「リーマン」と「すきや連」

「すき焼き通の日」は「リーマンショック」のちょうど1カ月後でした。

アメリカの投資銀行・リーマン・ブラザーズは2008年9月15日に経営破綻、歴史上最大の倒産でしたので、連鎖して世界規模の金融危機が発生し、やがて日本にも及びますが、

そのちょうど1カ月後の2008年10月15日に、

『すき焼き通』(向笠千恵子著・平凡社新書)が刊行され、

この本に載った全国のすき焼き店が「ちんや」に集まりました。

これが「すきや連」の結成につながって行きます。

向笠先生の『すき焼き通』では、全国の老舗すき焼き店にたずね、手塩にかけて育てられた名牛の肉から、個性的な調理法と食材、食べ方の流儀まで、日本人に最も愛され、幸福感あふれる料理、すき焼きの食文化とその美味の秘密が熱く語られます。

10月15日は今では一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

「リーマン」と「すきや連」は、同じ2008年の秋のことだったのですね。今ではだいぶ以前のことのように感じます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.218本目の投稿でした。

Filed under: すきや連,すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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