知り合いの知り合い

 総会シーズンなので、色々な方と面会します。そんな中で、初めて面会する方と自分の間に共通の知人がいると分かった時は嬉しいものです。

 しかし猛烈に嬉しいかと言うと、さほどでもないですね。

 私なら、猛烈に嬉しいわけではないので、

 「おや、○○さんをご存じでしたか。いやあ世間は狭いですねえ」位で済ませおくか、あるいは「○○さんから、大変立派な御方と聞いておりました」と挨拶して、その後は、今そこに居る人の間で共通の話題を探します。

 でも、その位で済ませておかない人が結構います。自分の以前からの知人が、今さっき初めて面会した、その人とも知り合いなのが、よほど嬉しいらしく、夢中になって、その知人のことを語り始める人がいます。

 ○○さんの奥さんはバツイチで、○○さんが2回目なんですよ、実は!

 ○○さんの飼っている猫は可愛いんですよ。でも、名前はゴンスケって言うんです、オカシイですよね。

 サイアクなのは、そのゴンスケとバツイチの奥さんのいる、○○さんをまったく存じ上げない私です。今その場にいるのに、完全に放置されています。見えない会話でスミマセン、と謝っていただける場合は少ないですね。

 そういう会話が5分以上続くようなら、私は、

 チョットお手洗いへ行って来ます。

と言って、その場を去り、戻って来たら他のグループの会話に加わりますね。

 だって、初めて面会する方と、自分の間に共通の知人がいるのは、そんなに革命的に珍しいことじゃありませんし、今その場に居る人のことを深く知ろうとせず、また自分のことを良く知ってもらおうともしないのが、信じられないからです。

 そういう方の交友関係が豊かとは、考えにくいですからね、やっぱり。

 「おや、○○さんをご存じでしたか!!!!!」という時の声が上ずっていたら、トイレのサインです。

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拡大解釈

 5/24から「ちんや創業感謝祭」というのをやっています。「ちんやメンバーズカード」会員様限定の、年に一度の謝恩催事です。

 今年は創業131年ですので、13%割引券を郵送で差し上げ、この催事の期間だけですが、お使いいただいています。またお食事後に抽選が出来て、またそこで御得が当ります。

 この催事は、毎年やっていますので、割引券が何かの手違いで届かないと、

 今年は届かないよ!

と会員様から、ご指摘が来るくらい定着しているものです。

 ただ困るのは、回を重ねるごとに、拡大解釈が横行しはじめることです。

 例えば、この期間に予約を入れておけば、実際に飲食するのが、あるいは肉を引き取るのが後日であっても13%割引になるはずだ、と考える方がおいででした。

 この発想を、こちらは考えつなかったのですが、複数のお客様が考えついたようです。

 当然、応対する現場は困りますね。

 だから、毎年この催事の前になると、去年こういう拡大解釈の事例があったから、それを「ダメ!」と規制するような文言を、あらかじめ印刷しておこう、という話しになります。

 それで規制の文言が、だんだん増えてしまいます。

 その文言は、どうしても「○○は致しかねます」「対象外です」というようなカタチですから、ソフトな書き方を工夫しますが、やはり並ぶと良い感じはしませんね。

 それ以前に、うっかりすると、発想法が性悪説ベースになってしまうのが、面白くありません。

 そういう拡大解釈派の人は、ごくごく少数だから、それを根拠に全員を規制するような思考法は、避けないといけません。気をつけないといけないのは、そこです。

 トホホですね。

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かわりザクと東北の酒

 「連合試飲会」のことばかり書いていて、店のことを書くのがお留守になっていました。

 5/20から「今週の特選 かわりザク」が変わっています。

 初夏の野菜 盛り合わせ=①新玉ねぎ、②丸ナス、③さやえんどう 3種をお出ししています。

 定番のザクに加えて、初夏の季節感たっぷりの、野菜類もお召し上がりいただきたい、と思っています。

 新玉ねぎ(熊本県産)は、この時期特有の甘味をお楽しみ下さい。

 丸ナス(大阪府産)には、割下が良くしみ込みます。

 さやえんどう(静岡県産)は食感の違いをお楽しみ下さい。さやごと煮て食べられます。

 それから、東北の御酒のチャリテイー消費プランも続行しています。試飲会は終わりましたが、「ちんや」の店で東北の御酒をお出ししています。

・茨城県石岡市「白菊酒造」 生酒「白菊」(シラギク)

 サラリとして、しかし飲みごたえあります。

・福島県磐梯町「栄川酒造」 本醸造「栄川ぎょく」(エイセン)

 会津の米と磐梯の霊水。和らかな口あたりです。

・岩手県盛岡市「菊の司酒造」 純米生酒「七福神」

 米をよく磨いた、味わい深い御酒です。

・青森県八戸市「八戸酒造」 超辛純米酒「陸奥八仙」

 スッキリしかしコク有り。「昔ながらの辛口です。

・宮城県の御酒も近日中に登場します。

 これらの御酒に、お土産プレゼントが付いているのが、このプランです。

 茨城県産の生野菜1パックをお持ち帰りいただけます!御酒を御注文の方に、1本につき1パック差し上げます。

 東北と、食して繋がり、食して支える、そういう食のあり方を今後も提案してまいります。

追伸

 「かわりザク」を始めたキッカケについては、こちらに書きました。

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美容院

 美容院に行くことにしました。散髪のために行くことにしました。

 では、今まではどうしていたか、と申しますと、ここ2〜3年位は、1.000円床屋に行っていました。それ以前は、普通の床屋さんに行っていました。

 最初行っていた床屋さんに何故行かなくなったか、と申しますと、予約をとってもらえないからでした。予約をとってもらえないので、順番を小1時間待たされることがありました。散髪の時間や行き返りの時間も合わせると、およそ2時間位かかってしまうことがあり、忙しい身には、これが不自由だったので、行かなくなってしまいました。

 それで、すぐ出来る1.000円床屋に変えてしまったわけですが、ある時、「ちんや」の社長がサスガに1.000円床屋はマズいですよ、少しは外見にも気をつかわないと、商売繁盛しませんよ、とご指摘をいただきまして、

 それは、まあ、そうかな、と思いましたので、地震の後のことですが、美容院を紹介していただきました。

 床屋と違って美容院は予約制ですので、当り前ですが、すぐカットをしてくれます。

 しかし、気にいらない点も。

 美容院の洗髪って、後ろ向きなんですね。どうも、首を後ろ方向へ、グキって曲げるのが、イヤです。その内慣れるかもしれませんが。

 そして、さらなる問題点が!

 せっかく、美容師さんもお客さんも女の人がばかりなのに、眼鏡を外してしまっているので、見えないんです。

 ド近眼なものですから、私、まったく見えないんですよね。

 トホホです。

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総会シーズン

 5月20日以降の浅草は、総会シーズンです。

 3月末で、いろいろな団体の年度が終わっているのに、三社祭の前には総会が出来ず、それで5月20日あたりから6月半ばにかけての時期が総会ラッシュのシーズンに成るのです。

 私の場合、国際観光日本レストラン協会関東支部の総会も、何故か、毎年この辺りに総会をするので、ラッシュに拍車がかかります。

 5/25 国際観光日本レストラン協会関東支部

 5/26 浅草商店連合会

 5/27 浅草雷門通り商店街

・・・といった具合です。

 総会があると、司会や挨拶をすることになります。最近、私は眼鏡とネクタイをプロに見繕ってもらったので、今年は例年よりも、自信がプラスしていますが、問題はジョークです。

 震災があったので、やはりあまり軽い感じでは司会も挨拶もできません。総会の冒頭に「犠牲者のために黙祷」をする場合もありますから、その場合、その後しばらくはジョークが出せません。司会をしていて、いわゆる「掴み」に苦労します。

 それでも私は、皆さんがつまらなそうな顔をしているのがイヤなので、なんとか、出来る工夫はしようと思っています。

 5/26の浅草商店連合会の総会には、司会ではなく、浅草料理飲食業組合・組合長の代理として出席しました。代理なので「紹介のみで挨拶は無しだろう」と思っていたら、やはり挨拶をしろ、とのことでした。

 弱ったなあ、と思いましたが、その時、丁度具合の良い人が司会をなさっていました。

 5/21の五県連合試飲会を浅草商店連合会さんも支援して下さったので、その御礼を挨拶の中で、言わないといけなかったのですが、その日司会をしていた役員の方も当日参加して下さっていました。しかもかなりたくさんの御酒を試飲したらしく、上機嫌でした。そこで・・・

「今司会をなさっている○○さんにも、お越しいただきまして・・・随分たくさん、試飲というより飲み込んでいらしたようでしたが・・・(ゲラゲラ)」

というような感じで軽く笑っていただきました。

 で、その後は懇親会。

 実はこれが結構肝臓に負担かかります、続きますと。

 え? 食べるだけにして、飲まなけりゃいいって?

 ご尤も。

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生なり糖すき焼きの会

 「生なり糖すき焼きの会」が、5/24弊店で開かれました。

 「生なり糖」というのは、実は商標です。(株)沖縄さとうきび機能研究所という、ベンチャービジネスの会社が、独自の技術を使って沖縄・粟国島で生産しているお砂糖です。高村善雄さんという方が大手企業の部長職を投げ打って、ライフワークとして興した会社です。

 生産の際、さとうきびの芯の部分だけを、特殊な搾り方で搾り、またフィルターも特殊なものを使って、有用な成分を取り出しているそうです。見た目は和三盆糖のような薄茶色で、コクがあり、そして少し酸味があります。

 機能性が優れていて、まず香味成分のキシロースやグルコースが、肉のアミノ酸と反応したとき、高い香りを出します。また脂に対する抗酸化作用が強くて、さらにミネラルバランスもよいために胃もたれがしないのが特徴です。いいことづくめ、とも言えます。
 今回の会は、高村さんが生産プラントを、やはり沖縄の伊江島に移して、増産体制を築くことになったことから、そのお祝いという趣旨で、高村さんへの出資者や技術的なアドバイザー、友人、そして食い物好きが集まりました。

 私や「すきや連旗振り役」の向笠千恵子先生は、最後の「食い物好き」のカテゴリーで参加しました。

 ただ、今回私は単に愉快に食っているだけ、というわけには行きませんでした。生なり糖を使って、すき焼きの割り下を作らないといけなかったからです。

 普段と同じ割りで作るつもりが、やってみるとダメで、普段よりかなりの程度、糖を増やして作りました。その割りで、普段と同程度の甘味なのです。

 生なり糖には、甘味以外の味を出す成分、特に酸味を感じさせる成分が入っているので、同じ割りでは、甘味が足りない感じがしてしまうようです。含有率としては、2%とか、その程度なのですが、人間の舌の能力は強力で、その位の割合の物質でも、味として感じます。結局普段よりかなりの程度、糖を増やす結果になりました。

  この割り下だけをなめると、結構な酸味を感じます。(そのかわり醤油っぽいツンツン感は普段より小さいです。)

 ただ肉を入れて加熱して食べると、普段と大きく違う感じがしないのが不思議です。加熱中に、成分が熱で壊れたからか、肉の成分と反応したのだと思います。肉とのバランスは悪くないと思いました。

 しかし!

 課題がありました。

というか、どうも、良くなかったね、ということがありまして、それは・・・

①肉以外の具が甘過ぎてしまう。

②煮詰まると、やはり甘過ぎてしまう。

・・・結果、上出来というわけには、行きませんでした。

 この砂糖で、塩梅の良い割り下を作るのは、結構難しいことが、わかりました。

 でも昔の砂糖は、今ちんやが普段使っている精製糖ではなかったわけで、今後の方向性としては、「生なり糖」のような糖も研究していかないといけません。

 ちょいと時間がかかりそうです。続く。

 

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商いとはなんでしょうか

 「二条彪の特選教訓集 みんなで学ぶ 成功の心得No8 お客様への心得」という御本を毎週月曜日の、弊店の朝礼で輪読しています。

 先日は項目No17「商いは、手に入らないものを手に渡すこと」を読みました。

 この回は、次のような文で始まります・・・

 「商いとはなんでしょうか。

 お客様がほしいなぁ〜と思うもの、いいなぁ〜と思うものをご用意することです。」

 その原点を忘れて「今月はいくら売るぞ!」と力みかえるのは、売り手の論理であって、お客様に失礼ですよね、よく考えたら。

 しかし、そういう社長さんが多いのが実態でしょう。

 会議や朝礼で社員にノルマを課すことが、経営者の仕事を考えている社長さんは多いと思いますが、お客様が「ほしいなぁ〜」と思っていない商品やサービスを売りつけるのは難しく、実行すれば苦行にしかなりません。

 会議をするにしても、お客様が「さらにいいなぁ〜と思う商品やサービスはなんだろうか?」と考える会議にすれば、会議の内容が劇的に変わります。内容が変わるだけでなく、雰囲気も変わります。

 弊社も是非そうありたい、と思います。

 でも、ここで難点が一つ。それは弊社が技術的に出来ることが「すき焼き」に限定されることです。だから、利便性の面でお客様に「いいなぁ〜」と思わせるのは、ほぼムリです。

 つまり「パックを開けたら、すぐ食べれるすき焼き」はムリですね。そういう方向を避けて考えないといけませんから、「さらにいいなぁ〜」を考え付くのはカンタンではないです。

 もちろん、それでも考えますよ。

 ただ今考え中なのは「父の日に父を泣かせる、すき焼き」

 請う、御期待。

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プレスリリース②

 青森・岩手・宮城・福島・茨城 五県蔵元連合試飲会@浅草

 三社祭が開催できない、その日に開催!

を開催いたしましたところ、7社の報道機関の方が取材に来て下さいました。

 中でも東京新聞したまち支局さんは、日頃から浅草の動きを追って下さっている新聞社です。この件も事前に一度取材に見えて、さらに当日もお越し下さり、5/22号に写真付きで記事を載せて下さいました。

 新聞を広げますと、磯蔵酒造さんの営業お嬢が、「ちんや」の座敷で御酒の説明をしている写真が掲載されています。そして記事の内容ですが・・・

<仕入れて飲んで蔵元支援>

 東日本大震災で被害が大きかった東北四県と茨城県の酒を、積極的に仕入れるきっかけにと、浅草の飲食店主らが、被災地の蔵元を支援する試飲会を台東区内の飲食店で開いた。

 同区の浅草料理飲食業組合が、被災地の酒を店のメニューに入れることで、蔵元の力になろうと企画。青森、岩手、宮城、福島、茨城五県の六十八の蔵元が酒を出品、組合加盟の飲食店主ら約二百人が試飲した。

 すき焼き店「ちんや」と料亭「草津亭」に設けられた会場には、各蔵元の酒が置かれ、担当者が「うちの酒は辛口で魚料理によく合いますよ」などと勧めた。飲食店主らは小さなコップで、それぞれに口を付け「口当たりがいい」「味がまろやか」と感想を語った。

 茨城県日立市の森嶋酒造の森嶋正一郎専務(36)は「日立周辺のホテルや旅館はまだ閉鎖が多く、地元消費が落ち込んでいる。東京の飲食店にアピールできる機会をいただきありがたい」と感謝した。

 同組合の飯田龍生組合長(59)は「一過性でなく、被災地の酒を継続的に購入する息長い支援につながれば」と語った。

 ・・・最後の飯田組合長のコメントにある「一過性でなく継続的に」というのが、今回の事業の眼目中の眼目です。一発イベントに終わらせるつもりはありません。そこを捉えて載せて下さったのは、有り難いことです。

 聞けば、既に全国のイベント業者から、蔵元さんに一発申し込みが多いらしく、蔵元さん達は対応に忙しいようです。それに何より、貴重な御酒が勢いで消費されつつあるようです。

 今回の記事で、私たちがそうした考えでないことと、明示されているのは、大変助かります。5/21試飲会に見えた方は、ほぼ全員がプロですので、ひと味違う対応をしてくれるものと期待しています。

 守ろう、東北のSake! 

 示そう、ニッポンの絆!

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丁寧に!

 守ろう、東北のSake! 

 示そう、ニッポンの絆!

 青森・岩手・宮城・福島・茨城 五県蔵元連合試飲会@浅草

 三社祭が開催できない、その日に開催!

を5/21に開催しました。

 開催して発見したことは、蔵元さんたちの包装の丁寧さです。

 今回は特別の会で、普段の取引ロットとは異なる単位で御酒を送りますから、いつも通りの包装というわけにいかず、工夫しないといけません。

 普段の包装なら、定型化された作業なので、いつも通りにやればいい話しで、誰がやっても同じ結果ですが、そうでない今回のような時に、作業する人の丁寧さが表れますね。あるいは、仕事への誠実さが出ます。

 そういうところが今回は、とても感心しました。

 酒を醸す人と、物流担当の人が別人の場合もあると思いますが、物流担当の人も気持ちの面で、酒造りの参加しているのがわかり、感動を覚えるのと同時に、弊社もそういう会社を目指さねば、と痛感しました。

 痛いです、これは。

追伸

 この件が東京新聞さんのサイトに出ています。

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ついに開催、五県蔵元連合試飲会

 ついに昨日、

 守ろう、東北のSake! 

 示そう、ニッポンの絆!

 青森・岩手・宮城・福島・茨城 五県蔵元連合試飲会@浅草

 三社祭が開催できない、その日に開催!

を開催しました。この1ヶ月強で開催に漕ぎ着けたのは、我ながら驚きです。

と、いうことは、もちろん昨日は、大忙しの日でしたので、くわしいご報告は後日にゆずります。

 合計67社の蔵元さんから、酒を出品していただきました。その陳列作業には、浅草料理飲食業組合役員の皆さん、また浅草酒販組合さんのマンパワーを集めて当りました。

 お忙しい中、ご尽力いただいた、皆さんに感謝です。

 また参加者の方ですが、御蔭様で、

・有料で入場された方     194人
・取材で見えた報道機関       7社
・会場に見えた蔵元さん     14社
・ご協力いただいた業者さん   3社
合計              218人・社
と、まずまずの人数が集まり、盛況でした。

 入場者の人数自体はまずまず、という位ですが、そのメンバーは強力です。ほぼ全員が、浅草や東京近辺の料理屋の御主人さん、女将さん、仕入れスタッフの方ですので「酒を購入する」という点では、一般の方の100倍とか、それ以上のパワーのある方々です。そういう方々を、料理屋同士のネットワークで集めました。

 購入パワーだけでなく、「あの名店にあの御酒が置いてあった!」という評判の面でパワーを持っておいでの皆さんも、多数参加していただける予定です。本当に心強いです。

 入場者と蔵元さんの、商談も盛り上がっていて、本当に嬉しく思いました。

 メッポウ疲れましたが、勿論、愉快な疲れです。

 無事出来て本当に良かったです。有り難いです。

 東北の酒のため、と思って動き出したことでしたが、一番得るものがあったのは、自分かもしれませんね。

 得をしました。くたびれ儲けを。

追伸

 この試飲会の様子を撮影した動画を、こちら(YouTube)にUPしましたので、是非ご覧下さい。

 また、この件をMXテレビさんに取材していただいたのですが、その動画もこちら(YouTube)で観られます。

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