婚約時代からの「ちんや」さんを想って
すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに新着1本をupしました。
題して「婚約時代からの「ちんや」さんを想って」
どうぞお読み下さい。
<以下投稿です>
私の家内は埼玉県越谷市の出身で、酒類卸業を営んでおり、浅草へ来ることも多く、家内も父に同行することもあり、「ちんや」さんと「どぜう屋」さんによく来たことがあったそうです。
私は戦後まもなく父を亡くし、とても「ちんや」さんに行くような事は夢でした。幸いにも家内と知り合い、初回のデートは「ちんや」さんでした。
まもなく婚約し、思い出はいつでも「ちんや」さんです。あの時の味は忘れる事はないと、味と共に心の中に残る、一つです。
本格的なすき焼きは、友人と行った横浜の、名は忘れてしまいましたが、この二つが、いつまでも思い出される本来のすきやきの味だったと考えています。つまり二つしか知らないという事になってしまいます。
結婚後は子供三人、年寄り一人の六人でしたが、家内が若い頃学んだ料理教室の技術を活かし、「ちんや」さんに近い味を出せるようになりました。
停年後は「ちんや」さんの店頭売りの材料を買わせていただき、すき焼き用、ビーフシチュー用、この味は格別だんとつのものです。勿論ハンバーグも最高、何をとっても逸品だなと味あわせていただいています。
本日は強い雨でしたが、家の者の要望と、また私達の期待を埋めてくれるものと、帰宅するのを待っている次第です。
ベストちんや・ワンダフルちんやと一生楽しませて下さると感謝する次第です。
今後共貴店が益々ご繁栄下さることを願って、乱筆乱文乍ら、先ずは御礼迄。従業員の皆々様にも宜敷く。
追伸、
このように、
すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。
ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。
どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。
投稿〆切は9月末日です。
既にご応募いただいた、約60本のストーリーはこちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.037日連続更新を達成しました。