長野の酒

「すきや連」10周年記念会の第二部すき焼き懇親会は、108人の方々を36人ずつ3店に分けて開催しました。「今半本店」さん、「浅草今半」さんと弊店です。
弊店では、もちろん「適サシ肉」のすき焼きを、カレー卵、ヨーグルト卵で召し上がっていただきました。
で、お酒は純米酒を、土鍋燗で召し上がっていただきました。
「すきや連」のメンバーである、橘倉酒造さん(佐久市)の純米酒です。
酒米は美山錦で、日本酒度は+5、精米歩合59%。
長野のお酒ですから、当然山田錦ではなく、長野で生まれた美山錦。
そして、もちろんあえて削りの粗いお酒で行きました。
弊ブログに何度も書いていますので、読者の皆さんは、耳タコと思いますが、すき焼きは「甘」「辛」「旨」が強烈なので、それとバランスさせるには大吟醸のような純度の高い酒(=薄い酒)ではなく、「苦」「渋」「酸」があるい酒が良いと思っています。
そういうお酒は、酒だけ飲むと、酸味もあり、強めに感じる方が多いかもしれませんが、ぬる燗してすき焼きに合わせたのは、我ながらサイコーと思いました。
うーい、ひっく。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.157日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

品書き

第30回「すきや連」を浅草で開催し、108人の方々にご参加いただきました。
今回は10周年記念会でしたので、全員で記念セレモニーを行い、すき焼き会は30数名ずつ、「今半本店」さん、「浅草今半」さん、弊店に分かれて開催しました。
以下は、弊店でお出ししたお料理です。
(前菜)
牛フィレ肉ロースト、生ゆば、雲丹醤油味を添えて
牛イチボ肉叩き風、白菜、玉葱ポン酢ジュレ
豚ロース肉みそ漬け、揚げ銀杏
(すき焼き)
肉:宮城県産、No1491832606、黒毛和牛メス、肥育31か月+20日、熟成39日
ザク:常のもの+変わりザク:ごぼう(帯広市和田農園)
ピクルス:大根、胡瓜、紫キャベツ
変わり卵:カレーオイル、泡立てヨーグルト
お食事
水菓子:ピオーネ、梨、柿
ご参加いただいた皆様、お粗末様でした。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.156日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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活動報告

「すきや連」が発足10周年となり、記念の例会(第30回例会)を浅草で開催しました。事務局を担当しております私は、冒頭10年分の活動報告をしました。

事務局の住吉でございます。最初に出て来る人間の、人物の格としましては、「すきや連」旗振り役代表の向笠千恵子先生がよろしいのだろうと存じますが、今日は100人以上の大勢様が見えておりまして、「すきや連」に毎回見えている方ばかりではありませんので、これまでの活動の概要を、まずはお話ししてから、次に向笠先生のお話しを聞いていただいた方がよろしかろうと思います。そういう次第で私が最初に出てきております。よろしくお願い申し上げます。
さて「すきや連」の「そもそも」は、お配りした「開催報告」という資料の一番下に載っております。「百味」という、今はなくなってしまった雑誌がございました。グルメ、俳句、映画といった記事を載せていた雑誌でして、そこに向笠先生が2006年から08年まで「すき焼きものがたり」という連載をなさっていました。その企画は、たしか04年の冬に立ち上がり、05年辺りは取材ということで先生が今日見えているすき焼き屋さんを訪ねて行かれていた時期でしたから、すき焼き屋と先生とのご縁は、遡りますと、05年頃から始まっているということでございます。
この連載が面白かったので、平凡社さんが目をつけて、これを本にまとめよう!と言って下さいました。それが2008年10月15日ちょうど10年前に刊行された、『すき焼き通』です。すき焼きの本ですから、刊行披露会もすき焼きで致しました。
で、この宴会が楽しかったものですから、また会いたいね。集まりたいね。となったのが、09年2月の新橋「今朝」さんの会でした。この時から会の名前を「すきや連」と言うようになりました。それ以降の活動内容はお配りした資料の通りです。読み上げますると大変時間がかかりますので割愛させていただきますが、今年5月の第29回まで、北は米沢、南は熊本までお訪ねさせていただきました。土地土地のすき焼きを頂戴し、ためになるお話しを聞き、食材の産地を見学し、あるいは花街に遊びに行ったこともありました。
それと並行しまして、もう一冊本を出しました。2014年の『日本のごちそう すき焼き』です。最初の本は新書でしたが、こちらは立派な単行本です。この時は、著者が向笠千恵子withすきや連ということで、それぞれのすき焼き店主もページをもって、自分の店のすき焼きについて、自分の土地のすき焼きについて書きました。
この時もお世話いただいたのは平凡社さんでした。このように本は2冊ともと平凡社さんでしたので、今日は平凡社の下中社長にも見えていただいて、後ほどご挨拶いただくことになっています。誠にありがとうございます。
あ、今気づいたのですが、資料に参加人数を載せるのを忘れましたね。だいたい50名、多いと60名ほどでございました。そして、その宴会の雰囲気は、私が拙い表現で語りますより、先ほどお見せした動画の通りです。笑顔画像がたくさんたくさん撮れました。私個人も、すきや連を始めましてから、すき焼きの宴会って、本当に楽しいなあ、良いなあ。という思いを強くしました。ご参加いただいた皆さんも、おそらくは同じように感じていただけて、また会おう!ということになり、それで10年間続いたのではないかなと思っております。
向笠先生はじめ、この10年間に関わっていただいた、全ての皆さんに、心より厚く御礼申し上げまして、活動報告とさせていただきます。誠にありがとうございました。本日もよろしくお願い申し上げます。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.155日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

十周年⓶

第30回『すきや連』例会を、十周年記念会を兼ねて浅草で開催しました。
北は帯広、南は鹿児島から100人以上の方々が参加し、すき焼き界の歴史において、空前絶後の集会でした。
今回の記念会の開催に当たりましては、大勢の方々にお手伝いいただきました。いつもの例会では私一人が、受け入れ店の方にお手伝いいただいて運営しておりますが、今回はなにしろ参加者が多く、時間も長く、懇親会は3会場に分かれますので、スタッフが必要でした。
まず受付は「築地さとう」佐藤理香さん、浅草もんじゃ「おすぎ」の清水祐子さんに、弊社員を統率していただきました。100人以上の人を30分間で席に入れ込むというのは至難の技でしたが、完璧に済ませました。GJ
記念セレモニーの司会は例によって私がしましたが、補佐をして下さった「ニューオータニ岡半」柴田伸太郎さん、ありがとうございました。時間通りの進行をするには、補佐はとても大事です。100人規模の会合となると司会補佐というより舞台監督のようなものです。おかげ様で大過なく終わりました。ありがとうございました。
ご祝辞を頂戴した「平凡社」の下中美都社長ありがとうございました。
10年を振り返る動画を創ってくれた、奈須野真弓さん、ありがとうございました。
記念セレモニーに続き、見学ツアーと懇親会を受け入れて下さった、「今半本店」の相澤二郎さん、「浅草今半」の高岡修一さん、ありがとうございました。
「今半本店」さんで司会進行をして下さった「伊勢重」宮本尚樹さん、ありがとうございました。「浅草今半」司会担当だった柴田伸太郎さん、「ちんや」司会担当だった「荒井屋」荒井亮一さん、ありがとうございました。
3会場巡回のアレンジをして下さった「今朝」藤森朗さん、ありがとうございました。
「番長」として進行を応援して下さった、奥井隆さん、鈴木直登さん竹内順一さん、西居基晴さん、三保達郎さん、米増昭尚さん、ありがとうございました。
二次会の司会担当だった「銀座吉澤」の吉澤裕介さん、ありがとうございました。二次会に燗酒を出して下さった月の井酒造店さん、ありがとうございました。
カメラの斎藤雄輝さん、今回も楽しい写真をありがとうございました。
浅草ビューホテルの担当だった岡崎守さん、いつもありがとうございます。今回も諸々スムーズでした。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
それから十年間ご指導いただいた向笠千恵子先生、文末になりますが、本当に在り難うございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.154日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

十周年

第30回『すきや連』例会を、十周年記念会を兼ねて開催しました。
北は帯広、南は鹿児島から100人以上の方々が参加し、すき焼きの歴史において、空前絶後の集会でした。
そもそも「すきや連」は、新書『すき焼き通』(平凡社)(著:向笠千恵子)の出版を祝う会として、2008年10月15日に「ちんや」で始まりました。以来29回の例会を、北は米沢・南は熊本までの各地で開催し、また単行本『日本のごちそう すき焼き』(平凡社)(著:向笠千恵子+「すきや連」)を刊行するなどの取り組みをしてまいりました。
今回の第30回は、そういう次第で発足の地である浅草で開催しました。
第一部は記念セレモニー。
歴代の例会開催店主、『日本のごちそう すき焼き』の掲載店主が大集合致しました。当然記念写真を撮りました。この画像はレジェンドと申せましょう。
続いては「すき焼きの聖地・浅草巡礼ツアー」。
「今半本店」さん、「浅草今半」さん「ちんや」の3店を巡って見学しました。
その後は勿論、すき焼き懇親会。
100人以上の方々があつまりましたので、一軒のすき焼き屋には収容し切れず、三軒に分かれての大宴会でした。
さらにさらに二次会も。浅草ビューホテル25階の展望宴会場で、浅草寺やスカイツリーの夜景を眺めながら歓談。
燗酒をしこたま飲んで泥酔。
いやはや、疲れ果てましたが、最後は一大事業を遂行した心地よい疲れを感じて、深い眠りに落ちました。
ご参加いただいた皆さん、お手伝いいただい皆さん、それから10年間ご指導いただいた向笠千恵子先生、本当に在り難うございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.153日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

弔問客

「すきや連」の用事で「今半本店」さんを訪ねましたら、
昭和8年(1933年)に初代店主・相澤半太郎氏(1877-1933)が亡くなった時の記録が、最近発見されたとおっしゃいます。
そして弔問客名簿の中に、私の曽祖父・住吉忠次郎の名があったとか。
また「すきや連」でご一緒する新橋「今朝」さんのご先祖の名もあったとか。
このご葬儀と同じ年に私の祖父・清が結婚し、翌々年の昭和10年(1935年)に私の父・滋夫が生まれます。
時代を超えて、その子孫が面会・打ち合わせをしていることの奇遇を想いました。
南観世音菩薩。

追伸、
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、こちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.100日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

ぶつ切り肉

どういう料理を「牛鍋」と呼ぶかについて、統一見解はありません。
統一見解がないので、インタビューなどで質問された時に往生するのですが、無いものは無いので仕方ありません。
そのように色々なタイプがある牛鍋屋さんの中で、横浜末吉町の「太田なわのれん」さんは、ひときわユニークな食べ方をさせるお店さんで、しかも「牛鍋元祖」と名乗っておられるので存在感がありますが、上記のように、その他の牛鍋屋さんも同じやり方をしているかというとそうではありませんで、最初に戻りますが統一見解はありません。
同じ横浜の「荒井屋」さんや、浅草ひさご通りの「米久」さんも「すき焼き」と言わずに「牛鍋」と言っておられますが、やり方は「なわのれん」さんとはかなり違います。すき焼き界は未だ天下統一されていないのです。
さて、その「なわのれん」さんを久しぶりにお訪ねしました。
「すきや連」の会場をお引き受けいただいたのが2010年。その後も二度ほどお訪ねしましたが、ここ3年ほどはご無沙汰しておりました。
「なわのれん」さんの牛鍋のやり方について、弊ブログの読者さんの多くはご存知かもしれませんが、念のため書いておきますと・・・
肉は全て「ぶつ切り」。サイコロステーキのようです。
「なわのれん」の初代音吉は、太田の地で鍋屋を始める前は、肉の串焼きを売っていました。「ぶつ切り」は、その名残りでしょう。
鍋は味噌仕立て。
これは肉の臭みを消すための工夫で、当時多くの牛鍋屋が採用していました。その後畜産業が発展し、臭みが減るにつれて味噌は次第に使わなくなりましたが、「なわのれん」さんは今でも味噌を入れていて、しかも貴重な江戸甘味噌を使っています。
「ちんや」が非常に甘辛い割り下を使っていて、それで肉に旨味が必要なのと事情は似ていると思うのですが、「なわのれん」さんの味噌入り割り下は甘辛いです。その割り下と拮抗させるため、「なわのれん」さんの肉には旨味がしっかりあります。私の好みですね。
かねてサイコロ肉を薄く切って、この味噌で煮てみたいと思っているのですが、こちらのお店の仲居さんが、そういうプレイを許してくれません。
今回も目を盗むことは叶いませんでした。残念。

追伸
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、こちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.098日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

測定

「味博士」に「ちんや」の「変わり卵」の旨味を測定してもらいました。
・すき焼きの肉を、普通の溶き卵に入れたもの
・すき焼きの肉を、カレー入りの溶き卵に入れたもの
・すき焼きの肉を、ヨーグルト入りの溶き卵に入れたもの
・すき焼きの肉を、カレーとヨーグルト両方入りの溶き卵に入れたもの
以上の旨味を博士の開発した味覚センサー「レオ」で計測し→比較してもらいます。
「味博士」こと鈴木隆一博士は慶応義塾大学研究員。「レオ」で「Aissy」という会社を企業して、「慶應発のベンチャー社長」として、最近テレビなどでも見かけます。
私は、肉の熟成中の旨味の研究の件で博士と知り合い、すき焼きと日本酒の相性テストをしていただいたこともありました。
その「味博士」に、今回は「変わり卵」を測定してもらいました。
各種の「変わり卵」に、私はすき焼きの味が単調なのを改革しようと数年前から取り組んでいます。
カレーは映画の小津安二郎がやっていたものを改良しました。正確に言うと、カレー粉をオイルに溶いてから卵に入れています。
ヨーグルト入りは、日本料理の「バサラ」さんが「トマトすき焼き」を発案したのに刺激を受けて、私が発案しました。甘辛旨に酸味とアミノ酸を足すという点では同じですが、トマトと違って「牛つながり」ですからね(笑い)
小津監督も「バサラ」さんも鍋全体の味を変えてしまいますが、私は卵の味だけ変えています。
卵の件は、弊ブログに何度も登場していますので、読者の皆さんは、「またか!」とお思いでしょうが、これまで「旨いです」と言い募っても、全ては自称でしたから、やはり客観性を醸すことが必要だと考えたわけです。
で、計測結果は、8/28に私が会長をしている「料飲三田会」の例会で発表していただくことになっています。今回の例会の講師が「味博士」なのです。
そういう次第で結果発表は、8/29以降になります。お楽しみに。

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.084日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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日日新聞

5月に開催しました、第29回「すきや連」の件が大阪日日新聞に載りましたので、以下に転載します。>
全国のすき焼きの名店や牛肉、野菜の生産者らが集まる「すきや連」(事務局・東京)の活動が今秋で結成から10周年を迎える。趣旨は食文化発信のための意見交換。このほど、例会が大阪ミナミで初めて開かれ、出席者らが「なにわのすき焼き」に舌鼓を打った。府内の生産者らが伝統食材を売り込み、大阪が優れた食の宝庫だということを伝えたいとアピールした。
会を主宰するのは、食文化研究家の向笠千恵子さん。向笠さんが各地の味や由来、作法を紹介した著書「すき焼き通」(平凡社新書)を出版したのを機に有志が集まったのが発足のきっかけだ。
例会では、年に3度のペースで仙台や米沢、松阪など和牛や野菜の産地を巡っており、5月下旬は大阪市中央区の老舗「はり重」道頓堀本店に関係者約60人が顔をそろえて、鍋をつついた。そこで、すき焼きに欠かせないネギを提供したのが大阪の生産者たちだ。
用意したのは、大阪・難波が原産地で、昨年4月に「なにわの伝統野菜」に認証された「難波葱」。広く流通する青ネギと形状は変わらないが、葉の組織は柔らかく、中から染み出す濃厚な甘みも特徴だ。
会合には、栽培の第一人者でもある上田隆祥さん(80)(住吉区)ら生産者が顔をそろえ、10年近く前から普及に取り組む市民団体「難波葱の会」の担当者は、かつては難波一帯がネギ畑だったことや九条ネギの原種であることなどを解説。泉州ナスはサンショウを提供した生産者もいた。
参加者の一人、肉料理店経営の女性(熊本市)は「土地によって具材や味付けも違い、刺激を受ける。青ネギを使うのは関西ならでは」と驚いていた。
各都市を巡る例会は今秋で30回目を迎える。向笠さんは「難波葱は白ネギとは違う独特の甘み、柔らかさがある。すき焼きのうまさはネギあってこそで、食材を通して地域のストーリーを感じるのが面白いし、和食文化の奥深さも味わえる。どっさりとお肉を入れるところは浪速のスピリットを象徴している」と総括していた。
<転載終わり。大阪でお世話になった、難波りんごさん、本当にありがとうございました。文中で「難波葱の会の担当者」となっているのが、りんごさん。「熊本市の肉料理店」となっているのは「加茂川」さんでした。それと、「すきや連」(事務局・東京)は私でした。悪しからず。>

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.076日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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答申

新発田の「八木」さんが文化財に成るという報せが届きました。芽出たいです。
「八木」さんは、2013年にお訪ねして以来大変ご無沙汰しておりますが、新潟県新発田市の「新道」という繁華街にある、すき焼き屋さんです。
「新道」一帯には、昭和の木造建築が残っていて、「八木」さんも、その一軒です。その多くは昭和10年の「新発田の大火」の後に建てられた建物で、太平洋戦争の戦火は逃れました。それが今回指定されるのです。
県庁が公表したデータによりますと、
「すき焼き八木店舗(すきやきやぎてんぽ)」
・所在地=新潟県新発田市中央町三丁目甲1316-1他
・建設年代=昭和10年(1935年)頃/昭和15年(1940年)増築、昭和49年(1974年)、平成18年(2006年)改修
「平成30年7月20日(金)に、国の文化審議会(会長:佐藤信)が開催され、県内に所在する8件の建造物を登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申されました。登録は答申後に行われる官報告示をもって正式決定となりますが、これにより本県に所在する登録有形文化財(建造物)は477件となる予定です。」
「予定です」というのだから、ほぼ確定なのでしょう。
誠にお芽出とうございます。
が、きっと店としては諸々制約を受けることになるのでしょうね。「使いながら保存」が上手く行くと良いと思います。

追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.068日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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