2019年12月8日
三大タワーまつり
本日浅草の六区ブロードウェイとオレンジ通りで、
「東京三大タワーまつり」が開催されます。クイズに参加し、正解すると商品券がもらえるそうです。
「三大」とはスカイツリー、東京タワーの前に日本一のタワーだった「凌雲閣」のことです。1890年から1923年まで浅草六区に立っていました。
その遺構が、昨年浅草旧六区(現浅草2丁目14番)の商業ビル工事現場で発見されたことで、浅草では今「凌雲閣」再発見の機運が高まっていますが、ご存知ない方も多かろうと思いますので、念のため書きますと、
浅草「凌雲閣」の設計者はウィリアム・K・バルトン。東京における高層建築物の先駆けであり、東京観光でまず行くべき場所として有名でした。地元では「十二階」と呼ばれましたが、関東大震災で倒壊しました。
その様子は多数の絵や写真に収められており、「ちんや」が所蔵する楊斎周延の「浅草公園遊覧之図」にも描かれています。
「東京三大タワーまつり」どうぞ、ご参加を。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.571本目の投稿でした。
Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)