ハワイアンすき焼き

色んなすき焼きを食べて来た私ですが、「ハワイアンすき焼き」は未体験ですねえ。

「ハワイアンすき焼き」を開発したのは、群馬・中央中等教育学校の45年生(高校12年生)11人です。この学校は、国からSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定されていて、そのフィールドワークの一環で開発したそうな。報道によりますれば、

「ヒントを求めたのは、ハワイ料理の「パシフィックリムディッシュ」。現地の材料を使うが、味付けは日本ならしょうゆ、中国なら豆とう板ばん醤じゃんなど、アジア各国の調味料を使う。食文化の融合ともいえるこの料理を、外国人向けのすき焼きに応用しようと考えた。」

「ハワイの料理人らに、現地で好まれる味付けや、宗教上の理由で口にされない食材についてインタビューした。「ハワイのアロハしょうゆは、日本のものに比べて糖分濃度が高い」といった情報を得た。これを参考に「ハワイアンすき焼き」を考案し、ホノルルの日本食レストランにメニューにしてもらおうと交渉中だ。」

「さらに、群馬を訪れる外国人観光客の約7割が東アジアからであることを知り、中国人らの口に合う味付けをした「チャイニーズすき焼き」を発案。提供してくれる県内の店を探している。反町倫太良君(5年)は「優勝すれば商品化される、すき焼きのコンテストに出品することも考えています」と話す。」

うーむ、ハワイアンに続いてチャイニーズですか。

スーパーグローバル高校生、恐るべし。

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.699日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)