2019年12月14日
変わり羽子板
来週の17日、18日、19日は浅草寺の「羽子板市」の日です。
元々江戸時代は「歳の市」と言って、正月用品・越年用品を売る市が盛大でした。大店の主は奉公人を引き連れて市に繰り出し、たくさん買い物をして、帰り道大いに飲んで帰るのが粋だったようですが、次第に、同時開催されていた羽子板市の方がメインになったようです。
羽子板市の隆盛は歌舞伎の流行とセットのもので、人気役者を描いた羽子板が売れたそうです。現代では、羽子板という遊びそのものが行われなくなりましたが、「変わり羽子板」が毎年発表されています。
描くのが人気の芸能人であれば、昔と少しも変ったことはなく、歌舞伎役者を描くのと同じことですが、どうも近年は芸能人以外が多いような気がします。
今年については、
ラグビー・ワールドカップ(W杯)リーチ・マイケル選手
ゴルフ全英女子オープンの渋野日向子選手
リチウムイオン電池の吉野彰博士
そして、何と言っても、今年は
天皇・皇后両陛下!
両陛下を羽子板にしちゃって、肖像権は大丈夫なのかなあ。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.577本目の投稿でした。
Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)