昭和40年男
住吉さん、昭和40年男だったんですね?!
と「フィガロ」のマスターに聞かれました。
「フィガロ」さんは拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の第七話「浅草六区には夢がある」の対談場所です。マスターは、この本に載っている著者略歴を読んで、私が昭和40年生まれと気づいたようです。
マスターが「昭和40年生まれ」と言わず、「昭和40年男」と言ったのは、そういう名前の雑誌があるからですが、
さて、その雑誌『昭和40年男』は昭和40年(~41年3月)生まれの男性のための情報誌です。
同年齢の人の活躍を紹介したり、「そろそろ気になってくる」健康ネタの記事もありますが、やはり中心は「かつて夢中になったあれこれを掘り下げる記事」つまり懐古趣味です。
車、アニメ、アイドル、野球、プロレス・・・といった内容です。
今年の2月号では「タイガーマスク」が特集されていました。
それから1988年10月19日の近鉄VSロッテのダブルヘッダー「死闘7時間33分」。
さらにはホリプロ「スカウトキャラバン」出身のアイドル比企理恵さん。
うーむ。これは面白い。面白いのはその時代を体験しているからでしょう。
当然ながら懐古ぶりを揶揄されることもあるようですが、良いじゃないですか。それが「今の自分」を知ることでもあり、明日を生きる活力につながる行為なら。
しかもです、この御本の読者の集会が、「浅草秘密基地」と称して、浅草で毎週開催されているのだそうです。
その場所が「フィガロ」さんでした。
毎週月曜日の夜8時くらいから11時くらいまで、特に出欠はとらずに気軽にやっているようです。私も先日初参加しました。
「昭和40年男」は、是非是非、浅草「フィガロ」へお集まり下さい。
追伸、
拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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