スリーダイヤの誇り

中小企業は、経済性や利便性を追求する企業活動をするべきでない、というのが私の基本的な考え方です。

自社より規模の大きい会社が参入・模倣してきた場合、簡単に敗北するからですね。中小企業は経済性や利便性以外の価値に目を向けるべきだと考えます。

で、渦中の三菱自動車さんですが、中小企業が経済性=燃費を追求した事例と考えてみてはどうでしょうか?

三菱自さんは株式会社ちんやと比較すれば、もちろん大企業ですが、トヨタさんと比較すると非常に大きな差があります。

トヨタさんの2015年12月の販売台数は110,214台。

対する三菱自さんは2,631台。

40倍以上の差があります。

研究開発費の金額は10倍以上違うとも聞きます。

この状態で、経済性そのものである燃費で競争するという所に、私は根本的な無理があったのではと思っています。

客観的に両社を比較すれば、大・小の差が隠しようもないのに、「大手」という同じ土俵でまともに争ってしまったのは、スリーダイヤの誇りのせいなのでしょうか。

燃費は少し悪いけど、何かとっても魅力のあるような車は考えられなかったんでしょうか。残念ですね。

 

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Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)