幸福の一皿

 皆さん、毎年10月15日は「すき焼き通の日」です。
 日本記念日協会から認定されています。 

<「すき焼き通の日」の由来>
 すき焼きに関する本『すき焼き通』(向笠千恵子著・平凡社新書)が刊行されたことをきっかけに、すき焼き店とすき焼き愛好家のグループ「すきや連」が結成された。
 すき焼きの美味しさと楽しさをアピールする日にと『すき焼き通』の刊行日(2008年10月15日)を記念日とした。

<「ちんや」ではキャンペーンをしています>
*下記の期間に「ちんや」または「ちんや亭」にご来店になり、すき焼きをお召し上がりの方の中から、抽選で30名様に新書『すき焼き通』を差し上げます!
実施期間:平成24年10月13日~10月15日
・すき焼き1人前につき1回抽選できます。
・外れた方にも粗品がございます。

*是非とも抽選にご参加下さい!

 さて

 BSテレビ朝日「幸福の一皿~美味しさの物語」に出していただくことになり、収録がありました。

 この番組は・・・

「シェフの人生に思いをはせ、心が温まる味…。手間暇かけた料理人の愛情を知ることで、自然と感謝の気持ちを抱く味…。ある客のエピソードを聞いて、思わずほろりとしてしまう味…。この番組では、そのような心に響く“幸福の一皿”を追い、さまざまな物語に耳をかたむけます。」

という趣向で、毎回一つの料理にテーマをしぼって採り上げて行きます。

 青春の大盛りスパゲティ

 秋の彩りが詰まった 京都のお弁当

 今夜は豪華にビーフステーキ

 庶民の味方!揚げたてコロッケ

 夏の横綱!匂いがたまらない”うなぎ”

 日本の夏に涼をもたらす『甘味』

 日本中がおかわり!みんなのカレーライス

 家族でにぎやか!アツアツ餃子

 ほほ笑みの「オムライス」

 天丼 大満足!

 食卓の人気もの「ハンバーグ」

 寿司の王者!マグロにゾッコン

 人の心を打つ「そば」

 日本人に元気をくれる「とんかつ」

~なかなか突っ込んだ内容です。

 「とんかつ」の回の時、浅草の「ヨシカミ」さんや、やはり浅草の「すぎ田」さんが出ていて、羨ましいなあ、と思っていたら、私の所へも回って来ました。

 ただ、突っ込んだ内容だけに収録は結構大変でした。1時間番組の中で、メインの店は2軒(=「ちんや」ともう一軒)ですので、たくさんのシーンを撮らないといけません。

 厨房のシーン、インタビューは私の分と「すき焼き応援団」の先生の分、それから店内の各所、開化絵、お客様が召し上がっている様子・・・

 ネタバレは具合が悪いので、ここに詳しいことは書けないのですが、なにしろたくさんのシーンが必要で、朝10時に始まった収録は、夜6時過ぎまで続きました。8時間です。

 実は、この夜、私は出番がありました。

 茨城県酒造組合さんが「浅草花やしき」で開催する「茨城地酒祭り」で乾杯の発声をすることになっていたのです。

 「花やしき」さんは、浅草は浅草でも2丁目の端の方ですから、ゆっくり歩くと10分以上かかります。

 乾杯の6時半の少し前には現場に着いて、会場や段取りを確認しないといけません。出演者が早めに来ていないと主催者の方も心配なさるでしょうから、ギリギリでは良くないですね。

 で、結局猛ダッシュ。なんとか間に合わせました。

 そうしましたら、なんか「地酒まつり」が、この日の収録の打ち上げみたいな気分に成ってきて、とても愉快に飲めました。乾杯の出番は最初だけで、その後は飲めますからね。

 さらに閉会後は、蔵元さんや浅草料理飲食業組合の仲間が合流して、二次会の「水口食堂」さんへ!

 盛り上がりましたよ、当然。

 う~い、ひっく。

 追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
 ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

  「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて959日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。