実施しました! 「すき焼き通検定」

 1/30に「ちんや すき焼き通検定」を、実施しました。

 勇気ある17人の方が受験し、見事全員が合格されました。ここにご芳名を公開いたします。(公開順は、お申し込み順です)

 パソコンの前の皆様、盛大な拍手をお願いいたします。

 芳屋さま

 梅本慎一郎さま

 上野慎一さま

 阿部龍治さま

 すき方焼太郎さま

 安田眞一さま

 宮下幸久さま

 上垣内洋子さま

 永井誠さま

 罍綾美さま

 中村純一さま

 高梨伸聡さま

 肥後匠さま

 肥後実見子さま

 キャンドルさま

 浅井薫さま

 浅井梨沙さま

  それにしても、全員合格で良かったです。

 受かった方が喜ぶ御顔を見て、本当に嬉しくなりました。

 昨日のこのブログに書きました通り、この検定は、元々は「浅草うまいもの会」の、宴会の余興の「すき焼きクイズ」が原型ですので、学ぶことを楽しんでいただくのが本旨です。

 今後も「受かって笑い、落ちても笑い飛ばして⇒また挑戦」という雰囲気で続けてゆきたいと思います。

 合格された皆さん、すき焼きを末永く、よろしくお願い申し上げます。

 第二回実施は、3月13日(日)15時半からです。

 出題範囲と合格ラインは、今回と同じです。同じ50問の中から30問を選んで出題します。25問以上受かれば合格です。(問題は弊ブログの12/26号に公開しています)

 どうです、パソコンの前の皆さんも受けてみたくなってきたでしょう。

 受かれば、こんな認定証を、私から直にご進呈申し上げます・・・

  ○○ 殿

  貴殿が、浅草「ちんや」すき焼き通検定に合格されたことを認定いたします。

 今後は、その知識を世間にひけらかしつつ、頻繁に すき焼きをお召し上がり下さい。

 よろしくお願い申し上げます。

 平成23年1月30日 株式会社ちんや代表取締役 住吉史彦(社印、代表者印)

  合格者の方から、合格者だけのバッジが欲しい、というご要望がありましたが、

 うーん・・・それは・・・少々お待ち下さい!

 <以下が実施要項です>

 浅草「ちんや」すき焼き通検定について

 *浅草「ちんや」は創業130年を記念して、「浅草ちんや すき焼き通検定」制度をスタートさせました。

 知識が豊富になると、お食事もさらに楽しくなります。特に、子育て中の親御さんに受けていただきたいですね。

 是非通一度チャレンジしてみて下さい!

 第一回検定試験日は、平成23年1月30日(日) (終了)

 第二回検定試験日は、平成23年3月13日(日) 

第二回の、受験申込み開始期間は、平成23年2月16日(水)〜3月8日(火)です。

 <試験の内容>

・一般愛好家向け。

・このブログの12/26号に掲示してある50問の問題の中から、30問を出題いたします。

・問題は全て3択形式です。3つの選択肢の中から、1つを選んでいただきます。

・30分以内にご回答いただきます。

・出題された30問の内、25問以上正解した方が合格です。

 <検定合格者の特典>

・合格認定証を発行いたします。ちんや六代目・住吉史彦が直接交付いたします。

・「ちんや」メンバーズ・カードに無料で入会できます。会員番号が9で始まるカードは検定合格者のみの限定カードです。

(「ちんや」メンバーズ・カードについて詳しくは、こちらをご覧下さい。カード有効期限は5年間です。会員様の特典は、ご入会翌日以降有効です。)

・「ちんや」お食事券5000円を差し上げます。(試験に合格された場合、当日すぐにご利用になれます。)

・検定合格者交流会(=すき焼き宴会)に参加できます。(有料)(期日未定)

 <試験日>

第一回試験日:平成23年1月30日(日)(終了)

第二回試験日:平成23年3月13日(日)

・試験時間:15時30分〜16時

・定員:15名様。受験者が少数でも実施いたします。

・試験会場:「ちんや」お座敷(和室)

・受験料は500円(税込み)です。

 <申し込み方法>

第二回受験申込み開始期間:平成23年2月16日(水)〜3月8日(火)です。

・メールにて、以下を必ずご記入の上、お申し込み下さい。

①     ご芳名、フリガナ、性別、年齢

②     ご住所、郵便番号

③     電話番号

・メールの件名は、「すき焼き通検定受験申し込み」として下さい。その他の件名のメールは、開封されない場合がありますので、ご注意下さい。

・送信先アドレス:chinya@alto.ocn.ne.jp

・受験は完全予約制です。申込み期間にお申し込み下さい。

(申し込み受付確認メールを3日以内に、折り返し「ちんや」より送信いたします。確認メールが届かない場合は、次の番号へお電話下さい。03-3841-0010)

 <受験当日の手続き>

・試験開始時刻の20分前(15時10分)までに「ちんや」へご来店下さい。

・受験料は500円(税込み)です。受験日当日試験開始前に、お支払い下さい。

・筆記用具をご持参下さい。

・合否が確定しますのは、当日17時頃の予定です。

・メール以外のお申し込み方法は、次の番号へお問い合わせ下さい。

03-3841-0010

 <プライベートポリシー>

・当試験の実施に当たって、株式会社ちんやが入手した、皆様に関する個人情報は、下記①②の目的以外には使用いたしません。

(記)①当試験の実施 ②浅草「ちんや」の販売促進活動、各種ご案内の発送

・試験後、合格者名をこのサイトで発表いたします。(お名前と都道府県名のみ)(ニックネームでの発表をご希望の方はお知らせ下さい)

 <第三回以降の試験日>

・平成23年の奇数月(5、7、9、11月)にも、検定試験を実施する予定です。

 日程が決まり次第、このサイトに掲示いたします。

・不合格の場合、何回でも繰り返し、受験することができます。

 *問題全文と回答は、このブログの12/26号に載っています。

   

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて337日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すき焼きフル・トーク,今日のお客様 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

どぜう検定

  浅草うまいもの会の新年会が2月にありますので、会長のKM子女史と余興の相談をしました。

 KM子会長は、新年会では「勉強になって、なおかつ楽しい余興をしたい」というお考えで、この相談は3回目=3年目です。一昨年、そういう余興を企画するように命じられた私が、考え出しましたのが、「すき焼きクイズ」でした。

 この「すき焼きクイズ」こそ、今日1/30に実施する「ちんや すき焼き通検定」の原型です。

 その「すき焼きクイズ」が好評だったので、続いて昨年の新年会でやったのが、

 「どぜうクイズ」でした。

 昨年の新年会の会場が「駒形どぜう」さんだったので、 「どぜうクイズ」なわけです。

 出題と司会進行を、私と「駒形どぜう」のW社長、「どぜう飯田屋」のII田社長、若旦那のTD之君の4人で務めました。

 「駒形」さんの法被を、なんと「飯田」のお二人に着せ、私も勿論着させていただいて、4人で記念写真に納まったのが、とても良い思い出です。

 ここで、その問題を公開!します。

・練習問題はいきなり、英語の問題です。ウナギを英語で言うと、eelですが、どぜうを英語で言うと、アウチである。○か×か? 正解:×→どぜうは、loachです。

①生物学の問題です。どぜうと言えば、「ドジョウひげ」というくらい、ひげが有名ですが、その、どぜうの口ひげは、ずばり6本である。○か×か? 正解:×→10本です。

②次も、生物学の問題です。ウナギが海で産卵することは、良く知られていますが、ドジョウも海で産卵する。○か×か? 正解:×→淡水魚ですので、海では産卵しません。

③もうひとつ行きます。ドジョウもナマズもひげが生えていますが、ドジョウを生物学的に分類すると、ナマズと同じナマズ目に属している。○か×か? 正解:×→どぜうはコイ目に属しています。コイの仲間なんですね。勉強になりますねえ、「どぜうクイズ」は!

④どぜうは、エラだけでなく、腸でも呼吸をしますが、その、腸呼吸をしている時のどぜうは、おならをしているように見える。○か×か? 正解:○                       

⑤食習慣の問題です。ヨーロッパでは、どぜうは「悪魔の魚」として恐れられ、決して食べない。○か×か? 正解:×→悪魔の魚は「蛸」です。ヨーロッパにもフランスなど、どぜうを食べる地方があります。

⑥もうひとつ食習慣の問題行きます。韓国人は、どぜうをすり身にして、そのすり身をスープに溶かして飲んでしまう。○か×か? 正解:○「テュオタン」という料理だそうです。

⑦どぜうのマル鍋が苦手な人でも食べられる料理と言えば「柳川鍋」ですが、その、「柳川鍋」という言葉の語源は、江戸時代に日本橋の料理屋「柳川屋」が考案したからである。○か×か? 正解:○です。九州の柳川ではじまったわけではないようですね。

⑧次は、芸能の問題です。宴会芸の王道「どぜうすくい」と言えば、安来(やすぎ)節にあわせて、どぜうをすくう姿を滑稽に踊るものですが、その安来市は鳥取県にある。○か×か? 正解:×→島根県です。

⑨俳句の問題です。まず一句読みます。いいですか?「ひぐらしや煮物がはりのどぜう鍋」この句を作った文豪と言えば、久保田万太郎ですが、その久保田万太郎は浅草生まれである。○か×か? 正解:○

⑩「どんぐりころころ」と言えば「日本三大童謡」の一つですが、その中でどんぐりは、どぜうと一緒によろこんで遊びます。しかし、やがてどんぐりは泣いてしまい、どじょうを困らせてしまいます。その、泣いてどぜうを困らせた理由は「やっぱり、リスが恋しいから」である。○か×か? 正解:×→どんぐりが泣いたのは「やっぱり、お山が恋しいから」でした。

⑪今度は落語の問題です。さんまが出てくる古典落語と言えば「明石家さんま」、では勿論ありませんが、どぜうが出てくる落語と言えば「素人鰻」である。○か×か? 正解:×→「居酒屋」に出てきます。

⑫栄養の問題です。カルシウムと言えば、神経を安定させ、イライラを鎮めたりする作用がありますが、魚類の中で、最も多くのカルシウムを摂ることができる魚はどぜうである。○か×か? 正解:○です。どぜうから摂れるカルシウムはウナギの約9倍だそうです。どぜうは素晴らしいですねえ。

  結構難しいですよね。

 クイズ参加者は、皆さん食のプロでしたが、

 えー?! わかんないよ! 難しいぞ!

との声が飛んで、メッポウ盛り上がりました。

 この「どぜうクイズ」をやってから1年、「すき焼きクイズ」をやってからは2年、今日「すき焼き通検定」を実施しますが、問題文を読んでいただいて、なんとなく楽しい感じを受けたとしたら、それは、そもそもが余興だったからです。

 受験生の皆さん、楽しんで下さいね。

 それは難しいぞ! ですって?

 合格者名は、明日のこのブログにUPします。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて336日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: 浅草インサイダー情報,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

海外赴任

 1/24に「ちんや」すき焼き思い出ストーリー投稿サイトhttp://www.sukiomo.com/に御投稿がありましたので、早速UPしました。

 東京都出身の「海外赴任さん」40歳からのご投稿で、ご家族にまつわる思い出ストーリーが多い中で、久しぶりの「国際交流編」です。

<以下転載しますと・・・>

 私はずっと小さい頃から海外で働くのが夢でした。そんな時海外赴任の話が来たので二つ返事で了承しました。

 海外赴任が決まり、赴任まで1週間となった頃、社長に呼ばれ『壮行会を行うので○○日の都合は?』と聞かれ、ありがたい話ですので当然即OKしました。ですが当日になって社長以外の人が行く気配がない・・・。どうしてだろう? 

 行ってわかったのですが、その日の壮行会は社長と僕の2名での会食形式で『ちんや』で行われました。入口を入るとすぐに下足番の方や仲居さんのもてなし、入口から緊張しっぱなしで会が始まりました。

 会食で仕事の話をしたのはもちろんですが、今ものすごく実感している話があります。それは緊張もほぐれ、だいぶ酔っ払った頃に『おい、君は今から牛肉が食べられない国に赴任する。しばらくは食べたくても食べられないだろうから今日心行くまで堪能しなさい。そのためにこの店に来たんだ!』

 そのとき、やっとわかりました。
 それまでは緊張で牛肉をよく見ていませんでしたが、よく見ると綺麗な刺しのピンクのお肉がいっぱい並んでいました。それからは、おかわりまでして牛肉の味を噛み締めて堪能しました。

 インドに赴任して5ヶ月、牛肉を食べようとしてもなかなか手に入りません。神様ですから当然ですが、もう慣れました。
 食事は毎日カレー味。

 時々、あの時食べた『ちんや』の牛肉が恋しくなります。あの牛肉は本当に美味しかった。あと数ヶ月すれば日本へ一時帰国する時が来ます。そのときはまた社長に連れて行ってもらおうと思います。

<転載終わり>

 この話しには大変感激しましたので、コピーを全従業員に配りました。自分の仕事の重要さを感じ取ってもらえたら嬉しいですね。

追伸

 明日1/30は、いよいよ「ちんや すき焼き通検定」の試験日です。皆さん、ちゃんと勉強してきてくれるでしょうか。自分が受けるより、緊張感がありますね。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて335日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

懸念材料

 「ちんや」さんの客層は、どんな状況ですか?」と良く聞かれます。グルメサイトの連中がしばしば、そういうことを聞いてきます。

 客層ってなんぞや?と思って聞き返すと、何のことはない、要は客の年齢が若いか年寄りか、ということを知りたいようです。

「ちんや」は年配のお客様が多いですから、そのことを伝えると、とたんにあの連中、したり顔で説教してきます、

「最近は老舗さんでも若い客層を取り込もうとしている御店が多いですよ。年配のお客様ばかりというのは、「ちんや」様の永続的繁栄という観点では、懸念材料ですね!」

 この発想に、実は以前、私も店の連中も囚われていました。お年寄りばっかりでは、先行きが暗い、という考え方をしていました。

 でも、それって本当にそうでしょうか?

 お年寄りというのは、人生経験が長く、それに比例して、お金を支払った経験が豊富です。「へなちょこな店では金を使わない」という判断が出来る方々です。だから、お年寄りに支持されている、ということは喜ぶべきことであって、「先行きが暗い」というのは違うと思います。

 例えば、下足番を配置して御靴をお預かりすることにより、懐かしい、日本のレトロな風情を楽しみながら食事ができます。また靴を脱ぐことによって、よりリラックスして食事ができます。

 だから、そのことに価値を感じている、年配の方は下足番の人件費を含んだ飲食代金を請求しても払って下さいます。有り難い話しです。

 そもそも、言わせていただきますが、歴史のある飲食店で食事を楽しむ、ということは文化っぽい行為です。ある程度の、視野の広さが無いと、充分に楽しめないものです。それは、そう簡単には分からないものだと思います。

 もちろん、若い方でも勉強熱心で社会経験の豊富な方もおいでではありますから、そういう方は歓迎します。「客層」という言葉を使いたいなら、文化っぽい行為としての食事が出来る「客層」と、それが出来ない「客層」に分けたら良いのです。若いか・年寄りかではなくて、です。

 ネット・ビジネス世界には、数字でしか物事を把握しない御仁がいますので、そうした手合いとは決して交際しないことにしています。毒されて、以前の「お年寄りばっかりでは、先行きが暗い」という考え方に戻りたくないからです。

 それに言うことを聞いて、若者に媚びた宣伝をしてもムダでしょう、多分。

 ところで年配のお客様が、「ちんや」を好まれる理由は、もう一つあります。

 熟成させた赤身肉があるからです。

 赤身肉は、単価が低いので、丁寧に熟成させる店が少ないのですが、それでは胃もたれする肉になってしまいます。

 熟成させることにより、タンパク質がアミノ酸に変わり、消化しやすくなります。胃もたれしないのです。そして、同時に旨くなります。

 だから長寿を願う、年配のお客様が「ちんや」を好まれるのは、しごく当然です。

「ちんや」様の永続的繁栄という観点では、懸念材料ですね!」

 なんてことを、おっしゃっている皆さんも、年をとりますよね、漏れなく。

 自分が年寄りになって、どうしても「ちんや」の肉を食べたくなって、思わず「ちんや」に入ってしまった時にも、やはり「懸念材料」って言うんでしょうかね。

 そうです、その時は自分が食べに来ていること自体が「懸念材料」に成るわけです。

 ひひひひ。私はそれでも歓迎しますよ、けねんざいりょう様!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて334日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

並び数字

 本日弊ブログは、333日連続更新を達成しました!

 なぜだか、300日の時より嬉しいような気がするのは、奇数を重んじる東洋人だからでしょうか。なんとなく、同じ数字が並んでいると嬉しく感じます。

 「ちんや」の店内符丁でも、並んだ数字を特別扱いします。お客様に聞こえる機会は、ほとんど無いのですが、店内符丁で同じ数字が並んだ時「○並び」と言っています。

 例えば、

 「ご新規三並びお二人さん、黒船コースでお茶台です!」と言います。

 この意味は=ご新規のお客様(=2名様)が見えて、「三並び」とは、その下足札の番号が33番という意味です。この番号が店内での整理番号になります。また「お茶台」とはドリンクがお茶だけという意味です。

 「台」の語源は不明ですが、「お茶だけです」と言うよりは良い感じですよね。

 同様に、二並び、四並び、五並び、と言います。一並びだけは言いません。じゅういち番と言います。

 この店内符丁が、お客様に聞こえる唯一の機会は、お客様がお帰りになる時です。

 お帰りの際に、座敷の係から下足札をもらって、それを玄関の番台にいる、ご案内係に渡すと、彼女は下足番に向かって叫ぶハズです、

「お願いしまーす!三並びです!」

 これを聞いた下足番は33番の御靴をお出しして、お客様を送り出します。東洋の下町の風情を感じていただける瞬間と自負しています。

 だから、このブログも並び数字を重視して行きましょう。

 次の目標は「四並び」ですかね!

 読者の皆さん、ご声援を!

追伸

 右下に、ツイッターのリアルタイム表示が付きました。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

新春浅草歌舞伎2011

 1/24は「ちんや」すき焼き思い出ストーリー投稿サイトhttp://www.sukiomo.com/に2通のご投稿がありました。嬉しいですね。早速UPしました。

 また同じ日に「記念日割引」の御客様が2組見えました。これまた嬉しいですね。割引して嬉しいのは、「記念日割引」だけ・・・です。さて、

1/25、火曜の休みを利用して「新春浅草歌舞伎」を観に行ってきました。

 先日、この公演の出演者の方が「ちんや」へ食事に来て下さったのですが、その御予約が入った時点でまだ観ておらず、来店されるまでの間にも、観に行く時間がなく、

 ま、まずいなあ、筋書きだけでも入手しよう。

と考えて、あわてて会場の浅草公会堂へ買いに走りました。そうやって筋書きにサインをしていただいたのですが、実は、その時点でもまだ観てはいなかったのです。

 例年、浅草歌舞伎には「浅草総見(そうけん)」の日があります。

 浅草観光連盟とか、浅草商店連合会とか、浅草うまいもの会とかの会員だけで、一公演を借り切って、見物しますので、それに出席していれば、その方のご来店前に観ることができたのですが、都合で欠席してしまい、ザンネンなことに順番が後先になってしまいました。

 さて見物したのは、第二部です。メインの演目は、

 「猿之助四十八撰」に入っている「黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)」(忍岡道行より三浦屋裏手水入りまで)でした。 
 この演目で市川亀治郎丈が、花川戸助六・番頭権九郎・牛若伝次の三役を早替りで勤められました。

 亀治郎さんは、毎年「浅草歌舞伎」に出演されていて、その間にNHKの「武田信玄」や「坂本龍馬」に出たり、蜷川歌舞伎に出たりと大活躍です。今や、浅草公演の座長格と言って良いでしょう。

 今回の演出は、その亀治郎さんの伯父の、猿之助丈の、スペクタクルを重視した演出で、三役早替りの他にも、見所がたくさんあります。

 「助六の水入り」の場面では、助六(=亀治郎丈)が舞台上で、本物の水を使って派手な水しぶきを上げる姿に、客席から「澤瀉屋(おもだかや)!」と声援がしきりと飛んでいました。

 他に、毎年出演の中村七之助丈、関西から片岡愛之助丈もご出演。

 また、猿之助門下の市川春猿丈、市川笑三郎丈が久方ぶりに浅草に出演されて、面白い座組みになりました。大変楽しませていただきましたが、実は、これは西麻布のボコボコ事件の余波です。

 御二人は、本当はテアトル銀座の海老蔵さんの公演に出る予定だったハズ。

 こういう状況は珍しいので、まだ観ておられない方は、是非!

 と、いっても公演は1/26までですが・・・

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて332日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

*「記念日割引」については、こちらです。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

重々すき焼き

 月刊「百味」2月号が届きました。

 「百味」には、向笠千恵子先生の『続すき焼き ものがたり』が連載されています。この連載は、昨年の5月号より始まったもので、今回で第10回です。この連載を、私が早速読むだけでなく、「ちんや」では全従業員が読んでいます。

 さて、今回「重々すき焼き」なるものが載っていました。

 その作り方は、鍋に脂を溶かして、しらたきを鍋一杯に敷きつめるのがポイントで、あとはしらたきの上に肉、野菜を重ねて割り下を注いで煮るそうな。

 「日本こんにゃく協会の宣伝リリースに「重々すき焼き」というメニューがあったのだ」と書かれているので、協会が考えて、プレスリリースをしたようですね。

 向笠先生は、この「重々すき焼き」を、①スーパーのしらたきと、②群馬県の、「小金沢下仁田蒟蒻」さんの生芋しらたきの2種で実験されたようです。同じ鍋の左右半分ずつに、この2種のしらたきを敷いて煮て、食べ比べた模様。

 比べると「気泡のあるなしによって味の吸い方がまったく異なっていた。太さのばらつきは舌の感触のよさにつながっていた・・・」そうです。

 スーパーのは工場メイドですので、気泡はなく、太さが均一ですが、「小金沢下仁田蒟蒻」さんのは、手作業で作っているので、気泡有り、太さは色々です。つまり、生芋に軍配が上がり、

 「群馬のすき焼き食材のおいしさは、すべて手作業から産み出されていることに、あらためて気付かされたのである。」と結ばれています。

 この号はここで終わっています。当然気になるのは、「重々すき焼き」そのものですが、スペースが切れたのか、お味がビミョーだったのか、これ以上は書かれていないです。

 3月に「すきや連」があるので、その時にでも、うかがってみようと思います。

追伸

 1/30実施予定の「ちんや すき焼き通検定」の、受検申込みの締め切りは、今日中です。既に10人以上の挑戦者がエントリーしておいでです。迷っておいでの、貴殿も是非!貴女も是非!

 詳しくは、このブログの22年12/25号をご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて331日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すきや連,すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (1)

文人タイム

  1/22の産経新聞1面に、前警視総監の米村敏朗さんが書いた「1日30分の文人タイム」という文をお読みになった方もおいでかと思います。

 米村総監の学生時代、最終講義の日に、教授は学生たちに「1日30分だけ本を読むようにしてほしい。(中略)そして大事なのはそれを毎日続けてください。」と希望したそうです。

 学生たちが「1日30分」と聞いて苦笑すると、教授はさらに

 「1日30分だけと聞いて皆さん笑いましたね。学生というのは本を読むのが仕事のようなものですが、いざ社会人となって仕事に就き、いろいろな人との付き合いも生まれ、そして結婚をして家庭人となる。その時1日30分といえども、自分の時間をつくって本を読む。これは至難の業です。就職して1週間もすれば分かります。でもやってください」。

 教授の言われたことは全くその通りですね。

 聞けば、日本の総理大臣も以前は、今のように毎日毎日忙しくはなかったそうです。昔は、それだけ敷居が高かった面もあったけれども、今の総理の日程はあまりにも忙しすぎる、とか。

 別の先生は、トップが「働き蜂では大事なことは考えられない」と言ったそうです。

 耳が痛いですね。

 私も、店の仕事・浅草の仕事・業界の仕事・ブログ・ツイッター・・・と本を読む時間がありません。

 もちろん、心がけではいますよ、本を読むことは。

 読めばブログにネタになりますしね。

追伸

 1/30実施予定の「ちんや すき焼き通検定」の、受検申込みの受付を始めました。早速応募メールが来ていて嬉しいですね。

 詳しくは、このブログの22年12/25号をご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて330日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

宮崎牛との再会

 1/20に、国際観光日本レストラン協会の理事会⇒新年会がありました。

 内輪の人間以外にも、政府観光庁の方や、他の観光関連団体の方も見えていて、参加者130人と盛況でした。

 レストラン協会の新年会が毎年盛況なのは、当然のことです。それは御料理が美味しいから・・・

 会場の「八芳園」のH社長は、協会の副会長でもあるので、陣頭指揮で毎年美味しい御料理を出して下さいます。

 和洋中の調理人が、宴会場の中に多数詰めていて、刺身をカットしてくれたり、天麩羅をあげたりしてくれます。マズいはずがありません。

 その美味しい料理の中でも、今回の目玉は、宮崎牛のローストビーフでした。宮崎市の「杉の子」のご主人が協会の常務理事でもあるので、そのお声かけで手配された肉です。

 「杉の子」のご主人には、昨年12/26の、弊店での「今こそ宮崎牛を食べる会」の時に大変お世話になったのですが、今回お目にかかれて直に御礼が言えたので、有難かったです。

 御肉自体も、旨味のしっかりある、結構な品でした。

 酒もまわり、宴席で協会の先輩方と話す内、「ちんや すき焼き通検定」が話題になりました。そうしたら、ある方が「受験したい!」とおっしゃいます。

 ええ?!

 しかも「家族4人で受けて全員受かって食事券を2万円もらうぞ!」だって。

 それは、まあ、勉強して合格していただけば、規定通り、食事券は差し上げますが・・・

 そうおっしゃるからには、受かる自信マンマンなのですね。

 真面目な業界の方には解けない、変な問題もご用意してるんですけどね。

追伸

 1/30実施予定の「ちんや すき焼き通検定」の、受検申込みの受付を始めました。早速応募メールが来ていて嬉しいですね。

 詳しくは、このブログの22年12/25号をご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて329日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

*このイベント=「たいとうクイズラリー」については、こちらです。

 

Filed under: 飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

デシ男

 お客様のご注文をうかがっていて、会話がうまく成立しないことがあります。ある夜席の予約のお客様から、

 すき焼きのセットを用意しといて!

と注文されたことがあるのですが、弊店のメニュー構成上、夜席は「すき焼セット」を置いていません。弊店のメニューは、

①すき焼単品=すき焼だけで、何も付いていない

②すき焼コース=すき焼の前に前菜やさしみがあり、お食事やデザートも付く

の、2本立てです。

 昼席の場合、すき焼にお食事・デザートだけが付いた、

③昼席のすき焼のセット

がありますが、それを夜に注文されると困ります。そこで、そう申し上げると、

「何言ってんだ!この前オタクに行ったけど、夜もすき焼きのセットがあったぞ!すき焼きのセットが無いなんておかしいじゃないか!」とご立腹の様子。

 険悪ムードで、やりとりをしつつ、よくよく聞いてみると、その方の定義では、

①お肉

② ザク

③タマゴ

の3者がセットに成ったもの、つまり弊店で言う所の、すき焼き単品が「セット」であるので、当然、それは夜でもあるはずなのです。「単品」と言った場合、その人の定義では、肉だけのことを言うようなのです。それで話しが噛み合わなかったのです。

 最近パスタ+サラダ+デザート+コーヒー程度の品数のメニューを「コース」と表示している店も少なくありませんから、それが「コース」の相場になっているのかもしれませんね。

 結局、その方の定義をこちらが理解したので事なきを得ましたが、その御方があまりに、自説をぎゃあぎゃあと主張なさるので、あやうくケンカになるところでした。

 店としては定義がわかるように表示しているのだから、自分の勝手な定義で注文しようとしていただくと困るよなあ、と思っていたら、その真逆のケースを笑いものにしている、コントを発見しました。

 それは、天才・志村けんの「デシ男」というキャラクターです。

 「デシ男」というキャラクターは、右も左も、いちいち「箸の持つ方」「その反対」と確認しないとわからない男(=志村)です。その男が様々な職業に就き先輩から指導を受けるのですが、やる事すべてが珍妙な結果に終わり、最後はクビになる、という展開のコントです。

 緊張すると「〜です」を「デッシ」と言ってしまう癖があり、「デ」に強いアクセントが付きます。去年暮れに見たTV番組では、その「デシ男」が喫茶店の店員になっていました。

 そこへ「ダチョウ倶楽部」の肥後扮する客がやってきて、コーヒーを注文します。コーヒーにミルクが付いていないので、

「ミルクも持ってきて!」と注文します。

 すると「デシ男」志村は「デッシ!」と注文を受け、やがて200cc入りの大きなコップに、なみなみとミルクを注いで運んで来ます。

 コーヒーに入れるミルクが欲しかった肥後は、怒って、

「違うよ、違うよ!これじゃあ牛乳でしょ!オレが欲しいのはミルク!」と言いますが、デシ男は受け付けず、

「当店では、これをミルクと言います!デッシ!」そして、注文伝票に「ミ・ル・ク」と書き込みます。

 肥後はさらに怒って、「書くな!書くな!牛乳は要らないよ!オレが欲しいのは、コーヒーに入れるヤツだよ!」と叫びます。

 するとデシ男、ポケットから小さいコーヒーミルクのパッケージを取り出し、

「ああ、これなら当店では牛乳と言います。これはサービス デッシ。」と展開していきます。

 その店のメニューにおける、「ミルク」と「牛乳」の定義を、客の側が理解できず、要らない物の代金を請求されてしまう、というあり得ない展開が、笑いの眼目です。

 このコントを見ていて私は、さきほどの自分の会話を思い出しました。

 「それなら当店では、すき焼き単品と言います、デッシ!デッシ!」

追伸

 1/30実施予定の「ちんや すき焼き通検定」の、受検申込みの受付を始めました。早速応募メールが来ていて嬉しいですね。

 詳しくは、このブログの22年12/25号をご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて328日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

*私が実行副委員長をしているイベント=「たいとうクイズラリー」については、こちらです。

Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)