慶びの思い出は残るお店で消えないように。
すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに新着1本をupしました。在り難いです。
題して「慶びの思い出は残るお店で消えないように。」
どうぞお読み下さい。
<以下投稿です>
娘の結婚が決まりました。
付き合っていた彼から、ホテルのスイートルームで真紅の花束を捧げてもらいプロポーズされたんです。もちろん、親の私は大喜びです。
娘より、彼が両親に挨拶に来るので、用意してほしいと。うーん、頭をひねりました。まず、自宅で食事にお招きするか、外のレストランに行くかの2択。
彼は学生時代からのつきあいなので私とは旧知の仲、自宅だと平凡の延長になるので、外食でと決まり。
次に、和洋中のレストラン、どこにするか何を食べるかのクラウドな選択。インパクトもサプライズもアクティビティも欲しい、ホテルのメインダイニングはありきたりだし業態や店名の変わるお店は困ります。
その時に、娘が、二人でいいお肉を食べた事がないから、すき焼きはどう?と提案。行った事のない高級店、ちんやのすき焼きに決定の瞬間です。
洋室個室を予約し、彼には「娘を下さい」と言ってはいけないと言づけて皆で浅草ちんやへ。
ちんやにて、彼から「結婚します」と宣言してもらい宴が始まりました。靴をぬいでくつろいだ洋室のテーブルですき焼き鍋を皆でつつきとても幸せな数時間でした。お箸で頂く柔らかいすき焼き肉は晴れの日にふさわしい。
コースで時間がたっぷり。幸せが永遠に続くようにと願いました。
慶びの思い出はいつまでも残したい。浅草で永年続いた、そしてこれからもずっと続くお店、結びきりです。
結婚式が終わり、二人の新生活が始まっています。これからも記念日には浅草ちんやに食事に行きたいと思います。
何回もよき記念日が訪れますように。
このように、
すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。
ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。
どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。
投稿〆切は9月末日です。
既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.016日連続更新を達成しました。