感謝飛行

航空自衛隊「ブルーインパルス」による「感謝飛行」を拝見しました。スカイツリーから都立墨東病院へ向こうところでした。見事なものでした。
私は単純に、国家の象徴である軍が大空という公共性の最も高い場で医療関係者への敬意を表明するのは良いことだと考えましたが、そう思わない方も少なくないようで、ネットのコメント欄には否定的な意見も書かれていました。
主な反対意見は、
その飛行にかかる金で医療物資を買え!
というものです。
そのご意見は短期的にはごもっともではあるものの、長期的には日本人の死亡率を上げると思います。
自らを感染のリスクに曝しながら働いている人が感謝されるどころか差別されるようでは、そういう仕事に就く人はだんだん減るでしょう。今働いている人が離職してしまうかもしれません。充分な数の医療スタッフが揃わなければパンデミックに対応できず→死亡率が上がると思います。それによって有為な人材が死ねば経済も縮むと思います。
人材を揃えるのは金だけでは不可能です。心の要素こそが大事だと知らない人が「その金で物資を!」と意見しているのだろうと想像します。
これまで医療関係者を避けていた人達が飛行を見て考えを変える機会になったのなら良かったなと思います。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.746本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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こんにゃくの日

昨日5月29日は「こんにゃくの日」だったそうです。ご存知でしたか?
シラタキを使うすき焼き屋とこんにゃくは大いに関係がありますから、私は以前に聞いたことがあったのですが、今年はすっかり忘れていました。弊ブログの今月27日号に書いた「腸活すき焼き」の件は「こんにゃくの日」に上げれば良かったです。うっかりしました。
で、遅ればせながら「こんにゃくの日」を制定した「一般財団法人日本こんにゃく協会」のサイトを開け、「健康な体作り」という項目があったので開けてみました。
※ こんにゃくはメタボリックシンドロームの救世主!
※ こんにゃくは肥満防止に最適
※糖尿病などの予防にも
※ こんにゃくがコレステロール値を正常に保つのは本当?
※こんにゃくが便秘によいといわれる理由は?
※こんにゃくはカルシウムを補給し骨粗しょう症予防に役立つ
※こんにゃくは、日本人に不足している食物繊維とカルシウムの補給に最適
と列挙されていて、それぞれ根拠が書かれています。優先順位としてダイエット関連が上なのでしょう。「メタボ」「肥満防止」が先に来ています。
拝読して、そうですねえ、結構ではあるのですが、しぼり込んだ方が良いような気がしますねえ。
この時期は、何と言っても、
食物繊維補給→腸内環境の健全性維持→免疫力向上→コロナ撃退
のストーリーにしぼり込んで押して行くのが良いと思いますよ。「便秘によい」だけで終わってしまうのは惜しいと思います。
(引用)「便秘は、食物繊維の摂取不足、不規則な食事、運動不足、ストレス等、多くは生活習慣が原因となっており、粘膜の刺激感受性や排便反射の起こり方が弱まり、大腸のふん便輸送力が遅延しているものです。これには、不溶性食物繊維の多い食事がよいとされています。こんにゃくは、グルコマンナンが水分を多量に取り込んで凝固した不溶性食物繊維で、小腸で消化されず固形物のまま大腸に達し、カサを増してやんわりと大腸を刺激して、排便反射を高め、おなかをすっきりさせます。また、食物繊維が腸内細菌のエサとなり、善玉菌の活動が優勢になることで大腸内環境の健全性維持に寄与しているとみられています。」
はい、それは勿論結構と思いますので、それを是非腸内環境の健全性維持→免疫力向上→コロナ撃退につなげましょう。なにしろ免疫細胞の7割は腸に在るそうですからね。
そうすればこんにゃくを食べる人、増えるかもです。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

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再開

だんだんに再開しております。
・すき焼き「ちんや」は5月28日より通常営業致しております。
・肉の食べ比べレストラン「ちんや亭」は6月4日より通常営業致します。
・精肉売店は5月28日より通常営業致しております。
*いずれの部門でも消毒剤を用意し、店員はフェイスシールド着用にて対応させていただきます。
*すき焼き「ちんや」では当分の間個室のみで営業致します。一部メニュー限定にて営業致します。
*「ちんや亭」では席と席の間隔を広げ、また衝立を用意して、お客様とお客様の間を仕切ります。
テレビの街頭インタビューなどを視ると、まだまだ警戒感を解いていない方が多いので、「気にする方」と「気にしない方」が一緒に店に見えることは、あまりないのだろうと想像します。
むしろ警戒心が緩んできて、「気にしない方」も見えるようになってきた頃が心配のしどころなのかなと思っております。
お手柔らかにお願い申し上げます。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

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性悪説の書類

コロナ問題で役所からお金をいただく為に書類を整えないといけませんが、その作業は大層消耗します。
必要な書類が多く、中には役所に行って申請しないといけないものも入っているからです。店の定休日は、この作業の為に消えて行きます。
なぜ、書類がたくさん必要なのか?
それは性悪説で制度設計をしているからですね。
国民が奸計によって補助金を詐取するのをなんとか防がねば・・・ということで、そもそも制度が造られています。
今の状況は、とにかく早く国民に金を配って、恐慌が始まることを避けるべき状況だと思いますが、平時の制度のままで、コロナ禍の中に突入してしまっています。その結果会社が倒産→取引先や銀行が連鎖倒産となれば恐慌に発展しますが、現場の役所はおかまい無し。本当に口惜しい話しです。
ついでに申せば書類準備が消耗するのは、書類の数が多いからだけではないです。性悪説により自分が悪人として扱われるのが腹立たしいのです。官尊民卑の伝統を感じますね。
ところで「ちんや」の肉の売店では6月15日まで「医療関係者応援割引」をやっています。お肉を半額にして、医療関係の方々に食べていただこうと思っています。緊急事態は明けましたが、病床は未だ空き切っていませんから、6月15日まで延長しました。
この割引をするのに、身分証や名刺をお見せ下さいと言っておりまして、分かれば何でもOK、つまり性善説でやっているのですが、手続き面を心配して質問の電話をかけて来る方が大勢おいでです。
医者本人は忙しく、代理で妻の私が買いに行くのですが、身分証がどこにあるのか、普段使っていないので、病院のデスクにあるのか家の寝室なのか、とにかくすぐに出ないんです→はい、病院のサイトにお名前が載っていれば、それをスマホで見せて下さればOK。お名刺をスマホで写メでもOK。
性善説ですから。
早く食べていただこうと思っていますから、ご安心下さい。

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腸活すき焼き

緊急事態解除となりましたが、ワクチンは未だできず、国民全員にPCR検査をするわけでもなし、根本的な対策が出ていない中での解除ですから、多くの方が不安感をもったままの解除ですね。
「ちんや」でも全スタッフにフェイスシールドを着用させるなど、できることは致しますが、不安がゼロかと言ったら、そうではないです。憂鬱な季節がしばらく続くことを覚悟しないといけません。
で、今、コロナに対して国民が出来ることはと言えば、「腸活」ではないでしょうか?
はい、皆さん、話しに着いて来れていますか?
話しの筋は、こうです・・・
・腸には人体の免疫細胞の、およそ7割が集中して存在している。免疫細胞は、ここから血液に乗って全身に運ばれて行き、ウイルスや病原菌と戦う。
・腸を良い状態に保つには「善玉」腸内細菌を増やす必要がある。
・腸内細菌のエサになるのは食物繊維である。
よって、食物繊維を摂ること、すなわち「腸活」をした方が良い。
~という筋になります。
コロナにやられっ放しでは悔しいではないですか。まずは食物繊維を摂りましょう。
食物繊維を摂るには「肉抜きすき焼き」が良いですよ(笑)(しかしマジ)
すき焼きに付いている「ザク」には食物繊維が大集結しています。
すき焼きのザクがそうなっている理由ですが、日本人が肉を消化するのが苦手だった頃、肉を排泄するために、自然に食物繊維を付け合せるようになったものと私は思います。
最強なのはシラタキ。葱も椎茸も食物繊維が多いです。青い野菜も勿論繊維。例外は豆腐と麩くらいでしょうか。
是非、今こそお召し上がり下さい。
野菜と割り下さえあればカンタンにできてしまいます。
旨味がなくて寂しいようでしたら、肉を少しは入れてもOK。かつお出汁が良い方はそれも「あり」。
辛味を加えるのも「あり」ですね。映画監督の小津安二郎はシラタキにカレー粉をかけるのが好きでした。あくまで和風にしたければカレーでなくて「鷹の爪」で。
この作戦で、コロナに一泡ふかせてやりましょう。この辺りから反転攻勢に転じましょう。

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ZOOMすき焼き

さて解除されました。
自粛生活は3月末からですから、はや2か月です。長かったですね。
皆さん、オンライン飲み会はしましたか?
私も一応やりました。
楽しかったですか?
私はさして面白くなかったです。食べるもの、飲むものが別なら、「飲み会」の意味がないですよね。
どうしてもオンライン飲み会をしたいなら、食べ物・飲み物は幹事が調達して全員の家に同じものを送り、それをを同時に食べるべきだと思います。手間ではありますが。
オンラインすき焼き会をして欲しいという意見もあり、私が手配すれば、全員にすき焼きの食材を送ることも可能です。時間を決めて一斉に始めれば、オンラインすき焼きと言えるでしょう、一応。
できなくはないです。が今のところ、実行してはおりません。内輪の飲み会としては、そんなに楽しくないと思ったからです。
しかし、全国の方に自分の店を知っていただく活動と思えば悪くはないと思います。
浅草の人々はこれまで
とにかく来なきゃあ浅草のことは分からないよ!来て、感じてもらわないとねえ!
と言いがちでしたが、今はそうは行きません。
今までも何らかの事情で東京へ行けなかった人もいたでしょう。そういう方々がZOOMならバーチャルで店に行った気分になれるかもしれません。
それに、ZOOMをやってみて分かったのですが、通話している間、相手の顔をガン見し続けているので、その顔が忘れられなくなります。
一方、店先でのお客様との会話は、そう長い時間ではないですし、それに相手の顔をガン見はしません。だから、しばらくするとお互い顔が思い出せなくなります。
その点、ZOOMで話すと相手を忘れがたくなるとと思います。
ウイルスが退散する、その日に備えて、バーチャルすき焼きをしていただくのも悪くないかもねと今は思っています。

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好きなことをする気質

連日記者会見して「すてっぷぜろ」とか「東京あらーと」とか、キャッチーな横文字を連発しているコイケさんは、実はすき焼きと関わりのある方です。
知事のお母さま(恵美子さん、故人、2013年に肺癌で没)がすき焼きを大好きだったからです。
弊ブログの2016年8月20日号で既に紹介しましたが、お母さまが
「私の好きなすき焼きは病院では出てこない」と言ったから、知事は、末期癌だったお母さまを退院させて自宅で看取ったと言います。
このお母さまは、かなりの「好きなことをする気質」の方です。
すき焼き好きが高じて、カイロに日本料理店を開業しておられます。
知事がカイロ大学に留学すると、その留学先を訪ねて来て、それまで専業主婦で何もできなかったから、「これからは好きなことをやらせてちょうだい」と言って、料理屋「なにわ」を開業しました。
それまでカイロ唯一だった日本料理店に行ったところ、すき焼きに白菜ではなくキャベツが使われていたことが気に入らず、それで開店を決意。家族は当然猛反対しましたが、決行。結局20年間も経営していたと言いますから、スゴいことです。
この気質は遺伝していると思わざるを得ません。
さて「緊急事態」は明けるようですが、東京の料理業界は大変です。数ある料理屋の中でもすき焼き屋を特に救済する政策を打ち出してくれたら嬉しいですね。
あ、その前に「協力金」が未だ来てないですよ。よろしくお願いします。

追伸、
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延長

肉の売り場で実施している医療関係者半額割引は当初「5月31日まで」と申しておりましたが、この際、6月15日(月曜)まで延長致します。
慌てて今月末に駆け込んでいただくことはありませんので、ゆるりとご利用下さいませ。
延長の理由は、医療関係の方々が未だヒマになっていないからです。
たしかに日々の新規感染者数は、東京で数人・全国でも30人以下とかなり減ってきてはおりますが、まだ2.500人ほどの患者さんが病床におられます。その世話をされている医療関係の方は家ですき焼きをする余裕がまだないと思います。
このところ連日200人以上の方々が退院しているので、2週間も経てばかなり病床が空くと予想しますが、「もう少し」の状況ですね。また新規の患者さんが少数であっても気を抜いて良いはずもないですね。
そういう状況ですので半月だけ延長します。
この取り組みは今月初からスタートさせたところ、SNSで広まり、連日20人ほど・累計400人以上の方々にご利用いただき、ありがたいことです。
また現場スタッフにとっては働き甲斐になり良かったなと思っておりました。
が、意外とそう思わないスタッフもいたらしく、
この緊急事態に、ウチの社長は、なんで、こんな儲からないことをするんだ?!
と思った者もいたようです。
そういう意見のスタッフに、私はこう説明しています・・・
じゃあ、キミは、緊急事態中に店先でマスク転売をしていた飲食店に、「今度あの店に行こう!」と思う? 行こうどころか、ゼッタイ行かねえわ!と思うでしょ?」
緊急事態が終わっても、料理屋を利用する人の数はすぐ回復しません。その状態で、世の中にたくさん料理屋がある中で、「あの店に行ってあげよう!」と思っていただける店に、今の内から「ちんや」が成っておかないとダメだと思っているんだよ。その為にはマスク転売やアルコール転売じゃ、ダメだと思うよ、と説明しています。
その為にも割引は延長した方が良いので、そう致します。納得してもらえたら嬉しいです。
それから最後に医療関係者以外の方にお願いです。
「ウチの業界だって大変なのに、なんで、半額になるのは医療関係だけなんだ?」
と、店頭のスタッフにキツく意見するのは、できればお止め下さい。ご意見はもちろん承りますが、おだやかにお願い致します。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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接待を伴う飲食店

「接待を伴う飲食店」って何だ?
と思っている方は多いと思います。
コイケさんが言う「ステップ3」でも、この「接待を伴う飲食店」は休業させられるとか。その「接待を伴う飲食店」って、何でしょうか?
分かりづらい理由は、「接待」という言葉の意味が、普通の世間での意味と、「風適法」上の意味とで違うからです。
普通の世間で「接待」と言った場合、
・ビジネスマンが取引先のビジネスマンと会食して、その食事代金を負担すること。
・ビジネスマンが取引先のビジネスマンとゴルフして、そのプレイ代金を負担すること。
をイメージすると思います。が、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」略して「風適法」で言う「接待」は違います。「風適法」では、
「歓楽的雰囲気を醸し出すことにより人々をもてなすこと」を「接待行為」と呼んでいまして、具体的には、
1)談笑・お酌
2)踊り・ダンス
3)歌唱・カラオケ
4)遊戯
はい、「談笑」も「接待」です。
店のスタッフが注文されたフードやドリンクを受け渡す際に、世間話をする程度だったら「接待」には当たりませんが、特定のお客様の横に長時間居座り、談笑やお酌することは「接待行為」になり、「風適法」の営業許可を獲っていない店のスタッフが、この「接待行為」をした場合は警察により摘発されます。
ご存知でしたか?
この「風適法」の営業許可を、銀座のクラブや歌舞伎町のキャバクラは獲っているので「接待」をしても良く、つまりは「風適法」の営業許可を獲っている店が「接待を伴う飲食店」だと思ってもらえば、ほぼ間違いはないと思います。
そういう店でコロナのクラスターが発生したケースがあり、しかもそういう店の客は、保健所の調査に対して、店に行ったことを隠すので、衛生当局は敵視しているというわけです。
ビジネスマンが取引先のビジネスマンと会食するような店が悪いわけではないです。お間違いなきよう、お願い致します。
ついでに申しますと、この件で一つ困ったことがありまして、それは芸者衆が出演する料亭も「風適法」の規制下にあるという点です。
芸者衆が踊り終わった後、客席にやって来て、談笑・お酌をする場合がありますが、店のスタッフだけでなくて、店が外部委託した人の場合も「風適法」の「接待」に当たるので規制されるのです。
料亭が「風適法」の規制から外れるようにして欲しいという要望を、だいぶ以前から料理業界が出しているのですが、その要望が通らない内にコロナ禍を迎えてしまいました。
和の文化を遺すため、至急制度改正をしていただきたいと思います。

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特別展「和食」

最近残念だったことは特別展「和食」が中止になったことです。
上野公園の国立科学博物館で3月~6月に開催予定でしたが、科学博物館は2月末から休館になり、緊急事態が延長された後の5月13日に完全に「中止」と決定したようです。
既に立派なサイトが出来ていました。
和食の食材、歴史、未来、「和食と科学」といった切り口で多角的に展示するとかで、国立科学博物館としては初めての大規模特別展になるはずでした。
私の関心はもちろん、すき焼きが採り上げられているか?
それを確認できませんでしたが、この展覧会を監修した和食文化学会の佐藤洋一郎会長さんが最近新聞に寄稿した文には、
「トントンとネギを刻む音、みそ汁や焼き魚の匂い。和食といえば、どんな光景を思い出しますか。あなたにとって和食って何ですか? すしや天ぷらから、すき焼き、あんパン、カレーライスまで多彩に多様に広がる特別展「和食」の世界へどうぞ。」
と書かれていたので、すき焼きもどうやら入っていたようです。
日本は水の国。だから、
日本は煮る国。だから、
日本は鍋の国。
鍋は大きく採り上げられるべき項目と思います。
あ、これは私の持論です。
この展示だけでなく、多くの展覧会が中止されていますが、展示プランが出来ていたなら、それをヴァーチャルに観られたらなあと思います。
オンライン飲み会は、私は正直、面白く思えないのですが、ヴァーチャル展示は行けるような気がします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.737本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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