連続更新

 お暑うございます。まだ6月だというのに夏の到来ですね。フライングですが、弊店では箸置きをガラス製のものに、冷酒グラスはブルーのものに変えました。

 さて、その夏の到来とともに、弊ブログの500日連続更新が視界に入って来ました。今日が487日目ですから、7月中には到達します。何事もなければ、ですが。

 と、いうことはこの間、「やる事が無い日が無かった」ということを意味します。

 良くやるねえ、休みの日は休まないの。

とか、聞かれますが、別にブログをやっていなくても、ここ数年、完全休日というのはほとんどなく、店が休みの日も、業界の用事や地域の用事、あるいは好き好んでやっている用事などをあれこれやっていますので、ブログだけ休む意味があんまりないのです。

 そうして更新を続けていると、

 いつ書いてるの。 とか、

 ネタに困ることはないの。

とか、聞かれます。

 いつ書いてるかは、いろいろですね。朝だったり、昼と夜の間だったり、閉店後の夜中だったりします。

 ネタに困ることは、今のところあんまりないです。と申しますか、書くことが無いのに、ムリやり意地でもブログを続けていくぞ、という考えはないですね。

 書けなかったら、書かなければ良いと思っています。だから、このブログは予告無く、突然止まる可能性もあります、はい。

 まあ、でもたぶん、書くことは、何かはあるだろう、と今のところ楽観しています。

 え? とか何とか言って、今日は自分のブログのことをネタにして1日稼いだな、インチキじゃないか、今日はネタ切れしたんだろう、って?

 え、いや、それはですね、ええ、そのお、そんなことはないですよ、勿論。

 

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも「仙台牛」を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

 「食して繋がる、食して支える、浅草から東北へ。」

追伸②

 7/18に「第三回すき焼き通検定」を実施します。合格すると特典満載ですよ!

検定の詳細はこちらです。 

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて487連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

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怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか

 『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)を読みました。

 怪獣世代の私としては、大変気になっていた本なのですが、「その内に読もう」と思っている内に、著者の黒川伊保子先生ご本人が弊店に見えてしまいました。台東区アートアドバイザー会議でご一緒する、ヴイオラ・アルタの平野真敏さんが以前から懇意だったとかで、一緒に見えました。

 去年の7月、私はその平野真敏さんのコンサートの中で、座興のお話しをしたのですが、なんと黒川先生は、そのコンサートに見えていて、私の話しを聞いておられたそうです。

 イヤ、お恥ずかしい。「面白かった」とか言っていただき恐縮なことでした。(私の話しの全文はこちらです。)

 さて「ガギグゲゴ」に話しを戻しますが、この御本は怪獣のマニア本ではありません。脳に「心地よい」言葉の音を研究して割り出した、その成果を活かして書かれています。 

 黒川先生は「感性分析」の第一人者で、最初はコンピュータメーカーでAI(人工知能)開発・脳と言葉の研究を始められたそうです。やがて語感の正体が「ことばの発音の身体感覚」であることを発見。AI分析の手法を用いて、世界初の語感分析法である『サブリミナル・インプレッション導出法』なるものを開発された、そういうスゴい方です。

 さらに、この手法をマーケティングの世界に活かして、新境地も開拓されました。商品名の語感を明らかにし、その語感がターゲット市場(=想定した買い手)にとって心地よい音かどうか、を数値的に評価できるようにしたのだそうです。

 おおお、ですね。

 脳は性別・年代別で、驚くほど違うのだそうで、子供相手の商品なら、子供が心地良いと感じる語感の商品名でないと×なのだそうです。

 ほー。

 「ちんや」という屋号は、その筋で行くとどうなるのか。

 それはまだ聞いてません・・・どうせ変えられないし。

 ともあれ、こうした研究をベースに開始された、商品名の「語感分析サービス」は、新しいマーケティング手法として、脚光を浴びている!とか。

 『怪獣の名』についての考察もこの筋です。怪獣は男の子相手だから、ガギグゲゴなのです。

 怪獣以外に、車の名前にCが多い理由も書いてあります。面白くて、応用もできそうな御本でした。

 さらに!先生のネタは広く、脳研究の視点から、男女の脳の、哀しいすれ違いを書いたエッセイがウケて、雑誌ananやSPA!などの恋愛特集のコメンテイターもしておられます。その記事を思わず読んでしまった方も多いと思います。

 そうそう、夫婦関係のことで悩んでいる人の相談にも乗れるとか・・・

 私は、それは関係無いですけどね・・・

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも「仙台牛」を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

 「食して繋がる、食して支える、浅草から東北へ。」

追伸②

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 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて486連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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精肉職人の、当たり前の技

  精肉売店の販売促進の方法を、伊豆川事務所の伊豆川さんと相談しています。

  その相談の中で、肉屋が普通にやっている作業のことを、お話ししてみたら、「それってスゴいことですよね。宣伝した方が良いと思いますよ!」と言われました。

  たしかに、同業者の宣伝の方法を見ていると、当たり前のことを、さも誇大に宣伝していることが多いですねえ。でも当たり前のことが省略されがちな世の中ですので、当たり前のことを当たり前にやっている、ということは、実は宣伝するに値することのようです、今や。

 どんなことか、具体的に書いてみますと・・・

①牛を一頭単位で仕入れる。

=部位ごとに仕入るわけではない。

(理由:最初の牛の状態を知らずに、部位ごとに品定めしても、良い仕入はできない)

② 牛一頭をすぐに解体せず、丸ごとの状態(=「枝肉」と言う)で熟成させる。

=部位ごと解体した後で、熟成させるわけではない。

(理由:肉が充分に乾燥していない状態で、早めに解体してしまうと、ドリップ(=血の滴のこと)が外へたくさん流出して、旨味が損なわれる。)

(デメリット:肉の表面が酸化するので、トリミングする必要がある。⇒原価率が上がる。)

 ③4週間程度熟成させる。

=2週間では短か過ぎる。8週間では長すぎる。

(理由:2週間では旨味成分のアミノ酸が充分に増えない)

(理由:8週間では食感が柔らかく成りすぎる。トリミング量が増えて価格が高くなり過ぎる。)

 ④部位ごとに、販売するタイミングを個別に決める。

=同時に販売開始しない。

(理由:部位ごとに、熟成の進行具合は違う。)

 ⑤ハンバーグを、すき焼き用の肉の細切れを使って作る。

=ハンバーグ専用の、ランクの低い肉を使わない。

(理由:すき焼き用肉は熟成させてあり、旨い)

(デメリット:肉色が熟成させた結果、やや褐色になり見栄えは良くない。)

(デメリット:材料が無くなり、売り切れてしまうことがある)

  店先に「 精肉職人の、当たり前の技」とかを造って宣伝してみようと思っているところです。

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも「仙台牛」を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

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追伸②

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検定の詳細はこちらです。 

追伸③

 「青森・岩手・宮城・福島・茨城五県蔵元連合試飲会@浅草in三社祭が開催できない、その日に開催!」の様子を撮影した動画を、こちら(YouTube)にUPしましたので、是非ご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて485連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

 

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ツイッター検索②

 世の中の人が、すき焼きについてどういう感覚を持っておいでか、当然知りたいわけですが、それを知るための便利な方法が出来ました。それは、

 ツイッター検索。

 毎日2〜3度、ツイッターに「すき焼き」と入れて検索し、皆さんがつぶやいていることを、端から端まで、ざ〜と眺めています。

 面白いつぶやきをここでご紹介していますが、今日は、その2日目です。さて、

 文学系のつぶやきがありました。

「百円棚から文庫『作家のかくし味』を見つける。新旧作家の小説に出てくる料理を再現するという雑誌連載の企画本。山田太一「異人たちの夏」から、浅草のすき焼きが載っていた。夏のすき焼き、やはり食べたい。」

「そういえば、20年くらい前に岡本喜八監督の家ですき焼きの宴をやるというので末席に参加させてもらった時、岡本監督が「円座になって鍋を囲む8人を撮る時にどこへカメラを置くべきか?置いてはいけない場所はどこなのか答えよ」と助監督や監督経験者全員に問題を出し、正解しないと食べられなかった」

 ほー。

 それから昨日書き残した、「サザエさん」の中のすき焼きですが・・・

 6292話「マスオのぼやき」ですき焼きが登場しているそうです。また、

 6484話「父さんネギを買う」(テレビ)にも出てくるそうです。ひょんなことから、波平さんがすき焼用のこだわりネギを買いに行くことに。ネギと一緒に「高級お肉」も買ってきて、家族からとっても喜ばれるという話だとか。

 ただし、このネタはネットで検索しただけで、原本に当っていないので、「サザエさん」原本をお持ちの方は、確認をお願いします。

 ツイッター検索、楽しいですよ、結構。

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも「仙台牛」を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて484連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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ツイッター検索①

  このブログのアクセス解析をしていると、「浅草 朝顔市」と入れて検索し、それで入ってきた方がたくさんおいでのようですね。朝顔市は浅草ではなく入谷ですから、「浅草 朝顔市」では公式サイトが見つからず、ここへ来てしまうのでしょう。

  そういうお気の毒な方に申しますが、入谷の朝顔市は、地震の関係で今年は中止です。浅草の「植木市」なら本日開催中、やはり浅草の「ほうずき市」なら7/9-7/10に開催されます。さて、

 世の中の人が、すき焼きについてどういう感覚を持っておいでか、当然知りたいわけですが、それを知るための便利な方法が出来ました。それは、

 ツイッター検索。

 毎日2〜3度、ツイッターに「すき焼き」と入れて検索し、皆さんがつぶやいていることを、端から端まで、ざ〜と眺めています。

 まず目につくのは、業者さんの宣伝文句です。

 同業者から見ると、当たり前のことを、さも誇大に宣伝していることが多いですねえ。でも当たり前のことが省略されがちな世の中ですので、当たり前のことを当たり前にやっている、ということは、実は宣伝するに値することのようです、今や。

 肉屋の普通の作業のことを、他業界の人に話すと、「それってスゴいことですよね。宣伝した方が良いと思いますよ!」とか言われたりしますから、「ちんや」でも、今後そうさせていただくかもしれません。

 続いて目につくのは、

 「今日は、すき焼きだ!」とか、

 「すき焼き食べたい!」っていう感じの他愛ないつぶやきです。

 他愛ないつぶやきでも、それが有名人のつぶやきでしたら、誠に勝手ながらリツイートさせていただいております。6/13には@Takuriku こと俳優の大泉洋さんが、

 「昨日のサザエさんのせいですき焼き食べたくなっちゃったじゃん」

とつぶやいたので、早速リツイートさせていただきました。

 すき焼きより 「昨日のサザエさんのせいで」という部分が気になる方もおいでと思いますが、それは明日お知らせしますね。

 韓流アイドル「少女時代」のもありました。

【ユナ】<日本食では何がお気に入り?> ラーメンも美味しいけど、好物はお寿司!でも、すき焼きも好きかな。 (2011年発売.Sweetより)

 おお、ウチにも食べに来て欲しいなあ。

 その他で、面白いのは、地方のすき焼きの話題です。例えば、

「やはりすき焼きに大根を入れるのは我がふるさと香川独特の風習のようでした!美味しいからみんなもやってみてね!」

「私が子どもの頃、和歌山では、長ネギ(白ネギ)のことは「東京ネギ」って言われてた記憶が。すき焼きの時とかだけ使って、ふだんは青ネギ一辺倒でした。今はどうなんでしょう。和歌山や近畿では栽培してないのかなーー。」

「今日のまめちしき 滋賀県の郷土料理にウナギのすき焼きがある。当地ではウナギでもナマズでもすき焼き、または醤油味で煮るのだが、これを「じゅんじゅん」と呼ぶ。」

 へー。

 どれらもまったく存じあげない方のつぶやきですが、リツイートして、「お気に入り」に入れさせていただきました。

 ツイッター検索、楽しいですよ、結構。

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも「仙台牛」を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

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追伸②

 「青森・岩手・宮城・福島・茨城五県蔵元連合試飲会@浅草in三社祭が開催できない、その日に開催!」の様子を撮影した動画を、こちら(YouTube)にUPしましたので、是非ご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて483連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

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お客様への心得ランキング

 「二条彪の特選教訓集 みんなで学ぶ 成功の心得No8 お客様への心得」という御本を毎週月曜日の、弊店の朝礼で輪読してきました。全20項目あったのですが、読み終わりました。

 でも1回読んで、ハイ、それで終わり、にしてしまうのは、とてももったいない内容と思いましたので、「ちんや」の全従業員に投票させて、全20項目の内、どの項目が心に残ったか、ランキングをやってみました。

 結果、

 3位=No16「損得ではない。志が大切だ」

 3位=No19「独自の味を作ることができるか。」

 2位=No14「お客様を怒らせたらおしまい」

 1位=No18「表裏がある会社は、いずれ滅びる」

という順でした。

 この御本は「学習のポイント」に、

「お客様のことを考える上では、マーケテイングを避けては通れません。(中略)本号がきっかけで、マーケテイングについても興味を持ってもらえればうれしく思います(後略)」

と書かれている通り、現場の人間にこそマーケテイングを、という考えで書かれているので、マーケテイングに関連性が高い、

 No6「商品の説明では、お客様は共感できない」

 No11「お客様の気持ちの流れをイメージする」

 No17「商いは、手に入らないものを手に渡すこと」 

が上位でなかったのは、少し残念ですが、現場にあまり関係の無い、精神の部分について書いた、No16「損得ではない。志が大切だ」が上位だったのは嬉しい結果でした。

 精神=志の部分こそ、マーケテイングの根幹だからです。そこが入っているのは良いことです。

 いずれにせよ、上位の項目は、再度朝礼で読もうと思っています。

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも「仙台牛」を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

 「食して繋がる、食して支える、浅草から東北へ。」

追伸②

 「青森・岩手・宮城・福島・茨城五県蔵元連合試飲会@浅草in三社祭が開催できない、その日に開催!」の様子を撮影した動画を、こちら(YouTube)にUPしましたので、是非ご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて482連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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旧町名②

 このブログの昨日の号に書いたような次第で、「ちんや」で勝手に、浅草の旧町名の宣伝をすることにしました。

 実は以前から、「ちんや」の個室の名前には、浅草近辺の旧町名を使っていたのですが、その由来を簡単に書いたカードを各部屋に置くことにしました。そのカードを部屋に入った人しか見られないのでは、もったいないので、ここでも公開しています。

 今日は、その2日目です。

<並木>

 現在の台東区雷門二丁目付近の地名です。

 奥州街道に接し、松並木があったことから並木町となりました。 

 現在の、浅草寺・雷門前の並木通りは、浅草の表玄関としての役割にふさわしい町並みに整備されております。地下には、公共駐車場があり、来街者の利便性向上に貢献しています。

<馬道(うまみち)>

 馬道通りは、東武線浅草駅前より北方向へ、隅田川の西側に並行して伸びる通りです。

 地名の由来は、古く江戸時代に遊客が馬を利用して新吉原へ通う道筋であったから、または浅草寺境内の馬場に行く馬の道だったから、などと言われています。

 戦災で全焼するまでは、呉服屋、足袋屋、袋物屋といった老舗が多く、それだけに由緒ある町のムードがあったと伝えられています。

 戦後再建され、現在も和装関係、履物関係の店舗が並んでいます。

<今戸(いまど)>

 浅草北方で現在でも使われている地名です。

 台東区今戸一丁目の今戸神社は、元は今戸八幡宮と称した御社で、康平6年(1063年)源頼義、義家父子が奥州征伐の折、京都の岩清水八幡宮と鎌倉の鶴ヶ丘八幡宮を浅草今津(現今戸)に勧請して創建したものです。

 浅草七福神のひとつ福禄寿が祀られており、「下町八社巡り」の内の一社です。

 江戸時代、この神社の周辺では「今戸焼」が焼かれおり、商売繁盛の象徴「招き猫」などの土人形や、日用雑器、火鉢、植木鉢、瓦などが造られておりました。一時その伝統が途絶えかけましたが、近年有志の職人さんが復興させました。

(浅草付近の旧地名終わり)

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも「仙台牛」を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

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旧町名①

 旧町名を復活させよう、という動きが各地でおきつつあるようです。

 現在の地名の表示方法は、昭和37年(1962年)の「住居表示法」で決められたそうですが、この法律が施行された時に、由緒ある旧町名が廃止されてしまいました。

 日本橋や神田には、今でも旧町名を使っているところがありますが、浅草は廃止になってしまい、「浅草N丁目」「東浅草」「西浅草」といった味気の無い地名を、今は使っています。

 一方、いったん廃止された旧町名を復活させた所の代表は、金沢市だそうです。数年前にレストラン協会の総会が金沢であり、

 二次会は、主計(かずえ)町に行きましょう!

と誘われた時、とても粋な感じがしたものでした。その時は知らなかったのですが、その地名は、いったん廃止されて復活させた地名だそうです。

 浅草でも、旧町名復活の話しはありますが、あまり進展していません。

 そこで「ちんや」で勝手に旧町名の宣伝をすることにしました。実は以前から、「ちんや」の個室の名前には、浅草近辺の旧町名を使っていたのですが、その由来を簡単に書いたカードを各部屋に置くことにしました。

 そのカードを部屋に入った人しか見られないのでは、もったいないので、ここでも公開いたします。

 2日に分けて公開しますので、是非ご覧下さい。

<猿若町(さるわか)>

 現在の浅草六丁目付近の旧町名です。

 江戸幕府の老中・水野越前守忠邦は、天保の改革を断行するにあたって、風俗上の理由から江戸中心部での芝居興行を禁じました。これを受け、大歌舞伎三座=堺町の中村座、葺屋町の市村座、木挽町の河原崎座(いずれも現中央区)がこの地に移ってきました。

 移転先は、浅草寺裏の武家屋敷を公収して用意されました。役者や関係者が集団で住んだので、江戸歌舞伎の始祖、猿若勘三郎にちなんで猿若町と命名されました。

 現在は歌舞伎小屋はありませんが、小道具屋さんがこの地で営業しています。

<花川戸(はなかわど)>

 現在の花川戸一丁目、ニ丁目です。(「花川戸」は今も、使われている町名です。)

 古くから町屋が開けていて、承応の頃(1652〜55年)にはすでに奥州街道ぞいに商家が立ち並んでいました。

 歌舞伎十八番「助六由縁江戸桜」(通称「助六」)は、主人公「花川戸の助六」がこの地に住み、全盛期の吉原遊郭へ通ったという設定のお話しです。

 今は、隅田公園の桜と履物問屋街が有名です。

<象潟(きさかた)>

 現在の浅草四丁目付近の旧町名です。

 1677年(延宝5年)頃、この地に秋田の本庄藩主六郷邸が造られました。この六郷氏の領国にある鳥海山西麓の海岸には名勝の地 象潟があり、この地名をとって、明治5年(1872年)に浅草象潟町と名付けられました。

 象潟は風光明媚で、当時仙台の松島とならび称されるほどでしたが、文化元年(1804)の地震で土地が隆起し、現在では田圃となっています。

 町名を付ける場合、旧藩名を使う例は多いが、名勝地の名をとってつけられたのは珍しいと思います。

<待乳山(まつちやま)>

 現在の浅草七丁目付近の旧町名です。

 関東三聖天の一つ、待乳山聖天の周囲を指す地名です。

 聖天様は、十一面観音菩薩を本地仏と崇め信仰する御寺で、夫婦和合・商売繁盛等の御利益があります。大根と巾着が御寺のシンボルで、正月七日の七草粥の炊き出しが有名です。

 なお浅草の待乳山聖天の他、江戸川区平井の平井聖天、埼玉県熊谷市の妻沼聖天を「関東三聖天」と称するそうです。

(今日はここまで、明日も浅草の旧町名です)

追伸①

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 「食して繋がる、食して支える、浅草から東北へ。」

追伸②

 「青森・岩手・宮城・福島・茨城五県蔵元連合試飲会@浅草in三社祭が開催できない、その日に開催!」の様子を撮影した動画を、こちら(YouTube)にUPしましたので、是非ご覧下さい。

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描き主探し

 以前このブログで「描き主探し」の掲示をしたのを覚えておいででしょうか。

 昨年の3月に、ある方が予約無しで見えて食事をしていかれました。その時は普通に食事を済ませて帰られたのですが、しばらくして、その日召し上がった料理や器、活け花、調度品などを、葉書サイズの絵に仕上げて持って来られました。

 それを拝見して、当然御礼を申し上げようと思ったのですが、玄関にいた者に「あの時の絵が出来たので持ってきました!」とだけ言って絵を渡されて、中にお入りにならず、御芳名も名のらずに、すぐに帰られてしまったそうなのです。

 応対した者も、こういうケースは初めてで驚き、ただ「ありがとうございます」と言っている内に、御芳名を聞きそびれてしまったようです。最初の食事の時、予約無しで見えていたので、連絡先がまったくわかりません。

 その後、絵は小さい額に入れて、玄関ロビーに置いておくことにしました。ご本人が再度見えて、その絵を見つけ、

「あ!これは自分の描いた絵だ!」とお申し出下されば、御礼ができると思ったからです。

 それから1年以上がたった、この前の日曜日に、その方がご家族と一緒に「父の日」で見えました。そして嬉しいことに、玄関ロビーに置いてあった、ご自分の絵に気がついて下さいました。

 聞けば、いろいろな料理屋を訪ねるたびに、絵に仕上げて、年に一回個展を開くのが、御趣味とか。

 なんて良い御趣味なんでしょう。

 南雄三さんとおっしゃって、個人のホームページを公開しておいでですので、ご覧下さい。

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも、仙台牛を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。

 データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

 「食して繋がる、食して支える、浅草から東北へ。」

追伸②

  「青森・岩手・宮城・福島・茨城五県蔵元連合試飲会@浅草in三社祭が開催できない、その日に開催!」の、当日撮影した動画を、こちら(YouTube)にUPしましたので、是非ご覧下さい。 

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復興すきや連

 7月の末に第九回「すきや連」を、『銀座吉澤』さんで開催予定ですので、そのための案内状の支度を、今しています。

 発案内状の支度には写真の封入作業もあります。3/8に京都の老舗「三嶋亭」さんで開催した、前回(=第八回)に出席された方へ送る案内状には、その時の写真を封入します。集合写真の他、スナップ写真が編集されていて、もちろん、オールカラーです。

 この、お金も手間もかかる、写真封入を続けている理由は・・・

 それは、写っている皆さんの笑顔が本当に楽しそうだから。

 すき焼きを囲んで談笑している参加者の皆さんは、メッポウ素敵です。すき焼きっていうものは、こんなにも人を楽しい気持ちにさせるものなんだ、とあらためて再認識させられます。

 しかも参加しているのは、ほとんど全員が食のプロです。そういうキビシい方々でも、すき焼きの鍋を囲めば、自然と、愉快に飲み食いするものです。その気分が写真に溢れています。

 今、写真を眺めますと、「第八回」の時の皆さんは、本当に楽しそうです。「三嶋亭すきや連」は3/8火曜日で、同じ週の金曜日に地震が来るのですが、その事は知るわけもありません。あの楽しかった夜と、それ以降は切断されているかのようです。

 「三嶋亭」さん以前の「すきや連」は、東京と横浜で開催してまいりまして、この回が初の京都進出でした。初の遠征ですので、

 関東の人がどのくらい参加してくれるだろう、

 「三嶋亭」さんには50人収容の大きい宴会場があるのに、参加者が20人とか25人とかだったら、カッコ悪いなあ、そうなったら「三嶋亭」のM社長に対して面目ないなあ、と思っておりましたが、結果は・・・

  定員オーバー!!

 全国から55人の、すき焼き屋とすき焼き愛好家の方々が見えて大盛況でした。そして旅先ということで、皆さん、いつになくリラックス・ムード。お酒のメートルもかなり上がっていました。

 また、この日にあわせたかのように、「すきや連」旗振り役代表の、向笠千恵子先生の御本「食の街道を行く」が、料理本のアカデミー賞とも言われる、「グルマン料理本大賞」の、紀行本部門2010年グランプリに選ばれたことが発表されました。

 その目出度さも加わって、いつになく、盛り上がっていたように思います。

 遠い昔の話しのようです。

 でも、昔のことを思っていても仕方ありません。この次の「第九回」は、東北の牛を食べ、東北の酒を飲む、という趣向で決行します。元来は松阪牛がお得意の『銀座吉澤』さんですが、今回は東北の牛、ということでお願いをしました。

 メンバーの中にも被災された方がおいでで、今は復興へ向けて頑張っておられますので、「応援メッセージ」を集めたいとも思っています。

 復興します!「すきや連」も。

追伸①

 「仙台牛」の販売を始めました。震災の当日にも「仙台牛」を仕入れましたが、それ以来の仙台牛です。データ=宮城県大崎市・遠山明牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号:12041-78434。

 「食して繋がる、食して支える、浅草から東北へ。」

追伸②

 「青森・岩手・宮城・福島・茨城五県蔵元連合試飲会@浅草in三社祭が開催できない、その日に開催!」の様子を撮影した動画を、こちら(YouTube)にUPしましたので、是非ご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて478連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すきや連,すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 午前  Comments (0)