好きなことをする気質

連日記者会見して「すてっぷぜろ」とか「東京あらーと」とか、キャッチーな横文字を連発しているコイケさんは、実はすき焼きと関わりのある方です。
知事のお母さま(恵美子さん、故人、2013年に肺癌で没)がすき焼きを大好きだったからです。
弊ブログの2016年8月20日号で既に紹介しましたが、お母さまが
「私の好きなすき焼きは病院では出てこない」と言ったから、知事は、末期癌だったお母さまを退院させて自宅で看取ったと言います。
このお母さまは、かなりの「好きなことをする気質」の方です。
すき焼き好きが高じて、カイロに日本料理店を開業しておられます。
知事がカイロ大学に留学すると、その留学先を訪ねて来て、それまで専業主婦で何もできなかったから、「これからは好きなことをやらせてちょうだい」と言って、料理屋「なにわ」を開業しました。
それまでカイロ唯一だった日本料理店に行ったところ、すき焼きに白菜ではなくキャベツが使われていたことが気に入らず、それで開店を決意。家族は当然猛反対しましたが、決行。結局20年間も経営していたと言いますから、スゴいことです。
この気質は遺伝していると思わざるを得ません。
さて「緊急事態」は明けるようですが、東京の料理業界は大変です。数ある料理屋の中でもすき焼き屋を特に救済する政策を打ち出してくれたら嬉しいですね。
あ、その前に「協力金」が未だ来てないですよ。よろしくお願いします。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.740本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (2)