雪予報
東京の雪予報の70%がハズレだとか、2/18もほとんど降らなかったからハズレ確率は80%に上がったとか言われています。
雪予報⇒キャンセルは料理屋にとっては大損害で、実に難儀なことです。
腹立たしいのは気象庁だけではありません。テレビも、
お気をつけ下さい!
お気をつけ下さい!
と叫んでいましたが、それは勿論視聴率が上がるからですね。内心ホクホクなのに心配しているフリが腹立たしいです。
中継車を、わざと宇都宮とか八王子とかに出して、
雨にみぞれが混じってきました!
と叫んでいましたが、そこは東京中心部より寒い所ですよね。
「降る降る詐欺」だ!
と叫んだ人もいます。
私も、ほぼ同感なのですが、日本の予報技術はこれでも世界一だそうですし、テレビ局が視聴率を追うのを、我々が止めることもできません。
で、私が今苦言を呈したいのは、普通の都民の皆さんです。
雪が5cm積もったとして、普通の都民が蒙る被害と言えば、
電車が徐行運転するので、帰りが遅くなる
徐行だけでなく間引き運転もするので、車内が混む
駅から家まで歩く間に、靴がズブズブになる
・・・くらいなものですが、それって会食の予定を止めるほどの被害でしょうか。
とても忙しい友人と、なかなか日程の調整がつかなかったが、やっと都合がついて食事できることになり、あの雪の日に会って語り合った、というのは印象深くて、むしろ良いと思うのです。
私は、多少の雪でも会いたいような、貴重な友人を持ちたいと思います。
追伸
一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。
タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて、あと4日で満5年です。