競争入札・単年度主義

先日、とある県の畜産試験場の、種牛改良の現場をお訪ねした時のことです。

係の方が、

飼料の決め方が、単年度主義の競争入札だから、良いと思った業者でも、同じ業者から毎年継続して買いにくいんですよね、とボヤいておいででした。

ああー、それは県営だからですかあ。トホホですねえ・・・

ここで言う「種牛改良」とは、良い血統のオス牛を選抜して、その精子を採取することを指します。

優良と思われるオス牛の精子をとり

⇒それを県下の生産者が飼っているメスに合わせ

⇒子が出来たら、

⇒その子を譲り請けて育て、

⇒やがて屠殺して、肉を調べます。これを「後代検定」と申します。

肉を調べるためには、子は食べてしまうのですが、その間も父親は生かしておきます。

子の肉が優良と認められて、そこで初めて父親が優良だと確信することが出来、その後は、その父親から採れる精子に値段を付けて配布することが出来るのです。

だから、当然そこまで5年程度の歳月がかかります。とっても計画的な事業なんです。

種牛改良の現場では、年々、そうした取り組みがなされています。

さて、話しは最初に戻りますが、競争入札の飼料が与えられていますのは、種牛と「後代検定」中の牛です。

その血統が果たして優良なのか・そうでもないのか、は県内の畜産業の浮沈に大きく影響するというのに、与えられる飼料は、選りすぐったベストのものではなく、毎年競争入札で決定されるのです。トホホですねえ。

民間であれば、上手く行っている業者は、基本的に変えませんよね。

コスト意識を持ち込むべき場面と、そうでない場面を嗅ぎ分けられなければ、社長なんて、務まらないですよ、ねえ。

官業に於けるコンプラの行きすぎ~それをこれからは問題にするべきだと私は思っています。

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上信電鉄

11/23に「すきや連」を群馬県下仁田町の「常盤館」さんで開催するので、今私は、その準備作業に追われています。

お陰様で今回も定員オーバーの応募があり、後は色々の段取りをつける段階です。

今回は同じ日に「すき焼きシンポジウム」があり、私はそこに登壇もするものですから、少し準備作業を繰り上げて、今週末には仕上げてしまいたいところです。

さて、今回難儀しましたのは宿泊の問題でした。11/23は下仁田町で「全国ねぎサミット2014」が開催される関係で、町内の部屋数が僅少と見込まれたのです。

そこで今回は例会終了後下仁田からJR高崎駅までバスを用意して、東京へ日帰りすることにしました。

例会を17時に始めて20時に終われば、高崎駅着予定は21時半。東京へ帰れます。仙台から見える方も帰れますからね。

鉄道でなくバスを用意した理由は、ハッキリ申しまして、トイレです。

下仁田=高崎を結ぶローカル私鉄・上信電鉄にトイレが付いていないので、例会でたくさん御酒を飲んだ皆さんにとっては、はなはだ不都合なのです。

で、バスを手配することになり、どうせならと、その車中で群馬の酒と酒肴を楽しむ二次会を開催することになりました。楽しみですね。

時に、この上信電鉄ですが、なんで群馬県しか走ってないのに「上信」なんでしょう?

それは、かつて信州へ進む野望があったからです。

この鉄道は、1897年に上野鉄道(こうずけてつどう)として開業し、その年に高崎=下仁田間が全通したそうです。現存する日本の地方私鉄の中では、伊予鉄道についで二番目に早い開業だそうです。

さらに下仁田から峠を越えて小海線の羽黒下駅まで延伸する計画を立て、社名も「上信電気鉄道」にわざわざ改称したのですが、世界恐慌により頓挫、延伸は実現せず現在に至っているそうです。

今回の会場である「常盤館」さんにのこっている写真で、上野鉄道が電化した時の様子が分かりますが、かなりの賑やかさです。地図を見ると、肉屋が何軒も在ったようですから、モダンな土地柄と言えましょう。

このように、下仁田は早くから産業化した土地で、鉄道の事業性も、当時は見込まれたようなのですが、結局薬局、信州延伸は実現しませんでした。

かくして、上野ノ国しか走らないのに「上信」だというユニークな鉄道が出来ました。

皆様、帰りはバスですが、往きはこの鉄道を、どうぞ御利用願います。

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読書感想文

コピペー全盛の社会に成ってしまいました。

最先端の研究をなさっている方ですらコピペーなさるのだから、学生がマネするのは当然のことです。

私は、このブログへのアクセス状況を毎日懐石していますが、イヤ、解析していますが、そこでコピペーの気配を感じました。

そのアクセス解析では「検索文字列の解析」ということも出来ます。どんなキーワードを検索して、私のブログに入って来たのか分かるのです。

それを私は毎日観ていますが、ある日、

「肥前の妖怪 読書感想文」

と検索して入って来た人が何人もいることに気づきました。

???

どうやら、どこかの学校が司馬遼太郎の小説『肥前の妖怪』の読書感想文を書くよう、宿題を出したようなのです。

私が、幕末の佐賀藩主・鍋島閑叟を題材にした、この短編の感想文を弊ブログの1/23号に書いていたので、学生さん達が見つけたようで、試しに「肥前の妖怪 読書感想文」とグーグルに入れてみると、その号が一位に表示されます。それで入った来たのです。

でも、そのまんまコピペーするとマズい箇所もありますよ。

私は、その文の中で、肥前佐賀藩と彰義隊の戦いについて、こう書いています・・・

「この戦いについて、私たちのような江戸の人間は彰義隊側から視ることがほとんどです。例えば上野近辺の老舗さん、例えば「羽二重団子」さんには彰義隊ゆかりの遺品があります。上野から敗走する隊士が店に乱入、刀や槍を縁の下に隠し、百姓の野良着に変装して北へ落ちのびた、と聞きます。」

「浅草は上野にごく近く、私個人も「羽二重」の御主人SW田さんと面識があったりしますから、どうしても、この戦いのことは彰義隊側から視ますが、今回『肥前の妖怪』を読んで、新政府方の視点を持つことが出来ました。」

宿題を出した学校が、ウチの近辺なら良いんですけどね、佐賀県だとすると全く逆の立場です。

マズいですよね。

ああ、先生、本来そのレポートにはDをつけるところでしょうが、そこを曲げて、Cくらいにしておきませんか。

すき焼きおごりますから。

 

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The spirit of the place

写真家の佐藤信太郎さんから個展のDMが送られて来ました。

おっ、DMの表紙は「ちんや」の屋上から撮った写真ではないですか!

三社祭の夜に、神輿と雷門と観光センターとスカイツリー、それから群衆までを1枚に収め、時間を超能力で止めたかのような写真です。

これを佐藤さんは「ちんや」の屋上から撮ったのですが、その写真が個展で大きい扱いになっていて、やたらと嬉しく感じました。

今回の個展は「The spirit of the place」と題して、佐藤さんがこれまで手がけて来た、3つのシリーズの中から、佐藤さん自身が厳選した作品34点を展示するものです。キヤノンの技術を使った全長約3メートルのパノラマ写真も在ります。

その、3つの作品シリーズとは、

「夜光」、

「非常階段東京」、

「東京|天空樹」で、

いずれも都市が持つ独特の雰囲気を引き出した写真ですが、私が好きなのは「非常階段」ですかね。タイトルそのまんまですが、非常階段から眺めると、東京はこんなに違って見えるもんだと分かります。

皆様も是非足をお運び下さい。

 

会場:キヤノンギャラリー S(東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー1階)

開催日:2014年10月31日(金)~12月15日(月)(日曜日・祝日は休館)

開館時間:10時~17時30分

入場料:無料

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すき焼き川柳コンクール2014の結果発表です。

じゃんじゃかじゃーん。

「ちんや」六代目の住吉史彦です。今日は、

すき焼き川柳コンクール2014の結果発表です。

今年も多数の応募をありがとうございました。

悩みに悩み、厳選させていただきまして、下↓の句を採用させて頂きました。この句を、「ちんや」の2015年版の包装紙に刷り込みます。

そう、このコンクールは、単にコンクールをするだけでなく、店で使う包装紙にそれを使わせていただくのが特徴です。

出来上がった包装紙は、

「おもいを包む」包装紙として、多くの方々に喜んでいただけると思います。

さてさて発表です。

 

(超ウケ章=1句)

傘寿祝し 牛鍋囲んで 米寿待つ(はじめ)

 

(大ウケ章=3句)

鍋囲む 主役はまだ見ぬ 四代目(岡村瑞江)

すき焼きで 良い子に戻る 反抗期(アズナブル)

向き合って すき焼きつつく 月の夜(ブラッディマリーの母)

 

(ややウケ章=5句)

鍋ひとつ 牛っとつまったこの思い(紫の会マネージャー)

雌牛も 妻もすっかり 熟成し(N.S.)

なつかしい 姉妹で戦 母の鍋(今朝子)

肉採ると 妻から野菜が 10倍返し(半沢バンカー)

浅草寺 二番目にして まずちんや(昭子)

 

入選した皆様、おめでとうございました。

選外になった皆様、来年もおそらくやりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

<入選者の方へ事務連絡>

・11月中に賞品をお送りします。届かない場合は連絡を下さいませ。

・賞品と同時に校正をお送りしますので、ご確認の上、12月中にお戻し下さい。

・皆様の川柳が刷り込まれた包装紙は、来年の三社祭から使用開始します。

 

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店主敬白~値上げのお知らせ

謹んで申し上げます。

誠に勝手ながら、一度だけの値上げをさせていただきます。

11月10日(月曜)よりメニュー価格の改定をさせていただきます。

お座敷(個室・大広間)と「ちんや亭」の値上げは、この一回のみです。

2014年4月の消費税増税時には値上げいたしませんでした。また2015年(平成27年)10月に値上げは行いません。

一方、料理内容は一層充実させて参ります。

特に牛の選び方を今まで以上に吟味し、味わい深く、脂とけの良い牛すなわち旨くてモタレない牛を選びます。

またザクやコース料理のアイテムには、繊維質や消化酵素のある品を導入するなど、より現代風に改めて、ご満足度を高めて参ります。

もちろん、11月9日までに予約をなさった方々は、旧価格をご覧になった上で予約をなさった方々ですので、

旧価格(=このメニューブックに掲載されている価格)で提供させていただきます。

ご安心下さいませ。

(ただし、飲料とお食事のみは新価格にて提供させていただきます。ご容赦下さいませ。)

 

何卒ご了承賜りたく、お願い申し上げます。

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毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

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同じ味②

(この話しは昨日から続いています)

さて、すき焼きが一番旨いのが現代である理由は、遺伝子レベルで牛を把握しているからです。

なんの遺伝子かと申しますと、例えば、脂肪に関わる遺伝子です。

牛の脂には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があるというのは、昨日話しましたが、牛肉の風味や食感は、この内の不飽和脂肪酸の含有量が多いほど良いことが知られています。

オレイン酸に代表される不飽和脂肪酸は融点が低くて良く融(と)ける為、胃モタレすることがなく、またその融けた脂に味や旨み成分が溶(と)け込むので、食べた時に全体の味がマイルドになります。

「ちんや」さんの脂は甘いねえ、と良く言われるのは、これです。

その不飽和脂肪酸を、牛は体内で、飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸に造り換えることで合成していますが、実際その合成にかかわるのは酵素の一種です。その名を「ステアロイル-CoAデサチュラーゼ(SCD)」と申しますが、まあ、そういう名前は忘れましょう。

さてさて、ここからがスゴい所ですが、牛の遺伝子がどういう型であったら、SCDの働きが強いのか、現代の日本人は既に特定しているのです。

なんでも遺伝子の、878番目の塩基の違いによって、酵素の働き具合が違うんだそうですが、まあ、ここも忘れましょう。

とにかく、牛に旨い脂が付くのか・不味い脂が付くのか、遺伝子型で分かるのです。

これでも明治時代と同じ味ですか?

あまり言いたくない話しですが、現代に史上かつてなくマズいすき焼きも実は存在する理由についても、まったく同じ理由で説明がつきます。

味を良くする遺伝子ではなく、

・早く牛が増体する遺伝子

・早く霜降りが付く遺伝子

も特定されていますから、味を度外視して、そういう価値を追い求めれば、味はどんどんマズくなりますね。

これは、技術の使い方の違いの話しで、いずれにせよ、明治時代と同じ味ではありません。

だいだいですね、話しは多少飛躍しますが、伝統産業が、

・昔の仕事のコピーをしてしまってる。

・原点をすっかり忘れて時代に迎合し切っている。

の、どちらのケースでも伝統産業は滅びて、その国の個性は失われると思います。

報道関係者があの調子では、日本もやがて、世界にいくつも在る停滞した先進国の内の、単なる一個と成り下がりましょう。トホホですな。

まあ、彼らのことは忘れて、

当家歴代のすき焼きの中で、自分の代のすき焼きが一番旨いのだ!

と威張れるよう、頑張って行く他ないな・・・

・・・そんなことを思いながら、ある邦楽の演者の方と飲んでいたら、

私は、邦楽を現代の音楽として演りたいの!

と聞かされました。

おお、その意気や良し。

邦楽も、昔の仕事のコピーであっては面白くもなんともない筈です。

お互い頑張りましょう。それっ、

♪Let it go, let it go

Can’t hold it back anymore

Let it go, let it go

Turn away and slam the door♪

ん? これは毛唐の歌だったか、間違えた。

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同じ味①

雑誌やテレビの取材を受けてウンザリすることあります。

彼らは笑顔で、こう↓言って来ます。

御店の味は明治時代と変わらないんですよね?!

戦争中に、ご先祖様がタレの甕を持って逃げたとか、そういう面白いエピソードはありませんか?!

彼らは「老舗」と言われる店に行く時は、どの店に行っても、この問答で全て済ませているのです。楽なもんです。

いやいや、いやいや、あのですね、

すき焼きは現代が一番旨いんですよ!

何故ならですね、少し長くなりますが、丁寧に説明しますとですね、

牛の脂には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類がありまして、一方は美味くてもう一方は旨くないんですが、

その違いは分子の結合の仕方の違いでして・・・

と、こちらの話しは未だ序の口なのですが、ADさんの顔から一気に生気が消え失せて、どんよりした顔に成っています。

味は明治時代と変わらない、そう言って欲しいのは知っています。それなら編集が簡単ですからね。私も協力したくないわけではないんです。

実際、私も自分に自信のない時代は、味は変わらないんですよね?!

と聞かれて「は・・い・・」と答えていました。

結果、「ガンコに変えない若旦那」などというコピーの横に、私のひきつった笑顔が掲載されたりしました。

しかしですね、技術も世相も違うのに、味が同じなわけはなく、すき焼きが一番旨いのは現代です。本当です。

その理由を、ADちゃんは聞くのをメンド臭がりますし、私も彼らと話すのがウンザリなのですが、弊ブログの読者さんは多少長い説明でも読んでいただけると存じますので、今日は、この際、説明してみようかと思います。

さて、すき焼きが一番旨いのが現代である理由は、遺伝子レベルで牛を把握しているからです。

なんの遺伝子かと申しますと、例えば、脂肪に関わる遺伝子です。

牛の脂には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があるというのは、さっき話しましたが、牛肉の風味や食感は、この内の不飽和脂肪酸の含有量が多いほど良いことが知られています。

オレイン酸に代表される不飽和脂肪酸は融点が低くて良く融(と)ける為、胃モタレすることがなく、またその融けた脂に味や旨み成分が溶(と)け込むので、食べた時に全体の味がマイルドになります。

「ちんや」さんの脂は甘いねえ、と良く言われるのは、これです。

ここまでダイジョーブですか?

次行きますよ・・・

・・・どうも、この話しはやはり長いので、二日に分けますね。続きは明日の弊ブログにて。

 

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校正は辛いよ

校正は辛いですね。特に数字の校正は。

最近はメールでPDFの画像を送って、それを校正とかいうことが多く、パソコンを見つめる時間が永くなっています。

まったく、嫁の顔の何倍パソコンを凝視していることでしょう。目が疲れます。

PDFを刷り出せば、相手は紙ですから少し楽ですが、紙とインクがもったいないですからね、結局そうせずにパソコンを凝視していると、頭の芯から疲れます。

しかも営業中の校正ですからね、色んな邪魔が入ります。

ここは作家先生の校正と大きく違うところです。

集中したいのなら、早く出て来るか、閉店後居残るか、定休日に出て来るか、その三つに一つです。

早く出て来て校正をしていると、スタッフが出て来て私に気づき、挨拶してきます。

きー!

いま校正してのに。

と言いたいですが、彼女に悪気はないので言えません。

結局薬局定休日にやるしかなくなります。

トホホです。

 

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ハロウィンじゃないか!

ハロウィンで仮装するのは子供じゃなかったんですかね?!

ハロウィンとは、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習のことだと思っていました。

もちろん、どの国にも原点を忘れがちな人はいるもので、アメリカなどでは大人の仮装呑み会に成ってしまっていることは、私も知ってます。

しかしですよ、今年の日本の「ハロウィン」みたいに、公共の路上で馬鹿騒ぎはしないと思いますよ。

10/31の夜、渋谷には多数の仮装者が集まったため混乱状態となり、警察は機動隊まで出動させて、総勢200人体制で警戒に当たったそうです。

それでも逮捕者が2名出たり、多くのゴミが捨てられていったりと、実に嘆かわしい事態だったと聞きます。

そもそも、あの状態って、「ハロウィン」なんでしょうか?

ワールドカップの時も思いましたが、渋谷の騒ぎって、本気でハロウィンを祝ったり、サッカーを応援したりはしてませんよね。

あの騒ぎ、私には「ええじゃないか!」にしか見えません。

そう、江戸時代末期の慶応3年(1867年)8月から12月にかけて、近畿、東海地方などで発生した騒動のことです。

当時まず「天から神符が降ってくる。これは慶事の前触れだ」という噂が広まり、それに反応した民衆が仮装するなどした上、「ええじゃないか!」を連呼しながら町々を巡って、熱狂的に踊り狂ったそうです。

この騒ぎは8月下旬に始まり、12月9日王政復古発令の日にはピタリと止んだそうです。

それで、この「御札降り」は討幕派の謀略だったのではないかと疑った人もいたそうです。(福地源一郎の懐往事談の記述)

そう言われてみれば、渋谷の「ハロウィンじゃないか!」も、日本国を停滞したままにしておきたい国際金融資本の謀略のような気が・・・

しない・・か・流石に。

謀略はともあれ、盛り上がりや騒ぎやは、何かにかこつけるのではなく、自分で興して欲しいよね、と私は思います。バブル時代みたいに。

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