新春浅草歌舞伎2011
1/24は「ちんや」すき焼き思い出ストーリー投稿サイトhttp://www.sukiomo.com/に2通のご投稿がありました。嬉しいですね。早速UPしました。
また同じ日に「記念日割引」の御客様が2組見えました。これまた嬉しいですね。割引して嬉しいのは、「記念日割引」だけ・・・です。さて、
1/25、火曜の休みを利用して「新春浅草歌舞伎」を観に行ってきました。
先日、この公演の出演者の方が「ちんや」へ食事に来て下さったのですが、その御予約が入った時点でまだ観ておらず、来店されるまでの間にも、観に行く時間がなく、
ま、まずいなあ、筋書きだけでも入手しよう。
と考えて、あわてて会場の浅草公会堂へ買いに走りました。そうやって筋書きにサインをしていただいたのですが、実は、その時点でもまだ観てはいなかったのです。
例年、浅草歌舞伎には「浅草総見(そうけん)」の日があります。
浅草観光連盟とか、浅草商店連合会とか、浅草うまいもの会とかの会員だけで、一公演を借り切って、見物しますので、それに出席していれば、その方のご来店前に観ることができたのですが、都合で欠席してしまい、ザンネンなことに順番が後先になってしまいました。
さて見物したのは、第二部です。メインの演目は、
「猿之助四十八撰」に入っている「黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)」(忍岡道行より三浦屋裏手水入りまで)でした。
この演目で市川亀治郎丈が、花川戸助六・番頭権九郎・牛若伝次の三役を早替りで勤められました。
亀治郎さんは、毎年「浅草歌舞伎」に出演されていて、その間にNHKの「武田信玄」や「坂本龍馬」に出たり、蜷川歌舞伎に出たりと大活躍です。今や、浅草公演の座長格と言って良いでしょう。
今回の演出は、その亀治郎さんの伯父の、猿之助丈の、スペクタクルを重視した演出で、三役早替りの他にも、見所がたくさんあります。
「助六の水入り」の場面では、助六(=亀治郎丈)が舞台上で、本物の水を使って派手な水しぶきを上げる姿に、客席から「澤瀉屋(おもだかや)!」と声援がしきりと飛んでいました。
他に、毎年出演の中村七之助丈、関西から片岡愛之助丈もご出演。
また、猿之助門下の市川春猿丈、市川笑三郎丈が久方ぶりに浅草に出演されて、面白い座組みになりました。大変楽しませていただきましたが、実は、これは西麻布のボコボコ事件の余波です。
御二人は、本当はテアトル銀座の海老蔵さんの公演に出る予定だったハズ。
こういう状況は珍しいので、まだ観ておられない方は、是非!
と、いっても公演は1/26までですが・・・
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて332日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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