消費税

財政学の教科書のようなことを申して恐縮ですが、消費税とは、英語でVAT (Value Added Tax)と言うことから分かります通り、「財貨・サービスの取引により生ずる付加価値に着目して課税する仕組み」であります。

付加価値とは、ざっくり申しますと、売価と原価の差額です。と、いうことは、とあるC社が原価率を改善することに成功した場合、創った付加価値が大きいのですから、同じ売上高でも支払うべき消費税が以前より増えてしまうのです。

今期「適サシ肉」宣言で、原価率を改善した弊社が、まさにこれに当たります。

一見金が貯まったように見えても、それはオレの金ではなく、消費税として後から持っていかれるのです。

人の努力に課税するとは!

原価率を改善して、「やった!」とヌカ歓びしている全国の社長さん、消費税の納税資金にもご注意下さいまし。

追伸

ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。こちらのURLで、23日朝9時以降視聴可能です。どうぞ、ご覧くださいませ。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.765日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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総菜小売りビュッフェ

今回の、群馬・埼玉の食中毒事件のニュースを視ていて、私が

やっぱり。そうだったのね。

と思ったのは、インタビューを受けた消費者が口々に、

あの店は前から不衛生でイヤだなあと思ってたんですよ!

と言っていたことです。

総菜小売りビュッフェに問題があることは、食品衛生を少し勉強した者なら誰でも知っています。

ホテルのビュッフェであれば、「モーニング」の品物は、その時間内で食べられて「ランチ」の時間帯まで持ち越されることはありません。つまり菌が増殖しない内に終わります。

しかし総菜ビュッフェでは、いつ売れるか分かりませんし、それを買った消費者がいつ食べるのかも分かりません。

もちろん、ホテルのビュッフェにもリスクはあって、今後はトングを「品物ごと」ではなくて「客ごと」に変更するなどの改革が急務でしょう。しかしやはり、総菜ビュッフェよりは「まし」と言えます。

それなのに、現実に総菜ビュッフェが行われているのは、提供側が、

消費者はリスクには無頓着で、安さだけを求めてくるから仕方ないんだよ・・・

人件費をカットするには方法はビュッフェしかないんだよ・・・

と考えていたからでしょう。総菜ビュッフェはデフレ日本の象徴、失われた30年の象徴と言っても良いと私は思います。

ところが、その消費者が「前から不衛生でイヤだなあと思ってた」とは。要するに相互不信の構図だったのです。

今回の店が、少し値段が高くても衛生水準の高い店を!

という方向に行かなかったのは、根底に消費者や市場に対する不信が在ったからではないか、と私には思えてなりません。

そして、さらに申しますが、こういう現実を知ってか知らずか、

日本の衛生管理は世界一!

などと唱えている人を見ると私は、本当に悲しくなります。

南無観世音菩薩。

 

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その日のニュース

私が「絶対に参加したくない」と思っているグルメサイトさんから定期的に電話がかかってきます。

やりません!

と再三申し上げたのだけれど、それは記録されないのか、分かっていて、それでも電話するのか、まあ後者でしょう。

最初は代理店からかかっていたので、代理店って記録しないんだなあ!と思っていましたが、最近は「本社」と名乗りますから、記録はしているんだと思われます、たぶん。なにしろIT会社ですからねえ。

最近は、答えるのがとにかく面倒臭くなって、その日のニュースをネタに「留守」ということにしています。

はい、主人は小田急線の車両火災に巻き込まれまして、今日は休んでおります。

 

 

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年次総会

一般社団法人「100年経営研究機構」さんの年次総会があり、ゲストとして出て欲しいということでしたので、出席致しました。

料理屋の総会は、とにかく早く食事をしたいので、議事はすっ飛ばすことが多いですが、こちらは流石に真面目な活動報告がありました。

1100年経営とソーシャルビジネス

2100年経営と次代が求める資本主義の在り方

3100年経営と近江商人(「近江商人のルーツを探る」をツアー)

4100年経営と中国

5100年経営アカデミー

20175月、ハリウッド大学院大学様との業務提携のもと、100年経営を体系的に学べる場として世界初の試みである、「100年経営アカデミー」が開講いたしました。前期は「100年経営概論」と称し、100年経営に必要なマーケティングやリスクマネジメントなど全15回の講義を行い、15名の受講生が履修いたしました。

私が関わりましたのは「5100年経営アカデミー」で、講演内容は、こちらに掲載してございます。

久しぶりに当時の受講生さんとも懇談できて、楽しく勉強になるひと時でした。

ありがとうございました。

 

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すきやきふりかけハンバーグ

最近まったく、すき焼きより「すき焼き風」が流行っているなあ、と思います。

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」に出していただいたのは413日でしたから、少し前の話しですが、メデイアに出た後は、念のため、その番組名と「すき焼き」を組み合わせて、ネットで検索をしています。その時も「所さん すき焼き」で検索してみましたら、一位に表示されたのは、このブログではなく、

「所さんのニッポンの出番すきやきふりかけ『ハンバーグ』アレンジレシピ!」

という料理ブログでした。

私は見逃したのですが、所さんの出ている他の番組「所さんのニッポンの出番」の「100円で買える絶品”ふりかけランキング”」のいう回で、丸美屋さんの「すき焼きふりかけ」が採り上げられたとかで、

そのふりかけを調味料として、ハンバーグを作るアレンジ・レシピが紹介されているのです。

まあ、美味しそうではありましたが、本物のすき焼きを食べた欲しいなあ、というのが正直なところ。

こうなったら、こっちはすき焼き風アイスでも創るかな。

 

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古民家レストラン

嬉しいニュースに接しました。

「野村醸造」さんが古民家レストランを開業されるとか。

「野村醸造」さんと聞いてもピンと来ないかもしれませんが、

銘酒『紬美人』を醸しておられる蔵で、2年前の鬼怒川の氾濫で被災した、茨城県常総市の蔵と聞けば思い出す方も多いと思います。

「2年前の9月10日朝、北西約2キロの地点で鬼怒川が越水。野村さんの胸まで水が迫り、酒蔵も冠水した。水が引くと室内は泥まみれで、瓶詰めした日本酒1万5000本のほか、酒造りの機械類も使えなくなり、損害は約7000万円に上った。」と申します。

その翌年の6月、野村さんは私のイベントに出店して下さいました。

私と浅草の旦那衆との対談本『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の刊行を記念した「すき焼きを食い、カクテルを飲み、著者・関係者と語る会」です。

この会はタイトルの通り、「ちんや」のすき焼きを会場のホテルに持ち込んで食い、また対談場所である浅草のバー「ORANGE ROOM」さん・「FOS」さんのカクテルも持ち込んで飲み、関係者と語る、という会でした。

そしてさらに、日本酒は「野村醸造」さんの『紬美人』をお飲みいただくことにいたしました。

野村さんは、それまで全く面識がありませんでしたが、出品依頼の手紙を出しますと、ご快諾下さり、会場の浅草ビューホテル4階までいらして、自ら来客に酒をふるまって下さいました。恐縮なことでした。

それから1年強。

「単なる復旧ではなく、一歩前に出よう。マイナスをプラスに転化しなければいけない」ということで、11月に古民家レストランを開業されるとか。

ご繁盛を心より祈念致します。

 

 

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ものがたりCHANNEL

ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。

7月に収録して、放送開始は当初「10月になる予定です」とお伝えしておりましたが、少し早まりまして、本日9/23(土)900より、こちらのURLで視聴可能です。どうぞ、ご覧くださいませ。

この番組は、FRESH! by CyberAgentがネットで提供している「ものがたりCHANNEL」のコンテンツです。

「ものがたりCHANNEL」では様々な角度から、企業経営者の思いを、トーク・ドキュメンタリー番組の形で紹介していて、『長寿企業の〜』は、その中で老舗企業に特化した番組なのです。創業100年を超える老舗企業の経営者をゲストに招き、長寿企業の経営者が持つ知恵や理念、思いを語る、というものです。

過去には、

新橋のすき焼きの「今朝」さん

合羽橋の箸の「はし藤」さん

といった私の旧知の方々も出ています。

収録の準備では、随分質問の多い質問集が送られていて、答えを用意したら、シナリオは27ページにも成ってしまいました。

これ、全部収録できるのかな?と心配になりましたが、そこはMCさんがお上手です。

メインの朝岡聡さんは学校の先輩でもあり、学生時代楽器をなさってもいた方でもあり、旧知のように接して下さってリラックスできました。

どうぞ、ご覧ください。

 

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遠き海原②

「伊場仙」の十四代目・吉田誠男さんが本を出されました。題して、

『遠き海原~世界都市「江戸」誕生の物語』。

(出版社名、コードなどは弊ブログの9/3をご覧ください)

「伊場仙」の初代・勘左衛門が家康と共に岡崎から江戸へ来たのは、当時未だ湿地帯だった江戸を天下第一の都市にするためでした。そして、その治水技術をオランダに求めたことで、勘左衛門はオランダと敵対していたスペイン・ポルトガルを敵に回すことになる・・・

というのが、この御本の筋書きで、元NHKアナウンサーで歴史通の松平定知さんも推薦文を寄せて、「ストーリー展開に目を見はった」と絶賛しておられます。たしかに私が読んでも、

そんな設定、「あり」なの?!

と思うような発想の面白さなのですが、それをここで書くと「ネタばれ」になるので、書けません。

一方面白い展開とは別の次元で、吉田さんがこの御本で言っておきたかったであろう部分は、三河商人の在り方について、です。そちらの方はここでご紹介しても良いだろうと勝手に判断して書きますが、その三河商人の在るべき姿は、なんと家康が語るのです。

「上に立つ者は常に頭を下げるように心がけよ。卑しい者ほど威張りたがるものじゃ。大器あるものは自分の偉業を誇示することはない。謙虚に、控え目に生き抜くことじゃ、江戸日本橋はこれから幾百年この国の中心になろう。この街の有力なる者の品性が問われるぞ。」

勘左衛門が、父・利兵衛が手がけていた江戸の治水事業を継いだのは、わずか16歳の時。利兵衛は、おりから台風が接近して来たので、自分の造成した地盤が大丈夫か点検に行って、帰らぬ人と成ってしまいます。

その事業を若くして継いだ勘左衛門に、家康が与えた訓戒が、上の言葉なのです。

常に頭を下げよ、そして商人の身であっても天下国家を考えよ、というメッセージを言いたかったのは、間違いなく、吉田さん御自身でしょう。それを家康が語るのです。

当節、耳の痛い人が多かろうと思います、私を含めて。

ひらたく申しますと、吉田さんに叱られてる気分・・・もちろん在り難いですが。

 

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電話番号

着信した電話番号をグーグルに入れて検索してみると、ヒットすることがあります。

個人の家の電話番号はもちろんヒットしませんが、お店や会社の電話番号の場合、その番号をネットに公開していることが多いですから、それがヒットするのです。

この方法で気づくのですが、「適サシ肉宣言」以降、飲食店の方が食べに見えることが目立って増えています。

検索してみて、

お、うなぎ屋さんかあ!と分かるのです。

弊店でもやっていますが、店のスタッフの慰安と研修を兼ねた食事会の場として、「適サシ肉宣言」の店に行ってみよう!ということのようです。

まったく光栄なことですし、食の専門家を経由して、「適サシ」の趣旨が伝われば良いなあと思います。

 

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元々「狆屋」だから

弊店の会員さんには「記念日割引」という制度があって、ご自分の好きな日を指定できるのですが、先日なんと、「ペットの誕生日」を指定された方が・・・

元々「狆屋」だから、合っていると言えば、合っているけど、

ペットとは一緒に祝えないよねえ。

 

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