよなあ。
来年が良い年になりますように。
あ、住吉史彦の十大ニュースは明日の弊ブログで発表致します。お楽しみに。

追伸、テレビ出演の告知です。
2020年元日放送の、
NHKスペシャル「東京ミラクル」第4集 老舗ワンダーランドー佐藤健・物々交換の旅
に出演させていただきます。
「東京ミラクル」は、2020オリンピックをひかえて東京の魅力を紹介するシリーズですが、今回は東京の老舗を紹介します。
東京は、関東大震災、東京大空襲で二度にわたり壊滅的な被害を受け、焼け野原となったにもかかわらず、世界最多の老舗店があります。
番組では、俳優・佐藤健さんが「長寿の秘訣の象徴」である老舗のとっておきの商品を、物々交換しながら訪ね歩き、伝統を受け継ぎながら進化を続ける常識外れの商売哲学を探って行きます。
*放送予定は以下の通りです。
<本放送>
1月1日(水)夜10:15〜11:04
<再放送>
1月2日(木)午前4:10〜4:59
<NHKオンデマンド>
本放送から1年間配信されます。

予告動画は、こちらです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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卵の代わり

最近こちらが忙しくて成立しなかった取材に、すき焼きの卵に関するものがありました。
卵はすき焼きの材料の中で、一番問題のある食材です。理由としては、
・アレルギーを起こす人がある。
・生卵を食べる習慣のない国がある。
今回の取材でも「卵の代わりになるものはないか」探したいというのがありました。
では、そもそも何故すき焼きに卵が付いているのか、すき焼きに卵は必需品なのか。
牛鍋が食べ始められた最初の頃、卵は必ず付いていたわけではないようです。牛鍋以前の獣肉の店「ももんじや」でも卵が付いていないケースがあります。
誰が付けたのかは分かりませんが、誰かが積極的に付けたと思われます。
では、なんのために付けたのか?
・温度を下げる
・味をマイルドにする
・ゴージャス感を出す
現代人が理解しがたいのは「ゴージャス感」でしょう。現代では卵は大変安く供給されていますからゴージャス感が感じられないと思いますが、卵が貴重品で、肉+卵でゴージャス感を感じた時代もあったのです。
で、結局、卵の代わりになるものはないか?
例えば豆乳はどうか?
・温度を下げる→OK
・味をマイルドにする→卵ほど粘度がないので、上手く絡まず、味をマイルドにする効果が少し弱いように思いますが、まあOKでしょう。
・ゴージャス感を出す→うーん、私は豆乳では、心躍る感覚はないですねえ。
トロロ→食材としのインパクト・存在感があり過ぎて、温度を下げる+味をマイルドにするを逸脱しています。
おろしりんご→味が変わってしまい、温度を下げる+味をマイルドにするを逸脱しています。
なかなか卵に代わるものは見つからないような気が、私はします。

追伸、テレビ出演の告知です。
2020年元日放送の、
NHKスペシャル「東京ミラクル」第4集 老舗ワンダーランドー佐藤健・物々交換の旅
に出演させていただきます。
「東京ミラクル」は、2020オリンピックをひかえて東京の魅力を紹介するシリーズですが、今回は東京の老舗を紹介します。
東京は、関東大震災、東京大空襲で二度にわたり壊滅的な被害を受け、焼け野原となったにもかかわらず、世界最多の老舗店があります。
番組では、俳優・佐藤健さんが「長寿の秘訣の象徴」である老舗のとっておきの商品を、物々交換しながら訪ね歩き、伝統を受け継ぎながら進化を続ける常識外れの商売哲学を探って行きます。
*放送予定は以下の通りです。
<本放送>
1月1日(水)夜10:15〜11:04
<再放送>
1月2日(木)午前4:10〜4:59
<NHKオンデマンド>
本放送から1年間配信されます。

予告動画は、こちらです。

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食の十大ニュース

「食生活ジャーナリストの会」が「2019年食の十大ニュース」をまとめ、公表しました。私は毎年これに注目することにしています。
十大ニュースの順位は、
①食品ロス削減推進法の施行
②ゲノム編集食品 厚生労働省の届出受付開始
③相次ぐ台風で甚大な農業被害
④豚コレラ発生でワクチン接種開始
⑤タピオカ大ブーム 「タピる」も流行
⑥ストローなど、プラごみ削減の動き広まる
⑦日本がIWC脱退 商業捕鯨再開
⑧消費増税 食品の軽減税率で混乱
⑨コンビニ24時間営業に限界
⑩食料自給率37% 冷夏の93年度に並び過去最低
選考基準は、
▽会員の投票数
▽各種メディアのニュースに登場した頻度
▽歴史的観点から見たニュースの価値・重要性――の3点と言いますが、どうも「歴史的観点」が重視されていて、その結果、「食」にとどまらない項目~⑥プラごみ問題とか~が多めになっているように感じます。
私個人は肉関係ですので12月に承認された日米貿易協定で畜産業界が大きな影響を受けると心配していますが、この選に入らなかったのは発行日が来年始だからでしょうか。
なお「住吉史彦の十大ニュース」は、このブログで大晦日に発表する予定です。お楽しみに。

追伸、テレビ出演の告知です。
2020年元日放送の、
NHKスペシャル「東京ミラクル」第4集 老舗ワンダーランドー佐藤健・物々交換の旅
に出演させていただきます。
「東京ミラクル」は、2020オリンピックをひかえて東京の魅力を紹介するシリーズですが、今回は東京の老舗を紹介します。
東京は、関東大震災、東京大空襲で二度にわたり壊滅的な被害を受け、焼け野原となったにもかかわらず、世界最多の老舗店があります。
番組では、俳優・佐藤健さんが「長寿の秘訣の象徴」である老舗のとっておきの商品を、物々交換しながら訪ね歩き、伝統を受け継ぎながら進化を続ける常識外れの商売哲学を探って行きます。
*放送予定は以下の通りです。
<本放送>
1月1日(水)夜10:15〜11:04
<再放送>
1月2日(木)午前4:10〜4:59
<NHKオンデマンド>
本放送から1年間配信されます。

予告動画は、こちらです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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運休

明日から地下鉄銀座線でかつてない規模の運休があります。
東京メトロのリリースによりますれば、
「2019年12月28日(土)~2020年1月2日(木)の6日間、銀座線渋谷駅移設に伴う線路切替・ホーム移設工事を実施するため、銀座線 渋谷~表参道駅間、青山一丁目~溜池山王駅間を終日運休します。
工事期間中は、表参道~青山一丁目駅間、溜池山王~浅草駅間で折返し運転を実施します。また、東京メトロ全線、都営地下鉄全線、JR、各私鉄線の一部にて振替輸送を実施します。
また、今回の工事終了後の2020年1月3日(金)の始発から、銀座線渋谷駅新ホームの供用を開始する予定です。
銀座線をご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。」
表参道~青山一丁目間で折り返し運転があると言いつつも、渋谷から溜池山王の間はストップしてしまうイメージです。
もっとも並走している半蔵門線がありますから、渋谷から浅草へ行きたい場合、半蔵門線で三越前へ行って乗り換えれば良いわけです。
それでも予約のお客様の遅刻とかありそうだなあ。正月はキッチリ予約を固めてしまっているので、不安材料ではあります。
正月の間銀座線を使う予定のある方は、ご注意下さいませ。

追伸、テレビ出演の告知です。
2020年元日放送の、
NHKスペシャル「東京ミラクル」第4集 老舗ワンダーランドー佐藤健・物々交換の旅
に出演させていただきます。
「東京ミラクル」は、2020オリンピックをひかえて東京の魅力を紹介するシリーズですが、今回は東京の老舗を紹介します。
東京は、関東大震災、東京大空襲で二度にわたり壊滅的な被害を受け、焼け野原となったにもかかわらず、世界最多の老舗店があります。
番組では、俳優・佐藤健さんが「長寿の秘訣の象徴」である老舗のとっておきの商品を、物々交換しながら訪ね歩き、伝統を受け継ぎながら進化を続ける常識外れの商売哲学を探って行きます。
*放送予定は以下の通りです。
<本放送>
1月1日(水)夜10:15〜11:04
<再放送>
1月2日(木)午前4:10〜4:59
<NHKオンデマンド>
本放送から1年間配信されます。

予告動画は、こちらです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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東京ミラクル

テレビ出演の告知でお恥ずかしいのですが、
2020年元日放送の、
NHKスペシャル「東京ミラクル」第4集 老舗ワンダーランドー佐藤健・物々交換の旅
に出演させていただきます。
「東京ミラクル」は、2020オリンピックをひかえて東京の魅力を紹介するシリーズです。これまで「築地」「鉄道網」「アニメ」を特集してきましたが、今回は東京の老舗を紹介します。
東京は、関東大震災、東京大空襲で二度にわたり壊滅的な被害を受け、焼け野原となったにもかかわらず、世界最多の老舗店があります。
番組では、俳優・佐藤健さんが「長寿の秘訣の象徴」である老舗のとっておきの商品を、物々交換しながら訪ね歩き、伝統を受け継ぎながら進化を続ける常識外れの商売哲学を探って行きます。
この話しが最初に私の所へ来たのは、まだ昨年の早い時期だったと思います。局の方が拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』(2016年、晶文社)を読んで下さり、2020年に東京の老舗特集を放送したい、ということで在り難いことだと思いましたが、その後今年の秋までご連絡はなく、あの話しはなくなったのかなーと思っておりましたが、そうではありませんでした。
3度ほど聞き取りや打ち合わせがあり、撮影は5回ありました。
・佐藤健さんの物々交換の場面
・私のインタビュー
・料理撮影
・お客様が店内で召し上がる様子
・弊社員の賄いの様子
撮ったうちのどれだけが放送されるか分かりませんが、ご高覧いただけましたら幸いです。

*放送予定は以下の通りです。
<本放送>
1月1日(水)夜10:15〜11:04
<再放送>
1月2日(木)午前4:10〜4:59
<NHKオンデマンド>
本放送から1年間配信されます。
予告動画は、こちらです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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ニッポンチ!⑥

小学館の文芸雑誌「qui-la-la」(きらら)で河治和香先生の新連載「ニッポンチ!」が好調です。
和香先生が、「駒形どぜう」の三代目を主人公にした小説『どぜう屋助七』(2013年)にウチのご先祖を登場させて下さって以来、新しい連載が始まるのを楽しみにしておりますが、今回は明治の浮世絵師を主人公にした小説です。登場する絵師の作品がウチにあったりしますので、なおさら楽しみなことです。
登場するのは歌川国芳門下の絵師たち。国芳には歌川芳虎、芳艶、芳藤、落合芳幾、さらには月岡芳年、河鍋暁斎といった弟子がいましたが、国芳が幕府に逆らう位の人だったので、弟子達の性格も皆ユニークで。その人物描写もまた、この小説の面白いポイントだと思います。
連載6回目の1月号には楊洲周延が登場しました。
この小説の登場人物は歌川派の絵師達つまり町人ですから、幕末維新の動乱期を生きたと言っても、戦に参加はしていません。
が、楊洲周延(ようしゅう・ちかのぶ)だけは珍しいことに武士の出身で、一度は国芳に入門したにも関わらず戦に行き、重傷もおっているという経歴の持ち主です。
周延は越後国高田藩・榊原家の下級藩士の子として天保9年(1838年)に生まれました。榊原家は「徳川四天王」の一角ですから、幕府が第二次長州征討を行った時、周延も従軍します。
ここまでは藩命にしたがっただけだから普通。しかし周延はさらに上野の彰義隊の戦いに高田藩士を率いて参戦、上野で敗北した後も北へと転戦を続けて、宮古沖海戦で大怪我をします。
この怪我が癒えた頃世は明治時代となり、周延は画業を再開、最初は西南戦争を描いたりしていましたが、やがて美人画で有名になります。「ちんや」が所蔵している、この絵も開化美人を描いています。
これまで私は周延の画風と戦歴が結びつかず不思議に思ってきましたが、この小説の中で和香先生は、一つの理由を示しています。それは周延が「人形好き」だったこと。この件は周延の普通の履歴に出て来ず、今回の小説で初めて知りました。なるほど!と思ってしまいました。
「ちんや」が所蔵している周延は、もう2点。こちらこちらでご覧いただけます。

追伸、テレビ出演の告知です。
2020年元日放送の、
NHKスペシャル「東京ミラクル」第4集 老舗ワンダーランドー佐藤健・物々交換の旅
に出演させていただきます。
「東京ミラクル」は、2020オリンピックをひかえて東京の魅力を紹介するシリーズですが、今回は東京の老舗を紹介します。
東京は、関東大震災、東京大空襲で二度にわたり壊滅的な被害を受け、焼け野原となったにもかかわらず、世界最多の老舗店があります。
番組では、俳優・佐藤健さんが「長寿の秘訣の象徴」である老舗のとっておきの商品を、物々交換しながら訪ね歩き、伝統を受け継ぎながら進化を続ける常識外れの商売哲学を探って行きます。
*放送予定は以下の通りです。
<本放送>
1月1日(水)夜10:15〜11:04
<再放送>
1月2日(木)午前4:10〜4:59
<NHKオンデマンド>
本放送から1年間配信されます。

予告動画は、こちらです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.588本目の投稿でした。

Filed under: 憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

十右衛門

「東都のれん会」広報委員会の忘年会を「ちんや」でお引き受けしました。
東京の酒蔵「豊島屋」さんのご主人もこの忘年会に参加されたので、お酒を選んでいただきました。
純米無濾過生原酒 「十右衛門」
「豊島屋」さんの古くからの酒銘は「金婚」ですが、新しい試みを「十右衛門」(じゅうえもん)という名前で出しておられて、今回のお酒もそちらです。
【原料米】は広島の八反錦
【精米歩合】は60%
【日本酒度】+3.5
生酒ですが、味わい深い飲み口で、ぬる燗も出来るということでしたので、やってみました。個人的に鍋に冷たすぎる酒を合わせるのは趣味でありませんのでね。
大変結構。ありがとうございました。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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Filed under: 飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

忘年会を開催しづらい日

皆様、おはようございます。確認ですが、本日は祝日ではないですよ。すぐに起きて出勤なさるようにお願いします。
今年のように新帝誕生日(2月23日)→譲位日(4月30日・5月1日)→先帝誕生日(12月23日)の順番になる場合は、天皇誕生日による休日がない年になるパターンだとかで、明治天皇が亡くなった年(1912年)にも、そういうことがあったそうです。
平成時代には12月23日、24日と忘年会を開催しづらい日が二日続いていましたから、弊社の営業スケジュールとしては、
12月22日までご宴会が続く→23日から急に年末ムードになる、という感じでした。
今年から23日が平日になり、忘年会が開催しづらい日が一日減って、私は内心ほくそ笑んでおりましたが、今日の予約帳を見ますると、大盛況ではないようです。皆さんまだ、23日=祝日という認識が抜けていないのでしょうか、ね。
あ、末筆になりましたが、上皇陛下、お誕生日お芽出とうございます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.586本目の投稿でした。

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忘年会批判

この時期、忘年会への風あたりが強く、忘年会を仕事にしている身としては居心地が悪いです。
忘年会批判が、今年は例年以上の勢いで、日本企業のパワハラ体質の見本のような言われ方です。
・就業時間外なのに強制参加。しかし残業代は出ない。
・費用を負担させられる。
・アルコールを分解できない人も飲酒を強要される。しかも費用は飲める人と同額。
そういうのはほとんどパワハラだから、ついては、
・自主参加
・費用会社もち
・昼開催
に移行する流れが出てきていると言います。
それじゃあ、忘年会じゃないじゃん!
と思う人は多いと思います。私もそうですねえ。
で、提案なのですが、会社が社内コミュニケーションを良くする目的で開く会は、何か別の名前で呼んだら良いと思います。たまにしか会えない仲間が、年に一度12月に日程を繰り合わせて集まって飲む会、つまり忘年会と社内行事は趣旨がまったく別ですから、一緒に考えない方がベターですよね。
忘年会とは、参加したい人が、わざわざ集まる会=自発的結社の会限定で良いのでは・・・と私は思っています。
なお、弊社も社内の食事会をしますが、趣旨は社内コミュニケーションというより、肉を実食する研修目的でしています。だから就業時間内で参加は強制、費用は会社もちです。酒は出しますが、料理と酒の組み合わせを学ぶ目的で、強要にならないように気をつけようと思っています。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.585本目の投稿でした。

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