すき焼き川柳包装紙2017

今年も三社祭にタイミングをあわせて、

「ちんや川柳包装紙2017」を創りました。

ここに印刷されている川柳は、昨年の秋に「すき焼き川柳コンクール」で募集したものです。

その節は多数の応募をありがとうございました。

悩みに悩み、厳選させていただきまして、入選句をこの包装紙に刷り込みました。

そう、このコンクールは、単に川柳のコンクールをするだけでなく、入選すると、店で本当に使う包装紙にその川柳が刷り込まれるのです。それが特徴です。

この出来上がった包装紙は、

「おもいを包む」包装紙として、多くの方々に喜んでいただけると思っています。

だいたいですね、ギフトというものは相手の方に対して、なんらかの

「気づかい」や

「思いやり」を届けるものです。

お世話になった、恩師・上司・先輩がご高齢であれば、肉と贈るというのは我ながら良い考えだと思います。

今年はもう気温が30℃を超える日があり、夏が早くいですね。

肉で養生なさってください!

という想いを包んで贈ってはいかがでしょうか。

入選句はこちら↓です。敬称は略させていただきました。

 

祖父母を思い 正月家族と 鍋焼の夜(  丸山健一)

すきやき鍋 一家族 浅草雷門の味(森屋恵美)

すき焼きは 遠慮という字 消えるもの(菊間清二)

湯気立ちて 牛鍋囲んで 暑気払い(はじめ)

食べ頃は 父の掛け声 ヨーイドン(多芸岡)

名月を ちんやで愛でる 爺卒寿(あずばあちゃん)

パブロフの 鐘が誘うよ 「ちんや」へと(石田恵三)

我しらず 肉に拍手し 舌をだす(平坂雅男)

次は何時 大人の君と すき焼を(すーちゃんママ)

歯に詰まる ネギを土産に 持ち帰る(ひろむし)

すき焼の 味は親父に 生写し(ノブリン)

鍋つつき 距離が縮まる 娘婿(おきみさん)

肉すする 孫の笑顔に 長寿あり(オンリー・スマイル)

ぐつぐつと おいしいおにくが にえてるよ(おにくすきすきくん)

11才 ちんやの魅力に 取り付かれ(うたぴょん)

すき焼きを 食べる日数え 年をとる(祐笑)

観光と 初の割り下 親孝行(今井卓司)

喜寿祝い 想い出話に 鍋つつく(アコちゃん)

帰国して 日本食恋しや 先ずちんや(ニューヨークのミーちゃん)

すき焼に 親子のきずな 味わいし(木内美栄子)

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.645日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)