文人タイム
1/22の産経新聞1面に、前警視総監の米村敏朗さんが書いた「1日30分の文人タイム」という文をお読みになった方もおいでかと思います。
米村総監の学生時代、最終講義の日に、教授は学生たちに「1日30分だけ本を読むようにしてほしい。(中略)そして大事なのはそれを毎日続けてください。」と希望したそうです。
学生たちが「1日30分」と聞いて苦笑すると、教授はさらに
「1日30分だけと聞いて皆さん笑いましたね。学生というのは本を読むのが仕事のようなものですが、いざ社会人となって仕事に就き、いろいろな人との付き合いも生まれ、そして結婚をして家庭人となる。その時1日30分といえども、自分の時間をつくって本を読む。これは至難の業です。就職して1週間もすれば分かります。でもやってください」。
教授の言われたことは全くその通りですね。
聞けば、日本の総理大臣も以前は、今のように毎日毎日忙しくはなかったそうです。昔は、それだけ敷居が高かった面もあったけれども、今の総理の日程はあまりにも忙しすぎる、とか。
別の先生は、トップが「働き蜂では大事なことは考えられない」と言ったそうです。
耳が痛いですね。
私も、店の仕事・浅草の仕事・業界の仕事・ブログ・ツイッター・・・と本を読む時間がありません。
もちろん、心がけではいますよ、本を読むことは。
読めばブログにネタになりますしね。
追伸
1/30実施予定の「ちんや すき焼き通検定」の、受検申込みの受付を始めました。早速応募メールが来ていて嬉しいですね。
詳しくは、このブログの22年12/25号をご覧下さい。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて330日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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