それぞれの飲み方

11月2日の弊ブログに書きました通り、台東区役所が「したまちTAITO産業賞」を下さるというので、表彰式に出かけましたら、同時に「台東区江戸創業事業所顕彰」の顕彰式も行われていました。
顕彰された会社の中には合羽橋の「どぜう飯田屋」さんがありました。そして配布された「飯田屋」さんの資料の中で引用されていた一文が印象に残りました。
直木賞作家で食通の神吉拓郎さんの文が引用されているのですが、
「どぜう鍋を前にして猪口を傾けている人を見るのは楽しい。皆それぞれの飲み方があるようで、勤め人風、商店主風、職人風と、少しずつ趣が違う。胡坐のかきかた、徳利の持ちかた、猪口を口元へ運んでくる手付き、など、その様々な変化と個人差は、見ていて飽きない。絵になっているのである。」
へえ!の一語ですね。
そして自分がどぜう屋に行った時は、どんな風に見られているのか、すごく気になってきました。

追伸
話しは変わりますが、
「東京会館」和食総調理長・鈴木直登さんが
黄綬褒章を受章されました。誠にお芽出とうございます。
「すきや連」の熱心なメンバーの方で、今年9月30日の第31回例会でも大変お世話になりましたので、個人的にとても嬉しいです。ますますのご活躍を祈念致します。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.537本目の投稿でした。

Filed under: 浅草インサイダー情報,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)