ながらスマホ

国際観光日本レストラン協会の新年会が八芳園さんであり、白金台駅のホームを歩いていたら、
小学生が本を読みながら歩いて来て衝突しそうになりました。
うおっとっと!
体格はこちらが大きいので、ぶつかった場合線路に落ちるのは彼です。私は殺人犯になるところでした。
これはもちろん危険行為ですが、不思議なことに憎悪の感情は沸きませんでした。たぶん二宮尊徳のイメージがあるからでしょう。
これが本でなくて「ながらスマホ」だったら、おそらく私は罵りの言葉を吐いていたと思いますが、本はOKでスマホはNGだと思うのは、自分が昭和の人間だからでしょうね。
聞けば、視覚障害のある方の3割ほどが駅のホームで怖い思いをした経験があるそうです。原因は「ながらスマホ族」との衝突。
だから「ながらスマホ」はゼッタイ、ダメ。そして「ながら勉強」もやはりやめておきましょう。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.620本目の投稿でした。本年3月1日まで無事連載が続けば10周年になる予定です。引き続きご愛読を。

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花火大会

真冬の話題ではないかもですが、真夏の花火大会の件です。
この年末年始に花火大会の中止を決定する自治体がありました。オリンピックの影響ですね。
例年多くの観光客が訪れる「鎌倉花火大会」も昨年末に中止すると発表しました。警備人員の確保が難しく、それから湘南港がセーリング競技会場となり利用できないことなどから、開催が困難と判断したそうです。
遠く福井県の花火も中止になった例があるとか。
で、隅田川の花火大会ですが、開催することはするのですが時期がズレました。例年7月の最終土曜日なのですが、今年は7月11日になりました。
11日ですと夏休みに入っていませんから、人出は減るかもしれませんね。それに9月、10日が「ほうずき市」ですから3日イベントが続くのは良くないですねえ。でも諸事情がありましょうから、仕方ないところです。
皆様、花火は7月11日と今からインプットして下さいませ。

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ニッポンチ!⑦

小学館の文芸雑誌「qui-la-la」(きらら)で河治和香先生の新連載「ニッポンチ!」が好調です。
和香先生が、「駒形どぜう」の三代目を主人公にした小説『どぜう屋助七』(2013年)にウチのご先祖を登場させて下さって以来、新しい連載が始まるのを楽しみにしておりますが、今回は明治の浮世絵師を主人公にした小説です。登場する絵師の作品がウチにあったりしますので、なおさら楽しみなことです。
登場するのは歌川国芳門下の絵師たち。国芳には歌川芳虎、芳艶、芳藤、落合芳幾、さらには月岡芳年、河鍋暁斎といった弟子がいましたが、国芳が幕府に逆らう位の人だったので、弟子達の性格も皆ユニークで。その人物描写もまた、この小説の面白いポイントだと思います。
連載7回目の2月号には圓朝が登場しました。
そう、落語の三遊亭圓朝です。
落語の世界で知らぬ人のいない圓朝が国芳に弟子入りしていたことを私は全く知らず、
そ、そうだっけ・・・とWikipediaを調べてみたら、たしかに、
嘉永4年(1851年):玄冶店の一勇斎歌川国芳の内弟子となり、画工奉公や商画奉公する。
と一行書かれていました。
そのころ圓朝の父が女と駆け落ちし行方知れずになったため、父の後ろ盾がないなら、落語のような浮き沈みのある世界より画工の方が確実だろうと入門したそうですが、やがて父は出戻り、画工修行期間は一年ほどであったと言います。
それでも徹底的に写実を重んじる国芳の流儀は圓朝にも伝わっていて、それが後の幽霊噺での描写力につながって行ったと小説では語られています。なるへそ。
本筋から少し逸れるのですが、今章で感心したのは、国芳の弟子に対する接し方、弟子の採用の仕方です。
国芳はあえて愚鈍な子を弟子にしたそうです。お遣いに行かせると道を間違うような子を入れて、面倒をみ続けたと言います。
おめえくらい役にたたない者はいないぞ。おめえのような愚図は世間に出てもやっていけないぞ。
と言いつつも、
しかし絵師なら、腕を磨きさえすればやっていけるぞ。一流になれば先生と言われるのも夢ではないぞ。と励ましたそうです。
お遣いに失敗して叱られると思った子は、励まされて驚き、泣いて感謝したとか。その代表が圓朝と仲良しだった芳年や芳藤です。
国芳門下が栄えた理由は、こういうところにあったのだなあ、という大変勉強になる一章でした。

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「せめてこれだけ」食事術

旧知の食生活ジャーナリスト佐藤達夫さんが本を出されました。題して、
『外食もお酒もやめたくない人の「せめてこれだけ」食事術』
佐藤さんは、月刊『栄養と料理』元編集長で、20年以上食生活ジャーナリストとして活躍、女子栄養大学で講師もなさっていましたが、そのご見聞から、
「残業が続いて外食ばかりで心配」「お酒はやめたくないけど肝臓が気になる」「ダイエットしないといけないとわかっているけれど、運動が続かない」「なかなか野菜を食べられない」「コンビニでいつも同じ弁当ばかり買ってしまう」
という人が健康に過ごせるよう、「方法は極めて勘弁であるものの、内容は科学的根拠がある」方法、つまり「ハードルの低い食事方法」を指南します。
私が面白く読んだのは、
「食情報に溢れる「ヘルシー」に要注意」
という一章です。
メデイアやネット、雑談の中に登場する「ヘルシー」という言葉は一体なんぞや?と考えてみた場合に、
・脂肪が少ないこと、特に動物性脂肪が少ないこと
・糖質が少ないこと
・塩分が少ないこと
・油で揚げていないこと
・油で炒めていないこと
を言っている場合が大多数です。
が、そもそも「ヘルシー」かどうかは、個々人の食生活について考えるべき話しであって、何かの成分が少なければ即「ヘルシー」はおかしい話しです。脂肪が足りていない方にとっては脂肪がある程度ある食事の方が「ヘルシー」なのに、成分が少なければ即「ヘルシー」はおかしい話しです。
佐藤さんも指摘しておられますが、
バランス良く適量の食事をすることが「ヘルシー」なのであって、特定の成分を制限することは、その逆になってしまいます。
それに何かの成分を悪者にすることで「ヘルシー」と言う論法も変です。
統計を見ると日本人の実際の食生活は元々バランスがさほど悪くはないので、何かの成分が少なければ「ヘルシー」はおかしいですね。
統計上塩分だけは明らかに過剰摂取なので、多くの日本人にとっては減塩が「ヘルシー」ということになるかもしれませんが、それでも個人差を無視するのは変ですし、
何かを悪者にすることで注目を集める方法は、政治の世界にも通じるフェイクな手法だと言っても良いのではないかと思います。
皆様も是非ご購読を。
栄養学の入門書としても読めると思います。
『外食もお酒もやめたくない人の「せめてこれだけ」食事術』
出版社: ウェッジ
ISBN-10: 4863102208
ISBN-13: 978-4863102200
発売日: 2020/1/18

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60年

弊社が東京商工会議所に入会して60年になるということで、先日の支部新年会で表彰していただきました。ありがとうございます。
2020年の60年前ということですから、1960年ですね。株式会社ちんやは1951年に設立されていますから、そこから10年を目前に入会してようですが、入会の経緯は分かりません。
だから、表彰者代表として挨拶して欲しいと言われて少し困りましたが、2018年に東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、「奨励賞」を受賞させていただいたことや、支部の青年部が楽しかったことなどを話ししてお茶を濁しました。
このたびは誠にありがとうございました。

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天晴れな甘さ

またまた元日に放送された「東京ミラクル」の件なんですが、あの番組には、私の旧知のご主人が何人も出ておられました。
弁当の日本橋弁松総本店さんもそうです。ご創業は1850年。
現代人で砂糖が高価と思っている人はほとんどいないと思いますが、江戸時代はまだ砂糖が高価でした。日本は日清戦争で勝って台湾を獲得するまで、砂糖を自給できなかったからです。明治時代になって甘いすき焼きが好まれたのも、それが高価=豪勢な感じがしたからです。
江戸っ子の中には散財自慢の一種として、見栄を張って、料理屋や弁当屋に甘い味付けで作らせることさえあったそうです。
下町で今でも濃い味付けが好まれる理由は、これです。
で、弁松さんですが、今もその味をしっかり受け継いでいて、健康志向・薄味ブームのトレンドに抗っておいでです。
昨今では「味付けがおかしい」と客からクレームがくることさえあると言います。しかし八代目の樋口純一さんは「味が濃いのも理由がある。今の風潮だからといって薄味にしてしまうと弁松の味ではなくなってしまう。一切変えるつもりはないです」と番組でキッパリ言っていました。
うむ、天晴れ!!
あ、間違えた、それは日曜の朝のスポーツコーナーのセリフだった・・・

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30・10運動

昨年「食品ロス削減推進法」が施行され、いよいよフードロス削減が国民的課題になってきました。
当然飲食店も取り組まないといけませんが、厄介なのは宴会の食べ残しです。
宴会の食べ残しについては、30・10運動(さんまるいちまる運動)が知られています。
まず乾杯から最初の30分間は席について料理を楽しむ。そしてお開き前の10分間は自分の席に戻って料理を残さず食べようというものです。宴会になると、席を離れてお酒をついだりつがれたりということがよくありますよね。その結果、手をつけられないままの大量の食べ残しが出てしまう、それを防ごうというものです。
2011年に松本市で始まったと言われています。
各地の自治体が呼びかけてはいるようですが、民間ではあまり聞きません。それだけ難しいということだと思います。
弊店でも残念ながらデザートの食べ残しが多いですね。幹事さんがデザートの存在自体を忘れてしまっていることが多いからです。その宴会を何時に終えたいのか、明確なイメージのない幹事さんが多く、成り行きまかせのことが少なくないです。
会の中の長老さんがだんだん疲れてきて、おい、もう、そろそろ終わろうよ!と言いだして、それで急に、
宴もたけなわですが・・・
となります。
店の側としてはデザートを出したばかり、場合によっては、まだ出していない(!)内に急に「たけなわ」ですから、フードロスは減らないわけです。
それ以前に、宴会で食事をすることより人脈づくり・名刺交換の為に来ている人もいます。そういう方にとっては、正直食事は興味がないことです。(30+10)分間も席についていろというのは営業妨害でしかないですね。
まずは料理業界、食品業界の宴会から改善を始めるべきですが、結構、難題だと思っています。

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明日は大寒

明日は大寒です。
「ちんや」売店では今年も「大寒卵」を販売致します。予約受付期間は終了していますが、残数も少しあることから、24日から店頭売り(フリー販売)を致します。どうぞお求め下さいませ。
来年の「大寒」は1月20日です。風水は、大寒の日に産まれた卵を食べることを勧めているとかで、それを「大寒卵」と言うそうです。
これを、あながち迷信と片づけない方が良いと思います。 寒い時期に産まれた卵は栄養価が高いからです。 大寒は一年で最も寒さが厳しくなる頃です。鶏はその寒さで本能的に産卵数が少なくなりますので、その中でも産まれた卵は、必然的に栄養価が高まります。
寒い所の卵が良いわけですから、特に寒い所=日本海の風雪を浴びるような所で鶏を育てている養鶏場から卵を取り寄せることにしました。 その養鶏場は、新潟県村上市の「オークリッチ」さん。
ご期待下さい。

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受賞企業紹介番組

弊社が台東区役所から「したまちTAITO産業賞」をいただいたことは既にお報せしましたが、ありがたいことに、明日J:COM11チャンネル(旧台東ケーブルTV)で、その告知番組(受賞企業紹介)を流して下さるようです。契約している区民の皆様はどうぞ、ご覧ください。
私のインタビューや料理、店内の様子などが放送されます。
放送時間は、9:20~、13:20~、17:20~、21:20~の4回。
またパネル展示もして下さるようで、ますます区役所さん、サービスが良いです。雷門前の「浅草文化観光センター」において、2月14日(金)から28日(金)までの期間。
誠にありがとうございます。

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寺子屋

浅草公会堂で上演されている「新春浅草歌舞伎」を拝見しました。弊社は以前から広告協賛をさせていただいています。
正月は各地で歌舞伎が上演されていますが、浅草は若手役者中心のメンバーで「登竜門」と位置づけられています。
座長は尾上松也さん。
中村歌昇さん、坂東巳之助さん、坂東新悟さん、中村米吉さん、中村隼人さん、中村橋之助さん。
ベテランの中村錦之助さんが所謂「上置き」といして加わっています。
例年演目は古典的で有名な演目が多いですが、一部の「菅原伝授手習鑑」の寺子屋の場面でした。
歌舞伎を観て毎回思うのですが、この世界の若い方たちが、現代生活からは全く体験も想像もできないことを演技できることに驚きます。
寺子屋は、自分が恩義を感じている人の息子さんの命を守るために自分の子の命を差し出すという筋で、役者はその心を演じないといけません。周囲の人物もそれぞれ、その心を演じるわけで大変なことです。
同一演目が演じ続けられているので、演じた経験がある先輩から学べるわけですが、それにしても大変なことです。
毎回感心すると同時に、世の中の他の業界でも参考にしたいものだと思います。

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