宿題①
拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を弊店スタッフに配り、読んでもらいました。
で、どのページが面白かったか&その理由を50字位で教えて下さい、と言いました。まあ、宿題です。
以下が、その返答ですので、ご覧ください。
<精肉部Hさん>
面白かったページ=175ページ(第8話)
理由=浅草の戦前・戦後の話が出て来て大変勉強になりました。私の母も東京大空襲を体験しておりますが、よくその時の話を聞かされました。今では孫に話をしています。記憶・技・味の継承は大変なのですね!
<精肉部Sさん>
面白かったページ=149ページ(第7話)
理由=決して諦めずにいれば、の思いを持って立ち上がって生きてきた、言葉と人生には説得力があるなと思いました。
<精肉部Kさん>
面白かったページ=45ページ(第2話)
理由=お客さまに育てられるというのは本当にその通りだと感じました。自分もお客さまとの会話等を通じて色々と勉強をさせているのを改めて感じました。
<精肉部Iさん>
面白かったページ=79ページ(第4話)
理由=農薬の影響でどじょうが仕入れる事が困難な時代に台湾での仕入れ先を見つけ、さまざまな苦難を乗り越えてきた事に感銘を受けました。いま、牛肉の高騰により上質な牛肉の提供もままならない状況ではありますが、この困難を乗り越えられるように、お客様には日々上質な牛肉を見定めお買求めやすいように、提供をしていきたいと思います。
<精肉部Kさん>
面白かったページ=127ページ(第6話)
理由=私は一度ここのおでんを食べた事があり、手間をかけたツユだと感じた。その理由こそ、戦後再建のための力の旨みだと読んでみて分かった。今では入りにくい店も、その原点は庶民ありきのものだったのだなと、しみじみ感じた。
<精肉部Tさん>
面白かったページ=149ページ(第7話)
理由=私が浅草と聞いてまずイメージするのは昔ながらの芸能でした。初めて浅草へ来た時も着物の鮮やかな衣装が飾られてるのに目がうばわれました。七話の話は浅草の芸能の歴史が書かれていてとても楽しく読めました。
<この宿題はまだまだ在りますので、続きは明日の弊ブログで!>
追伸、
拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.280連続更新を達成しました。