プレスリリース②
青森・岩手・宮城・福島・茨城 五県蔵元連合試飲会@浅草
三社祭が開催できない、その日に開催!
を開催いたしましたところ、7社の報道機関の方が取材に来て下さいました。
中でも東京新聞したまち支局さんは、日頃から浅草の動きを追って下さっている新聞社です。この件も事前に一度取材に見えて、さらに当日もお越し下さり、5/22号に写真付きで記事を載せて下さいました。
新聞を広げますと、磯蔵酒造さんの営業お嬢が、「ちんや」の座敷で御酒の説明をしている写真が掲載されています。そして記事の内容ですが・・・
<仕入れて飲んで蔵元支援>
東日本大震災で被害が大きかった東北四県と茨城県の酒を、積極的に仕入れるきっかけにと、浅草の飲食店主らが、被災地の蔵元を支援する試飲会を台東区内の飲食店で開いた。
同区の浅草料理飲食業組合が、被災地の酒を店のメニューに入れることで、蔵元の力になろうと企画。青森、岩手、宮城、福島、茨城五県の六十八の蔵元が酒を出品、組合加盟の飲食店主ら約二百人が試飲した。
すき焼き店「ちんや」と料亭「草津亭」に設けられた会場には、各蔵元の酒が置かれ、担当者が「うちの酒は辛口で魚料理によく合いますよ」などと勧めた。飲食店主らは小さなコップで、それぞれに口を付け「口当たりがいい」「味がまろやか」と感想を語った。
茨城県日立市の森嶋酒造の森嶋正一郎専務(36)は「日立周辺のホテルや旅館はまだ閉鎖が多く、地元消費が落ち込んでいる。東京の飲食店にアピールできる機会をいただきありがたい」と感謝した。
同組合の飯田龍生組合長(59)は「一過性でなく、被災地の酒を継続的に購入する息長い支援につながれば」と語った。
・・・最後の飯田組合長のコメントにある「一過性でなく継続的に」というのが、今回の事業の眼目中の眼目です。一発イベントに終わらせるつもりはありません。そこを捉えて載せて下さったのは、有り難いことです。
聞けば、既に全国のイベント業者から、蔵元さんに一発申し込みが多いらしく、蔵元さん達は対応に忙しいようです。それに何より、貴重な御酒が勢いで消費されつつあるようです。
今回の記事で、私たちがそうした考えでないことと、明示されているのは、大変助かります。5/21試飲会に見えた方は、ほぼ全員がプロですので、ひと味違う対応をしてくれるものと期待しています。
守ろう、東北のSake!
示そう、ニッポンの絆!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて450連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。
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