「おもてなし」の「お」
おもてなし!と唱えれば泣く子も黙る御時勢です。
地頭よりクリステルさんの方が偉いとは、私も今回知りました。
ところで、ですが、「おもてなし」の「お」って何ですか?
「おもてなし」という言葉は、人様にしていただいた「もてなし」に「お」を付けて敬語化したものですね。
使い方としては、
本日は懇切丁寧なる「おもてなし」をいただきまして、誠にありがとうございました・・・
・・・という感じです。
一方、自分が行う接遇行為(=「もてなし」)に「お」を付けて「おもてなし」にするのはヘンなんじゃないか、私はそう感じるんですよね。
おもてなし致します!
とか宣言しちゃうのは尚更ヘンです。
しかし、そこは、まあ、言語は遷ろうものです。今では丁寧な接遇行為なら、なんでもかんでも「おもてなし」と言うようになりました。
なんだかなあ。
日本語が退化したような気がするのは、私が昭和の住人だからでしょうか。
追伸、
すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。
ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。
どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。
投稿〆切は9月末日です。
既にご応募いただいた、約60本のストーリーはこちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.041日連続更新を達成しました。