オーセンテイック・バー探検ツアー

 意外と知られていませんが、浅草はバーの宝庫です。それも「オーセンテイック」なバーが何軒もあります。

 でも「一見」だと入りにくい店が多いのも事実と思います。「オーセンテイック」なバーほど看板が小さく分かりにくい外見だからです。

 そんな夜の浅草を活性化させたい、しかしそれぞれの御店の雰囲気を壊すような「活性化」をしてはいけない。さて、どうしよう?!

という相談をしています。

 浅草商連、浅料組合(=我々のこと)、ホテル旅館組合、バーテンダー協会の4者で作った「夜の浅草活性化委員会」の議題が、それです。

 あれこれ話す内・・・

 だいたい浅草の人間がバーのことをちゃんと把握してないよね。マスターの御名前だって知らないよね。

という話しになりました。

 そう言えば、私もたいてい二次会・三次会で、酔っ払ってバーに行くので、マスターと名刺交換してない御店があります。

 一度正式に「浅草オーセンテイック・バー探検ツアー」と銘打った研修ツアーを敢行しましょう!

ということになりました。

 店の選択と順路の設定は、日本バーテンダー協会・浅草支部長のOGRさん(=「オグラ・イズ・バー」店主)に監修していただきましたので、まさに鬼に金棒です。

 今月中に結構!イヤ決行!の運びとなり、とても楽しみです。

 このツアーでは、全店で、それぞれの御店のマスターがイチオシのカクテルを作って下さり、また御店の特徴を説明して下さいます。自分で言うのもなんですが、こんな機会はあんまりありません。

 まず国際通りの、ふぐ屋の「みよし」さんに集合。そこから駆け足で一気に4軒巡ります。

 時間が早めなのは、開店前のバーを借り切って開催するからです。

 え? 先に食事はしないのか って?

 そうなんです!このツアーに食事の御用意はありません。さんざん食ってからでは、微妙なカクテルの味なんて分からないですからね。

 だから、バー・ツアー終了後に「みよし」さんに戻って、オプションで食事会をするのです。

 なんだ、研修とか言って、結局さんざん飲むんじゃないか って?

 ち、違いますよ! 

 ゼンゼン。まったく。

 

 なお「オーセンテイック」の定義ですが、

・カクテルがある。

・カラオケが無い。

・お姐さんがいない。

の3条件を満たした場合「オーセンテイック」です。御承知あれ。

 

追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
 ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

  「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて972日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)