二元論

未だに
若者=霜降りが好き
年配者=赤身が好き
という二元論しか話せない人が多いようです。
脂肪には色々な質の脂肪がありますよ、ということを知らせるために、私は2017年1月に「適サシ肉宣言」をして、その後も普及活動をしてきましたが、あんまり浸透していないようで、悲しいですね。
年を重ねて、
オレも霜降りが食えなくなってきたなあ・・・
というセリフを言ってもみたい気持ちも分かります。先輩風を吹かせたいんですよね。
でも、それって、私にはあんまりステキとは思えません。
牛さんも色々で、脂肪も色々だっていうことが分かったので、モタレない脂肪を選んで食べることにしたよ!
と言った方が、余程ステキな先輩に見えると思いますけどねえ。
若者=霜降りが好き
年配者=赤身が好き
という二元論は、もう止めませんか。シンプル過ぎて馬鹿みたいと思いますよ。

<デパート催事出店のお知らせ>
日本橋三越本店の催事「江戸東京味・技めぐり」に出店し、精肉の販売をいています。
会場:本館7階催事会場
会期:3月20日(水)より3月25日(月)まで
<浅草本店臨時営業のお知らせ>
以下の日は火曜日ですが臨時営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。
4月2日(火曜)(隅田公園桜まつり)
4月30日(火曜)(祝日)

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疲れないカラダの使い方

どうも右腕のはりと痛みがぬけないので、
『イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑』
という本を読んでいます。
この御本は「アレクサンダー・テクニーク」という、ロンドン演劇界で使われている体の使い方を教える本です。木野村朱美さんという方が、その「アレクサンダー・テクニーク」の教師養成学校で学んだことを著した御本で、
「肩こり、腰痛、頭痛、便秘、イライラ、不眠も改善!」
ということでした。
さて、中身は曰く、
「このように、カラダの構造は、なんとなく名称や位置を知っていても、正しく認識できていないものです。」
たしかに、体のことを真剣に学んだことのある人は少ないかもしれません。そういう人が、ヘタに体を使うので、
「筋肉が緊張して、首や腰に力が入り、立っているだけで疲れてしまいます。」
それこそが、コリや不調の原因です。
で、体の構造、つまり骨格を知り、それを頭の中でイメージしながら、体を動かすと、格段に楽に動けます。例えば椅子から立ち上がりたい時は、
上に立ち上がるのではなく、前に向かって出ると格段に楽です。
お疲れの皆様、読んでみてはいかがでしょう。

『イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑』
出版社: 池田書店 (2018/11/19)
ISBN-10: 4262165736
ISBN-13: 978-4262165738

<トークイベント出演のお知らせ>
大学同期の落語家・立川談慶君の浅草での独演会
「浅草の談慶」vol2
にゲスト出演させていただきます。「浅草演芸ホール」のドン松倉会長も参戦。どうなることやら。
3月23日(土曜)18時開場。「東洋館」にて。

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春季臨時営業・休業のお知らせ

桜の満開日は3月29日と予報が出ましたので「ちんや」は、
4月2日(火曜)営業させていただきます。
どうぞ、ご利用下さいませ。

また10連休中の4月30日も火曜ですが、営業させていただきます。どうぞ、ご利用下さいませ。
逆に10連休後の以下の日は臨時休業させていただきます。ご諒承下さいませ。
5月7日(月曜)
5月8日(火曜)
5月9日(水曜)
5月10日(木曜)

<デパート催事出店のお知らせ>
日本橋三越本店の催事「江戸東京味・技めぐり」に出店し、精肉の販売をしています。
会場:本館7階催事会場
会期:3月20日(水)より3月25日(月)まで

<住吉史彦トークイベント出演のお知らせ>
大学同期の落語家・立川談慶君の浅草での独演会
「浅草の談慶」vol2
にゲスト出演させていただきます。「浅草演芸ホール」のドン松倉会長も参戦。どうなることやら。
3月23日(土曜)18時開場。「東洋館」にて。

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平成の終わりに

JOCの竹田会長がお辞めになるとかで、メディアはオリンピック!オリンピック!の大合唱ですね。
でも私は最近オリンピックより平成が終わることの方に意識が行ってしまいます。
私が学校を卒業したのは昭和63年。昭和最後の卒業生です。ですので、私が社会人として経営者として歩んだ時間は完全に平成時代と重なります。
平成の最初こそ日本経済はバブルに沸いていましたが、ほどなく崩壊、日本は長い長い低迷期に入ります。災害も多発しました。また肉の業界では口蹄疫やBSEなど深刻な問題が発生しました。
私にとっては逆境に鍛えられた時間が、平成でした。その時代が終わることは感慨深く、オリンピックのことより、どうしても平成のことを考えてしまいます。
平成の間肉の業界は大変だったので、状況に合わせて、もろもろのゆとりが失われてしまいました。「味より経済性」の傾向が強まってしまったのが、肉の業界の平成でした。
この傾向を、総括することなしに新しい時代には行けないと私は今考えています。
未来より過去が気になるのは、ほとんど、もうクセですね。

<デパート催事出店のお知らせ>
日本橋三越本店の催事「江戸東京味・技めぐり」に出店し、精肉の販売をいています。
会場:本館7階催事会場
会期:3月20日(水)より3月25日(月)まで

<浅草本店臨時営業のお知らせ>
以下の日は火曜日ですが臨時営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。
4月2日(火曜)(隅田公園桜まつり)
4月30日(火曜)(祝日)

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競争馬

トヨタ自動車の豊田社長がテレビCMでかなり面白いことを言っておいでですが、それほど話題になっていないようなので、今日の話題にしてみます。
豊田さんは、何故スポーツカーに取り組むんですか?という香川照之さんの質問に答えて、こう言います=約100年前、米国に1,500万頭いたとされる馬は、現在では1,500万台の自動車に置き変わりました。しかし、それでもまだ飼われている馬もいて、それは競争馬なんです。最後に残るのは、そういうものなんですよ、と。
この発言は大変示唆的です。必要性がなくなっても生き残ることもある、という話しです。
思えば、すき焼き・牛鍋も必要性はなくなっています。
他の食べ方で肉を食べられますし、肉以外で栄養を摂ることもできます。
でも、美味しさの競争と考えれば、まだまだ行ける、と私は思います。すき焼きは美味しいから、車や馬のように数字は出ませんけど、美味しさ競争で勝ち残れる気がします。
「そもそも」は勿論大事ですが、時代が変わったら、違う見方も必要のようです。

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江戸東京 味・技めぐり2019

日本橋三越本店の催事「江戸東京味・技めぐり」に出店し、精肉の販売をいたします。
この催事は、東京の業歴100年以上の老舗店で構成する「東都のれん会」の後援で開催されるもので、「ちんや」も「のれん会」の一員として出店いたします。
どうぞ、ご利用下さいませ。
会場は本館7階催事会場
会期は3月20日(水)より3月25日(月)までです。

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誕生日スピーチ

父が所属している倶楽部では毎週誕生日を迎えた会員がスピーチをする慣例になっています。
父は1935年生まれなので、そこそこ長寿なのですが、今年の誕生日スピーチで盛大な拍手が湧き起らなかったと聞きます。そこで父が、
私が若い頃70歳の先輩が登壇したら拍手が湧いたもんですが、80歳とちょっとじゃ拍手が来ないとは、日本も随分高齢化したもんです。
とスピーチしたら、結構ウケたとか。
たしかに、最近拍手が湧くのは90歳以上の場合くらいでしょうか。
そんなおり、90歳を迎えるお客様の誕生会を「ちんや」で承りました。
父が90歳になるんですけど、すき焼きが好きなものですから・・・
とのこと。誠にお芽出とうございます。拍手喝采です。

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丸ごとチン

いつから日本人は弁当を丸ごとチンするようになったのでしょう。
Wikipediaで「電子レンジ」をひきましたら、
東京芝浦電気(現「東芝」)が国産初の電子レンジを開発したのは1959年(昭和34年)のこと。
今では90%以上の家庭に普及していますが、最初は消費者からすんなりと受け入れられたわけではなかったようです。
もう少しWikipediaを読んでいきますと、「2000年代以降の状況」という項目に、
「2000年代の日本では(中略)電子レンジで温めればそのまま食べられる食品も数多く店頭に並ぶようになった。コンビニエンスストアを中心に、風味もよく簡便な冷凍食品や、出来上がった弁当や惣菜などが複数種類取り揃えられるようになり・・・」とあります。
そう、そう、やはり、「丸ごとチン」にはコンビニの影響が大きいと私も思っていました。やり始めたのは「ここ15年くらいかな」という記憶もだいだい合っていました。
しかしですよ、弁当は古来、冷たいものですよね。
・・・そう思ったのは「第32回全国日本料理コンクール」に浅草「やっこ」の調理師の方が鰻チラシ弁当を出品しているのを見つけた時です。
チラシ弁当は流石にチンしないよね。冷たい方が自然だよね・・・と思いました。
皆さんも、弁当をチンせず食べてみませんか?

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狩りガール

ある日ヤフーニュースのヘッドラインに、
「命を軽視」 女性町議のSNS写真が炎上
というニュースが出ていました。
「命を軽視」って、な、なんだ?!
と釣られて開けて、私は何とも言えない気分になりました。
炎上した児玉千明さんという、福井県高浜町議会の議員さんは、地元の猟友会に正式に所属していて、その獲物をネットに上げていたようですが、それについてネットで炎上しただけでなく、「動物環境・福祉協会Eva」という団体が町議会に対して、
「議員の立場にありながら、SNSで命を軽視するような行為を是認することは、大人だけでなく子どもの倫理観の欠如を助長させることにつながる」ということで、議員辞職させろという「要望書」を送付したそうな。
その獲物の画像は果たして、そんなに「命を軽視」したものなのか。私は直に見られなかったので、なんとも申せませんが、報道によれば、
「獣の肉塊がぶら下がった前で包丁を持ったり、鹿の革製のちょうネクタイを身につけたりして、ともに白目をむいて写ったものなどがある。」
「白目」が余程ふざけて見えたんでしょうか・・・
千明センセイという方、通称「狩りガール」。お若くて、失礼ながらカワイイ方で、ファッションも髪を染めたりと今時。猟友会の養成会にも緑のヘアで参加して、「冷やかしに来たんか!」と怒られながらも、めげずに受験して合格したそうな。
ご本人は、「残酷、きたないなどの鳥獣処理の悪いイメージを払拭するのが目的だった」と言っておいで、本人的には不謹慎な意図はなかったようですが、不謹慎と感じた人がいたようです。
このように猟の成果をネットに上げたら、大クレームを貰ってしまった、という話しを、私は以前からたまに聞いていました。獣肉料理屋で出てくる肉の画像も危険水域。
その一方で、すき焼き屋の生肉の画像はネットに上げても、
♡美味しそー♡
と言われるだけで炎上はしませんね。同じ肉なのに。
ちなみに中世の日本人は逆だったんですよ。
昔の日本人は、狩り獲った肉を食べるのは残酷とは思わず、逆に家畜を食べることは非常に嫌がったそうです。(出典=『肉食の社会史』中澤克昭、山川出版社、2018年)
何を残酷と思うかは、それぞれ色々で、個人的には、どうも、「狩りガール」に魅かれてしまいますね・・・

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有名な鮨屋さん

ある日、電話で予約のお客様に、「ちんや」の場所のご案内をしたところ、
大丈夫。場所は分かってます。有名な鮨屋さんと同じ通りですよね?!近所にあったよね、有名な鮨屋さんが。
と自信満々におっしゃる。
は? 有名な鮨屋さんですか?この通りにはございませんよ。久兵衛さんも次郎さんも浅草にはありませんが・・・
いやいや、そういうのじゃなくて、そう、ほら、近所にあるでしょ、「すしざんまい」が!!!
そ、そうでした、ございました、「ちんや」より余程有名な鮨屋さんが。
(注:今「すしざんまい」さんが入っている物件は、弊店から西に3軒。元々パチンコの「横綱」さんだった物件で、その跡に100円ショップが入り、その跡に「ざんまい」さんが入った)

悲しいね、有名じゃなくて。

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