観光写真
雑誌『ブルータス』741号(2012年10月15日号)に載せていただきました。
今回の号は「記念写真特集」=記憶に刻む撮影術 がテーマです。で、さまざまな記念写真の種類例えば、
『家族』『愛する人』『おじいちゃん』
と並んで『観光写真』がありまして、イラストレーターの、みうらじゅんさんと安齋肇さんが東京観光をします。その一部に「ちんや」が入っているのです。なんでも・・
「今回の旅は予算の都合もあり日帰りで東京を回れという。我々の出した要求は・・・
「だったら昼から酒飲ませて」「肉が食べたい」インスタント・テンションにはこれが一番だからだ。」(みうらさん)
という次第で、弊店に見えたようです。
拝見すると、1ページの四分ノ三ほどが「ちんや」の場面です。そのスペースを使って、御二人のハイ・テンションでラブラブな観光?の模様が紹介されています。
これほどノッていただけると嬉しいですね。
「歳を重ねると若い頃には思ってもみなかった生への執着がムキ出しとなり、たとえ苛酷な状況でも『楽しまな損』がポリシーに」(安齋さん)
なるほど。
だいたい観光に行った先で「いかにも観光に来ました」という感じで振る舞うのは、恥ずかしいものです。でも恥ずかしがっても、誰にも良いことないですね。観光客を受け入れる店の側だって、自分の土地を心から楽しんで貰った方が嬉しいに決まっています。
「そうまでして人は何故、記念に拘るのか?理由は簡単だ。いずれ人は死ぬことを知っているからだ。」(安齋さん)
生への執着⇒ハイ・テンションな観光 という展開は新鮮で、しかしそれでいて妙に納得できました。
㈱マガジンハウス発行。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて953日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。