住吉史彦の29大ニュース 2010-2019 その10
さて弊ブログは10周年までラスト一ヵ月に入りました。
ラスト一ヵ月はこの十年間を振り返る月にしよう、10大ニュース 2010-2019を選ぼうと思って、トライしてみましたら、29個も選んでしまいました(笑)
うーん、困ったな。
でも、これで行かせていただくことにしました。29はニ・クだし、今月はちょうど29日あるし。
と、いうことで、住吉史彦の29大ニュース2010-2019が始まりました。一か月間おつきあいいただいておりまして、本日は、その10です。
<29大ニュースその10>
2014年11月 「すき焼き大全」とも申すべき本を刊行しました。タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。
『日本のごちそう すき焼き』は食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、「すきや連」の有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、私も勿論執筆に加わっています。
この本は、2008年にスタートした活動「すきや連」の、この時点での集大成とも言える本でした。
そもそも「すきや連」は、新書『すき焼き通』(平凡社)(著:向笠千恵子)の出版を祝う会として、2008年10月15日に「ちんや」で始まりました。以来31回の例会を、北は米沢・南は熊本までの各地で開催してきましたが、2014年の時点では18回を開催したところでした。
すき焼きに特化した本というのは意外と少なく、類書がないと言って良いと思います。有志のすき焼き店主が執筆に参加したのも珍しい点です。私は、嬉しいことに、そういう本の刊行委員会事務局長を務めさせていただきました。大変良い経験が出来たと思っています。
刊行:平凡社
ISBN9784582836752
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
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