すき焼き川柳コンクール2019

「すき焼き川柳コンクール2019」の結果を発表したいと思います。(作者敬称略)
<ややウケ賞>
働いて ちんやめざして 肉ほうび(加藤美代子、(58歳、千葉県佐倉市)
すき焼や 亡き父愢ぶ 三回忌(春菊、62歳、江東区)
しゃぶしゃぶや 前菜整え 江戸の味(はじめ、86歳、千葉県市原市)
肉追加 夫婦記念日 延長戦(せいや、37歳、北区)
スタミナの 沸くすき焼に 明日の夢(下仁田太郎、69歳、茨城県つくば市)
父と来た ちんやに今は 子を連れて(ちゃみの母 、68歳、松戸市)
<大ウケ賞>
白ねぎの 色艶やかに 鍋の中(啓聖、81歳、北区)
鍋かこみ パパは一杯 ママおしゃべり(小学三年生、8歳、 長野県長野市)
あの世でも 会いたい女将と 旨い鍋(ジョヴァンニ、83歳、武蔵野市)
けんかして すき焼き食べて ノーサイド(石田恵三、川崎市)
<超ウケ賞>
すき焼きの 匂いが止める スマホの手(はん子、 70歳、文京区)

このコンクールは7回目なので、ご存知の方も多いかと思いますが、念のため再度ご説明しますと、このコンクールに当選しますと、「ちんや」の食事券が貰えるだけでなく、「すき焼き川柳包装紙」に句が刷り込まれるのです。
これから発表する分は、来年の5月の三社祭の日に出来上がる包装紙に刷り込まれます。
そもそも食事の思い出を記す方法として川柳は一番素敵ですね。それに、すき焼きほど川柳に合う料理は他にないとも思います。川柳は、日本人とすき焼きの繋がりの深さを、あらためて教えてくれます。
そして何より、この店で働く私達にとってはヤル気の源になります。ここに書かれている様な幸せの為に働いているんだということを、川柳は思い出させてくれます。在り難いことです。
こんな包装紙はなかなか無いと思いますよ・・・
投稿して下さった皆さん、誠りありがとうございました。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.544本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)