火鍋

火鍋と言いますと、四川などの激辛火鍋を思い浮かべる方が多いと思いますが、

中国本土では「火鍋」と言った場合激辛だけを指すわけではなく、鍋物料理全般を指すそうです。

・あっさりしたスープで羊肉を入れる北京式

・海鮮系の具材がたくさん入る広東式

といった鍋物の方が以前から食べられていたとか。

そのため、すき焼きやしゃぶしゃぶなどの「日式」も中国語では「火鍋」になります。

その火鍋が今中国でブームだそうな。

さらに、それに便乗して、中国で店舗を展開している日系飲食店がすき焼きなどの鍋料理をメニューに入れたところ、それも売れ行き好調と聞きます。寿司屋や割烹店、日系のカフェチェーンまですき焼きを用意しているというから驚きますね。

結構なことと思いますし、もう一歩進んで、中国ならではのすき焼きを開発してくれたら面白いですね。

日本国内でも、各地のすき焼きは少しずつ違います。中国で新しいすき焼きが生まれたら、偽物と言うのではなく、面白がってあげたいものだと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.736日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 10:34 AM  Comments (0)

節約術

ロシアのせいで光熱費が高騰しています。

それに対抗する為、さまざまな節約術が紹介されていますが、視ていて気付きましたのは、要するに、

ガスをやめて電気にした方が良い

と言っている点です。

最近家電が大いに進歩してエコになっているが、ガス器具はそれほどでもないので、電気の方がお得になっているようです。

私は湯たんぽの愛用者なのですが、ガスで湯を沸かすとガス代が高くつくので、電気毛布の方が良いとか言っていました。私は気に入りませんね。

もっと気に入らないのは、電磁調理です。

私はチンは好きでないですね。理由は、

加熱ムラがないから。

自然に食材を加熱する場合、湯の中で茹でたり、油の中で揚げたりしますから、食材の表面温度は高くて中は低めです。つまり加熱ムラはありますが、それが自然です。

一方レンジでチンした場合、中まで熱いので、嚙みついた時に火傷してしまいますよね。表面だけ冷めていて中が冷めていないから、中で火傷します。あの感覚がイヤなんです。

戦争の早期終結を希望致します。

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Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 4:00 AM  Comments (0)

過去最悪

あまり報道されていませんが、

鶏インフルエンザが過去最悪の猛威を振るっています。

今季殺処分された鶏は過去最多の1200万羽で、これは全国の鶏の7%に相当します。

人間のコロナでは、流行が3年間に8回来て、それで感染したのが累計3割ですから、1回で7%というのは、それよりひどい流行だと思います。

スーパーなどでは既に値上がりしていますし、大量に卵を使うメーカーさんなどでは量が足りないという声もあがっているようです。

鶏インフルを運ぶのは野鳥なので、人間より対策がしづらく、ご関係の皆様には、ご愁傷様と申す他ありません。

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Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 3:41 PM  Comments (0)

牡蛎のシーズン

牡蛎は大好きで、生牡蠣も美味しいと思うのですが、

二度ほどノロウィルスに当たった経験がありまして、私は食べられません。

で、牡蛎は洋食で食べることが多いです。フライとチャウダーですね。

牡蛎と言えば冬です。

牡蛎は夏に産卵期に入り、それまでに蓄えた栄養を放出してしまうため、美味しくないわけです。

根岸の洋食の「香味屋」さんでは牡蛎は「シーズン中のみ」となっていて、夏場は食べられません。美味しい時期のみ提供するというのは結構なことと思います。

(近年は冷凍技術の発達により、美味しい時期に取れた牡蠣を夏場に食べることもできますが、私は、あんまり気が進みませんね)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.733日目の投稿でした。

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 3:00 AM  Comments (0)

大地震

トルコで大きな地震があり、犠牲者も大勢出ているようです。

最初は遠い国の話しと感じましたが、解説を読んでいたら、この地震は、

プレート境界の地震で、

同じようにプレートの境界の上に国がある日本でも起きてきたタイプの地震だそうです。

例えば、1923年(大正12)年の関東大震災

この解説を読んで、一気に身近に感じました。

そう言えば、今年は関東大震災から百年。

備えを確認する年にしたいですね。

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Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 2:00 AM  Comments (0)

日除け地

久しぶりに合鴨料理の「鳥安」さんを訪ねました。

「鳥安」さんのメニューは合鴨の1コースのみ。

「すき焼き」と言っていますが、オイル焼きです。相鴨の胸肉を皮付きのまま分厚く切って鉄鍋をかけ、鴨の脂で炒めます。味つけはおろし醤油。

いたってシンプルですが、これが美味い。

そして、ザクの春菊もサイコー。

鍋には少し深い穴があり、そこに脂を溜めておいて、具を素揚げのようにします。ここでしか出来ない味ですね。

ところで「鳥安」さんのある東日本橋二丁目は繁華街とは言い難い場所ですが、何故ここなんでしょう。

それは創業当時の1872年(明治5年)に盛り場だったからですが、

当時は「両国広小路」と言って、茶屋や見世物小屋が並ぶ場所だったのです。

「広小路」というのは日除け地のこと。

明暦の大火(1657年)で多くの人が亡くなった後に、江戸幕府が両国橋のたもとに造った日除け地です。

日除け地は火事や地震の時には有用ですが、普通の時は、単なる空き地。

広い空き地があれば、江戸の庶民が勝手に利用するのは当然ですね。

無断利用ですから、最初は仮設の屋台だったようですが、やがて相撲までやるようになります。

今では相撲と言えば墨田区側の東両国ですが、西両国すなわち今の東日本橋でもやっていたのです。

少しの想像力があれば、シンプルな鴨もさらに美味いものです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.731日目の投稿でした。

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 4:00 AM  Comments (0)

合い盛り

すき焼きを食べるのであれば、それに集中して欲しい、余計なことは考えないで欲しい、

というのが、すき焼き屋の心ですが、世間はそこまでの拘りはなく、自由な方も多いようです。

夏の土用に毎年提供される、うな+ぎゅうがそうですね。

そして今回は、

牛すき焼きとチキンカツの合い盛り

豚カツチェーンの「かつや」さんが発売するそうです(2月10日から、858円)

「すき焼き」と言っていますが、肉以外の具はなく、卵は丼の上に載せられています。

うーん。

まあ、元気は出そうですね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.730日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 1:00 AM  Comments (0)

オンライン講演会

昨日の弊ブログに書いた私の講演会はオンライン講演会でした。

ZOOMを使い、自宅でパソコンに向かって話します。

どうも、テンション上がりません。

インフルエンサーなら「配信部屋」があるのでしょうが、ウチのパソコンの周りには日常の生活道具が置き放しですから、気分が切り替わりません。

冒頭の挨拶で

本日は月初の月曜日のお忙しい時間にお集りいただきまして・・・

と言いましたが、集まってないですよね。皆さん、ご自宅です。

中小企業診断士の皆さんは寒がりだから、リアル講演会をしないんですかねえ!

とジョークを言ってみましたが、笑い声は聞こえません。皆さん、マイクは切るように指示されてますからね。

オンライン講演会は時間をかけて会場に行かなくて良いから、たしかに便利ですね。参加者の時間が節約できます。

たぶんリアルでやるより参加者は増えるのだろうと思います。

今後ますます増えるでしょうけど。

うーん。

幹事の方4~5人でも良いから、リアルに集まっていただいて、ハイブリッド形式にしたらベターと私は思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.729日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 3:00 AM  Comments (0)

事業承継支援

東京都中小企業診断士協会の「事業承継支援コンサルティング研究会」で講演をさせていただきました。

演題は、日本のすき焼き文化

では勿論なく、

すき焼き「ちんや」元・六代目の事業承継赤裸々ばなし

でした。

皆様ご存じの通り、「ちんや」は2021年8月に「WDI」社への事業継承を決めた後、一時閉店、22年3月に現在地に移転して再開しております。

元々身内に後継者がなく、店舗ビルの老朽化が酷かった為、私は二つの問題を自身の55歳(2020年)を目途に決着させようと考えていました。そこへコロナ禍が来て、話しは一気に進捗、資産のうち不動産は不動産会社に売却、営業権は大手外食のWDI」社に譲渡しました。

「WDI」社は海外他社ブランドを日本に導入する実績のある会社で、元のノウハウやストーリーを大切にする社風なので、スムーズに移行。スタッフも多数が移籍しました。

事業継承後まだ1年経過していませんが、このところの旅行ブームの追い風もあり、業績は順調です。

この件は当初Yahoo!のヘッドラインにも載って話題になり、22年9月には日本経済新聞に私のインタビュー記事が掲載されました。それを読んだ診断士の知人が連絡をくれた、といういう流れです。

そもそも店のノウハウ(「ちんや」の場合「適サシ肉」)やストーリーが活き続けることが事業承継で肝要(経営者のDNAは「二の次」)と私は考えます。これはレアケースであるものの、今後の大事業承継時代においてご参考になる部分も多少はあると存じます。

今や事業継承の経験者となりましたから、今後の案件にも、たぶんお手伝いが出来るかと思っています。

 「事業継承に悩んでいる方とメシを食ってさしあげるサービス」程度ですけどね(笑)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.728日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 11:00 AM  Comments (0)

回転寿司文化

「客テロ動画」が拡散して、大手回転寿司チェーンの株価が暴落、ピンチに陥っているそうです。これを受けて芸能人などから、

日本の回転寿司文化を護れ!

という声があがっているそうです。

日本の回転しない寿司文化を護るべきだ!

と思っていた私は意外に感じました。

が、調べてみましたら、回転寿司には結構長い歴史がありました。既に1958年から営業していて、その時10歳だったお子さんは今や75歳。

子供の頃から回転寿司、という方が大勢いておかしくないです。

回転寿司は、当初は開発した会社だけが独占していましたが、1978年には権利が切れて、多くの企業が参入、今では回転しない寿司を圧倒しています。

その攻勢に押されて、回転しない方は高級化してしまい、気軽に行けなくなりましたから、回転しない方より回転する方が馴染みだという人は多いでしょう。

結局、既に三世代の日本人が親しんでいる食事の様式を、

そんなのは文化ではない

という方が難しくなりつつあるようです。とほほ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.727日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 10:53 AM  Comments (0)